BD/DVD鑑賞8

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 リトルプリンス 星の王子さまと私   

吹き替えも収録されているが、まずは字幕版で鑑賞した。

物語は少女の目線で進行する。
家族はシングルマザーのいわゆる教育ママ。
お受験のために引っ越しし、びっしりと日課を決められている。
受験までは2カ月(おそらく、入学試験までは休み期間)
映像では3次式など、到底小学校では習わないような内容を一生懸命勉強。

母親は仕事で家にいないため、少女はスケジュールをこなしたらポインタをずらしていき、
母親は帰ってきたらそれをチェックする。

ある日、大きい物音がして隣からプロペラが飛んできて家の壁を突き破り、飛行士の格好をした隣の住民の爺さんが取りに来た。
母親が帰ってきて驚いて警察を呼び、爺さんは警告を受け、小銭の瓶を警察経由で少女に渡す。

別の日。
少女が勉強していると、紙飛行機が飛んできた。
そこには「昔あるところに小さい王子様がいました。王子様は友達を探していました。」で始まる物語と
小さい星に立つ少年の絵が描かれていた。

隣の家の屋根に設えられた展望台からこちらを見る爺さん(以下、飛行士)がこちらを見て、
それは物語のはじまりだと伝える。

物語は砂漠に墜落した飛行士の話だった。
水もなく食べ物もなく、絶望的な状況の翌日、目の前に金髪の少年が立っていた。


少年は飛行士に羊の絵を描いてほしいと頼み、飛行士が描いた絵をそうじゃないと言って受け取らない。
何度書き直しても絵が気に入らない少年についに飛行士は頭にきてはこの絵をかき、ヒツジはこの中にいると言った。
少年は、満足して絵を受け取る。

少女が飛行士から貰った小銭の瓶をひっくり返すと、飛行機、バラ、金髪の少年などのミニチュアが出てきた。
少年は絵に描かれたものとそっくりだった。

少女は気になって勉強をサボって隣に行くことにした。
プロペラが通り抜けた穴を通って隣に行くと、飛行機を修理している飛行士がいた。
飛行士は話の続きをしてくれた。

少年は小さい星からやってきたという。
星には大きく育つと星を割ってしまうバオバブの幼木とよその星から来たバラの花があった。
少年はバラの花と仲良くなったが、結局は仲たがいし、少年はバラを残して旅に出ることにした。

少年は6つの小惑星を転々とし、それぞれの星の変な住民と会う。
そして、7番目の訪問先として地球を訪れた。

地球についた少年は砂漠で蛇に会う。
少年はキツネと出会い、遊んでほしいと言う。
キツネは仲良くないと遊べないと言い、話をするうちに遊べるようになる。

群生するバラを見て、バラがありふれたものだと知った少年はがっかりする。
少年はキツネに同じようなたくさんある物でも自分にとって特別なものこそが大切なものだと教えられる。
そして、別れ際に「大切なものは目に見えない」と教えられる。

少女と飛行士は友達になった。
いつか別れは来る、と飛行士は言ったが少女は納得しなかった。

飛行士は少女と車で出かけようとして警察に捕まる。
事情を知った母親は少女を怒るが、計画通り勉強していないことへの叱責だった。

飛行士の物語では、飛行機が直らないまま水が尽き、飛行士と少年は井戸を探しに行き、見つけることができた。
飛行士は飛行機に戻り少年は残った。

翌日、飛行機が直り、飛行士が少年を迎えに行くと、少年は蛇と話していて星に帰ると言う。
蛇に咬んでもらい魂だけ星に戻ると言うのだ。そして、少年は砂漠に倒れた。

そのあと暫くして、少女は隣に救急車が来て、飛行士が救急搬送されてしまった。
少女は病院に見舞いに行くが母親に連れ帰られる。

少女は意を決して飛行機を直し、少年を探しに行くことにした。
奇跡的に飛行機は直り、少女が操縦して庭から飛び立つことができる。
町中を飛び回った少女はとあるビルの屋上に少年の姿を見る。

飛行機を不時着させ、飛行士の話に出てきた星の住民に似た警官をごまかし、ビルの屋上に向かうと、
そこには大きくなって昔のことを忘れてしまった少年がいた。
そして、少年の心を忘れさせたビジネスマンが、星を瓶に集めて支配しようとしていた。

少年は少女を大人にするための学校に連れていく。
大人にする機械にかけるため椅子に縛り付けられた少女。

少年は少女から奪われて捨てられた物語を拾って記憶がよみがえり、少女を助ける。
そして壊されかかっていた飛行機に飛び乗り、瓶を壊して星を解放し、少女とともに自分の星を目指す。

宇宙に飛び出した飛行機は少年の星に着く。
そこには少年の残したバラがあったが、枯れており、ケースを取ると花弁は散ってしまった。
泣く少女、少年は昇る朝日を指し、バラはなくなっていないと言った。

