2018/04-06鑑賞
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今年の累計:29(6)[5] 本 ( )は試写会
[ ]は邦画
1−3月期:16(1)[2]本 、4−6月期:13(5)[3]本、7−9月期:0(0)[0]本、10−12月期:0(0)[0]本  
4月:4(2)[0]本、5月:5(3)[1]本、6月:4(0)[2]本    (本数は短編を除く)  
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  空飛ぶタイヤ   

長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、笹野高史、深田恭子、小池栄子、寺脇康文、ムロツヨシ、岸部一徳、六角精児、阿部顕嵐

ある晴れた日。
赤松運送のトラックが、緩いカーブでブレーキをかけたとたん、激しい振動とともに左前輪のタイヤが外れて飛び、
前方を歩いていた母子を直撃する。

そのころ、赤松運送の本社では2代目社長の赤松徳郎(長瀬智也)と専務宮代(笹野高史)がリストラについて話をしていた。
金髪チャラ男の門田(阿部顕嵐)を首にするよう進言する宮代に、赤松は断固反対する。

そんな中、横浜の警察署から一報が入り、赤松が慌てて署に向かうと、被害者の柚木妙子(谷村美月)が即死だったと知らされる。
真っ先に整備不良が疑われ、直前に整備をした門田の責任が問われる。
激昂した赤松は門田に首を宣言する。

翌日、運輸局が事故調査として赤松運送に査察に入り、整備簿などが押収される。
査察後、宮代が門田のロッカーから独自の整備簿を見つける。
そこには、法定の点検整備項目以上の細かい整備項目が書かれ、いずれもきちんとチェックされていた。

赤松は、門田のアパートを訪れ謝罪して戻るよう求める。
門田は怒っておらず、誰かが責任をとらなくては、というが、赤松は自分が責任をとると言って門田を社に戻す。
赤松は事故の原因が整備不良ではないと信じていたが、運転士は傷心で復帰できなくなっていた。

赤松は被害者の告別式に参列しようとするが、けんもほろろに追い返されてしまう。

一方、神奈川県警新港北署の高幡(寺脇康文)は整備不良を疑い、事故の原因調査結果を待っていた。
トラックの製造メーカーであるホープ自動車による事故の原因調査が行われたが、結果がなかなか出てこないので、
業を煮やした赤松は販売店の益田(木下隆行)を通じて、ホープ自動車本社の販売部課長、沢田(ディーン・フジオカ)に督促する。

調査結果は整備不良。
報告を受けて、神奈川県警新港北署の高幡(寺脇康文)は、赤松運送に家宅捜索に入り、大量の書類が押収される。

事故を受けて、取引先からの取引停止が次々と言い渡される。
資金繰りが苦しくなった赤松運送はホープ銀行に融資依頼に行くが、いい返事はもらえず保留される。

家庭では息子がいじめにあうが、妻(深田恭子)が対応してくれることで何とかしのぐ。

赤松は調査結果に納得がいかず、再調査を依頼するが相手にされず、益田から直接沢田の名前を聞く。
赤松は何度も沢田に再調査依頼のコンタクトをとるが、居留守や急用だとの理由ではぐらかされる。

宮代が小さい新聞記事を持ってくる。
ありふれたトラックの事故のようだったが、実はトラックが脱輪していたことを知り、赤松は事故を起こした野村陸運を訪ねる。
赤松運送の事故と同じように緩いカーブでブレーキを踏んだところ脱輪し、道路壁にぶつかったとのことだったが、
ホープ自動車の事故調査は整備不良、中小運送会社は飲むしかないと社長の野村(柄本明)は語った。

再三の再調査依頼を拒否された赤松は、自社で独自に調査することにし、ホープ自動車から返還されていないハブの返還を求める。
これにも応じない沢田だったが、そんな中、品質保証部の室井(和田聡宏)が、沢田に赤松運送の問い合わせの確認に来る。
沢田は同期の車両製造課長小牧(ムロツヨシ)にコンタクトをとり、品証部の杉本(中村蒼)から、品証部のT会議の存在を知る。

T会議のTはタイヤのことだった。
沢田は品証部の会議に怒鳴り込んで室井に詰め寄るが、翌日販売部長から叱責される。

ますます怪しいとにらんだ沢田は小牧と品証部に忍び込み、PCを勝手に探り、狩野専務(岸部一徳)が参加していることを知る。
狩野専務は3年前にリコール隠しが発覚した際に、立て直しの陣頭指揮を執ることを評価され、専務に昇格した人だった。

その狩野専務はグループ会社のホープ銀行に200億円の融資を依頼していた。
本店専務の巻田(升毅)は乗り気だったが、調査役の井崎(高橋一生)は計画がずさんだとして受け入れない。

その井崎に、学生時代の友達で週刊潮流の記者、榎本(小池栄子)がやってくる。
ホープ自動車のリコール隠しの内部告発があった、というのだ。

井崎は詳しいことは知らなかったが、榎本は赤松に接触、事故原因が整備不良ではないとの観点から記事を書くことを知らせる。
週刊誌が取り上げることは沢田の耳にも入り、沢田は社長に実名入りで告発文を書く。
記事になった場合に販売部は責任がないことを知らせるためだとの名目で部長も説得した。

しかし、その告発文は、社長から狩野専務の手に渡り、人事部に動くよう指示が出る。
人事部長は沢田と面談し、赤松運送の問題から手を引く代わりに商品開発部への異動をほのめかす。

沢田は赤松との決着を急ぎ、ハブの返却まで時間がかかることを理由に保証金1億円を提案する。
心が揺らぐ赤松と宮代。

赤松と宮代は被害者の柚木妙子の49日法要に行くが、またも追い返される。
そして、追ってきた柚木雅史(浅利陽介)に罵倒される。
柚木の息子に会葬お礼を渡され、書かれた文章に意を決した赤松は保証金の申し出を蹴る。

頭に来た沢田は、人事の提案を受け入れ、商品開発部に異動する決意をする。
一方、内部告発をした杉本は出身地という理由で大阪へ左遷されてしまう。

赤松はホープ銀行の代わりにはるな銀行に融資依頼を行うが、いい返事はもらえない。
柚木からの損害賠償の裁判も起こされ、ますます追い込まれる。

いよいよ、ホープ自動車の記事が載る週間潮流が発売される日がやってきた。
赤松も沢田もさっそく買うが、どこにもその記事はなかった。

問い詰める赤松に榎本は記事が没になったと告げる。
その代わり、とホープ自動車の事故で原因が整備不良になった事案の一覧を渡す。

赤松は一人での戦いに限界を感じ、リストを一つずつ当たって協力者を探すが、ホープ自動車にたてつこうという社は現れない。
そんな中、自分は協力できないが一覧にない会社がある、と教えてくれる人がいた。

その会社は富山ロジスティックス。
総務課長の相沢(佐々木蔵之介)は、独断で赤松と会い、社長がホープ自動車出身であること、
自分自身は事故当時、整備課長であったことを示し、社長のつてで入手したホープ自動車が国交省に出した事故調査報告書と
自社の事故調査報告書、そして事故車の車検証を赤松に託す。

赤松は新港北署の高幡にその資料を渡し、再考を促す。
そもそも整備不良の証拠がつかめていなかった高幡はその資料を基にホープ自動車を調べるように捜査方針を変更する。

赤松はまたも沢田を訪ねるが、沢田は異動しており、新課長の長岡(近藤公園)が対応する。
富山ロジスティックスの社内の事故調査では、整備不良ではないと詰め寄る赤松に、
実際に整備していたか確認したかと詰め寄る長岡。
確認はしていない、というか確認が必要ない、何故なら新車だったからだ、と反論する赤松に長岡は答えることができなかった。

沢田は商品開発部でどうでもいいような仕事を回され、社内コンペの企画書は1次審査で落とされた。
そのころ、大阪に飛ばされていた杉本が廃棄されたことになっている品証部のPCを沢田に託す。
沢田はそれを密かに高幡に渡す。

ついに警察はホープ自動車への家宅捜索に入る。
書類が押収され、狩野専務も取り調べを受ける。
証拠はない、と突っぱねる狩野。
高幡はホープ自動車の品証部のPCに入っていた証拠を見せ、狩野専務も万事休す。

ホープ銀行本店の巻田は降格となりホープ自動車への融資は取りやめになった。
ホープ銀行支店の赤松運送への取り立ては、はるな銀行の融資を受けることで支払われ、
赤松運送の経営危機は回避された。

柚木の誤解も解け、赤松は仏壇にお参りを許された。
柚木は赤松に謝罪し、告訴を取り下げると言った。

一周忌。
現場で花を手向ける赤松。
ちょうど現場に来た沢田と顔を合わせるが、互いに二度と会いたくないと言って別れる。

2004年の三菱リコール隠し事件をヒントに描かれた池井戸潤の同名小説の映画化。

社会派ドラマであり、もともとがアクションやサスペンスのようにテンポよく展開するものではなく、
じりじりと追い詰められながらも真相解明に粉骨する主人公の姿を描く。
観ようによっては盛り上がりに欠けるが、じっくりと丁寧に描いているともいえる。

世の中そう簡単に思い通りにはいかないし、いろんなところのいろんな人の思惑が交錯し、
思わぬ展開になるものだが、そのあたりの感じもよく出ていた。

ただ、時間経過がわかりにくく、葬儀や49日法要でしか経過を知ることができない。
それでも法要は確かに経過の目安にはなるが、49日法要も49日目にやるとは限らず、季節の変化もあまり表現されないので、
一周忌と言われても、ああそうですか、ぐらいにしか思えない。

監督は本木克英。
「釣りバカ11〜13」「鴨川ホルモー」「超高速参勤交代」などの監督。
「踊る・・」の本広克行監督とは全くの別人だが、字面が似ているせいかよく間違われるらしい。

結局、赤松と沢田は理解しあえないで終わる。
この辺りは原作者の大企業、中小企業に対する考え方、見方を反映しているのかもしれない。

実際のところ、売上高1兆円超、従業員数1万人超の企業と、高々(失礼)従業員何十名の企業の
仕組みや文化を同列に論ずることはできないのも事実。

原作やWOWWOWでのTVドラマとの違いはよく分からないが、家族に対するいやがらせ、子供へのいじめは
妻がうまく対応したことにしてあり、この部分を削除してしまうよりもずっとうまい触れ方だなと思った。

実際、深キョンがああいう対応を取ってくれたら、嬉しいし実に頼もしい。

ひとつだけ気になったのはノートPCの扱い方。警察はPCをああいう扱い方をしてはいけない。
特に起動中にああいう使い方をしたらHDDが壊れても文句は言えない。
大切な証拠が吹っ飛んでしまう可能性がある。
ヘッドがハードディスクの磁気面を引っ掻いたら、単に故障するだけでなく、完全復元が難しくなる可能性もある。

大切な証拠が入ったノートPCをテーブルに置きっぱなしで目を離すのもいただけない。
わざとでなくても、床に落として、踏みつけたら壊れる。
そんなことをすれば、より罪が重くなることは自明だが、うっかりしていた、動揺したと言い訳するかもしれないし、
証拠隠滅のためにはあり得る。

 

 

  

 メイズ・ランナー 最後の迷宮  

ディラン・オブライエン、カーヤ・スコデラリーオ、トーマス・ブロディ・サングスター、ローザ・サラザール

これまでのあらすじ。
第1作(メイズ・ランナー)
記憶を失って高い壁の地に送られたトーマス。壁の向こうには迷路があり昼間だけ壁が開く。
トーマスは迷路の謎を探るランナーになり、ミンホ(イ・キーホン)とともに出口のないはずの迷路で、
人間を襲う半機械獣グリーバーを倒し、その部品から新しいルートを見つける。

リーダーのギャリー(ウィル・ポールター)と反目したトーマスは、ミンホ、ニュート(トーマス・ブロディ・サングスター)、
トーマスの後から送り込まれたテレサ(カーヤ・スコデラリーオ)ら何人かと迷路に入り、ついに出口を見つけるが、
そこは研究室で、トーマスらはゾンビウィルス、フレアへの耐性実験のために壁に送りこまれていたことを知る。
研究室で追ってきたギャリーを倒したトーマスらは、助けに来た何者かにヘリで連れ去られる。

第2作(砂漠の迷宮)
ヘリが着いた先でトーマスらはクランク(ゾンビ患者)に襲われそうになる。
建物の中には大勢の若者がいて、10名ほどずつ安全な場所に移送されていた。
しかし、それは真っ赤な嘘で、人体実験されていたことがわかり、トーマスはニュートらを連れて脱走を図る。
テレサも救い出して逃げるが外にはクランクがうじゃうじゃいて、仲間にも感染者が出る。
トーマスらをヘリに乗せたのはWKCDという組織で、反対勢力のRAを探す。

途中でクランクを研究していたブレンダ(ローザ・サラザール)とジョルジュ(ジャンカルロ・エスポジート)と合流、
ついにRAの基地に到達する。
ブレンダがクランクにかまれて発症するがRAのメアリー医師がトーマスの血液で作った治療薬で症状が緩和する。
実はテレサはWKCDのスパイで、RAの居場所がばれ、WKCDが襲ってきてメアリー医師は殺され、
ミンホが連れ去られる。

そして今作。

ミンホ以下、連れ去られたRAのメンバーを含む大勢が列車に乗せられて移送されていた。
ブレンダ、ジョルジュがバギーで追い、敵の目をくらましている間に、トーマス、ニュートらが列車を襲って切り離し、
ジョルジュが奪ったWKCDのマルチコプターで列車ごとメンバーを奪還するが、その中にミンホはいなかった。

ミンホは、WKCDの研究所に送られていた。
ラスト・シティと呼ばれるその場所はかつてジョルジュがいた場所だった。
ミンホを救出に行こうとするトーマスだが、RAのリーダー、ビンス(バリー・ペッパー)に反対され、
一人で行こうとするが、ニュート、フライパン(デクスター・ダーデン)が同行する。

