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今年の累計:44(0)[11] 本 |
( )は試写会 [ ]は邦画 |
1−3月期:13(0)[2]本 、4−6月期:16(0)[5]本、7−9月期:15(0)[4]本、10−12月期:0(0)[0]本 | |
7月:4(0)[1]本、8月:5(0)[1]本、9月:6(0)[2]本 | |
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中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、伊武雅刀、永山絢斗、大竹しのぶ。 * 冒頭はアニメで物語が進行する。 町に人質事件が発生。 こうして、次々と仲間が集まり「真田九勇士」が誕生する。 「本作はアニメ映画ではありません、まもなく実写の本編が始まります」のテロップがおかしい。 真田九勇士の噂は広まり、真田幸村の評判はますます高まる。
徳川家康(松平健)が豊臣一族を完全に滅ぼそうとしていることに危機感を抱いた豊臣の家臣たちは 当主は秀吉の愛息秀頼(福士誠治)。
いろいろ意見が出るが、結局は幸村の意見を聞かれると読んだ猿飛佐助は、
大坂城の兵糧は3年は持つ、ここは籠城して頑張るべきか、先手を取って討って出るべきか、 ついに、幸村の意見が問われる。
しかし、佐助の横から才蔵が「大坂城には弱点がある」と口を挟み、それを幸村が言ってしまう。
焦った佐助は「そこに出城を築き、自分に任せろ」と幸村に言わせその場は収まる。 出城の工事が決まった後、久々津衆の仙九郎 (
石垣佑磨)と配下が佐助と才蔵を狙う。
その頃、城下で「真田九勇士」を騙り、飲み食い金品を無心する男がいた。 改めて「真田十勇士」の始まり始まり。 急工事ながら工夫を凝らした真田丸が完成し、幸村は一安心。
やがて軍勢を整えた家康が大軍を率いて攻めてくる、大坂冬の陣である。 この後まもなく、大勢は決し徳川軍の敗退となった。
負けた徳川側から和議の申し出があり、条件が大坂城の堀を埋めることだった。
屋根裏から反対の声を送ろうとしていた佐助と才蔵だが、糸電話イヤホンが切れてしまい、
会議の後、佐助と才蔵は幸村に文句を言うが、徳川の大砲の砲弾が淀殿の寝所付近に その夜、才蔵が一人の時、火垂が矢文を送り、ある秘密をばらす。
その後、当初約束の外堀だけでなく内堀も埋められてしまった大坂城の防御力は格段に低下する。 真田丸もつぶされ、大軍で攻められれば落城は必至。
筧十蔵が席を立つと仙九郎が近づき、十蔵が内通者だったとわかる。 翌日、幸村の作戦通り討って出た真田軍。 才蔵は仙九郎のタイマン勝負となり、ついには仙九郎を倒す。
横から毛利軍が突っ込んで正面が手薄になり、幸村と大助が突入を試みる。
場内に戻った佐助は淀殿と秀頼公を探すが城内は乱戦状態で大混乱。
地下蔵に淀殿、秀頼公、佐助、才蔵、三好清海、三好伊三が集結していた。
労せずして皆殺しとなった。火垂は久々津壮介の指示で火をつける。
敵がすべていなくなった途端、才蔵と佐助は起き上がる。すべては芝居だった。
秀頼は眠らされてつづらの中におり、みんなで助け出すことにした。 一同が船で地下通路を通って脱出した後、蔵は燃え落ち淀殿は焼け死ぬ。
秀頼と佐助、才蔵、三好兄弟、それに火垂は、海路薩摩を目指していた。 ** エンドロールの最中に、画面半分の絵物語(紙芝居風)で後日談が語られる。 そんな馬鹿な、とは思ったもののまあ、そういう絵空事もまた楽し。 前半をアニメで端折る手法とか、紙芝居とか遊び心で実を取るのはなかなかですな。 ** 奇想天外、荒唐無稽。
ただ、演技がいかにも芝居がかっているように見えたのは、元が舞台劇だったせいかもしれない。 幸村はキャッチコピーでいうほど腰抜けダメ男でもない。 |