少女は少年と別れ家に帰った。
受験の日、学校に行く前に病院に寄った少女と母親。
少女は飛行士から貰った物語を綴り、本にして飛行士に渡したのだった。

**

全編英語だが、製作はフランス。

「星の王子様」の物語自体はそのままに、その後、年老いたボク(飛行士)と物語を語り継ぐ少女のお話。
誰もが思う、あの後星の王子様はどうなったんだろう、に一つの解釈を示したもの。

CGアニメとストップモーションアニメをうまく融合。
「今」のお話はCGでリアルに、元の物語は素朴で簡素な風貌のフィギュアで切り替えにメリハリをつけている。

終盤は少女の妄想だが、少女の心から湧き出た物語として素直に受け入れられる。

今回は字幕版での鑑賞だが、吹き替えも錚々たるメンバーとなっている。

飛行士:ジェフ・ブリッジス=津川雅彦
王子様:ライリー・オズボーン=池田優斗
王子様:ポール・ラッド=宮野真守
少 女:マッケンジー・フォイ=鈴木梨央
母 親:レイチェル・マクアダムス=瀬戸朝香
バ ラ:マリオン・コティヤール=滝川クリステル
キツネ:ジェームズ・フランコ=伊勢谷友介
 蛇 :ベネチオ・デル・トロ=竹野内豊

母親が松居直美に見えてしょうがなかった。

マッケンジー・フォイは「インターステラー」のマシュー・マコノヒーの娘、マーフィー。

 

 

   

 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー  

クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デーブ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパー、ビン・ディーゼル。

子供のころ、ピーター・クイルは家族とともに病床の母を見舞う。
母は瀕死のベッドから手を差し伸べ、ピーターに手を握るよう頼むが、ピーターが躊躇しているうちに母は絶命する。
母の死を受け入れられないピーターは病室を抜け出して外に飛び出すが、宇宙船が飛来してさらわれてしまう。

20年後、ピーター・クイル(クリス・プラット)はトレジャー・ハンターになっており、
今日もある品物=(オーブの入った)球体を探していた。
うまく球体を盗み出したピーターは売りさばき先のザンダー星へ移動するが、闇の存在から奪還命令を受けたローナンの部下の
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)に追われる。

球体を売り渡そうとしたが、ローナンが絡んでいると聞いた故買屋は取引を拒否してピーターを追い出してしまう。

ガモーラだけでなく、あらいぐまに改造されたロケット(声:ブラッドリー・クーパー)とその相棒で、
「I am GROOT」としか言わない樹木型のグルート(声:ビン・ディーゼル)にも追われ、大騒ぎとなる。

結局4人とも逮捕され、脱出困難な極悪犯用の監獄に入れられる。
そこにはかつてローナンに妻と娘を殺され、復讐に燃えるドラックス(デーブ・バウティスタ)がいて、
ガモーラを襲おうとするが、ガモーラもローナンを裏切っており、ピーターが止める。

ロケットの作戦で各自が分担して脱獄計画を実行、何とか監獄から脱出する。
そのまま一行は、買主であるコレクターのいる星に行く。
ティバン・ザ・コレクター(ベネチオ・デル・トロ)は、一行に球体に隠されたオーブの力について話す。
オーブは実は強大な力を持つインフィニティ・ストーンの一つだった。

すると助手の女が自分でそれを手にしようと直接触ったところ、光に包まれて遂には爆発してしまう。
インフィニティ・ストーンはケースである球体に閉じ込められたが、コーナンの部下の軍団が迫り、激戦となる。

コーナンをおびき寄せることが目的でピーターらについてきていたドラックスは、
思惑通りコーナンと対峙するが、ぼろくそにやられる。

一方、ガモーラの裏切りもばれており、ガモーラは戦闘の末、宇宙に放り出される。
ピーターは、自分の宇宙マスクをガモーラに与えて助けるが、自分も危機に陥る。
ピーターは自分を(拉致して)育てたヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカ―)に助けを求め、
インフィニティ・ストーンを渡す条件で助けてもらう。

結局球体はローナンに奪われてしまう。
ローナンは闇の存在のサノスに反旗を翻しインフィニティ・ストーンを取り出して自身の持つ杖にはめ込み、
それを使ってザンダー星を破壊しようと考える。

ピーターはザンダー星に警告を出し、ロ―ナンを迎え撃つ準備をさせる。

ローナンの大型宇宙船がザンダー星に近づいてくる。
着陸させるとザンダー星が破壊されてしまう。
ザンダー星の守備隊は大軍を組んでローナンの大型宇宙船に対抗し、ロケットとドラックスが穴を開けて、
その隙間からピーターとガモーラが潜入し、機関部を壊す作戦。

なんとかかんとか内部に潜入し、機関部に迫る。
ガモーラの姉妹のネビュラ(カレン・ギラン)はガモーラへの妬みもあってガモーラと対峙、
ぎりぎりでガモーラがネビュラを倒す。
ガモーラはネビュラを助けようとするがネビュラは自分の手首を切り落として宇宙船から落下する。