途中のトンネルでクランクに襲われ、ジープが転倒、あわやというとき、追って来ていたブレンダとジョルジュが助ける。
ラスト・シティは頑強な壁で守られ、周辺はスラム地区のようになっていた。

ラスト・シティ内では、テレサらがフレアの治療薬の研究を行っており、免疫を持つメイズの生き残りを利用していた。
しかし、今までの実験は殆ど失敗し、ラストシティの幹部たちも治療薬開発を半ばあきらめて移住を考えていたが、
テレサの説得で研究が続けられることとなった。

ミンホの血液を使った実験では、患者に効果があったと思えたものの結局は失敗した。

周辺のスラム地区に潜入したトーマスらはなかなか入り口が見つけられず、逆に首筋に埋め込まれたIDをWKCDに検知される。
壁に近づきすぎて攻撃を受ける。逃げようとして武装集団に捕まるが、その中には死んだはずのギャリーがいた。

ギャリーはローレンス(ウォルトン・ゴギンズ)という反乱軍リーダー黒幕をトーマスに紹介、
ニュートとトーマスを壁の上まで連れていく。
WKCDのビルはラストシティの中央にあり、さらに頑強なセキュリティで守られていた。
ギャリーはそこにテレサがいることを教え、WKCDへの侵入にはテレサの協力が必須だという。

トーマスは壁の内部の都市に入り込み、テレサの前に姿を現しておびき寄せて拉致する。
テレサはニュートやギャリー、ブレンダらに非難されるが、前作で感染したはずのブレンダが完治していることに気づく。
トーマスはテレサに首のIDを取り出させ、ニュート、ギャリーとともにWKCDの武装兵に化けてテレサを利用して
WKCDのビルに入ることに成功する。
ブレンダとフライパンも壁の内部に入り込み、ギャリーたちを待つ。

地下3階にミンホはいなかったが、ギャリーは子供たちを救出し、血清をもって、ブレンダの待つバスに誘導する。
ミンホは処置室に連れていかれており、血を抜かれることになっていた。

必死でミンホを探すニュートとトーマス。しかし、結局は武闘派のジャンセン(エイデン・ギレン)にばれて、
テレサを奪還され、ビル内を逃げまわる。
一方、ミンホも覚醒して研究員を倒して逃げ、ニュートとトーマスと会うことができたが、ジャンセンに追い詰められて、
窓から飛び降りてプールにはまり助かる。
WKCDの警備兵につかまりそうになるが、ギャリーが加勢して助かる。

一方、ブレンダは子供を連れてバスで逃げたものの警備兵に追い詰められる。
しかし、フライパンがクレーンでバスを吊り上げ、塀の外に運び出すことに成功する。

そのころ反乱軍はローレンスが先陣を切って壁に突っ込み自爆して壁の入り口を破壊、反体制量が一斉になだれ込む。
ラストシティ内部は内戦状態になり、大混乱のうちにシティ内の市民は劣勢となる。

トーマスらと別れたテレサはトーマスの血液がフレアウィルスを破壊することに気づき特効薬になると確信し、
町中のスピーカーでトーマスに呼びかける。

そのころ、ニュートは感染していたフレアが発症し、トーマスに襲いかかろうとする。
なんだかんだあってトーマスは自らを刺して死んでしまう。

トーマスは本当に自分の血液でニュートを助けられたか確かめるためにビル内に入るが、ジャンセンにつかまる。
ジャンセンは自身もフレアに感染しており、トーマスの血清がどうしても必要だった。

しかし、トーマスの反撃に遭い、フレア患者に噛まれて死ぬ。

トーマスはジャンセンに腹部を撃たれて重傷となり、テレサに助けられて屋上に逃げる。
ビルは反乱軍のせいで炎に包まれて逃げられない。
そこに、ジョルジュやビンスがマルチコプターで救助にきてトーマスは助かるがテレサは死ぬ。

トーマスは治療の甲斐あって助かり、ビンスらが見つけた安住の地で仲間とともに暮らすのだった。

まず、もう迷宮=MAZEには入りません。
確かに、ニュートがあそこから「break out」するのに3年かかったのに「break back in」するのか、
のセリフがありますが、入るのは迷宮ではなく「壁の向こう側」です。

物理的な「最後の迷宮」は存在しません。
心理的な迷宮だ、と言われればそれまでですが。

過去2作を見ていることが前提で、前作の時と同様一切の経過説明的なシーンがない。
第1作と第2作の間隔は全米では1年、日本では5か月だったのでさほど違和感はなかったが、
第2作と第3作の間隔は、ディラン・オブライエンが大けがを負ったとはいえ、撮影中断があり、
全米で2年4か月、日本では2年8か月と間が開き、より分かりにくくなった。

ここは日本版だけでも5分〜10分程度のダイジェストを入れたほうが良かったかもしれない。

背景であるフレアの蔓延と治療薬開発のための突拍子もない施策が根底にあること、
それに、全体としての対立構造やテレサの裏切り、ブレンダの感染などは2作目と3作目をつなぐストーリー展開の肝だから、
初見客やここまでの展開を忘れてしまった観客に対するケアが欲しかった。

興収は最近のヤングアダルト小説の映画化のご多分に漏れず1>2>3で、
全米では100:80:55とじり貧だが、海外分が100:94:93と踏ん張り、
全体ではそれぞれ前作の1割減にとどまった。

原作小説のタイトルは「メイズ・ランナー」「スコーチ・トライアル」「デス・キュア」で
2作目、3作目に「メイズ・ランナー」の文字はない。

2作目、3作目はメイズ(迷路)を走るわけではないから大いなるミスリードだが、
このあたりの手法は、「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」の原作と映画の関係と類似。
プロモーション上はしょうがなかったのだろうが、違和感はある。

あんな高いところから、あんな浅い人工池に飛び込んだら即死だとか、
ヘリ(マルチコプタービークル)が火災現場にあそこまでは近づけないとか、
バスの中で誰も死なないしケガしないのは変とかは、演出だからそこまで突っ込む気はない。

厳重警戒の壁の上に地下の排水路からあっさり入れ、そこから内部にもサクッと行けるし、
二人しか連れて行かないと言ってたのに、ブレンダは中に入っているし、町の警戒は雑すぎる。

終盤でペイジと対峙した時、ジャンソンとテレサ以外誰もいないのはなぜ(ゾンビはいたけど)
などなど、やや適当だな、と思う部分もなくはないが、枝葉末節にすぎるか。

そもそも、若者を塀の中に入れ、多くの犠牲を出してまで研究開発しようとしていたワクチン。
しかも、自分たちの研究ではなかなか成果が得られていなかった実情を考えると、大きなヒントになるはずの
メアリー医師を2作目であっさり殺してしまっては元も子もない。
ここは拉致して、RAメンバーを拷問してでも研究に協力させるべきで、ミンホしか捕まえないのは甘すぎる。

鑑賞中、ずっと違和感があったのがブレンダ(ローザ・サラザール)。
「アリータ: バトル・エンジェル」のアリータに見えてしょうがなかった。
もう少し目が大きければアリータだな、なんて思いながら見ていたが、やっぱりアリータだった。

 

 

                           

 

 万引き家族   

樹木希林、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、城桧吏、佐々木みゆ

下町のとあるスーパー。
治(リリー・フランキー)と祥太(城桧吏)は店に入り、商品を選ぶふりをしながら、治が盾になり、祥太が万引きする。
獲物を手に帰りの商店でコロッケを買って食べながら帰る。

寒い夜道。
通り道のアパートのベランダに小さい女の子が座っていた。
治はつい声をかけ、結局家に連れて帰ってしまう。

家では祖母の初枝(樹木希林)、治の妻、信代(安藤サクラ)、妻の妹、亜紀(松岡美憂)と一緒に食事をする。
少女(佐々木みゆ)は「ユリ」と名乗り、5歳だという。
信代がすぐに帰してこいというユリの体は傷だらけだった。

夜遅くになって、治は眠りこけたユリをおぶって、信代とともにユリを家まで連れていく。
しかし、アパートでは夫婦喧嘩で怒号が飛び交い、「生みたくて生んだわけじゃない」とまで聞こえ、
治と信代はユリを連れて帰る。

翌日。
治は日雇いの建設現場に働きに出かける。
信代はクリーニング店でパートのアイロンがけ。
亜紀は初枝の年金引き出しに付き合い、その後は「JK見学店」でバイト。
初枝はパチンコに行って、隣の席のドル箱をくすねる。

家に(多分)民生委員がやってくる。
年寄りの一人暮らしの建前の初枝は、祥太とユリを家からこっそり出す。
祥太はユリを連れて駄菓子屋で万引きする。

夜、治が同僚に担がれて帰ってくる。
事故で足首を捻挫したらしい、1か月は働けないが労災が出そうなので、家族は安心する。

しかし、結局労災は下りなかった。
信代のクリーニング店は不景気でワークシェア、要は労働時間の短縮となった。
生活はますます苦しくなる。

治と祥太とユリを連れて釣り具の万引きをする。
ユリは祥太の妹という治に反発する祥太だが、治の説得に応じる。

2か月ほどして、TVでユリのニュースが流れる。
娘の「ジュリ」が2ヶ月半ほど前から姿が見えないのに両親は捜索願も出さずにいた、との報道。
一部では両親が娘を殺して遺棄したとの噂も流れる。

一家はユリの髪を切って見かけを変え「凛」と名乗らせることにした。
祥太と凛は相変わらず同じように行動し、遊び、万引きする。

初枝は元旦那の再婚相手の息子(緒方直人)の家に月命日の焼香に行く。
娘の亜紀はオーストラリアに留学に行っていることになっている。
帰り際に息子は3万円入りの封筒を渡す。

凛と信代が一緒にふろに入ると凛の腕にやけどの跡を見つける。
信代も自分にもあるよ、とやけどを見せる。

信代のクリーニング店は人減らしのため、信代ともう一人のどちらかを辞めさせるという。
信代が凜と一緒のところを見たと言われ、しぶしぶ信代は仕事を辞める。

祥太と凛がいつもの駄菓子屋で万引きしていると、店の主人(柄本明)が、ゼリーをくれて、
妹には万引きさせるなよ、と諭す。

夏になり、初枝と信代は凜に水着を盗んでやる。
6人で海に行き、5人が楽しむ姿を初枝は嬉しそうにみる。

翌日、朝になっても初枝は起きなかった。
初枝を起こそうとする亜紀、救急車を呼ぼうとする治。
死んでる、と突き放す信代。

遺体は床下に埋め、もともと5人家族だったと、祥太と凛を言いくるめる治。
亜紀は初枝の年金を下す。

ある日、治は車上ドロをやろうとする。
「店にある売れてないものは誰のものでもない」と言いくるめられていた祥太は、
車上ドロ=人のものを盗む=悪いことだと感じる。

祥太と凛がいつもの駄菓子屋に行くと「忌中」とあった。
祥太には意味が分からず、スーパーに万引きに行く。

凛を待たし店に入るが、凜がついてきて万引きをしてしまう。
ばれると思った祥太は商品を崩し、ミカンを盗んで逃げる。
追う店員に挟まれ、陸橋から飛び降りた祥太は足を折ってしまう。

警察に呼ばれた治と信代。
一旦はごまかして家に帰り、夜逃げしようとするが、警察に捕まってしまう。

凛のこともばれ、初代を埋めたこともばれてしまう。
凜は本当の両親の元に戻され、両親は安堵したように会見する。

祥太は施設に送られそこから学校に通うことになった。

検事(高良健吾と池脇千鶴)には、信代が「自分一人でやった」と言いはる。
治の供述もほぼ同様だった。
亜紀は取り調べの中で初枝が実家から金をもらっていたと初めて知る。
また、かつて治と信代が結託して信代のDV旦那を殺し、埋めていた(裁判は正当防衛)ことも明かされる。

裁判の結果、信代が罪をかぶり、懲役5年となる。治、祥太、亜紀は放免される。

治が祥太を連れて面会に行き、信代は祥太を拾った(連れ去った)場所や車のことを知りたければ教えるという。
翌日、祥太をバス停まで送る治。祥太はバスの中から振り返りつつもそのまま去っていく。

亜紀ははがらんとした初枝の家を訪れて帰っていく。
一方相変わらずネグレクトされている凜こと、ユリこと、ジュリはベランダで一人遊びをし、外を眺めるのだった。

うーん。
なんともはや。
最後が中途半端というか不完全燃焼というか、それはそれで監督の狙い通りなのかもしれないが
もやもやの残る結末だった。

ただ、子役はすごい。
城桧吏、佐々木みゆともすごく自然で、他のキャストとの一体感はすごい。

親族の死亡を申告せず年金を受け取り続けた家族。
パチンコをしている間に行方不明になった小さい子。
小さい子を虐待し、行方不明になっても捜索願すら出さない親。
いずれも実際にあった話ではあるが、それらが全部一緒になった。

血縁のない人たちが、不法行為をしながらも「家族」として暮らしている。

善し悪しの問題ではなく、本当の家族と偽家族のどちらがどうなのかの問いだろうが、結局はバラバラになってしまう。

信代はどうして検事にユリ(凜、ジュリ)は実の親に虐待されていた、と言わなかったのか。
マスコミの手のひら返しはいつものことだが、少なくとも裁判の過程でユリが虐待されていることが明らかになっていれば、
マスコミも問題視して取り上げただろうし、ユリだって施設に入れたかもしれない。
実の親より施設がいいなんてのは残念なことですが、現実には5歳児の虐待死があったばかり。

亜紀はあの後どうなったのか、身元はばれて親に知られてはいるだろうが、実家に戻ったとしても幸せになったとは思えない。

結局、嘘でつながった家族はバラバラ、元の家庭に戻ってもより不幸になったであろう、と思わせるのではなく、
もっと明示的にみんな不幸になってしまった結末を見せてほしかった。

