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2002/09/29
2002/09/30
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08/13 |
これまでにも「辞めたい」とは申し出ていたが、いよいよ本当に辞めようと思って動き始めた。
上期末で辞めるには、申し出の期限ぎりぎりだと思っていたので、
直属の上司の夏休みを直前に控えたこの日、メールで失礼とは思いながら退職の申し出を行った。
本来なら、席に伺って直接お話すべきところだが周りの目もあり、メールは便利だ。
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08/14 |
上司からの返信。やはり会って話したいとのこと。
翌週の日程を調整し、8/21
の朝に話をさせていただく約束をした。
メールからなんとなく退職自体は認めてもらえそうな感触を勝手に感じてはいたが、
当日はどう切り出すか
、本当に認めてもらえるか、時期は何時ごろかなど思い悩む。
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08/21 |
朝、上長の席に伺い、別室で会話。
この間に、所属部署の担当役員である専務にもお話いただいており、
無理な慰留も無く
、意外にもすんなりと9月末日退職でOKを頂けた。
少し構えていたのに、スムーズに話が進んだのでほっとした。
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08/22 |
一応、部長職を拝命いただいているが、当社の場合、部長の退職は経営会議審議事項となっている。
「辞職願い後日」という異例の扱いで認可を頂けた。
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08/30 |
人事部長より退職金の説明を受けた。
通常はもっと時間がかかるようだが、特例のスピードで計算いただき、
個人に不利益とならないよういろいろと配慮いただいた結果、
退職金が少ないといわれる当社にしては、正直言って思ったより多い金額だった。
これとは別に勤労課長より、細かな手続きについて打ち合わせたい旨のメールを頂き、9/5を約束。
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09/04 |
10/1付けの人事異動が発表になった。
当社の場合、定例異動以外の変則日の退職だと異動のみを通知したメールが部課長に届くが、
10/1付け異動は全社にまたがり相当な量があったうえ、
退職の記述がその中に紛れ込んでいたため、幸いにも派手な扱いにならずにすみ、ほっとした。
まあ、同じ部署の人はともかく他事業部の人は気づかないだろうと思っていたが、
同期、先輩、後輩と「びっくりした」「何なんだ」と電話が入り、
早速2件の送別会が決まってしまった。
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09/05 |
勤労課へ出向き、手続きについて説明を受けた。
勤務届けの締めや、通勤費、交通費の清算、給与天引きの保険関係、健保、年金関連と貸与物の返却など。ただし、会社から借りているものでも、人事勤労、福利厚生と直接関係ないものは
関与してないので個別に対応する必要がある。
例えば当社の場合、携帯電話は総務扱い部署負担になっているので、自部署へ返却し、
次の使用予定が無ければ解約を総務へお願い、といった感じです。
手続きの中で決断に時間的余裕(むしろ、精神的余裕かも)が無いものがあるので、
普段からいろいろ考えておく必要があるかもしれない。
私の場合、健康保険については、かねてから考えていたとおり退職者任意継続を選択したので、
手続きの紙をもらった。
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09/07 |
いろいろあってゴルフは封印していたが、同期のU、H、両君と泊まりで茨城県にゴルフに出かけた。
実は、同期100人ほどの中で同じ事業部に配属された学卒はたった4人で、
そのうちK君はずっと前に病気で辞めていて、残り3人のうちU君は7月末に当社を辞め、
私も9月末で辞めるという感傷的な集まりになってしまった。
ここでしか言えない本音の語り合い。
同じ会社で同期入社がたった2ヶ月違いで辞めるのに、
状況の違いがいろいろと扱いの違いを作るとは。詳しくは言えないが想像以上です。
ここで仕入れたネタから一部を披露します。
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離職票をもらうのには時間が掛かる上に、失業保険は離職した日からではなく、
職安に行った日からカウントされるので早めに手続きし早めに職安に行くこと。
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保険のもらえる期間は180日
(これは私の知識のMax300日と違うが、直前に辞めた彼の方が正しいはず)
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彼の場合、次の仕事に就くまで短期間国民健康保険に入ったが、
保険料は6万円くらいになったとのこと。
上限額を超えるようにも思えるが、自治体による特別の事情があるのかもしれない。
上限でカットされていますよ、と言われたとのこと。
いずれにせよ上限値一杯になるのは間違いないので、当社の場合は任意継続の方が安い。
ゴルフの成績は散々だったが、久しぶりに思い切り体を動かした疲れは心地よい。
同期というのは違う。
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09/13 |
一緒に仕事をした営業からどうしても、きょう、送別の飲み会をやりたいとの話があり、
急遽、営業と設計の若手5名と飲む。