しかし、ネビュラは他の戦闘機に飛び乗って逃げおおせた。

一方、ローナンの力は強大で総力を挙げても倒すことができない。
ロケットが戦闘機をローナンの宇宙船に激突させて撃墜に成功する。
しかし、それはみんなをも巻き込む特攻作戦だった。

グルートが枝を伸ばして球状にみんなを包み、墜落のショックを和らげてくれたが、
グルート自身はバラバラに砕け散って死んでしまった。

しかし、ローナンはまだ死んでいなかった。
ピーターはローナンの気を逸らしてドラックスらが攻撃、ピーターはインフィニティ・ストーンをもぎ取ることに成功。
しかし触るとそのパワーを受け止めきれず爆発してしまうインフィニティ・ストーン。

ピーターが光に包まれるとガモーラが手をつなぐよう要請。
母親の死のトラウマにためらうピーターだったが手をつなぎ、ロケット、ドラックスも手をつないで、
パワーをローナンにぶつけるとローナンは砕け散った。

ヨンドゥは約束通りオーブ(インフィニティ・ストーン)の入った球体を要求し、ピーターは素直に渡す。
しかし、それは偽物とすり替えており、本物はザンダー星のノバ本部で保管管理してもらっている。

ヨンドゥがインフィニティ・ストーンを見ようと球体を開けたところ、そこにはぬいぐるみが入っていた。

今回の活躍で過去の犯罪記録を帳消しにしてもらったピーター。
実は人間と異星人の混血で、インフィニティ・ストーンを触っても耐えられたのはそのおかげでもあった。

ピーター、ガモーラ、ドラックス、ロケットはチームとして行動を共にすることにした。
ロケットはバラバラになってしまったグルートのわずかに残った生きていた小枝を小さい鉢に植えていたが、
少しばかり成長し、音楽に合わせて手や腰を振る様子を見せた。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の結成編。
それぞれがバラバラだった5人(4人と1体)がチームとして結束し行動するに至る過程を描く。

緑人間と「アライグマ」というキャラになじめず未見だったが、「リミックス」を見るつもりなのでおさらい。

グルートが元々出ていたことは知らなかった。
次作のベビー・グルートのいきさつも理解したし、「アイム・グルート」もわかった。

反目後融和、協力して強大な敵に立ち向かう定番の展開で面白いっちゃ面白いがありきたりっちゃありきたり。
それぞれが勝手に行動して最後は個々の能力を生かして・・・・と「スター・トレック:BEYOND」でも見た展開。

宇宙が舞台でコラテラルダメージも所詮は他人事(ひとごと)で、お気楽に見れる娯楽大作。

 

 

  

 

 カンフーパンダ3  

主要キャストの声は前作までと同じで
ポー(パンダ):ジャック・ブラック
タイグレス(虎):アンジェリーナ・ジョリー
モンキー(猿):ジャッキー・チェン
マンティス(蟷螂):セス・ローゲン
バイパー(ヘビ):ルーシー・リュー
クレイン(鶴):デビッド・クロス
シーフー老師(レッサーパンダ):ダスティン・ホフマン
ウーグウェイ導師(ゾウガメ):ランドール・ダク・キム
ピン(ポーの養父、ガチョウ):ジェームズ・ホン

今作で本格登場
リー(ポーの父、パンダ):ブライアン・クランストン
今作の敵役
カイ(水牛):JKシモンズ

桜か桃の木の下で「内なる平和」と唱えながら瞑想にふけるウーグウェイ導師。
そこに冥界からカイがやってきてウーグウェイ導師と対決。

ウーグウェイ導師は「龍の戦士」が買いを倒すと予言するものの、
カイはウーグウェイ導師の気を吸い取って翡翠の珠にしてしまう。

カイはすでに多くの導師の気を翡翠の珠に閉じ込めており、残る「龍の戦士」を探しに現世へ行く。

その頃、平和の谷では、ピンの店で肉まん大食いの新記録を打ち立てたパンダがいた。
生き別れた息子を探しているそのパンダ、リーはポーと出会い、親子だと分かり合う。

ポーは、リーを連れてシーフー老子の館に行く。
シーフー老子はポーに自分の後継指導者となるよう指名するが、慣れない指導で他のカンフーマスターは
練習がグダグダの大混乱となる。

そんな中、ウーグウェイ導師の悲報が届き、シーフー老子はツルとカマキリに様子を探りに行かせる。
ウーグウェイ導師を助けるにはかつて導師がパンダ村でパンダの「気功」によって助けられたことから、
気を修得すればよいとわかり、リーはポーに気を教えられると言い、そのためにはパンダ村に誘い、
ポーを連れてパンダ村に向かう。