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ハドソン川の奇跡 トム・ハンクス、アーロン・エッカート。 ** 冒頭は、緊急事態が起こった旅客機の操縦室。 しかし、それは機長であるサレンバーガーの悪夢だった。 ここから、物語は、妄想(悪夢)や過去の回想や記憶を交えながら時に時系列に沿わずに進むので、 さて、時は2009年1月15日。 機長はサレンバーガー(トム・ハンクス)、副機長はスカイルズ(アーロン・エッカート)。 機はスカイルズが操縦して離陸、上昇を続ける。 推力喪失、電源喪失、機長は直ちにAPU(補助電源装置)のスイッチを入れ、 「こちら、1549便、バードストライクにより両エンジン喪失」 機長と副機長はQRHの手順に従い、エンジン再起動を試みるも失敗。 管制官は近隣のテターボロ空港に緊急連絡し、滑走路の確保を要請。 管制官は、1549便に向かって呼びかけ続けるが応答はなく、ついにレーダーから機影が消える。 緊急発進したヘリコプターは川に沿って飛行する旅客機を発見し連絡。 ついに機は着水。ある程度の衝撃はあったものの、機体に大きな損傷はなく、ドアからスロープを展開。 やがて、複数の沿岸警備隊の船舶が近づき、次々と乗客を救助していく。 サレンバーガーは沈みつつある機体後部に向かい残った乗客がいないか確認、 このころ、墜落したと思い込んでいた当時の管制官は無事着水の連絡を受けてびっくりし、安堵する。 陸上には消防車、救急車も駆けつけ、次々と乗客を病院へ搬送。 病院では乗員組合の幹部ラリー・ルーニー(クリス・バウアー)が、155名全員の無事を伝え、 TVでは各局がこのニュースを伝え「ハドソン川の奇跡」として、 しかし、話はこれで終わりではない。 初日の審問は通り一遍の質問。 この間も、サレンバーガーとスカイルズはTV番組などに引っ張り出されるが、 ほどなく、コンピューター・シミュレーションの結果がNTSBより報告される。 ひょっとして自分の判断は間違っていたのか。 この後さらに実パイロットによるフライトシミュレーターを使った再現実験も行われることになっていた。 サレンバーガーは憂鬱な気分のまま、夜の街をジョギングし、たまたま入ったバーで、 いよいよ公聴会の日。 エアバスA320のフライトシミュレーターによる再現実験が大画面に映し出される。 続いてテターボロ空港に向かった場合。 委員は結果はコンピューター.・シミュレーション結果と同様で、全くの時間の無駄と吐き捨てるが、 再現実験にはヒューマン・ファクター(人的要因)がまったく考慮されていない。 委員は確認し、17回、と答える。彼らは今日のテストまでに17回訓練しました、と。 サレンバーガーは続ける。 委員は相談し、35秒のアイドルタイムを設定して実験をやり直すことに決める。 再び、実パイロットによる再現実験。 続いて、35秒のアイドルタイム後、テターボロ空港への転進。 既に委員会側の敗北は決定的だったが、続いてボイスレコーダーが再生され、 さらにその直後に報告が入り、左エンジンが川から回収され、バードストライクにより 委員はサレンバーガーに謝辞を述べ、その行動に賛辞を贈ったが、サレンバーガーは乗客乗員と 最後に違う行動をとった可能性について意見を求められたスカイルズは「やるなら7月に」と言って笑いを取る。 * 最後にサレンバーガー本人が乗員乗客の多くと再会した時の様子が映し出された。 * 最後の本人、元乗員、元乗客との再会シーンは、2011年6月11日にカロライナ航空博物館で開催された * 本編は必ずしも時系列に沿っては編集されておらず、事故の全容は中盤で描かれる。 クリント・イーストウッド監督作品。 実際のフライトシミュレーターによる再現実験ではアイドルタイムではなく、エンジン再起動が試みられたらしい。 QRHにバードストライク時の対処は載っているが、本事案のような上昇中、低空での衝突は想定しておらず、 両エンジンが同時にバードストライクによって停止することは稀であり、管制官とのやり取りでもみんなが一様に |