一緒になって大ボラに付き合ってくれた営業と、いろいろわがままを言って無理やり引き込んだ設計と
話は尽きないけれど、楽しい一時でした。
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09/17 |
手続き書類の内、できたものだけでも先に出そうと勤労にコンタクト、9/18に提出の約束をした。
離職票は手続きに時間がかかるので早く動いたほうが良いとのアドバイスをもらっての動きでした。
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09/18 |
朝、勤労に提出書類を出し、後は最終出勤日に返却する約束をした。
自分では、順調に進めているつもり。
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09/20 |
事業部の同じ顧客担当の関連での送別会。
終始和やかな雰囲気で気分よく飲めました。
最後の部署とは1年のお付き合いで、たいした貢献もできず本当にすまなかった。
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09/24 |
一つ前の部署でお世話になった部長4人と本部長とで新橋で飲み会。
「こじんまりと」やってくれるようお願いしたので、本当に「内々」の感じでの飲み会だった。
この部署では波乱万丈でいろいろ大変なことがあったが、
私自身、管理職のタスクの一つは次の管理職を育てることだと思っているので、
昇進に直接関与した2人の部長に参加いただき、大変感激。
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09/25 |
本社で書類の整理をし、携帯電話を部に返した。
もともと、過去の資料は持たない主義なので書類は少ないが、
チョコチョコとたまった私物が意外にかさばるので、どうしたものか悩んでしまった。
夜は、前の前の部署で一緒にやった連中と渋谷での飲み会。
すでに一部は別の部署に異動になり、この飲み会が久しぶりの人もいた。
当時ブイブイ言わせた係長クラスが課長になって、今も活躍しているのはうれしい。
10年近く経っているので、昔話に近い楽しい思い出がたくさんでた。
当時担当したシステムが現在見直し中で、他社が再構築しているが、
根幹はそのまま残すと評価されているとか、私が書いた「手書き」の仕様書が今も残っていて、
担当者が宝物にしているなどと聞かされ、嬉しくて涙が出そうだった。
10年前は「手書き」していたのもびっくりだが、小さな自慢話だ。
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09/26 |
同期3名との飲み会。
9/7の同期とは別の3人。
それぞれが別々の事業部に配属された3名だが、入社当時は寮で同部屋だったり、
同期の中でも特別の間柄。
1人は、昨年の4月に早期退職したので、情報交換もした。
彼は元営業なので、技術的には当社のレベルで見るといまいちだったはずだが、
営業センスと行動力で、この5月からショッピングサイトを立ち上げている。
サイトの出来もまずまず、感服。
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09/27 |
在職中最後にして最大の送別会。
退職後に送別会が予定されていて、この時点では本当の最後ではないはずだった。
入社して最初に配属された部署から繋がる連中が20人ほど集まってくれた。
みな私のことを心配してくれていたが、ものすごく久しぶりに顔を合わせる人もいて、
どうしてるのかこっちが知りたいくらい。
「そうだっけ」という話もたくさん出て、若い頃無茶をした記憶がよみがえって楽しい時間だった。
中には、ご本人が病気で来られないなど、中高年の集まりである証拠もちらほらあり、少し心配。
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09/28 |
土曜日で休日だが、資料整理などのために出勤。本社と客先の資料を完全に整理、
不要な資料はすべてシュレッダーし、後は返すものと引き継ぐものだけにした。
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09/29 |
27日の送別会で話題になった後輩のひとりが、なんとテレビの街頭インタビューに出現。
ほんの数秒のことだったが、何たる偶然。
部署が変わってから10数年の間、顧客先へ向かう途中で2度ほど会っただけなのに、
噂が出て2日でテレビとはいえ遭遇するとは、びっくり
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09/30 |
ついに最後の出勤日。
午前中は、客先で引継ぎ資料の確認。
朝一番でわざわざ事業部長がお客様への挨拶に来ていただいた。
作業場所へ戻ると、なんと常駐先のお客様から花束を頂いた。
まったく予想していなかったのでびっくりしたが、感激。
その後、借りていた席のPCをきれいにし、客先は完了。
本社へ戻る途中、昼食はよく行ったラーメン屋で一人でとり、最後の手続きに備える。
午後、お世話になった方に最後のメール。
すぐに返信を頂く方もおられるが、必ずしもみんな在席しているわけでもないので、
メールを読んでいただいても返信が届かない人もいると思うとちょっと残念。
3時過ぎ、最終的な退職手続きのため、勤労課を訪れる。
書類は提出済みなので、社員証、保険証、規則集などを返却する。
勤労からは、厚生年金手帳、失業保険被保険者証をもらう。
雇用保険は、入社当時は失業保険だったので
保険者証もそうなっている。
期待していた離職票は、結局一週間くらいかかるらしい。
先人の経験に基づく対策は役に立たなかった。
最後に関係各位に挨拶して回ることも考えたが、敢えて顔をあわせず退社。
長い間ありがとう。
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