カイを探りに行った二人(2匹、1羽と1匹?)はカイの返り討ちに遭い、翡翠にされてしまう。
そしてカイに操られ、緑になって戻り、他のカンフーマスターに襲い掛かる。
さらにカイが現れ、ウーグウェイ導師の石像を壊し、屋敷を破壊、シーフー老子の気を奪って翡翠の珠にする。

ポーとリー、それにバッグに忍び込んでいたピンは、険しい道のりを行き、山奥の崖の上にあるパンダの隠れ里に着く。
そこでは大勢のパンダが平和に暮らしており、ポーは大歓迎を受ける。

ポーのそれまでとは大きく異なるパンダの生活様式だったが、気の修得のためにポーはパンダになり切ろうと努力する。
のんびりとまったりとした時間が過ぎていく。

パンダ村に必死の思いでたどり着いたタイグレス。
カイによって村が破壊され、シーフー老子もやられた、龍の戦士を倒すため、カイがもうすぐやってくると伝える。

急いで気を修得したいと申し出るポーだが、リーは今は誰もできない、できると言ったのは嘘だったと告白する。

ポーは戦うことを決め、シーフー老子の言葉を思い出して、それぞれの得意方法で戦えばいいことに気づく。
そして各バンダに得意技を生かした攻撃方法を教える。

やがて、カイが登場。パンダは得意技で応戦。
しかし、カイの圧倒的パワーには歯が立たない。

しかもカイは冥界の民であり、既に死んでいるため殺すことはできない。
ポーはカイが気で冥界から蘇えられたのなら、気で冥界に送ることができると考え、
一緒に冥界に突入、冥界でカイを倒す。

ウーグウェイ導師らカイに気を閉じ込められていた老師たちも解放される。
ウーグウェイ導師はポーに杖を贈り、龍の戦士だと讃える。
しかし、ポーは現世に戻ることができない。

パンダ村のパンダたちが一斉に気を送り、ポーは現世に復活した。
こうしてパンダ村、平和の谷にも平穏な元の生活が戻り、めでたしめでたしとなった。

**

絵はきれい。
冒頭のドリームワークスのロゴの出るシーンからして素晴らしく、掴みは万全。

しかし、全体の印象はなんかごちゃごちゃしていてまとまりがないというか、散漫と言うか、
メリハリがないというか、冗長と言うか、とにかくグダグダ感。

面白いっちゃあ面白いんだけど、なんか物足りないというか、すっきりしないというか、
腑に落ちないというか、消化不良と言うか、そういう印象でした。

ドリームワークスアニメーションの日本配給は、これもごたごたしているのか、フラフラしている。
それに沿って、DVD/BDの発売元もころころ変わっているようだ。
手元にあった「シュレック」「カンフーバンダ」「ヒックとドラゴン」「マダガスカル」「モンスターVSエイリアン」
などのDVD/BDを見てもユニバーサル、角川、パラマウント、20世紀フォックスと様々。

大体がドリームワークスアニメーションの経営自体がうまくいっていないのか、リストラもあり、親会社も変わり
2016年には買収されてNBCユニバーサルの傘下に入った。

「カンフーパンダ」は「3」はBDを買うかもしれないが、新作はもういいやと言う気がしないでもないが、
「ヒックとドラゴン3」はぜひ公開してほしい。

 

 

               

  

 素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー 


フランク・ランジェラ、リブ・タイラー、ジェームズ・マーズデン、スーザン・サランドン。

近未来。
高齢で一人暮らしのフランク(フランク・ランジェラ)。
フランクはずいぶん前の出来事を最近のように話したり、ちょっと記憶が定かでない。

娘のマディソン(リブ・タイラー)は仕事で海外を飛び回っているが父のことが気になってしょうがない。
兄のハンター(ジェームス・マーズデン)が父親の面倒を見ていないことに腹を立てている。

フランクは毎日、図書館へ行っては司書のジェニファー(スーザン・サランドン)と無駄口をたたくのが楽しみだが、
図書館はNGOに買収され電子化されるという。

息子のハンターが最新型のケアロボットだとして、1台のアシモ似の人型ロボットを置いていく。
フランクは反対するがとりあえずロボットを家に置き、ロボットは翌日からあれこれフランクの世話を焼く。

フランクが雑貨屋でくすみ損ねた石鹸をロボットがばれずに盗んだことで、フランクはロボットに泥棒テクを教え始める。

やがて、フランクはロボットと図書館に盗みに入り「ドン・キホーテ」の本を盗む。
フランクは新図書館の計画を進めるジェイク・フィン(ジェレミー・ストロング)に反感を持ち、
彼の宝飾品を盗むことにし、家を見張って生活パターンを探る。

そんなある日、娘のマディソンが久しぶりにやってきて、いろいろ話しているうちにロボットに停止指令を出してしまう。
フランクはロボットが役に立っていると言い、マディソンは自分がフランクの世話を焼くという。
フランクは散々マディソンに嫌味をしてついにロボットを再起動させる。

