2017/3-引越

上へ 運転免許更新2019 治兵衛稲荷祭2018 2017/3-引越 料理レパートリー チピボット取説 

(更新:2019/03/06

2017年3月 小坂引っ越し

母が2013/6/20に亡くなって以来、ずっと空き部屋だった小坂のマンション。
2014年の一周忌、2015年の三回忌までは法要をマンションでやることに決めていたので、
実質の空き部屋としては4年弱になる。

この間、一括査定したりして何社かに下見に来てもらったりしたが、4階とは言え階段のみの部屋は買い手がつかない。
同じマンションには高層階もあってそちらはエレベーターがあるが、亡くなった父が「開放廊下は他人が家の前を通るので嫌」だと
低層階の最上階を選んだ経緯がある。

住宅の売却は所有年数によって税率の多寡が激しく、必要年数を経過するまで持っていようと思っていた。
しかし、相続で受け継いだ不動産に関しては所有期間が通算されることを知らなかったので、経過年数の点からいえば
無駄に管理費を払うだけとなってしまった。

たまたま、エレベーターがないことを知らなかった不動産屋からのお声がけで売却に至ったわけだが、
契約も済み、売買代金の受領も済んだ後々になってエレベーターがないとは知らなかったとか言われてもね。
散々「見に来なくていいのか」と言ってあったのに。

などなど、ここまで紆余曲折はあったが、遂にシャルム小坂を引っ越しすることになった。
3月中の明け渡しを求められていたので、引っ越しの手配を適当にやっていたら。3月は転勤や就職/進学などで
引っ越し業者はどこも手一杯。
なかなか空きがなかったが、3月末から4月上旬にかけての最も忙しい時期に荷物を「業者預かり」という形でなら
対応できるというところがあって何とか引っ越しにこぎつけることができた。

いつもは時間より経費節減を優先し、車で移動するのだが、今回は時間が正確に読める新幹線移動とした。
(2人以上なら車のほうが安い。高速代≒新幹線料金+普通運賃、ガソリン代≒普通運賃)

引越に先立ち、段ボール箱が大量に送られてくるので、それを確実に受け取る必要がある。
到着指定時刻は、3/13の午後4時から6時の時間帯となっている。

***

2017/3/12
東京の自宅に電話連絡が入る。「3日前連絡」だそうだ。
「段ボールは着きましたか」と聞かれたので「明日でしょ」と答える。
「16時でしたね」とかみ合わない会話で電話は終わった。

2017/3/13
10:00 家を出る。
 新宿線−丸の内線と乗り継いで東京駅に着く。
 JRの入口を間違えてえらく遠回りになったが、改札前のみどりの窓口で切符を購入。
 カード専用の券売機があって人がいなかったのですぐ買えた。
 片道、新幹線自由席特急券、大阪市内までの普通乗車券、2人分で27,240円。

10:45 東海道新幹線改札に着く。
 すぐ横の切符売り場はすごい人、早めに買っておいてよかった。
 新大阪止まりを選んで、11:00発 のぞみ新大阪行きに乗る。

13:33 新大阪着。
 東海道線で大阪まで行き、環状線に乗り換え、鶴橋で近鉄奈良線に乗り換える。

14:30 河内小阪着。
 マックスバリュで買い物をし、15:30 マンションに到着。

16:30 佐川急便にて段ボール30箱(大15、少15)、ガムテープ、食器用包装紙、布団用紙袋などが届く。
 少しだけ荷物の整理/箱詰めを行う。
 紙のもの(本、書類、アルバム)は重いので「小」に詰める。
 食器は「小」を使うので、「小」は少し残しておいてほしいと言われているが、
 食器用の箱は別に持参するともいわれており、矛盾。

2017/3/14
 マックスバリュで買い物中の12:50頃、前日確認電話が入る。
 トラック到着は朝一8時から9時の間とのこと。
 駅向こうの三井住友銀行小坂支店に行き、引っ越し料金相当額を下す。
 この口座もあと少し。
 管理費や水道光熱費の3月分が4月に引き落とされれば解約可。

 部屋に戻って荷物の箱詰めを行う。
 布団は布団袋、シーツなどを使用し送られてきた布団袋(紙製)は使わず。
 妹家から欲しいと言われていた時計、スタンド、写真を書斎に分けておく。
 そのほか、要らないものを仕分ける。
 おいておくつもりだったものも箱に余裕があるので無理無理入れた。
 不動産屋に渡す「部屋の鍵」「管理規約」も箱詰めしてしまっていたのに気づき、
 該当の箱を開けて取り出す。
 鍵は箱に「カギ」と書いておいたのですぐわかったが、何も書いていなかったら危なかった。