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キング・オブ・エジプト ジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュ、ブレントン・スウェイツ、コートニー・イートン。 * 神々がエジプトを支配していた時代。 当時のエジプト王、オシリス神(ブライアン・ブラウン)は平和を旨とした治世を行っていたが、 ホルス神の即位式にはこの物語の主人公であるこそ泥のベック(ブレントン・スウェイツ)と、 今まさにベックに王冠が授けられようとしたとき、オシリス神の弟で砂漠の神、セト神が現れ、 そして、セト神はホルス神とも戦い、ホルス神の両目をえぐりとってしまう。 それから1年。 ベックはすきを見てザヤに会う。 宝物殿には盗賊除けの罠が仕掛けられていたが、ベックはこれをクリアーして、 ベックは咄嗟にホルス神の目を掲げてその輝きでウルシュや兵が目を白ませたすきに逃げる。 ベックはザヤの遺体とともにオシリス神の墓所に隠れているホルス神を訪ね、 ホルス神は冥界の神、アビヌス神を召喚してザヤの魂を冥界に送る。 ホルス神はベックとともに岩山の頂上に上り、太陽神、ラー神に祈りを捧げ鷹の翼を得て空に舞い上がる。 ホルス神はセト神の力の根源である炎を消す命の水を瓶に取り、ラー神の力を得て地上に降りる。 その頃地上では、セト神が反旗を翻す元妻でオシリスの妻の妹ネフテイス(エマ・ブース)を討伐に出向き、 ムネビス神はホルス神殺害に失敗したことをセト神に報告し、セト神に斬殺される。 セト神はアステル神とアナト神にホルス神殺害を命令。 アステル神とアナト神は巨大なコブラを駆ってホルス神を襲うが、ハトフル神が加勢して返り討ちに遭う。 ホルス神、ハトフル神、それにベックは、知恵の神、トト神(チャドウィック・ボーズマンの)館に向かう。 一行は何とかトト神の協力を得て進み、セト神の力の炎が燃えるピラミッドに入る。
セト神はその場を去り、自分の神殿でジャッカルの姿となってオシリス神の心臓、ネフティス神の翼、トト神の脳を取り込み、 そして、アポビスを地上に放って人類を一掃することにした。 捕まった、ハトフル神、ホルス神、ベック。 ベックはホルス神とともにウルシュを脅して、セト神の立つオベリスクの頂上に向かう。 ベックはウルシュと揉みあいになるが、勝ってオベリスクの頂上に出て加勢する。 しかし、右目とともにベックも落下。ホルス神は翼を得てベックを助けると、セト神を倒すことに成功する。 ベックは戦いで傷を負っていて、ついに死亡。ホルス神によってザヤの隣に葬られる。 ホルス神が再び王位につきくことになるが、落ちた右目は人間に拾われており、ホルス神に戻される。 * 原題は「GODS of EGYPT」。キング=王、ではなく、神々である。
神話では、オシリス神はセト神に殺された後、冥界から一時的に戻ってイシス神にホルス神を身ごもらせたとされている。 古代エジプトの神話をベースにしたファンタジーで、元々神話の世界なんだから、現実の古代エジプトの世界とは直接関係ない。 従って、神話と違うというのは合っているにしても、白人ばかりは変だとか、あんな建物はないとか、
また、神話をそのまま映画化したわけではなく、ファンタジーであり、神話と違うことを以て映画の批判とすることはおかしい。 * 次から次へと現れる難敵。 派手な動き、ジャンプ、墜落、水没、風、等々、まさにアトラクションムービーとして * 主人公のブレントン・スウェイツは「マレフィセント」でダメダメ王子のフィリップ。 ザヤのコートニー・イートンは本作が2作目で、前作は「マッドマックス 怒りのデスロード」 ハトフルのエロディ・ユンは、カンボジアとフランスのハーフ。 ホルス神のニコライ・コスター・ワルドーはデンマーク人。 |