フランクはロボットと盗みの計画を精査し、そしてついにジェイク夫婦の留守をついて盗みに入り宝石をせしめる。

翌日、早くもローリング保安官(ジェレミー・シスト)がジェイクと一緒にフランクの家にやってくる。
ジェイクはフランクが犯人だと決めつけて食って掛かるが、保安官はそんなはずはないと思い込んでおり、
型どおりに質問して帰っていく。

マディソンの心配をよそにフランクは大丈夫だと言ってマディソンを帰らせる。
フランクは証拠隠滅のために「ドン・キホーテ」を燃やしてしまう。

盗んだ宝石をバラバラにしようとして手をケガをする。
ロボットはハンターに連絡し、ハンターが心配してやってくる。
フランクはカバンをハンターに渡し、中身を見ないでどこかに隠してくれと頼む。
ハンターが渋々カバンを持って帰ろうとすると、警察とジェイクが現れてハンターを止める。

カバンの中身は石鹸などの小物。
ジェイクは警察と家宅捜索を始めるが何も見つからない。
ジェイクはロボットのメモリに記録があるかもしれないと気づくが、ロボットはフランクに言われていた通り、
「自爆装置起動、カウントダウンします」と言い「10、9、8・・・」とカウントダウンを始める。

フランクが逃げ、警察も逃げるが何も起こらない。
フランクはハンターの車を回してロボットを乗せて逃げ、ジェニファーの家に行く。
そこでフランクは壁に掛けられた多くの写真に気づく。
ハンター、マディソン、ジェニファー、そして若かりし頃の自分とジェニファー。
そう、ジェニファーは自分の妻だったことを忘れていたのだった。

フランクはロボットとともに歩いて家に帰る。
警察とハンターが待っていた。
家に入ったフランクは窓から逃げようとし、ロボットは証拠隠滅のためにメモリを消去して初期化してくれというが、応じない。
しかし、誰も傷ついてないし、損するのは保険会社だけ、それに初期化すれば、フランクには次の仕事ができると言われ、
ついにリセットボタンを押してしまう。

その後、フランクは老人ホームに移り、ハンター、マディソン、ジェニファーが訪ねてくる。
フランクは別れ際にハンターにメモを渡す。
そこには庭のトマトの下を掘れ、とあった。

家族を見送ったフランクは、他の入居者がロボットを連れているのを見て、一瞬、あのロボットかと思うが、
同型のロボットが他にもいるのを見て、思い過ごしだったと考える。

**

ロボットは小さい人間が入っているようだった。アシモを使えばいいのにと思ったのは私だけか。
動きは遅いだろうが、遅い動きは編集でなんとでもなるし、止まっているときに微動はしない。
階段の上り下りもできるし、実際にロボットだ。

ロボットは、ロボットに形を借りただけなのか、ロボットであることに意味があったのか。

ロボットがユーザが簡単に触れるリセットボタン一発で初期化されてしまう構造はまずいが、展開上やむなし。

あっさりボタンを押しすぎの感想もあるようだが、宝石類を隠し通しハンターに引き継ぐ必然性と
フランク自身の葛藤も見られてあれでよかったと思う。

どこまで人型が必要かはわからないが、介護ロボット、健康管理ロボットなどは近々にある程度の範囲で実用化されるものと思われる。

 

 

  

 ダイバージェント 

シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームス、ジェイ・コートニー、アシュレイ・ジャッド、マイルズ・テラー。

舞台は、およそ100年後のシカゴ。
文明は破壊され、人々は「高潔」「博学」「勇敢」「平和」「無欲」の5つのグループ(派閥)に
仕分けられて秩序を保っている。

主人公のビアトリス・プライアー(シャイリーン・ウッドリー)は、無欲の一家で、
母、ナタリー(アシュレイ・ジャッド)、父、アンドリュー(トニー・ゴールドウィン)、
弟、ケイレブ(アンセル・エルゴート)と暮らしている。

子供たちは16歳になると適性の判別を受けたのち、どの派閥に属するかを決める。
属性は親と同じになることが多いが、異なることもある。
また、大体は適性判断の通りの派閥を選ぶが、自由意思で違う派閥を選ぶこともできる。

ビアトリスとケイレブは適性判断に向かった。
ビアトリスは試験官のトリ(マギーQ)に首元に薬剤を注射され、一種の催眠状態に入る。
そこで診た幻覚への対応で適性がわかるのだ。

犬に襲われる幻覚から覚めると、トリは診断結果をなかなか言わない。
ビアトリスが聞くと結果ははっきりしないという。
「博学」「勇敢」にも適性があるが、手入力で「無欲」にしておいた。
はっきりしない(=異端、ダイバージェント)であることは黙っておいた方が良いという。

翌日、派閥の選択の儀式が行われる。
「博学」のリーダー、ジーニン(=ジャニーヌ、ケイト・ウィンスレット)に会ったビアトリスは、
適性は適性、選択は自由だと告げられる。