それか、またも犯罪でリユニオンする家族(できれば、信代の出所に合わせて5年後の姿)とするか。

 

 

                           

 犬 ヶ島   

コーユー・ランキン、リーブ・シュライバー、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、スカーレット・ヨハンソン、
ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、オノ・ヨーコ、夏木マリ、渡辺謙、野村訓市、高山明、村上虹郎。

その昔、数が増えすぎた犬を駆逐しようとする領主小林は反旗を翻した少年小林侍に成敗される。
しかし、犬は結局人のペットとして制限された生活を余儀なくされることになった。

近未来の日本。
ウニ県、メガ埼市では、飼い犬が増え、犬の伝染病が蔓延していた。
市長の小林(声:野村訓市)は、犬をゴミの島に隔離する施策を発表した、これが犬ヶ島である。

病理学者の渡辺教授(声:伊藤晃)は、半年あればワクチン製造が可能で、犬を隔離する必要はないと主張するが、
大衆の声に押されて排除され、施策は決定されてしまう。
犬ヶ島に隔離される犬の第1号には、小林市長自身の飼い犬であるスポッツを選んだ。
スポッツは鍵の付いた織に入れられ、ケーブルで島に送られた。

それから半年、すべての犬は島に送られ、悲惨な生活を送っていた。
ごみの中には生ごみも多く、犬同士の「食べ物」の奪い合いも絶えなかった。

5匹の犬の群れもその中にあった。
室内犬だったとりまとめ役の薄茶色、レックス(声:エドワード・ノートン)、
22本ものドッグフードのCMに出ていた茶色のキング(声:ボブ・バラバン)、
野球チームのマスコット犬、白茶のボス(声:ビル・マーレイ)、
金持ちに飼われ優雅に暮らしていた白と灰色のデューク(声:ジェフ・ゴールドブラム)、
そして、この群れでは唯一の野良犬、黒のチーフ(声:ブライアン・スクラントン)。

そんな中、小型飛行機がふらふらと島に飛んできた。
群れを作る5匹の犬が見ている中、飛行機は羽がもげて墜落、乗っていた少年は投げ出されけがを負った。

少年の名前は小林アタリ(声:コーユー・ランキン)、自力で頭に刺さったパイプを抜く。
アタリ少年は胸ポケットから写真を取り出し、5匹に見せる。
犬の名はスポッツ、アタリのペットではなく護衛犬として小林市長から贈られたものだ。
そう、小林アタリ少年と小林市長は親戚。
かつて新幹線の事故で両親を失ったアタリを叔父である小林市長が養子にしていたのだ。
スポッツとアタリは自動犬語人語変換機によって意思疎通ができるようになっていた。

5匹の犬たちは人語はわからないが、アタリが写真の犬を探していることは分かった。
アタリと一緒に心当たりを探す犬たち。

檻から出られないまま死んで骨になってしまった犬がい。アタリの持つ鍵で織はあけられたが、
骨の下には「SPO・・」のネームプレートが。

アタリは気を取り直して飛行機の修理に取り掛かった。
5匹も協力し、何とか直った飛行機でアタリは帰還のために飛び立った。

しかし、機が離陸してすぐ、(多分)レックスは(多分)キングがつけているネームプレートに気が付いた。
「(骨になった)あの犬から取った」ネームプレートには「SPORT」とあった。

すぐにアタリを追うレックス。
不幸中の幸い、機は故障墜落し、アタリは島から出ることはできなかった。

そこにメガ埼市のドローンが到来し、メガ埼市役員、メカロボット犬などがアタリを連れ去ろうとする。
5匹が果敢に応戦し、すんでのところで敵を排除、アタリは助かる。
しかし、小林市長はアタリが凶暴な犬にさらわれたとする。

アタリは改めてスポッツの捜索を始める。
パグのオラクル(声:ティルダ・スウィントン)の予知夢(実際にはTVニュースを見ただけ)を
セントバーナードのジュピター(声:F・マーリー・エイブラハム) が説明し、スポッツはドッグゼロと呼ばれる犬で、
居場所は島の端の小島にあると知る。

5匹のうち、チーフは群れを離れ、アタリの捜索に付き合わないことにしたが、元ショードッグで
ごみの島でも美しさを保っているパピヨンのナツメグ(声:スカーレット・ヨハンソン)に説得され同行する。

そのころ、メガ埼市では渡辺教授が犬感染症のワクチン開発に成功し、小林市長に進言するが無視された挙句軟禁される。
そして、毒わさびを盛られて死んでしまう(発表は自殺)

高校生新聞の編集長ヒロシ(声:村上虹郎)と留学生のトレーシー(グレタ・ガーウィグ)は、小林市長の陰謀だとして、
その計画を暴くことにする。

小林市長は選挙で再選した場合は、犬ケ島の犬を毒わさびを使って全滅させる公約を発表する。

トレーシーは、渡辺教授の死でやる気をなくした助手のオノ・ヨーコ(声:オノ・ヨーコ)を説得し、ワクチンを入手する。

そのころ、アタリと5匹はスポッツを探しに島の端までやってきていた。
途中、アタリとチーフは他の4匹と離れ離れになり、アタリとチーフはメガ埼市からの追っ手を排除。
感謝したアタリはチーフに持っていたドッグフードを与え、シャンプーしてやる。

すると、真っ黒だったはずのチーフは白に黒い筋の入った毛並みでスポッツそっくりだった。(鼻の色が違う)

そのスポッツは、島に投下された直後、島の先住犬で食犬族といわれた群れのリーダー、ゴンド(ハーヴェイ・カイテル )に助けられ、
今は先住犬らのリーダー格となっていた。

アタリとチーフが他の4匹と合流したころ、メガ埼市の追っ手とロボット犬が遅いかかる。
スポッツが改造牙から弾丸を放ち次々とロボット犬を撃破し、追っ手を排撃した。

小林市長の犬抹殺計画をフクロウの伝言により知ったアタリたちは、船を作って大挙メガ埼市に押し寄せようとしていた。

選挙は小林市長の圧倒的勝利。
ヒロシとトレーシー(グレタ・ガーウィグ)は、市長の就任会場に乗り込み、選挙結果は不正だと断じるが小林市長には敵わない。

そこにアタリが現れ演説をぶち、トレーシーはチーフにワクチンを接種し、チーフは直ちに完治する。
小林市長は反省して犬抹殺計画を破棄するが、黒幕のドウモ少佐(高山明)が、毒わさびをまく指令ボタンを押してしまう。

しかし、ヒロシの仲間のハッカーがハッキングしており、毒わさびの装置は破壊されてしまう。

ドウモ少佐と小林市長らとの戦いでチーフとアタリは負傷、手術が行われる。
アタリは腎臓をやられ、すでに新幹線の事故で腎臓を失っていたことから生命の危機だったが、
小林市長が腎臓を提供し、アタリは助かる。

市の選挙規則によれば、当選者に不測の事態があったときは近親者が市長になると決められており、
小林市長の逮捕に伴い、アタリが新市長になった。

すべての犬にワクチンが投与され、病気は完治、メガ埼市と犬たちに平和が戻ってきた。

ちょっと変わった映画。
何年か前に見た「ファンタスティック Mrフォックス」を思い起こしたが同じ会社。

同じストップモーションアニメでも、ライカやアードマン・アニメーションズとは一線を画す。

なお、ライカは「コラライン」「ボックストロール」「KUBO 2本の弦の秘密」など。
アードマンは「ウォレスとグルミット」「ひつじのショーン」「アーリーマン」など。

日本語と英語が混ざっているので吹き替え版では、感じが出ないのではないか。

パペットは金属の可動式の骨組みにシリコンをかぶせたもので、シーンによって大小いくつも作られたそうだ。

犬や人の毛は実際に植毛されているそう。

トレーシーのホームステイ先の小言ばばあの声は夏木マリ。
ニュースの同時通訳はフランシス・マクドーマンド。

オノ・ヨーコの役名がオノ・ヨーコだったのは笑った。

観覧時は気づかなかったが、病院の医師が渡辺謙。
ほかに、山田孝之、松田翔太、松田龍平なども出ている(ようだ)

アタリのコーユー・ランキンは、カナダ人の父と日本人の母を持つバイリンガルで、2007年生まれ。

アカデミー賞受賞/ノミネート俳優が大挙出演。
よくこんな映画に出たな(失礼!)と思えるキャストがわんさかいるのには驚いた。

 

 

                          

 

 ワンダー 君は太陽   

オーウェン・ウィルソン、ジュリア・ロバーツ、ジェイコブ・トレンブリー、イザベラ・ビドビッチ

ネイト(オーウェン・ウィルソン)とイザベル(ジュリア・ロバーツ)の息子オーガスト(=オージー、ジェイコブ・トレンブリー)が主人公。
姉、オリビア(=ビア、イザベラ・ビドビッチ)の弟として生まれたが、遺伝子異常による先天的疾患(トリーチャー・コリンズ症候群)で、
顔面の形成不全となり、幼児期に28回もの手術を受けることとなった。

それでも、「変わった顔」であることには変わりなく、小学校時期はイザベルによる家庭教育を受けていた。

10歳の時、中学校に始めて通うことになった。(字幕では5年生だが実態は中学校。後述の学校制度参照)

入学前の夏休み、宇宙服のヘルメットを被り、両親と一緒に学校訪問に向かうオージー。
ヘルメットを脱いだオージーを優しく迎えてくれるトゥシュマン校長。

同級生のジャック(ノア・ジュープ)、ジュリアン(ブライス・ガイザー)、シャーロット(エル・マッキノン)が、
学内を案内してくれることになった。

話は聞いていたものの、奇異な目でオージーを見る3人。
オージーは目を伏せ3人の靴を見る。
ジュリアンは金持ち、ジャックは貧乏、そしてシャーロットは派手好き。
ジュリアンは失礼な質問をし、ジャックが制し、シャーロットも怒る。

いよいよ新学期。
他の生徒には避けられつつも、クラスメイトからのいじめはなく、大人しくしているオージー。

得意の理科でジャックにカンニングをさせたことから仲良くなる。
ジャックは理科系が苦手で本当は平凡な公立校に行きたかったが、奨学金を貰ったのでこの学校にいる、という。
オージーとジャックはどんどん仲良くなり、家に遊びに来るようにもなる。

ハロウィンは顔を見せなくていいからオージーには大好きなイベントだったが、ジャックが、オージーがいるのに気づかず、
あんな顔だったら自殺する、校長に頼まれたからやっている、と言ったのを聞いてしまう。

当然ジャックを嫌うオージー、学校も嫌いだ、というがオリビアの慰めで気を取り直す。

クラスメイトの中にはオージーに触るとペストがうつる、という子もいたがそれを聞いたサマー(ミリー・デイビス)は、
オージーと友達になる。ジャックがサマーにオージーに嫌われた理由を聞くが教えてもらえない。

しかし、理科の自由研究でオージーと組んだことなどから仲直りし、発表では最優秀賞を取る。

その頃から、ジュリアンのいじめがひどくなり、ジャックと喧嘩になり、ジャックは停学を食らうが告げ口はしなかった。
結局、ジュリアンのいじめは担任教師にばれ、両親が校長に呼ばれる。
両親は逆切れしてジュリアンを転校させてしまう。

一方、高校に入ったオリビアは、両親が弟にかかりきりでさみしい限り。
中学時代の親友のミランダ(ダニエル・ローズ・ラッセル)によそよそしくされ、気が滅入る。
たまたま出会った演劇部のジャスティンと親しくなるが、つい一人っ子だと嘘をつく。

しかし、その後、ジャスティンとの仲が深くなり、オージーのことを話し家に呼ぶ。
ジャスティンはオージーを受け入れ、家族とも親しくなる。

サマーキャンプに行ったオージー。
ジャックと共に映画上映会を抜けていった先で、上級生と喧嘩になり、ジャックがやられるがオージーが応戦。
そこに別の生徒も助太刀に加わって、オージーと仲良くなる。

ミランダは、サマーキャンプでオリビアのことを自分のように話し、同情を得て人気者になったことが負い目で、
オリビアを避けていたが、かつてオージーと家族とも仲良くしていたことを思い出し、オリビアとも仲直りする。

演劇部で「わが町」の発表会が行われることになった。
主役はミランダ。オリビアはその代役でメインの仕事は裏方。
両親に発表会のことを言っておらず喧嘩になるが、結局は両親と弟が応援に来る。

ミランダの両親は忙しくて芝居を見に来ていない。
オリビアの両親が見に来て、自分を応援するつもりだと知り、急に調子を崩したと嘘をついてオリビアに代役させる。
オリビアの熱演で舞台は大成功に終わる。

この間、子供のころから一緒だった犬のデイジーの死という悲しい別れもあった。

そして学年末。
最優秀生徒に、オージーが選ばれ、全生徒や父兄の絶大なる拍手を受けるのだった。

実話ではないが、作者の体験をもとに創作した物語が原作。
元々は、自分の息子が顔の形成不全の女性を見て泣いたことから、偏見をなくさせようと書いた物語らしい。

その原因であるトリーチャー・コリンズ症候群は、顔の骨格の形成不全が特徴の遺伝子の突然変異によるらしい先天性の疾患。

「障害に負けず」頑張る、というのは聞こえはいいが、実際には悩みもあり葛藤もある。
家族にだってつらいこともあり、友人にもいろいろ事情があることを理解する、という点ではよくできているが、
姉の友人が突然主役を譲り、代役の姉が見事に名演をこなすとか、主人公が最優秀学生に選ばれ全員から祝福されるのは、
ちょっとやり過ぎ。