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スーサイド・スクワッド
ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジェイ・コートニー、ジョエル・キナマン。 * 物語はスーパーマンが死んでしまった後の世界。 利用するビランは、いずれも服役中。 狙いを絶対外すことのない狙撃手、フロイト・ロートン、通称デッドショット(ウィル・スミス) 精神科医でジョーカーの精神分析を行ううちにその悪魔的魅力に取りつかれ、後に自身も ブーメランを使った強盗殺人犯ディガー・ハークネス、通称キャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー) 手から炎を出して周りを一瞬にして焼き尽くすチャト・サンタナ、通称 エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス) 縄を使った犯罪人、クリストファー・ワイズ、通称スリップノット。 突然変異でワニのような皮膚を持ち、水棲能力を持っているウィロン・ジョーンズ、通称キラー・クロック。 政府側のリーダーはリチャード(リック)・フラッグ大佐(ジョエル・キナマン)。 アマンダ・ウォーラーは、将軍らの集まる会議でジューン・ムーン博士(カーラ・デルビーニュ)を 考古学者のムーン博士は洞窟調査の際、魔女の封印を解いてしまい、自身が体を乗っ取られた。 地下鉄の駅で得体のしれないものが暴れているとの連絡が入る。 アマンダ・ウォーラーは6人のビランの首筋にリモコンで起爆できるナノ爆弾を埋め込み、 どうせ爆弾はダミーだとキャプテン・ブーメランにそそのかされたスリップノットが逃げようとして爆死する。 もう一人、チームに参加していないビランがいる。 現場接近中にヘリは撃墜されるが、スーサイド・スクワッドの連中は無事。 次々と襲ってくる化け物兵を打倒しながらHVT−3のいるビルに進む。 ビル内ではついにエル・ディアブロが切れて炎で敵を焼き尽くし、HVT−3のいる部屋に到達。 そのとき、ジョーカーがハーレー・クインの爆弾を解除してヘリで奪還する。 その後、救援のヘリにアマンダ・ウォーラーを乗せて任務完了・・のはずだった。 アマンダ・ウォーラー救出のため、ハーレー・クインも加えてスーサイド・スクワッドは任務続行となるが、 実は、最初にフラッグ大佐が地下鉄にムーン博士と向かった時、化け物の下に爆弾を設置して爆破する手はずだったが、 しかも化け物はエンチャントレスの弟で、そのパワーを利用したエンチャントレスは念力によって また、アマンダ・ウォーラーを殺さずに拉致したのはその指紋認証を利用して容器のロックを解除し、 一旦はフラッグ大佐に呆れて離脱する全員だったが、エル・ディアブロの悲しい過去を聞くにつけ、 しかし、心臓を得たエンチャントレスと弟は劇的に強くなかなか倒せない。 エンチャントレスのパワーは尽きず、スーサイド・スクワッドに仲間に入れとそそのかす。 エンチャントレスは倒れ、人類破壊装置は壊れる。 これでムーン博士も永遠の彼岸へ、と思われたが、エンチャントレスの皮を剥いでムーン博士が現れた。 デッドショットも娘との再会を果たしたし、ハーレー・クインも念願のエスプレッソマシンを手に入れたし、 と思ったら、刑務所を襲う一群のリーダーはジョーカー。 ** エンドタイトルの後に1シーン。 はたして話は続くのか。 * バットマンやバットモービルが一瞬出るが、過去のバットマン作品との一致点/相違点はよくわからなかった。 ビラン軍団がヒーロー軍団と対決するのは普通のヒーローもの。 * ジョエル・キナマンは、新「ロボコップ」、「ラン・オールナイト」ではリーアム・ニーソンの息子。 * カタナの福原かれんは日系アメリカ人で、まだ23〜4。157cmと小さい。 ラッパーのコモンが出ている。 |