各自が自分の手のひらを切ってその血を派閥のどれかの皿に注ぐことで行き先が決まる。
大抵は適性通りの属性を選ぶが、ケイレブは「博識」を選択し、ビアトリスは「勇敢」を選んだ。
両親は子供たちが別派閥を選んだことでがっかりする。
ここからは、各派閥に別れての行動となる。

「勇敢」派閥選択者は、走る列車に飛び乗って移動し、列車からビルの屋上に飛び降りる。
そして今度はビルの屋上から階下の穴に向かって飛び降りる勇気を試される。

尻込みするものが多い中、ビアトリスが1番に飛び降りると、穴の中のさらに下にはネットが張ってあった。
こうして、次々と降下してきた若者は、指導役のリーダー、フォー(=4、セオ・ジェームス)に改名を
指示され、ビアトリスは「トリス」と名乗ることにした。

新入者らはこれから「勇敢」に適しているかの一連の試験を受け、一定の水準に達しないものは脱落、
元の派閥ではなく、無派閥(落伍者、ホームレス)にされてしまうという。

トリス(ビアトリス)は最初の格闘でコテンパンにのされて失神し、次のゲームに置いて行かれるが、
気力を振り絞って追い、次のゲームに参加、チームの勝利に貢献する。

翌日、トリスはたまたま作業中の母に会う。
母は適性診断の結果を問い、トリスが異端だったと告げると黙っておくように忠告して去る。

トリスは練習を重ねて強くなっていく。
またしても薬剤注射による恐怖の幻覚との戦いのテストが行われる。
鳥の襲撃、泥沼の束縛、そして水槽での水攻め。
トリスは水槽のガラスを割って脱出に成功、幻覚から覚める。

試験官のフォーはトリスが異端だと気づき、「勇敢」はああいう割り方はしないので気を付けろと忠告する。

この後、トリに会って彼女の弟は端者だったことがばれて、死体で発見されたこと、
また、弟のケイレブに会って「博学」が秩序維持と称して「無欲」を排除抹殺しようとしていることなどを知る。
トリスは「博学」の警備兵に襲われるが、ジャニーヌが助ける。

「勇敢」に戻ったトリスは、暴漢に襲われ、フォーに助けられる。
暴漢はトリスが成績が上がったことで足切りになりそうなアル(クリスチャン・マドセン)とその仲間だった。

翌日、トリスは謝罪に来たアルを罵り、アルは自殺してしまう。

最後の訓練、トリスはまたも恐怖の幻覚と戦い、フォーの「4」の意味を知る。
フォーはまた心の底では5つの派閥に分断されていることにも反対していた事がわかる。

「博学」の前での最終テスト。
鳥、沼、水槽の恐怖の幻覚にどう耐えるか。
トリスはフォーの忠告を思い出し、水槽を割ることは止め、パイプを詰まらせて水を止め、テストに合格。

合格した「勇敢」の新人たちは制服に身を包み、銃を手に取り、首筋にトラッカーを注射される。
翌日、全員が列車に乗ってどこかへ向かう。
訝しがるトリスをよそに全員がマインドコントロールされている。
昨日の注射はトラッカーではなく、マインドコントロール装置だった。

異端であるトリスにはコントロールが効かない。
車内で見たフォーの傍まで行くとフォーもコントロールされていないことがわかる。

「勇敢」は「博学」の遠隔指示で操作され「無欲」を抹殺しに行くのだった。
フォーとトリスは逃げるが、マックス(ジェイ・コートニー)らに見つかって捕まる。

フォーの父は「無欲」のリーダー、マーカス・イートン(レイ・スティーブンソン)なので、
ジャニーヌはフォーを利用するため連行、トリスは処分するよう指示するが、母が現れてトリスを救出。

しかし、母は逃げる途中撃たれて死ぬ。
隠れ家で、父アンドリュー、弟ケイレブ、そしてフォーの父マーカスらと合流したトリスは、
母の死の悲しみを乗り越えて「博学」のコントロール・ルームに向かう。

最初の「勇敢」での訓練が役立ち、トリスのリードで「勇敢」の本部から「博学」の作戦室に入る。
その際、敵を引き付けるため先に進んだ父が撃たれて死んでしまう。

作戦室の脇にはフォーが縛り付けられていた。
フォーを解放するとトリスに襲い掛かる。
トリスは自分を犠牲にしてもいいと見せることでフォーのマインドコントロールを解く。
そして、「勇敢」に指令を出していたジャニーヌに薬を打って指令解除させる。

こうして大量虐殺寸前の「勇敢」の戦士たちは目覚め、虐殺を止める。

フォーこと、トビアスは父と再会、トリスらとともに列車で「平和」の領域に向かう。

***

なんだかなぁ。
この種のティーン小説と言えば、「トワイライト」「ハンガーゲーム」「パーシージャクソン」
「メイズランナー」「シャドウハンター」と映画化されたものも数多い。