本当にヤな奴だったのは、いじめっ子の母親ぐらいで、みんないい人過ぎたかも。
いじめっ子すら最後はいい子になっていた。
子供向け小説としてはそれで十分だとは思うが、薄汚れた大人(私)の目には、きれいすぎるというか、できすぎに映った。

アメリカの学校制度は高校まで12年間は日本と同じだか、その内訳は日本の633制とは異なる。
小学校(エレメンタリースクール、またはプライマリースクール)が4年で、5年から4年間の中学(ミドルスクール)、
そして4年間の高校(ハイスクール)になるケース(444)。
小学校が5年で、6年から中学校(ジュニア・ハイスクール)4年間に高校(シニア・ハイスクール)3年間のケース(543)。
小学校が6年で、6年間の中高一貫校に行くケースなどがあるらしい。

オージー(Auggie)の中学は、スクールバスに「なんちゃらPREP School」と書かれていた。

Wikiによれば、PREPは名門大学を目指す高校進学校を示すとのことだが(PREP=preparatory=準備)
中学でもそういう呼び名があるのかもしれない。

いずれにしても学費の高い金持ち校のようで、ジャックが奨学金を得て通っているとの発言と合致する。

 

 

                          

 デッドプール2   

ライアン・レイノルズ、ジョシュ・ブローリン、メリッサ・バッカリン、ザジー・ビーツ、TJミラー、
ブリアンナ・ヒルデブランド、忽那汐里、レスリー・アガムス。

*

冒頭は、デッドプール(=ウェイド・ウィルソン、ライアン・レイノルズ)がアパートで爆破自殺を行うところ。
爆破と共にデッドプールの体はバラバラになる。

*

時は6週間前。

デッドプールは街にはびこる悪党どもを次々と始末していた。
家では、ベネッサ(メリッサ・バッカリン)が待っていて、そろそろ子作りに励もうか、と相談していると、
悪党どもの襲撃を受ける。
大半を返り討ちにしたものの、一人に対する反撃が遅れ、悪党の放った銃弾がベネッサの胸を貫き、彼女は死ぬ。

ベネッサが死んだことでウェイドはやる気を完全になくし、ウィーゼル(TJミラー)の店に入り浸る。
そして、遂には冒頭の爆破自殺を企てる。
デッドプールの体はバラバラになったものの死ねず、コロッサスがバラバラの体をXマンションに連れて言って復活させる。

蘇ったデッドプールにコロッサスは前作同様、X−メンに入るよう勧誘しデッドプールはしぶしぶ受ける。
この時、髪が長くなったウォーヘッド(ブリアンナ・ヒルデブランド)がユキオ(忽那汐里)を連れている。

ミュータント施設でラッセル・コリンズ(=ファイヤーフィスト、ジュリアン・デニソン)が暴れているので、
一応X−メンとなったデッドプールは、コロッサス、ウォーヘッドらと説得に行く。

しかし、ラッセルが施設で虐待を受けていたと知って、施設の係員らを射殺してしまう。
コロッサスが制止し、ラッセルとデッドプールに無理に外すと爆発する超能力抑止首輪をつけて確保、通称「アイスボックス」に連行する。

「アイスボックス」はミュータント専用の監獄で各部屋は透明の仕切りで囲われていた。
ウェイドは首輪のせいで癌がぶり返し、余命いくばくもなく、囚人のブラック・トムにこっぴどくやられる。

ラッセルはウェイドにまとわりつくが力の無いウェイドは別の友達を探せという。
また、強い奴を潰してトップに立つのではなく、強い奴を味方にしろ、とアドバイスし、ラッセルはジャガーノートに近づく。

そのころ焼け焦げたアパートで黒焦げの死体のそばの焼けたテディベアを拾った男(=ケーブル、ジョシュ・ブローリン)が、
現代にワープし、パーツを組み上げて強力銃器を製作、アイスボックスに乗り込んでくる。

ケーブルの左半身は機械で、各部屋を解放し、ウェイドを襲ってくる。
ウェイドはラッセルと逃げるが、そのうちケーブルの目的が自分ではなくラッセルだと気づく。
そして反撃を試みるが吹っ飛ばされ、そのはずみで首輪が壊れて外れ、超能力が復活する。

ケーブルがアイスボックスを散々ぶっ壊したせいでミュータントらは別の収容所に移送されることになった。

デッドプールはウィーゼルに相談、強力なチーム(Xフォース)を組むことにし、人材の募集を掛ける。
しかし、集まったのは酸性のゲロを吐く男、運がいいだけの女、ただのおっさん、見えないやつなど、使えるのか使えないのか。
(ザジー・ビーツ、テリー・クルーズ、ビル・スカルスガルド、ロブ・デラニー、ルイス・タン)
全員で、移送されるラッセルらを救出に向かう。

パラシュートで護送車に飛び乗る作戦だが、デッドプールは看板に引っかかり、他のメンバーはことごとく失敗して死ぬ。
バニッシャー(ブラッド・ピット)は高圧線で感電し、一瞬その姿が見える、

運のいいだけの女(=ドミノ、ザジー・ビーツ)は、運よく着地し護送車に乗り込むことに成功。
デッドプールは、近くを通りかかったスクーターを乗り逃げして追う。

ケーブルが護送車に乗り込みラッセルを探しドミノと戦い、ミュータントのボックスを落としていく。
ラッセルは自分のボックスを解除し、遂にはジャガーノートを解放して、一緒に逃げる。

ウェイドがブラインド・アル(レスリー・アガムス)のアパートでドミノらと話していると、
突然ケーブルがやってくる。
ケーブルはラッセルがこの後、ミュータント孤児院で院長を殺害し、その後殺人鬼となり、
未来で彼を追う自分に見せしめのため、妻と子供を焼き殺した。
ケーブルはタイムマシンで時間を遡ってケーブルが最初の殺人に味をしめる前に殺す、という。
但し、ジャガーノートと一緒では一人ではできないため、デッドプールに協力してほしいというのだ。
ウェイドはもっと小さいころに遡ればいいというが、ウォッチ型のタイムマシンは2回しか使えず、
1回は現代に来るために使ったので、もう1回は帰りに使うので無理、という。

ウェイドは自分がラッセルを説得する時間を貰えることを条件に協力することになった。
ラッセルはミュータント孤児院でジャガーノートと共に院長(エディ・マーサン)を追っていた。

デッドプールとケーブルではジャガーノートに歯が立たず、コロッサスが到着し、
ジャガーノートに対峙している間に、デッドプールとケーブルはラッセルを追う。
コロッサス不利の中、ウォーヘッドとユキオ(=雪緒、忽那汐里)が参戦し、ジャガーノートを感電させ、麻痺させる。

デッドプールは超能力抑止首輪をつけてラッセルの説得にかかるがうまくいかない。
ラッセルが炎を出そうとした瞬間、ケーブルが最後の弾丸を放つ。

デッドプールはラッセルの前に体を投げ出し、ラッセルの炎を受けるとともにケーブルの弾丸を受ける。
ラッセルはデッドプールの自己犠牲に感動して心を入れ替え、その証拠にケーブルの持つテディベアがきれいになった。

超能力抑止首輪のせいで瀕死のウェイド。
死んだようでなかなか死なないが、遂には死に、あの世でベネッサとの再会を喜ぶ。

ケーブルは妻と子の未来が変わったことで安堵し、タイムマシンを作動させて少し前に戻す。
そして同じように事が進むが、あの世のウェイドは突然現世に呼び戻される。
実は再開直後にデッドプールの胸に以前デッドプールから奪った鉛のゲームコインを押し込んでおり、
弾丸はそこで止まってデッドプールは助かっていた。

院長は殺害を免れ、減らず口を叩くが、タクシードライバーのデピンダー(カラン・ソニ)が猛スピードで、
院長をひき殺し、意気揚々と車から出てくる。

ラッセルとドミノが超能力抑止首輪を外してめでたしめでたし。

その後、ウォーヘッドとユキオがケーブルの時計型タイムマシンを修理してデッドプールに渡す。
デッドプールは、Xフォースですぐに死んだ、ただのおっさん(=ピーター、ロブ・デラニー)を死ぬ前に家に帰したり、
自分の黒歴史の修正に向かう。

まずは、ウルバリン(ヒュー・ジャックマン)に対峙するウェポンXI(ウェイド)。
ウルバリンを制して、ウェイドを射殺して去る。
次に「グリーン・ランタン」の脚本をもって喜んでいるライアン・レイノルズを背後から射殺する。

これってコメディ映画だっけ、と思うような場面、セリフがどんどん出てくる。

他の映画のパロディ、セリフも満載。わかる人は分かる。
例えば、ジョシュ・ブローリンをサノス、と呼ぶ場面もある。

ウルバリン(ヒュー・ジャックマン)が度々登場。

「恵まれし子らの学園」でちらっと映るのは、本物で
ビースト(ニック・ホルト)、
チャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカボイ)、
クイック・シルバー(エバン・ピータース)、
ストーム(アレキサンドラ・シップ)、
サイクロップス(タイ・シェリダン)、
ナイト・クローラー(コーディ・スミット・マクフィー)。

ビル・スカルスガルドはステラン・スカルスガルドの息子、アレキサンダー・スカルスガルドの弟。
ザジー・ビーツは「ジオストーム」で生意気なコンピューター技術者。
テリー・クルーズは「エクスペンダブルズ」シリーズの、ヘイル・シーザー。

ユキオ(雪緒)は映画オリジナルキャラではなく、コミックにも存在。
「ウルバリン SAMURAI」では、福島リラが演じた。

「トゥモロー」は1999年、ディズニー版の「アニー」のアニー(アリシア・モートン)の曲が使われている。

 

 

 

  アベンジャーズ インフィニティ・ウォー  

ロバート・ダウニーJr、グウィネス・バルトロー、トム・ホランド、クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、
クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギレン、ボム・クレメンティエフ、デーブ・バウティスタ、
ビン・ディーゼル(声)、ブラッドリー・クーパー(声)、ポール・ベタニ―、エリザベス・オルセン、
スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードル、アンソニー・マッキー、クリス・エバンス、セバスチャン・スタン、
マーク・ラファロ、チャドウィック・ボーズマン、ピーター・ディンクレイジ、ベネディクト・カンバーバッチ、
ベネディクト・ウォン、イドリス・エルバ、ベネチオ・デル・トロ、サミュエル・L・ジャクソン、コビー・スマルダース、
ジョシュ・ブローリン、スタン・リー。

登場する順番もよく覚えていられないほどのオールスター総出演。

要はサノスが宇宙の秩序を守るとして、大量殺戮をするために6つのインフィニティ・ストーンを集めようとするのを
アベンジャーズの面々が阻止できるか、という物語。

アズガルドがやられるシーンからだったから、ソー(クリス・ヘムズワース)、ロキ(トム・ヒドルストン)、
ヘイムダール(イドリス・エルバ)、ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)、敵の親分がサノス(ジョシュ・ブローリン)。

この時点でサノスは既にパワー・ストーン(紫)をインフィニティ・ガントレット(手袋)に嵌めており、ヘイムダールを殺し、
ロキからスペース・ストーン(青)を奪って殺す。

ヘイムダールは最後のパワーでハルクを地球に飛ばしていた。
ハルクが飛んで行った先にドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とウォン(ベネディクト・ウォン)。
ドクター・ストレンジが持つタイム・ストーンが狙われ、ドクター・ストレンジごと連れ去られる。

ジョギングしていたトニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニーJr)とペッパー(グウィネス・バルトロー)
ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)のバスにネッド(ジェイコブ・バタロン)と運転手(スタン・リー)。
アイアンマンとスパイダーマンはドクター・ストレンジを助けるために宇宙船に乗り込む。

宇宙に投げ出されたソーを助けるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーからスター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)、
ガモラ(ゾーイ・サルダナ)、ドラックス(デーブ・バウティスタ)、マンティス(ボム・クレメンティエフ)、
ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)とグルート(声:ビン・ディーゼル)は、2手に分かれてサノスを追う。

サノスが襲うのはコレクター(ベネチオ・デル・トロ)で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と対峙するが、
既にリアリティ・ストーン(赤)は奪われており、ガモラもさらわれる。

スコットランドにいたビジョン(ポール・ベタニ―)とワンダ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)を
サノスの配下が襲い、マインド・ストーンを持つビジョンは瀕死となる。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)とナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
(スカーレット・ヨハンソン)、それにファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が加勢して難を逃れるが、
助けを求めに行ったアベンジャーズ本部ではジェームズ・ローズ/ウォーマシーン(ドン・チードル)と協力して、
ビジョンを直せるワカンダ王国へ向かう。

ワカンダではティ・チャラ/ブラック・パンサー(チャドウィック・ボーズマン)が協力し、
妹のシュリ(レティーシャ・ライト)がビジョンからマインド・ストーンを取り外す手術をすることになった。

サノスはネビュラ(カレン・ギレン)を捕まえており、ネビュラを拷問することでガモラにソウル・ストーンのありかを白状させる。
ソウル・ストーン(オレンジ)はヴォーミアにあり、レッドスカルの言葉通り、サノスはガモラを殺してストーンを手に入れる。

惑星タイタンでアイアンマンらとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは合流し、サノスを待ち伏せる。
サノスのインフィニティ・ガントレットがあと少しで外せそうになるが失敗し、アイアンマンが刺される。
ドクター・ストレンジはアイアンマンの命と引き換えにサノスにタイム・ストーン(緑)を渡してしまう。

一方、ワカンダではサノスの部下の襲撃を受け、大規模な肉弾戦となっていた。
バッキー・バーンズ/ウィンターソルジャー(セバスチャン・スタン)も加わり、サノスの部下のリーダー格は倒す。

その頃、ソーはロケット、グルートと共に惑星ニダベリアに行き、巨大ドワーフのエイトリ(ピーター・ディンクレイジ)を説得、
ニダベリアを起動して負傷しながらもサノスを倒せるストームブレイカーを製造させる。