 なお箱詰め時にはマスクを着用したほうが良い。

*

2017/3/15
 朝、ごみを捨てに行くもゴミ置き場のシャッターは閉まったまま。
 今日はPETと不要小物の日ということで該当の回収用ごみボックスが出ていただけなので、
 缶瓶のほか、生ごみや紙ごみ、書類などは捨てられない。
8:30 引っ越し業者のトラックが到着したのが見える。
 一人が部屋まで来て、ざっくりと荷物を見て回る。
 ここから向こうは置いておく、これは持っていく、これは残す、などを説明。
 その後、一緒に管理人室まで行く。
 当初見積もりでは3トン車、作業員3名だったが、4トン車で食器棚片づけは別要員の都合4名。
 代金を現金支払い。
 梱包/搬出は見ているだけ。
 洋タンスは上下分割して運ぶ。
 ベッドは本体とヘッドボードのみばらすのかと思ったら完全にバラバラ。
 すべての荷物に番号を振り、箱と合わせて84個。
 11時半ころ完了。
 預かり証、確認書などにサイン。
 荷物到着時の電話番号を伝えようとしたら、事務所の方に言ってくれということで、
 事務所担当者への完了報告の際に代わってもらい、自宅電話番号を伝える。

11:50 最後の確認をし、施錠して部屋を出る。
 12時頃、小坂駅着。
 自動券売機で、PASMOのチャージができる。

12:10 普通芦屋行きに乗り、話しながら移動開始。
 芦屋で阪神の快速特急姫路行きに乗り換え。
 須磨寺駅に行くのに月見山駅で乗り換えて鈍行を待つか、須磨駅まで行って1駅戻るか悩む。
 結局、13:45頃、月見山駅で降りてしゃべりながら、須磨寺まで歩くことにした。
 母死亡の時はPASMOに対応していなかった山陽電鉄も今回は難なく出入りできた。

 須磨寺までは細い通路を通っていく。
 途中の行幸(みゆき)通りにある「松風村雨堂」は素通りした。
 墓の草むしりをして水をかけ、マンションから持参した線香を立てる。
 榊2束を購入して立てる。

 須磨寺の境内を通って帰る。
 義経腰掛の松、敦盛首洗い池を見て、子供のお土産に干支根付を買う。
 宝物殿で「青葉の笛」の実物を見たのは初めて。
 参道を下ると以前はなかった「弘法岩五鈷水」なるものがあった。

 帰り道、須磨本町のもとの実家が気になっていたこともあって、須磨寺駅では乗らず、
 JR須磨駅まで歩く。
 須磨寺駅前の市場はなくなっていたが、いつからそうだったのかは覚えていない。
 道幅が広くなって道路沿いの建物が移転させられたため、線路沿いの道路から旧家までは
 ずいぶん近くなった気がする。

 千守交差点の様子も様変わりしていて、商店街(というほどでもないが何店舗かの並び)はなくなっていた。
 昆布屋さんは残っていた。
 駅前に砂浜拡張の工事の案内が出ていた。
 駅舎の2階から見るとダンプで砂を運んできて埋め立て、砂浜を拡張する工事が行われていた。

 昔あった有人のみどりの窓口はなくなっており、改札近くにみどりの窓口の自動券売機があった。
 神戸市内から東京都内の普通乗車券、新大阪−東京間の新幹線自由席特急券、2人分で28,320円。
 往路より540円高い。
 ただし、河内小坂−月見山間は千円を超える(1010円)

15:11 須磨駅発快速電車に乗る。
 京都の先で架線にビニールが引っ掛かったとかで新快速が運転見合わせになっていた。
 京都まではこの電車が早くなるとか言っているうちに新快速運転再開。
 それでもまだ早いの早くないのと言ってたら、何度も信号待ちになり、新大阪までに15分遅れ。

16:20 ようやく新大阪に着く。
 新幹線構内に入る前に駅弁を購入。
 16:30、16:40などにも十分乗れたが、確実に座るため16:46の新大阪発東京行きのぞみを選択。

 京都を過ぎてから駅弁を食す。

19:20 東京駅着。
 家までどの経路を取るか悩んだが、山の手線で秋葉原駅まで行き、外を歩いて岩本町駅で乗り換えるルートを選択。
19:45 岩本町駅発。

20:15 帰宅。

2017/3/18
妹が最後の荷物取りに行く。
約束していた時計やスタンドのほか、蛍光管、アルバムなどを持って帰ってくれた。
アルバムは量が多くどうするか迷っていたが、全部持ち帰ってくれた。
また、困っていたゴミも持ち帰り処分してくれるとのことで大変助かった。

2017/3/22
妹からマンションの鍵が届く。
すぐに不動産屋に送ってもよかったが、メモをつけるのと書留にするため翌日にする。
カギのほか、管理規約、管理組合総会資料などもつけて、封筒に入れる。

2017/3/23
カギ、管理規約などを城東郵便局より不動産会社に簡易書留で送付した。
また、4月分以降の管理費などを私の口座から引き落とさないよう管理会社にも文書を送付した。
所有者の異動は届けてあると聞いているので、問題があれば管理会社から不動産会社へ連絡するだろう。

残されたのは、不動産売買に伴う確定申告。
購入価格>>販売価格なので課税にはならない。
今回、マンション購入時の契約書も持ってきたので金額の問題はないと思われる。
ただし、購入者(購入契約者)は父であり、販売者(現所有者)は自分なので
そのあたりの扱いをいずれ税務署に聞きに行こうと思っている。

 

 
 

 

inserted by FC2 system