本作は一応最後まで映画化される予定で、1作目の不人気ぶりで頓挫した物とは一線を画すが、
それにしてもなんか中途半端で甘っちょろい。

主人公は自分の能力に気づいておらず、元々はへなちょこだが、徐々に力を発揮、
やがて超越的な能力を持つようになるのだが、その凄さが感じられず、
また急激に能力を発揮するに至る「覚醒感」が全くない。

バディとなり、この後もトリスとともに「改革」にまい進するはずのフォーにも魅力がない。
人物とか演技とかではなく、使命感やトリスとの出会いの必然性を感じない。
まるでただの級友、あるいは同窓生。

実は「ハンガーゲーム」も1作目を見てその世界観にがっかりし、2作目以降は見ていないが
本作も劇場で見ていたら同じ感覚になっただろうと思える。

小説だったら面白かったかもしれないけどね。

細かい点でいろいろと矛盾も感じる。

一定の年齢で選別が行われるが、姉と弟同時なのはなぜ。
儀式の意味も不明。
適性検査も設定上は必要だろうが、勝手に変えられるし、単独で検査するのも変。
とにかく全体に主人公の都合のいいように他人の目がないことが多い。

なぜ、「博学」派閥はこのタイミングで行動を起こしたのか。
過去からずっと「勇敢」を使って同様のことが行われていたわけではなさそうだし、
タイミングよくというか悪くというか、必然性が感じられない。
そもそも「無欲」の虐殺は「勇敢」でも何でもなく、従順とか盲従の類。
先輩の上から目線も変だし、無派閥の位置づけもよくわからん。
一瞬、ナチのポーランドでのユダヤ人虐殺シーンに見えた。

各派閥の人数比率もよくわからないし、あれで社会システムが機能しているとは思えない。
なぜ「無欲」が社会システムを破壊するのか、抹殺することでその役割がなくなってもいいのか。

この社会がどうしてこういう状態になったのかは続編に委ねられるらしいが、要するに世界観が雑。

 

 

        

  ショーン・オブ・ザ・デッド  

サイモン・ペグ、ニック・フロスト、ビル・ナイ、ケイト・アシュフィールド、ペネロペ・ウィルトン。

**

出演者を整理しておく。

主人公でやる気のないショーン(サイモン・ペグ)、ショーンと同居する男2人。
一人は幼馴染のエド(ニック・フロスト)ニートでゲームオタクでどうしようもないグータラ。
もう一人はまじめに働くピート(ピーター・セラフィノビッツ)。

ショーンの彼女のリズ(ケイト・アシュフィールド)、リズの元カレ、デビッド(ディラン・モラン)と
その彼女、ダイアン(ルーシー・デービス)とは親友。

ショーンの母、バーバラ(ペネロペ・ウィルトン)、その夫で義理の父、フィリップ(ビル・ナイ)

ショーンはいつものように通勤途上でコンビニに寄り、ホームレスに施しをし、仕事場につく。
リズとのデートはハブの「ウィンチェスター」
リズはいつも不満。というのも、いつもハブで飲むだけで、ショーンがエドを連れてくるから。
リズもデビットとダイアンを連れてこざるを得ない。
二人きりでのデートがしたいと責められたショーンは、明日はレストランを予約すると約束する。

リズが帰った後もショーンはエドとバカ騒ぎして帰る。
翌朝、同居するピートに意見されながら、職場に向かうショーン。
道すがらのコンビニもホームレスもいつもと様子が違うの(既にゾンビ化)だが、気づかない。
職場に義父のフィリップ(ビル・ナイ)がやってきて何か買うかと思いきや、
明日のかあさんの誕生日プレゼントに花を買ってこい、と説教される。

リズからデートの確認の電話が入る。
予約を忘れていたショーンは焦って電話を入れるが、どこも満員で断られる。
母のために買った花束をもってリズに会い、ハブに行こうと言ってあきれられる。
花束も母へのメッセージカードを入れたままでばれ、ついにリズに縁を切られる。

エドと二人で飲み明かすショーン。
明け方帰るとまたピートに意見される。
ピートは酔っ払いに手を噛まれて頭が痛いらしい。

庭にいた女がフラフラしながらショーンに襲い掛かる。
ひどい酔っ払いだと思って突き放すと、女は鉄柱の上に倒れ、串刺しになってしまう。
驚くショーンとエド。しかし、驚くのはまだ早い。
女は血だらけのまま立ち上がり、ショーンに向かってきたのだ。
さらに血だらけの男も追ってくる。

家に逃げ帰ってTVを見たショーンとエドは町中にゾンビがあふれていると知る。
ゾンビは人間を襲うこと、噛まれると感染し頭痛や吐き気がすること、
殺すには頭を切り離すか、つぶすこと、だと知る。

ショーンとエドはレコードを投げてゾンビを攻撃するが失敗。
納屋からクリケットのバットやシャベルを持ち出して倒す。

ショーンは母バーバラに電話してフィリップが噛まれたことを知る。
ショーンとエドはバーバラを助け、フィリップを殺して、リズと一緒に逃げ、
「ウィンチェスター」に隠れることにした。