勝利を収めたかに見えたワカンダ側だったが、サノスが到来し、アベンジャーズの面々をあっさり倒す。
ワンダはサノスを阻止しつつビジョンのマインド・ストーンの破壊に成功する。

しかし、サノスはタイム・ストーンを操ってマインド・ストーンを元に戻し、ビジョンを殺して奪い取る。
6つのインフィニティ・ストーンをガントレットにはめ込んだサノス。

そこにソーが襲来し、ストームブレイカーでサノスを串刺しにする。
しかし、サノスが指をならすとパワーがはじけ、ガントレットは黒焦げとなって、サノスと共にどこかへ消える。

暫くすると、バッキー・バーンズ、ティチャラ、ワンダ、サム・ウィルソンらが次々と灰になって消えていく。
半分を消滅させるインフィニティ・ストーンの威力が発揮されたのだ。

思い通り、半数の人間を消滅させたサノスだが、どこか遠くの星で「すべてを失った」と佇むのだった。

ニューヨークでは走行中のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の正面から車が突っ込んでくる。
中にドライバーはおらず、驚くマリア・ヒル(コビー・スマルダース)、続いてニック・ヒューリーが灰塵と化す。

スタン・リーがどこで出るかも楽しみの一つ。
リング型の宇宙船が現れ、ピーター・パーカーに促されてネッドが騒ぎ出した時、
「どうしたんだ、みんな。今まで宇宙船は見たことないのか」と言うスクールバスのドライバーが、スタン・リー。

「THANOS WILL RETURN」とだけアナウンスされたが、続編が予定されている。
しかも、これまでのような3年後ではなく、来年2019/5/3公開がアナウンスされている。

新キャラは「キャプテン・マーベル」、キャストは「ルーム」の母親役でアカデミー主演女優賞のブリー・ラーソン。
今作には出なかったアントマン(ポール・ラッド)とワスプ(エバンジェリン・リリー)、ホークアイ(ジェレミー・レナー)、
普通の人間だが、ハッピー・ホーガン(ジョン・ファブロー)も再登場。

今作で灰塵となったはずのブラック・パンサー、ウィンターソルジャー、ドラックスなどの名前もある。
死んでしまったヘイムダール、ロキ、ガモラらの名はない。

ニック・フューリーは不透明だが「キャプテン・マーベル」には出る。
マリア・ヒルもいなくなりそうで残念だ。

 

 

 ボストン・ストロング   

ジェイク・ギレンホール

2013年4月。
ジェフ・ボーマン(ジェイク・ギレンホール)はコストコで総菜つくりなどをしている。
ゴミ出しをしている間に鶏肉を焦がしてしまうが、残業して掃除しろの指示には、レッドソックスの試合を観に行くから無理、と断る。
見に行くといってもスタジアムではなく、スポーツバーでビールを飲みながらの観戦。

仲間でワイワイやっていると元カノのエリンがやってくる。
ジェフはエリンに近づき、ボストン・マラソンでのチャリティ・ランをすると聞き、寄付を募るのを手伝い、当日は応援に行くという。

家に帰るとせっせと応援パネルを作るジェフ。
飲んだくれの母親との二人暮らし。

いよいよマラソン当日の4月15日。
ゴール付近で応援パネルを掲げて、エリンがくるのを待つジェフ。
ごった返す中、帽子をかぶりバッグを背負った男がジェフにぶつかりながら通り過ぎる。

やがて、エリンがゴールまであと少しに近づいた時、ゴール近辺で爆発が起こる。
次いでもう1回の爆発。
ゴール付近は大混乱に陥る。

ジェフは病院に運ばれ手当てを受ける。
病院のロビーは駆け付けた家族や友人たちで大混雑。

やがて、ボーマンの声が掛かり、両親が別室に呼ばれる。
両親は医師に命は助かったが両足の損傷が激しく、両膝から下を切断した、と告げられる。
両親はベッドで横たわるジェフの姿に涙する。

エリンは病院を尋ね歩き、事務的な対応に怒りつつも、ジェフの姿を探し回る。
両親や親族が集まってああでもないこうでもない、とわめいているところに男が現れる。
取材だと決めつけて怒鳴りまくる両親に男はコストコの上司だと言い、保険申請の手続きをさせる。

兄弟か誰かがベッド脇に付き添っているとき、ジェフは目を覚ます。
気道に管が入っているため喋ることができない。
何か言いたそうなジェフにボードを渡すと、ERIN、と書いた。
エリンは無事だ、と告げると、次に書いたのは、SAW THE BOMBER 
兄弟はボードを持って病室を飛び出し、FBIはどこだ、と叫ぶ。

ジェフの管が外され、FBIの聴取が行われた。
そのおかげで、犯人兄弟が特定され、多くの情報が寄せられ、居場所が判明。
4月19日未明に警官隊と銃撃戦になり、兄が射殺された。
弟はその後も逃げたが、同日夜に発見され、警察の銃撃を受けて重傷になり逮捕された。

事件そのものはこれで解決となったが、ジェフにとっての戦いはこれからだった。
事件を解決に導いた英雄として羨望と好奇の目で見られるジェフ。
取材、プレゼント、励ましや感謝の手紙、両親や親戚は有頂天。
ジェフは日常生活にも事欠くのに、誰も理解しない。

エリンはジェフを献身的に介護し、仕事を辞めてジェフと同居する決意をする。
そしてジェフと結ばれるが、母親に言うとの約束は口約束に過ぎない。

ある日、BBQをしているときに母親が重大発表をする、と言う。
それは、オプラ(オプラ・ウィンフリー、トーク番組の超有名司会者)がインタビューに来る、というもの。
エリンはジェフの気持ちが分かっていないと激怒し、母親と言い争いになる。
さらに、エリンの同居を言っていないこともわかり口論は激しくなる。
「3人で住むには狭い」という母親に「2人半だ」というジェフの冗談も笑えない。

母親はジェフを助けたカルロスに会うよう勧めるが、ジェフは会いたがらない。
リハビリもあまり熱心にはやらず、療養士に度々注意される。

NHL(アイスホッケーのプロリーグ)のプレーオフ。
地元ボストン・ブルーインズの試合開始セレモニー。
リンク中央での旗振りを指名されたジェフはいやいや承諾する。
しかし、旗を振っている最中に事件直後の喧騒を思い出し荒れる。

ある日、薬局で妊娠検査薬を買い、自身が妊娠していることに気づいたエリン。
ちゃんとジェフと話し合おうと約束をしたが、ジェフは時間通りに現れない。
約束をすっぽかし、友達とスポーツバーで飲んだくれていた。
爆弾テロがやらせだとする若者らと喧嘩になり、エリンが迎えに行く。
メールに気づかなかったと嘘をつくジェフ。
エリンが子どもができたというと、ジェフは親にはなれないと言ってしまう。
エリンが甘えるんじゃない的なことを言うと、ジェフはエリンを応援に行ったからこんな目に遭ったと言い返す。

エリンは遂に切れて、ジェフを残して家を出て実家に戻ってしまう。
残されたジェフは改めてリハビリに精を出すことにした。

そして懸案だったカルロスに会う。
カルロス二は2人の息子がいたが、一人はアフガンで地雷にやられて死に、それが受け入れられなかったカルロスは荒れ、
弟もそんな父に嫌気したか自殺してしまったという。

マラソン時は、戦争の犠牲者を追悼する活動をしていたが、爆弾テロに遭遇しジェフを助けることで息子にしてやれなかったことを、
少しでもやり直せた気がしてジェフに感謝していると言うことだった。
ジェフは改めて犠牲になったのは自分だけではないと感じた。

そして、依頼されていたボストン・レッドソックスの試合の始球式に臨むことにした。
車いすでの投球練習を重ね、当日に臨んだ。

フェンウェイ・パークのマウンドに立ち、しっかりと始球式をしたジェフ。
エリンは実家のTVでそれを感慨深げに見ていた。

始球式を終えて戻ろうとするジェフに、弟を戦争で亡くした男性が近づき勇気をもらったと告げる。
また、911でビルにいて大半の同僚を無くした男性が近づいてくるなど、ジェフに勇気づけられた人は大勢いた。

暫くして、よたよたながらも義足で何とか自力で歩くことができるようになったジェフは、レストランでエリンと再会し、
愛していると告げるのだった。

その後、ジェフとエリンには女児が生まれ、幸せに暮らしている。

タイトルの「ボストン ストロング」は、事件後に叫ばれたスローガン。
「がんばろう神戸」「がんばろう東北」のような感覚か。

原作はジェフ・ボーマン自身の回顧録で、本のタイトルは原題と同じ「STRONGER」

キャッチコピーの「ダメな僕だから英雄になれた」や「全米を感動させたヒーローは、ちょっと”ダメ"な奴だった」は良いが、
「爆弾テロの悲劇から町を復興させたのは、とんでもない“クズ”だった!」は言い過ぎ。
別に街を復興させてないし、そこまでひどいクズでもない。

むしろ、本人よりひどいのは母親はじめ親戚一同だが、主人公を含めてとにかく口が悪いというか口汚いというか、下品丸出しで、
日常的に人を口汚く罵っていたり、そういう意味では下衆野郎ども。
「ザ・タウン」でもボストンの治安の悪さが象徴的に扱われていたが、言葉遣いひとつとっても品性が疑われる。

いきなりの「レッドソックスの試合を見に行くから残業できない」は良いが、スタジアムじゃないのかよって感じでしたしね。

ジェイク・ギレンホール以外、誰も知らなかったが、逆に先入観なく見れた。

劇中では 「SAW THE BOMBER」と書いていたが、
実際は「Saw the guy. Looked right at me,」だったそうだ。

 

 

                         

 ラプラスの魔女   

櫻井翔、福士蒼汰、広瀬すず、豊川悦司、リリー・フランキー、TAO

何年か前、小さい女の子を自転車の後ろに乗せて走る女性(檀れい)
逃げきれないと思い、倉庫に入って、娘を地下に押し込める。
しかし、自分は竜巻に巻き込まれて死ぬ。

赤熊温泉で観光客の硫化水素による中毒死が発生した。
事件か事故か、警察から現場検証を依頼された地球化学の青江修介教授(桜井翔)は、自然現象によるものとは思えず、
かといって屋外での硫化水素による他殺は考えられないと結論付けるが、中岡刑事(玉木宏)は、殺人を疑っていた。
死亡したのは映像プロデューサーの水城義郎で多額の保険金が掛けられていた上に、現場には年の離れた妻(佐藤江梨子)が
同行していたのに直前に現場を離れているのだ。

ところで、青江が現場を見ている時、若い女性(羽原円華=うはらまどか、この時点では名前不明、広瀬すず)が現場に立ち入り、
警官に制止され、「自分はラプラスの魔女だ」と言って現場を去った。

1月ほどして中岡刑事は、苫手温泉でまたしても硫化水素中毒死があった、と青江を訪ねてくる。
今度の被害者は俳優の那須野五郎。
ベンチに座り眠るように首を垂れていたそうだ。

現場を確認した青江は複雑な地形であり、致死量の硫化水素を吸わせるのは到底不可能だと言ってのける。
青江は旅館でまたしても不思議な若い女性と会う。
子どもがいたずらしてひっくり返したコップの水に対し、スマホを少し傾けただけで取り上げようとはしなかった。
果たして水は、スマホに触れることなく止まったのだった。

女性は青江を訪ね、羽原円華と名乗り、(甘粕)謙人を探しているという。

2つの中毒死被害者は、一見何の関係もない映像プロデューサーと売れない俳優。
中岡は映画監督の甘粕才生(=あまかすさいせい、豊川悦司)を介して、水城と那須野に接点があったと知る。

甘粕には娘が硫化水素で自殺を図った過去があった。
娘と共に妻が巻き添えで死に、息子の謙人(福士蒼汰)も意識不明の重傷だった。

甘粕のブログによれば、幸せな家族を襲った悲劇。
娘と今の死体は苦悶に満ちとても正視できるものではなかったそうだ。
植物状態の謙人に対し、担当医は一か八かの手術を提案し、甘粕はそれを受け入れ、手術は成功。
謙人は指の動きで文字を綴り、かろうじて会話ができるまでになった。
しかし、事件のことはもちろん、家族も友人も分からず、過去の記憶もあいまいになってしまっていた。

甘粕の一家はプログにあるような幸せな家族ではなかった。
娘の自殺当時、甘粕は水城と取材旅行に出ていたことが分かっている。

中岡の見立てでは、水城が那須野に硫化水素を使って甘粕の娘と妻を殺害させた。
最近それがばれて、甘粕が復讐のために二人を殺害したという筋書きだ。

中岡は甘粕の消息を突き止め、会いに行った。
甘粕は療養所に入っており、車いす生活で、既に何年も前に取り終えた映画の絵コンテを延々と描き続けるのだった。
中岡の見立ては成立しなかった。

一方、円華に謙人を探すのを手伝うよう言われた青江。
円華を追う謎の集団と遭遇する。

ある日、青江に円華から連絡が入り、公園に呼び出される。
池の近くに青江を立たせた円華は、少し上からドライアイスの煙を流し、青江の周りに滞留させたのだ。
ドライアイスを使って、致死量の硫化水素を被害者の周りに流し込むことができる、と証明してみせた。

円華を追う謎の集団が現れ、青江は桐宮怜(TAO)らに研究所に連れていかれる。
そこには、羽原全太郎(リリー・フランキー)がいて、甘粕謙人のいきさつを語った。

謙人の施術を行ったのが羽原全太郎であり、回復した謙人は感覚が極限まで進歩し、直後に起こる出来事が論理的に予測できるまでになった。
羽原はこれを再現しようと考えたが、謙人と同症例の患者はおらず、自分の娘、円華にその手術を施したのだった。
冒頭の竜巻に巻き込まれて死んだのは円華の実の母親で、竜巻を予測できていれば母が死なずに済んだはずだと思い、
自ら手術を望んだと言うことだった。

手術は成功し、能力は再現されたが、悪用されると危険である能力の為、極秘プロジェクトとして公安に管理されていると言うことだった。

その頃、甘粕の元に息子の使いという女性が現れていた。
女性は水城千佐都、甘粕を乗せて、かつて甘粕が撮った映画のセットに向かう。
既に撮り終えた映画のセットだが、甘粕は気に入ってその場所を買い取っていた。
立ち去ろうとする千佐都を叩きのめし、甘粕はセットの中に入っていく。
そこで待っていたのは息子の甘粕謙人。

謙人は、甘粕こそが那須野を使って娘と妻殺しを実行させ、水城とアリバイ工作をしていたと分かっていたが、
すべて忘れた振りをしていたのだ。

そして、最近になって羽原の施設を抜け出し、水城と那須野を硫化水素を使って殺害、甘粕をも殺そうとしている。

一方、謙人の忘れた振りに気づき、甘粕を殺すために映画のセットに向かったのではないかと考えた青江と円華。
公安が円華の動向を知り、行動を阻止し確保しようとしたが、羽原の部下の武尾徹(高嶋政伸)や桐宮玲が公安に対峙し、
円華と青江は映画のセットに向かう。

現場について間もなく、円華はダウンバーストを予知、謙人がダウンバーストでセットもろとも甘粕を殺そうとしていると知る。
既にダウンバーストが起こる瞬間が迫り、手立てがないかと思われたが、円華は逆にダウンバーストを利用して乗用車を吹き飛ばし、
セットの建物に大穴をあけることで全壊を防ぐことを考える。

建物の中では今まさに甘粕が謙人を撃ち殺そうとしていたその時、強烈なダウンバーストが起こり、
吹き飛んだ乗用車が建物を直撃し、甘粕は倒壊した瓦礫の下敷きになった。

円華の思惑通り、謙人は助かった。

捜査を続けていた中岡だったが、事件のすべては自殺で処理され、捜査は終結させられることになった。

監督が三池崇史だとは、知らなかったので、一瞬こんな映画も撮るんだ、と思った。
個人的には暴力やホラーの印象が強いが、実際には多種多様な映画を撮っている。

硫化水素による死亡事故が実は殺人だった、というのはつい先日「相棒10」第9話の再放送で、
教授が高濃度の硫化水素を含む錠剤で即死する事件があったばかりなので、
桜井翔が「屋外で硫化水素で殺人は不可能」と言った時に思わず「できるよ」と心の中で叫んでしまった。

硫化水素濃度が0.00041ppmを超えると、臭い、いわゆる硫黄臭がする。
大気汚染防止のの規制値は0.02ppm。
労働環境における規制値は1ppmで、5ppmが安全衛生上の限界値となっている。

0.005%(50ppm)を超えるとむせ返るので、危険は察知できるはずだが、
濃度が0.01%(100ppm)を超えると嗅覚を麻痺させるので、臭いに気づかず吸い込んでしまう。

その結果、一酸化炭素中毒などと同様に血液の酸素運搬能力が著しく損なわれ、昏倒、もしくは全身麻痺、
0.02%(200ppm)を超えると窒息状態となって死に至る。

なお、0.1%(1000ppm)超えると即死と言われる。
この場合、遺体に大きな変化は見られず、死因が即座にはわかりにくいようだ。

一方、致死濃度ではあるが、時間を掛けて死に至った場合は、窒息死で相当苦しいようだ。
硫化水素が血中の鉄分と結合して硫化鉄を生成するので、遺体が緑色になると言われている。

本作の場合、那須野と水城は比較的きれいな遺体だったようなので即死状態。
一方、甘粕の妻や娘は苦悶して死んでおり、緑色に変色していたものと思われる。

公安と羽原のボディガードの違いが分かりにくかった。
桐宮怜(TAO)はどっちでしたっけ?

TAO(岡本多緒)の初見は「ウルヴァリン:SAMURAI」のヒロイン、真理子役。
「マンハント」では序盤に殺される田中希子だった。

青江修介は専門分野は違うものの同じ東野圭吾作の「ガリレオ」シリーズの湯川学を強く感じた。
同じ東宝配給でもあり、シリーズ化を狙っているのか、とも思ったが、如何せん原作に乏しい。
2018/3に前日譚である短編集「魔力の胎動」が出たばかりだし、映画化にはちょっと難しいようだ。

詳しくは述べないが「ラプラスの悪魔」は、ラプラス自身が言った言葉ではなく、後にデュボア・レイモンがそう呼んだもの。
古典物理における決定論の極致ともいうべき考え方で、ある時点でのすべての状態が完全にわかっていれば、
未来の状態も完全に計算できる、というもの。
だが、現実には自然界のあらゆる現象を絶対的に正確に(誤差無しで)観測することはできず、ほんのわずかな誤差も
自然界のあらゆる場面に存在する非線形な法則の元ではカオス的に増幅し、未来においては著しい誤差となってしまう。

また、不確定性原理により、あらゆる状態値を同時に確定させることは(観測するしないに関わらず)原理的にできないので、
厳密な意味での「ラプラスの悪魔」は存在しえない。

ただ、量子力学や、相対論の時代においてもニュートン力学がほぼ正確に成立し、例えば速度の加算が間違いとまでは言えないように、
ラプラスの悪魔も一定の誤差の範囲の短期的なものであれば、ほぼ完全に予測はできると言える。

つまり、近似的な「ラプラスの悪魔」は存在し得るともいえる。
 

 

                       

                       

 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男  

ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、ベン・メンデルゾーン、リリー・ジェームス。

1940年5月初旬。
ヒトラーのポーランド侵攻を受けてイギリス議会は混乱。
野党労働党は保守党のチェンバレン首相(ロナルド・ピックアップ)の退陣交代を前提として、挙国一致内閣を提案。
与党保守党はそれを受け入れるが、次の首相選びは本命のハリファックス外相(スティーブン・ディラン)が固辞し、
労働党が唯一妥協するであろう、ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)に白羽の矢が立つ。

翌日、新しいタイピストとしてエリザベス・レイトン(リリー・ジェームス)が、ウィンストン・チャーチルの屋敷にやってくる。
チャーチルのベルギーに対する激励文を清書させている途中、ベルギー陥落の一報が入る。
ナチスの進撃は予想を上回るスピードだった。
いらだつチャーチルは、レイトンの不手際を厳しく叱責し、レイトンは泣きながら席を立つ。

チャーチルの妻、クレミー、クレメンティーン(クリスティン・スコット・トーマス)がなだめるもレイトンはチャーチル家を去ろうとする。
ちょうどその時、電報が届き、図らずも受け取ったレイトンは屋敷に戻り、チャーチルに国王から電報が届いたと告げる。
このおかげでレイトンは首を免れ、この後もチャーチルのタイピストとして活動することになる。

国王、ジョージ6世(ベン・メンデルゾーン)はチェンバレンやハリファックスから首相交代の報告を受け、
何故ハリファックスじゃないんだ、と抵抗したが、野党の協力を得るにはチャーチルしかないと説得される。

ジョージ6世はチャーチルを嫌っていた。
それはチャーチルの作戦失敗によりイギリス軍に多大な損失を出したことがあることや、1936年に兄王エドワード8世が
即位から1年も経たないうちに突然退位し、自分にお鉢が回ってきたときの経緯などによる。

チャーチルは国王ジョージ6世に謁見、首相として内閣を組閣するよう指示される。
チャーチルは政敵であるチェンバレンやハリファックスを入閣させるが、相変わらず保守党の中では不人気だった。

最初の国会での演説でチャーチルはドイツとの徹底抗戦を訴える。
和平交渉に一言も言及しなかったので、チェンバレンやハリファックスは不満を抱える。

ついで、ラジオ放送でも完全に劣勢で、軍は壊滅寸前、国の存亡の危機にあるにもかかわらず楽観論を展開し、
ハリファックスは国民を欺く行為だと非難、ジョージ6世にチャーチルを辞任させると明言する。

チャーチルの言もむなしく、在フランスイギリス軍は、ナチスに追われて敗走。
ダンケルクに英仏合わせて30万余の兵が追いつめられる。
フランスに残り、先頭可能なのはカレーにとどまる4千ほどの兵になってしまった。

ハリファックスはドイツとの和平交渉が解決策だと説く。
イタリアが仲介役を申し出ており、イギリス連邦の体制維持などを条件に和平が実現できるとするハリファックス。
チャーチルは、ヒトラーがイギリス有利の条件をのむはずがなく、イギリスはドイツの属国となる、と反発する。

チャーチルは、ダンケルクの兵救出のため、カレーがナチスを一日でも長く食い止めることがダンケルクの救出につながると
カレーの軍勢に玉砕覚悟の徹底抗戦を指令する。

ダンケルクはドイツ軍の空爆を受け、巡洋艦などイギリス海軍の艦船は近づけないか、撃沈の憂き目にあっていた。
チャーチルは一計を案じ、民間小型船の徴用を指令する。
作戦には民衆を鼓舞する名称が必要だとしてこの救出作戦は「ダイナモ作戦」と名付けられた。

この時、チャーチルは1割が救出できればいいほうだろうと考えていた。
カレーの舞台が全滅する間、軍部の呼びかけに多くの民間船が呼応。
860隻もの小型船がダンケルクに向かい、将兵のほとんどが救出された。

一方、多大な損失にドイツとの和平交渉派は執拗にチャーチルを攻め立てる。
ハリファックスは辞任をちらつかせて、チャーチルに迫り、チャーチルは大いに葛藤する。
そしてついには和平交渉派に妥協し、交渉を持ち掛ける文書の用意を承諾する。

そんな中、ジョージ6世は単身チャーチル家を訪れた。
チャーチルは徹底抗戦の方針を転換し、和平交渉を行うとの演説をするつもりだと語る。
侍従らからカナダへの亡命を進言されていた国王は頑としてそれを拒み、ロンドンにとどまっていた。
そして、チャーチルにいつでも味方だと告げる。
チャーチルは民衆の心を知りたいと考え、議会に向かう途中、突然地下鉄に乗り込み、民衆に問いかける。
庶民のほとんどはナチに降伏することを望まず、徹底抗戦を指示する。

意を強くしたチャーチルは、ドイツとの和平交渉開始の演説を取りやめ、徹底抗戦の演説を打つ。
チャーチルの演説に喝采を揚げる労働党議員に対し、保守党議員はチェンバレンの動きを見つつ沈黙していた。

そして、演説が終わるや、チェンバレンは賛意を示し、それを合図に保守党議員も喝采の声をあげる。
こうしてイギリスは徹底抗戦により、ナチスの支配を免れ、第2次大戦の勝利へとつなげることができた。

ゲイリー・オールドマンの名演が光る。
特殊メイクも素晴らしい。
ゲイリー・オールドマンを知らない人が見れば、老けメイクにはげかつら程度にしか見えないが、
全く違った風貌になった辻一弘氏の特殊メイクが地味にすごい。

リリー・ジェームスは実写版「シンデレラ」のシンデレラ、「ベイビー・ドライバー」のデボラ。
超美形とは言えなくも印象に残る顔立ち。



邦題は大げさすぎ。
「ヒトラーからイギリスを守った」なら嘘ではないと思うが、世界を救ったとまでは言えない。
原題は「Darkest Hour」
直訳すれば「最も暗い時間」だが「暗黒の時」ぐらいの感じか。

時期や事実関係にも多少フィクション、脚色が含まれるのはやむを得ない。

ドイツとの和平派と抗戦派がしのぎを削っていたのは事実のようだが、イタリア、ムッソリーニが仲介していたのは脚色。
一説によればヒトラーはムッソリーニを馬鹿にして嫌っていたようで仲介を依頼するとは思えない。

民衆の意見を聞きに地下鉄に乗ったのもフィクションらしい。
仮に事実であったとしても、民衆に悲観的な戦局、疲弊した財政の実態を知らず、正確な判断ができたかどうかは定かでない。
この辺りは、新聞報道を鵜呑みにして終戦近くまで戦局が有利だと信じていた我が国の国民と大差ないのかもしれない。
終盤の一億玉砕のスローガンなどは、チャーチルの徹底抗戦の演説と通じるものがある。

ダイナモ作戦(ダンケルクの撤退)は映画「ダンケルク」に詳しく描かれる。
本作中、4機の空軍機が飛び去るシーンは「ダンケルク」でのスピットファイア―を思い起こした。

ジョージ6世はコリン・ファースの「英国王のスピーチ」に登場し、ドイツとの開戦の演説をしている。
なお、実際のジョージ6世は、コリン・ファースよりも本作のベン・メンデルゾーンの方が面影が似ている。

この後、ドイツはイギリス本土上陸を考え、制空権を奪うために空戦を仕掛ける。
これが「バトル・オブ・ブリテン」。
ドイツは戦いを優位に進めたが、結局制空権を握れなかった。
ロンドン爆撃はイギリスに多大な損害を与えたが、ドイツ軍にも損害が大きく、結果、ドイツはイギリス上陸作戦を断念した。
ただ、攻撃は止めず、V1、V2のロケット、ミサイルによる攻撃を行った。

アジアではチャーチルは日本との和平は考えておらず、粉みじんにすると豪語したもののアジアでは次々と粉砕され、植民地の多くを失った。
チャーチルは日本の真珠湾攻撃によりアメリカの参戦を大いに喜んだ一人とされる。

第2次大戦後、イギリスは疲弊し、かつての大英帝国の面影はなくなった。
チャーチルはソ連の台頭にも脅威を抱き、第2次大戦の結果はヒトラーがスターリンに変わっただけ、と言ったとされる。