トイレに行くとゾンビ化したピートが現れるが無視して逃げ、ピートの車でバーバラ宅に。
ショーンはピートを殺そうとするがバーバラに阻まれ、結局連れていくことに。

リズのところにつき、多少揉めるがリズ、デビッド、ダイアンを連れて逃げる。
途中、フィリップが死に、その間際に父を亡くした子供のころのショーンの話をする。
誤解が解けて泣くショーンだったが、フィリップがゾンビ化して蘇り、襲い掛かったので、
車を捨ててみんなで逃げる。

道路にはゾンビがうようよいるので、よその家の庭伝いに進み、道路を挟んだ
「ウィンチェスター」の前までたどり着く。

ここで、ショーンは友人のイボンヌ(ジェシカ・スティーブンソン)の一行に出会う。
中にデクラン(マーチン・フリーマン)がいるがメンバーはショーン一行と相似形。

イボンヌらと別れ、ショーンはゾンビのふりをして「ウィンチェスター」に向かう。
しかし、ドアが閉まっており、そうこうしているうちにエドにヤクの取引電話がかかってきて、
ゾンビにばれ、襲われそうになる。

デビッドが窓ガラスを割って中に入り、ショーンは囮になってゾンビを引き付けて店から離れる。

パブの中で、リズ、デビッドが揉めているとショーンが帰ってくる。
裏口から入ったと言い、窓にバリケードを作って静かにしていると、エドがジュークボックスを掛けてしまい、
音に気付いたゾンビが店に集まってくる。
そしてゾンビ化した店のオーナー、ジョン(スティーブ・エマーソン)が現れる。
みんなでジョンを倒し、ショーンは店に飾ってあったライフルでゾンビを攻撃するが、下手でなかなか当たらない。

そうこうするうち、バーバラの調子が悪くなる。
逃げる途中の家で家主に手を噛まれていた。
殺せというデビッドと嫌がるショーン、リズとダイアンも加わって口論となるが、ついにバーバラは死ぬ。
まだ口論は続くが、バーバラがゾンビとなって蘇り、ショーンが撃って殺す。

外のゾンビはついに窓から中に入ってくる。
デビッドは連れ出されて食べられ、ダイアンもやられる。
残る3人はカウンターの中に逃げ、酒に火をつけて防ぐがエドは噛まれる。

3人はカウンターの奥から地下貯蔵庫に逃げる。
エドに症状が現れ、ゾンビが地下に入ろうとして、万事休す、かと思いきや、
外への荷物エレベーターを発見、発症したエドを置いてショーンとリズは逃げる。

外へ出たものの周りはゾンビだらけ。
しかし、軍が現れてゾンビを蹴散らし、ショーンとリズを助ける。

その後も軍の攻勢で、ゾンビは掃討され、生き残ったというのも変だが、ゾンビは安全に配慮しながら
有用に使えることがわかり、生前の職業/特技などを生かして、人間との共生が実現する。

ショーンはリズと暮らし始めるが、家の地下にはゾンビとなったエドがおり、
以前のようにショーンと一緒にTVゲームに興じるのだった。

**

ロマンス・ゾンビ・コメディ。
サイモン・ペグを一躍スターダムに押し上げた伝説の一本。

単なるゾンビ・サバイバル・ホラーだと思ったら大間違い。

監督のエドガー・ライトは2本目の長編映画で、この後サイモン・ペグとは
「ホットファズ」「ワールズ・エンド」でも組んでいる。

ゾンビの真似をしてゾンビをごまかすシーンは有名だが、こんなちょっとしか出ないとは。
それだけインパクトがあったということだろう。

マーチン・フリーマンとすれ違うシーンは思わず笑った。
パブで主人のジョンを音楽に合わせて殴るシーンは笑う。

ゾンビそのものはかなり古くからある概念だが、現在のゾンビ映画のルーツと言えば、
なんといっても、ジョージ・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(1968)、
そして同監督の大ヒット作「ドーン・オブ・ザ・デッド」(1978)であろう。

その後もゾンビ映画は隆盛を極め「何とか・オブ・ザ・デッド」のほかにも、
「28日後」その続編の「28週後」「アイ・アム・レジェンド」「ワールド・ウォーZ」など、
設定が若干異なるものも多い。

中でも「アイ・アム・レジェンド」は同名SF小説に由来しており、3度も映画化された。
「ナイト・オブ・・・」は、ゾンビの設定など、その小説からヒントを得たと言われる。

本作のタイトルはずばり「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディだが、
ストーリーは「ゾンビ映画としての類似点」を除けば、別物。

ショーンは主人公の名前であり、SHAUNとつづり、「ひつじのショーン」と同じ。
カタカナでショーンと書かれる名前にはほかに「SHAWN」「SEAN」などと
綴るケースがある。

 

 

 

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