戦後、保守党は選挙に敗北し下野し、1950年に再び政権を取り、チャーチルは首相に返り咲いた。
その後1955年に首相を辞任し、議員はつづけたものの1964年に亡くなった。

 

 

                        

 ロンドン、人生はじめます   

ブレンダン・グリーソン、ダイアン・キートン、ジェームズ・ノートン。

ロンドン郊外のハムステッド(Hampstead、pは発音しない)にある、常駐コンシェルジュがいる高級マンションに住む
未亡人のエミリー・ウォルターズ(ダイアン・キートン)
ポランティアで洋服屋を手伝ってはいるが、税金の督促、マンションの雨漏り、に加え、世話焼きでウザイ近所のマダム、
マンション外壁の塗装費用など、暮らし向きはちっとも優雅ではない。
近所の病院跡に高級マンションが建つのは気にはなるが別に嫌ではないのに、反対運動に参加させられたり。

近くに住む息子、フィリップ(ジェームズ・ノートン)がときどき訪ねてきて、誕生日の話をしたり、旦那の命日の話をしたり。
久しぶりにその旦那の墓参りに行ったが、生前の浮気を思い出して切れちゃったり。

ない金をひねり出すためにマンションの屋根裏部屋に置いてある雑貨類を整理していて双眼鏡を見つけて、
何の気なしに、外を眺めていると、偶然、墓地の裏の病院跡地の雑木林の中の掘立小屋に気づく。

そこに住んでいたのは、ドナルド・ホーナー(ブレンダン・グリーソン)。
土地の持ち主の会社(の代理人弁護士)から立ち退きを求められても、通告書に人参を巻いて突き返すような男。
家は、廃材や貰い物で作って、野菜を植え、魚を釣って暮らしている。
何処からかワインを手に入れて、それと交換に近所の食品店のオーナーに食べ物を貰ったりもする。

エミリーが見ていると時々池で体を洗ったり、悠々自適に暮らしている様子が分かる。
ある日、ドナルド(この時点ではまだ名前は不明)の小屋に男が乱入、ドナルドと喧嘩になる。
焦ったエミリーが警察に電話したおかげで、救急と警察がやってきてドナルドは事なきを得る。

別の日、携帯電話の基地局が近くにできるとかで賛成だったか反対だったか、またいつもの世話焼きおばさんに頼まれて、
署名活動に出るが、ドナルドが気になって掘立小屋を見に行き、帰りに墓地でドナルドに偶然会う。

そっけないドナルドに対し、自分が騒ぎに気づいて警察を呼んだと告げると、翌日掘っ立て小屋に屋根に食事のお誘いの告知。
行ってみると自分で魚を釣り、リリースに見せかけて靴を池に投げ入れるドナルド。

こうしてエミリーとドナルドの奇妙な交際が始まる。

ある日、ドナルドとエミリーが小屋に戻ると小屋が叩き壊されていた。
エミリーは社会運動をしているエリックの手を借りて小屋を直すのを手伝うとともに「小屋を救え」運動を展開する。
ひっそりと暮らしたいドナルドに対し、小屋を守りたいならしっかりと主張し戦うべきだと言うエミリー。

やがて、持ち主の会社はドナルドを退去させるよう裁判を起こす。
エミリーはあまり乗り気でないドナルドを説得して弁護士に相談、「取得時効」で対抗することにします。
設定の不動産取得時効は12年なので、ドナルドは12年以上前からそこに住んでいることを証明する必要があります。
しかし、自給自足で他人とのかかわりもないため、証明は難しい。

エミリーは小屋にあった薪ストーブとして使っていた壊れたオーブンが17年前に貰ったことを思い出し、
元の持ち主を探し出します。

その男性は、17年前確かにドナルドに廃品のオーブンをやり、小屋まで持っていった。
口論になり、手に釘を打ち付けてしまったとのこと。
病院に行き治療したときの治療の資料を持っていたので、裁判長はドナルドに時効取得を認めた。

一夜にして大金持ちになったと報道されるドナルド。
既にドナルドと恋仲になっていたエミリーは、掘立小屋を出てどこかに新しい住処を持とうと提案する。

ここが俺の家だ、エミリーも結局は金が目的になった、と罵るドナルド。
エミリーはドナルドと別れ、ガレージセールで税金や借金を返し、田舎に引っ越すことにした。

今までの虚飾の生活は捨て暮らすある日、ラジオから聞こえてきたのはドナルドが土地を売って大金持ちになり、
若い女性と南フランスに旅行に出かけた、とのニュース。

怒りとも落胆ともつかない感情でいると、目の前の運河にあの掘立小屋が。
ドナルドが言うには、ニュースは世間の目をごまかすための嘘で、土地は会社に譲り、代わりに船を貰ったとのこと。
掘立小屋は船の上に移動させてハウスボートとし、エミリーに会いに来たと言うのだ。

二人でまた他愛もない話を交わしながら、エミリーはドナルドの船で移動する。

実話に基づくらしいが、何だかよくわからない顛末。
エンディングの後がどうなっていく想像できない。

ドナルドが手に入れた不動産がどの程度(の広さ、価値)だったのかも釈然としない。
ドナルドが放浪の果てにロンドンに居ついたのは分かるが、家が大事なのか、土地(地域、土地柄)が大事なのか。
家はもともと掘立小屋で壊されたら直せばいい程度の執着だし、土地もあっさり船に変える程度の執着。

持ち主の会社が最初からいい条件を持ち出しておけば、すんなり片が付いたような事案だったのでは。
この辺りは基になった実話とだいぶ違うようだ。

あの年になってあれだけ価値観や人生観が違う二人、一緒になってうまく行くとも思えないがどうなのか。

旦那の浮気にしたって確証があったのか、なかったのか。
死後に正体のわからない女性の写真が見つかっただけで、不貞を疑われた旦那もお気の毒と言えばお気の毒。

原題はHampstead(ハムステッド、pは発音しない)。
ロンドンの中心に近いところだが、緑の多い地域で広大な公園ハムステッド・ヒースがある。
物語のモデルになったのは、実在のハリー・ハローズと言う男性で、近くの公営住宅を追い出され、
ハムステッド・ヒースの老人ホーム跡地に掘立小屋を建てて住んでいたそうだ。

その後、土地を所有する不動産会社によってここにマンションが建てられることになったが、
追い出されそうになったハローズは、弁護士と相談、裁判によって20年以上住んでいたハローズに
約800平米の土地の所有権が認められたとのこと。

その後もハローズはそれまでの生活を変えることなく2016年までつつましく暮らしていたそうだ。
(2016年に死亡)
ロマンスを絡めず、事実に近い展開のほうが良かったなぁ。

なお、劇中では語られなかったが、ハローズは近隣の住民の雑用を請け負い生計を立てていたらしい。

 

 

        

  レディ・プレイヤー1   

タイ・シェリダン、オリビア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペグ、ハナ・ジョン・カメン、ベン・メンデルゾーン。

2045年。
世の中は荒廃し、人々はVRゲームの世界にのめり込んでいた。

オグデン・モロー(サイモン・ペグ)とジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)が開発した、
VRワールド、OASIS(オアシス)が世界を席巻し、多くの人々が興じていた。
その後、モローとハリデーは決別し、モローがオアシスを去り、ハリデーがさらにオアシスを発展させた。

コロンバスのスタック(重層住宅)に住むウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)もその一人。
オアシスの中ではウェイドはパーシバルのハンドルネームでプレーするガンター(=プレーヤー)となる。

ある日、ハリデーが死んで、動画で遺言が公開された。
それはオアシスの中に隠されたイースターエッグを見つけた者に全財産とオアシスの全権利を与える、というもの。
イースターエッグを見つけるには3つの鍵の隠されたゲームをクリアーしなければならない。

最初のキーは、ドライブゲームの先にあることが分かっている。
様々なトリックが仕掛けられ、ティラノサウルスやキングコングが待ち受ける街中を走り抜けた先にゴールがあるが、
未だにクリアーした者がいない。
途中でライフを失ったら、それまでにコツコツと溜めたコインもアイテムもすべて失ってしまうのがオアシスのルールだ。

ネット接続業者でVR用ギアなどを作っているIOIのCEO、ソレント(ベン・メンデルゾーン)も多くの社員を動員して、
イースターエッグを奪取しようともくろむ。

デロリアンを駆って、ゲームに挑むパーシバル。次々と仲間がライフを失い、あるいは乗り物が壊れてリタイア。
ゲーム仲間のエイチも車が壊れて途中リタイア。

パーシバルがゴール寸前まで来たとき、隠れていたキングコングが飛び出す。
パーシバルは寸前で回避する。

直後にAKIRAのバイクに乗って超人的運転技術を見せるアルテミスが突っ込んできて、パーシバルはぎりぎりで彼女を引っ張り、
バイクは壊れたが、アルテミスは助かる。

オアシス内での修理施設を持つエイチにとってバイクの修理はお手の物。
ここでエイチがアイアン・ジャイアントを作っていることも示される。

一旦ログアウトしたパーシバルこと、ウェイド。
父母を無くし、おば夫婦の厄介になっているが、伯父(母の妹の旦那)とは折り合いが悪く、ゲームギアの件で殴られる。
ウェイドがコインを稼いで早く家を出たいと思っている理由が分かる。

ハリデー・ジャーナルと言うアーカイブ・ライブラリーにはハリデーの動画を含むすべての資料が残されている。
遺言発表当初は混雑していたライブラリも今は訪れる人はほとんどいない。

パーシバルは、案内人ロボに頼んで、ハリデーとモローの会話シーンを再現してもらう。
その中で、ハリデーの「たまには後退するのもいいんじゃないか、思いっきり後退するんだ」にヒントを得て、
次のドライブレースではスタートで全車が一斉に猛ダッシュする中、一人スタートせず、暫くして思いっきり逆走する。
すると、道に新しく地下道ができ、敵キャラに全く遭遇せず、みんながやられていくのを見ながら、あっさりゴール。
アノラックを着たガンダルフに変身して現れたハリデーから1つ目の鍵と2つ目の鍵のヒントを受け取り、高額の賞金を手に入れた。

パーシバルから話を聞いたアルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウも次々とゴールし、1つ目のキーを入手。
IOIのリーディングリストにもこの5人の名前が映し出された。

IOIの会議では、ソレントがVR内のパーシバルを倒せとアイロック(T.J.ミラー)に指示。
リアルの部下のザンダー(ハナ・ジョン・カメン)にもパーシバルを突き止めるよう指示する。

パーシバルはオアシス内で使える爆弾やアイテム、それに全身スーツ(実物、自宅へ宅配)などを買う。

パーシバルが、ハリデージャーナルを訪れると多くのガンターにもみくちゃにされるが、
アルテミスに助けられ、木曜にダンスに行こうと誘われる。
すっかり舞い上がったパーシバルは、エイチのアバターはアバター、ゲーム内キャラには気を付けろと言われるも、
思い切りおしゃれをしてダンスクラブに行く。

そこで、ダンスに興じるパーシバルは、アルテミスに告白。
本名はウェイドだと明かしてしまう。

アルテミスは急に怒り出し、軽率だと警告して去ってしまう。
案の定、パーシバルがウエイドだと言うことはアイロックに傍受され、ソレントにも伝わる。
アイロックが襲い掛かりIOIの武装集団にも攻撃され、パーシパルは負傷、瀕死となる。
パーシパルは、ルービックキューブを使い、時間を60秒巻き戻し、負傷前に戻って逃げおおせる。

しかし、パーシバルの本名ウェイドはばれており、住所などは全身スーツを買った人物からすぐに特定されてしまう。

ソレントは、ウェイドにメールを送り交渉を持ち掛ける。
ウェイドことパーシバルはオアシス内でソレントのアバターと会い、IOIで働くよう持ち掛けられるが断り、
ソレントはウェイドを攻撃すると宣告する。

ログアウトしたパーシバルことウェイドは、自宅とは別の秘密のログイン場所から焦って自宅に戻ろうとし、
叔母に電話して逃げるよう伝えようとするが、伯父に電話を切られてしまう。
IOIのドローンが仕掛けた爆弾が爆発し、叔母のいるスタックは炎上倒壊する。

爆風を受けて真っ黒になったウェイドを、入れ墨男が拉致する。
連れられて行った先には顔にあざのある女性、サマンサ(オリビア・クック)がいて、彼女がアルテミスだと分かる。

サマンサの父はオアシスで散財してIOIに金が返せなくなり、回収センターで働かされて遂に死んだとのこと。
サマンサはIOIの悪事を暴くためにオアシスに入っていると言うことだった。

第2の鍵のヒントを頼りに、パーシバル、アルテミス、そしてエイチはハリデージャーナルを検索、
ハリデーとモローの元妻であるキーラが一度だけ映画デートしたことを知り、その映画館に行く。

その時上映されていた映画はホラーの「シャイニング」。
嫌がるエイチは方向を間違えてシャイニングの世界に入り込む。

237号室の裸の女がゾンビに変身。
逃げ出したエイチの前には双子の女の子。
エレベータに乗り損ねて閉まったドアから噴き出す大量の血。
237号室に入ると襲い掛かる斧。
逃げ惑うエイチ。

逃げる途中、踊るゾンビの中にキーラがいるのを見つけ、アルテミスが飛び移って、キーラを救い出す。
アルテミスは2つ目の鍵を手に入れ、リーディングリストのトップに立つ。

またもハリデージャーナルを訪れたパーシバルは、モローが出てくるのはここだけだと言い、
案内人と賭けをすることに。
結局はパーシバルの勝ちで案内人は賞金だと言って25セント硬貨をくれる。

3つ目の鍵は惑星ドゥームのキャッスルの中にあるらしいことが分かるが、
キャッスルはアイロックによって最強破壊不能なシールドに覆われてしまう。

3つ目の鍵は、ハリデーがプレーしていたTVゲームのどれかにある。
そう気づいたIOIの社員は手当たり次第にゲームをプレーするが、ゲーム開始数秒程度でゲームオーバーとなり、
ガンターは沈んでしまう。
IOIの社員達は推測しつつも次々つゲームを探していく。

一方、ザンダーは入れ墨男を発見し、追跡してアジトを急襲。
サマンサはウェイドを逃がして自分は捕まり、回収センターの個室に監禁されオアシス内で働かされる。

ウェイドは外に出て、エイチことヘレン(レナ・ウォルシェ)、ダイトウ(森崎ウィン)、ショウ(フィリップ・ツァオ)と合流して逃げる。

ウェイドはダイトウらとIOIに乗り込み、ソレントと対峙する。
パーシバルはソレントのパスワードを盗み見し、ソレントとダイトウを残して別の部屋に行く。
しかし、そこはVRシステムの中で、実際にはIOIに行っておらず、ソレントを嵌めたのだった。
ウェイドは盗んだパスワードでIOIのメインサーバーにログインし、監禁されているサマンサのロックを解除、
サマンサは個室から脱出するが、惑星ドゥームのシールドを解除すべく、IOIのオペレーションルームに潜入する。

一方、ソレントはウェイドらによってVRシステム内に入れられていたことに気づき、リアルに戻る。
またサマンサが逃げ出したことにも気づき、IOI内を捜査する。

オアシス内のパーシバルは、惑星ドゥームの中に3つ目の鍵があることと、IOIにオアシスの権限を渡さないために
全世界のガンターに協力を呼びかける。

無数のガンターが地平線の向こうから現れ、パーシバルらに協力、惑星ドゥームを攻撃する。
難攻不落の惑星ドゥームのシールドだが、リアルのサマンサが内側からアバターを使って解除に成功、攻撃が効果を上げ始める。

IOIはメカゴジラを投入。
エイチはアイアンジャイアントを起動して対抗。
沈黙していたダイトウは「ガンダム」を起動して参戦し、パーシバルはついにドゥームのキャッスル内部に入る。

IOIのメンバーはキーに該当するゲームを探り当て、プレーしていた。
そしてついにゲームをクリアーするが、沈んでしまった。
ゲームは間違いないはずなのに、なぜクリアーしてもキーが現れないのか。

一方劣勢になったソレントは最後の手段として全滅兵器、カタクリストを発動する。
これによって全ガンターのライフが消滅、全てのプレーヤーがいなくなってしまう。

万事休す。
と思ったら、パーシバルだけが復活。
パーシバルがハリデージャーナルの案内人から貰ったコインは「EXTRA LIFE」コインだったからだ。

誰もいない場所でパーシバルはゲームクリアーが目的ではないと考える。
では何か。
それはゲームに隠されたゲーム初のイースターエッグを探し出すことにあるのではないか。
ゲームの迷路内を歩き回り、遂に隠された「作者の名前」と言うイースターエッグを発見した。

その途端、ガンダルフが現れ、3つ目の鍵が渡される。
3つの鍵をドアに入れれば、イースターエッグが手に入る。

しかし、エイチの運転するバンを追ってきたザンダーは体当たりを仕掛け、鍵が入れられない。
何とかザンダーを交わし、鍵を開けると、ガンダルフが現れ、権利の継承の契約書にサインするよう求められる。

パーシバルことウェイドは、その契約書がハリデーがモローの株を全て受け取るときの契約書、すなわち、
モローとの別離の契約だと知り、サインを拒否する。そして、モローとの和解こそがハリデーの遺志だと悟る。

ガンダルフはハリデーとなり、ウェイドにその通りだと言ってイースターエッグを渡して去っていく。

その頃、リアルのソレントはエイチことヘレンのバンを見つけ、銃で攻撃しようとするが、急行した警察に逮捕される。

バンの後ろ扉を開けてウェイドの前に姿を現したのは、白髪姿となったモローだった。
モローはハリデー亡き後、ハリデーの遺言遂行のために自らがハリデージャーナルの案内人となっていたのだった。

全ての権利を受け継いだウェイドは、オアシスの回収センターを廃止、ゲームの休日を設けるなどの改革をしたのだった。

とにかく目まぐるしい。
単純明快。良くも悪くも、後に残らない。

スピルバーグ監督作では結末の付け方がそんな単純にはいかないだろう、が散見されるが、これもその一つ。
リアルはリアル、リアルは大事、なのは良いとしても、ゲーム依存が週2日の休み、回収センター廃止で解決するとは思えない。

何処かで見たメカ、キャラ、アイテムが多数登場する。

アイアンジャイアント、キングコング、ティラノザウルス、デロリアンは予告でも登場。
メカゴジラ、ガンダムは言うに及ばず、メカだけでなく、キャラもいっぱい。

「シャイニング」は、ざっくりでもおさらいしておいた方がより楽しい。

映画化に際して、当然ながら改変がされているが、原作は小説「Ready Player One」(訳書「ゲームウォーズ」)。
ダイトウとショウは小説ではダイトウ、ショウトウ(大刀、小刀?)の日本人兄弟となっているらしい。

また、原作に出るウルトラマンは権利関係で出せず、代わりにアイアンジャイアントが登場したとのこと。

ハリデーはマーク・ライランス。
髪型だけでかなり印象が異なるが、「ブリッジ・オブ・スパイ」「BFG」ともスピルバーグ監督作品。

タイ・シェリダンは「X−MEN:アポカリプス」のスコット・サマーズ(サイクロップス)、
当然ながら、次作の「ダーク・フェニックス」にもサイクロップスとして出演する。

ハナ・ジョン・カメンはアリシア・ビカンダー版の「トゥームレイダー」で序盤にララ・クロフトとジムで格闘する相手。
「アントマン&ワスプ」では「ゴースト」として登場する。

 

 

                       

 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル  

ドゥエイン・ジョンソン、カレン・ギラン、ジャック・ブラック、ケビン・ハート、ニック・ジョナス。

1996年。
海岸で砂に埋もれていたボードゲームの「ジュマンジ」を見つけた男性が家に持ち帰り、息子のアレックスに渡す。
アレックスはボードゲームなんて、と馬鹿にして放っておくが、太鼓の音と共にボードゲームの中身は
ゲームカセットに変わっていた。
アレックスはゲームカセットをゲーム機にセットし操作すると、姿が消えてしまった。

20年後、とある高校。
ゲーム好きのスペンサー(アレックス・ウルフ)はアメフト部のフリッジ(サーダリウス・ブレイン)にレポートを頼まれ、
街でも有名なお化け屋敷(Freek House)の前で渡すが、出てきた家のおやじに怒鳴られる。

学校では、授業中もスマホいじりがやめられないベサニー(マディソン・アイスマン)と、
何かと屁理屈をこねて先生を怒らせるマーサ(モーガン・ターナー)は居残り(多分、DETENTION)を命じられる。

スペンサーとフリッジのズルもばれて、4人とも校長室に呼ばれ、倉庫の掃除を指示される。
倉庫で片づけをしていると、「ジュマンジ」のゲームカセットが出てきたので、スペンサーが早速やろうと言い出す。

4人は適当にキャラを選び、スタートボタンを押すと、次々と体がゲーム機に吸い込まれていった。

突然ジャングルの中に落下した4人は、自分ちは全く違うゲームキャラに変身していることに気づく。

スペンサーは肉体派ブレイブストーン博士(ドゥエイン・ジョンソン)、
フリッジは小柄な生物学者フィンバー(ケビン・ハート)、マーサは武闘派ラウンドハウス(カレン・ギラン)、
そしてベサニーは地理学者オペロン教授(ジャック・ブラック)に。

ベサニー(オペロン)が、変わり果てた姿を川面に映して嘆いた直後、川から現れたカバに食べられてしまう。
しかし、暫くすると空から落ちてきて復活する。

すると、ジープに乗った男性、ナイジェル(リス・ダービー)が現れ、「ウェルカム・トゥ・ジュマンジ」と叫んで、
4人を乗せ、ゲームのシナリオについて語る。

それによれば、バン・ベルト(ボビー・カナベール)らがジュマンジを守るジャガー岩の目である宝石を盗んだため、
ジュマンジの世界が呪われた。
ジャガーの目を取り返したので、これを元に戻し、「ジュマンジ」と叫べば、呪いは解けてゲームが終わり、全員現実世界に戻れる。
さらにいろんなことを聞こうとしたが、同じようなことしか言わない。
そう、そこはゲームの世界、NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)はプログラムされたセリフしか言わないのだ。

ナイジェルはブレイブストーン(スペンサー)に地図と宝石を渡し、市場(バザール)出かけた部分を探せ、と言って別れる。

一行は自分たちのキャラや特性をポップアップウィンドウで知る。
その頃、バン・ベルトはブレイブストーンの出現を知り、鳥を使ってその居場所を探る。

一部が欠けた地図は全くの白紙。しかし、オペロン(ベサニー)にだけは見える。
バン・ベルトの部下に追われ、崖っぷちを行く途中、ラウンドハウス(マーサ)ががけから落ちて死んでしまうが、
すぐに空から落ちてきて、手首の入れ墨が3本から2本になっているのに気づく。
これはライフの数、0になればおそらく、ジュマンジから出られないのだろう。

一行はバザールに到着。
パンだと思って食べたのがパンケーキで、ケーキが弱点のフィンバー(フリッジ)は爆発して復活、ライフが減る。

少女がやってきて、かごの中に探し物があるという。
しかし、その中は毒蛇。
ラウンドハウス(マーサ)とフィンバー(フリッジ)の機転でかごの中から見つけたものは、地図の欠片ではなく、
象のフィギュアと「象を見たら登れ」の文字。

困惑しているとバン・ベルトの手下に見つかり追われる。
逃げる途中、謎の男(ニック・ジョナス)に助けられ、難を逃れる。
男はシープレーンと言う操縦士キャラで、以前からジュマンジに囚われており、先に進めないで困っていると言う。
男の隠れ家にはかつてここにいたと言うアラン・パリッシュの名が刻んであった。
一行はシープレーンこそお化け屋敷で行方不明になったアレックスではないかと気づく。
シープレーン(アレックス)は、かれこれ3カ月はゲームに囚われているとと思っていたが、実は20年だった。
それを知り、愕然とするアレックスだが、みんなで協力しなければゲームはクリアーできないと知って協力する。

敵のアジトに乗り物が隠れており、ガードをラウンドハウス(マーサ)がダンス武闘で倒す。
中には多くの乗り物があるが、ヘリを選び、シープレーン(アレックス)の操縦で脱出する。

途中、金具が外れ、墜落しそうになるが、ブレイブストーン(スペンサー)が対応して助かるが、
フィンバー(フリッジ)がサイの群れの真ん中に宝石を落としてしまう。

ブレイブストーン(スペンサー)はフィンバー(フリッジ)をヘリから突き落とし、サイに追われている間に宝石を奪取、
空から落ちてきたフィンバー(フリッジ)を助けてジャガー岩に向かう。

ジャガー岩まであと少しのところで、シープレーン(アレックス)が弱点の蚊に刺され命を落とす。
しかし、オペロン(ベサニー)が自分のライフを削ってまでシープレーン(アレックス)を人工呼吸して助ける。

夜になり、明らかに罠のジャガー岩までの道を多数のジャガーが守っている。
ブレイブストーン(スペンサー)は敵のバイクを奪って一気に岩を駆け上る。

宝石はラウンドハウス(マーサ)が持って追いかけるが、バン・ベルトに阻止されてジャガー岩に近づけない。
ラウンドハウス(マーサ)はわざと蛇に咬まれて死に、空からブレイブストーン(スペンサー)の傍に落下。
ブレイブストーン(スペンサー)は宝石を受け取ってジャガーの目に嵌め、全員でジュマンジと叫んだ。

途端に、4人はゲームの世界から現実世界に復活、倉庫に戻る。
スペンサーとマーサはゲーム内で告白したように恋仲となり万々歳。

4人で連れ立ってお化け屋敷の前を通るとそこはきれいな家になっており、男性が車で訪ねてきたところだった。
男性は家族を待たせ、4人の前にやってきた。
もしかして、男性はアレックス(コリン・ハンクス)と名乗り、スペンサー、フリッジ、マーサ、そして、
命を救ってくれたべサニーのことを忘れるわけがない。
君たちのおかげで20年前に戻り、こうして幸せな生活を送ることができた、と感謝するのだった。

一方、また不気味な太鼓の音が聞こえてきたため、フリッジはジュマンジのゲーム機をボウリングのボールでぶち壊した。

「ザスーラ」ではなく、こちらが1995年の「ジュマンジ」の直接の続編の位置づけ。
ゲームの世界が現実世界に出てくるのではなく、こちらの人間がゲームの世界に入り込んでしまう設定。

現実のキャラとゲームアバターのキャラのギャップもさることながら、ゲームの世界に開き直った感が潔い。
ただ、20年もいてライフを2つしか失っていないのはやや無理がある。

ゲームオーバーになってもコンティニュー/ゲームスタートでやり直せるが、その間とんでもなく苦しいとか、
何らかのペナルティがあることにしても良かったかも。
でもそれじゃ現実世界に戻りたいモチベーションが薄れるか。

カレン・ギランは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ。

ニック・ジョナスは2013年に解散したジョナス・ブラザーズの一人。
「ナイト・ミュージアム2」(2009年鑑賞)では3人の天使になって歌を歌っていたのに、その後仲たがいしたらしい。

最後に出てくる大人になったアレックスは、感じが変わっていて気づかなかったが、コリン・ハンクスだったらしい。
トム・ハンクスの息子。

高校の体育教師に「チャリチョコ」「ギャラクシー・クエスト」のミッシー・パイル。

予告でもさんざんやっていたが、まさかこんなにヒットとするとは思わなかったようで、
4人は同じキャストで続編が予定されているらしい。

 

 

                      

 

 

 

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