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超高速!参勤交代リターンズ
佐々木蔵之介、深田恭子、西村雅彦、上地雄輔、寺脇康文、六角精児、柄本時生、知念侑李、伊原剛志、 * 前作は徳川吉宗の治世に湯長谷藩(ゆながやはん、現福島県)の藩主、内藤政醇(まさあつ、佐々木蔵之介)が、 内藤政醇は、参勤の途中で昵懇になった遊女、お咲(深田恭子)を身請けし、側室として迎え入れるが、 * 今作はその続編。 相前後して、将軍吉宗(市川猿之助)が55年ぶりに日光社参を敢行。 その頃、湯長谷藩で突然一揆が起こり、農民は田畑を荒らされ、刈入れたばかりの米を強奪される事態が発生。 幕府から目付が湯長谷藩に向かったとのこと。 飲まず食わず休まず眠らず、一気呵成に走り抜けて帰国するしかない。 一方、江戸城では松平信祝の復職を快く思わない連中がいやがらせする状態だった。 また、松平信祝は湯長谷藩の一揆に対し、吉宗帰国前の厳罰処分を提示し、 そのことを知らない一行は、内藤信祝と泳げない相馬兼嗣を舟に乗せ、他の4人が泳ぎながら 急ぎの帰国とはいえ「交代」としての体裁は必要。 しかし、高萩にはそれまでなかったはずの関所が作られ、自分たちの手配書まで回っていた。 しかし、山中で大勢の刺客に取り囲まれてしまう。 一方、江戸詰めの藩士たちも江戸屋敷を追い出された。 門前でそれを止めたのは大岡忠相(ただすけ=大岡越前、古田新太) また、秋山圭吾は一味の一人が持っていたメモから、松平信祝が吉宗暗殺を計画していると気づき、 内藤政醇の一行はやっとの思いで湯長谷藩に着いたものの、すでに城は尾張柳生の先陣が入城しており、 住民の様子をうかがう内藤政醇は田畑が蹂躙され、柳生道場にされようとしているのを見て愕然とし、 偽の情報で幻道ら主力部隊を白の外におびき出し、今村清右衛門(六角精児)が女房どもが幽閉されている 罠に気づいた幻道が戻ると、柳生一の剣士、諸坂三太夫(渡辺裕之)と荒木源八郎(寺脇康文)との その頃、湯長谷藩に近づいていた松平信祝の隊と尾張柳生の本隊合わせて1000名と対峙した内藤政醇一行。 ついに、松平信祝と内藤政醇の直接対決となるかと思われたとき、尾張柳生の統領は内藤政醇に利があるとみて そこへ、大岡忠相と松平輝貞(石橋蓮司)が登場し、観念した松平信祝を逮捕して一件落着。 松平信祝は、吉宗の寛大な裁きにより死罪ではなく、地方での預かり、遠島に処せられたのだった。 ** 前作の主要キャスト続投。 それらは良いとして、エピソードを盛り込み過ぎた感があって、やや話がばらけすぎ。 さらに、事件解決に割ける時間(尺)の都合だろうが、中尾明慶があっさり事情をばらすし、 尾張柳生があれだけ陣内孝則の手となって悪事を働いたのも宿願の領地獲得が目的だったはずなのに、 エピソードを減らし、展開をもう少し単純化しても十分面白かったはずで、 |
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グランド・イルージョン 見破られたトリック
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デーブ・フランコ、マーク・ラファロ、 *
前作(2013/10鑑賞)で、トレスラー(マイケル・ケイン)の保険会社から金を奪い、 本当の黒幕として、秘密組織の「ジ・アイ」が描かれるがその正体は不明のまま。 * まずは、ディラン・ローズの父である、ライオネル・シュライクが金庫からの脱出に失敗して死んだ当時の回想。 * 前作の結末から1年。 逆に仲間に入りたいとルーラ(リジー・キャプラン)がダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)に それは新型チップの発表を控えたIT企業。 前作でジャックは死んだと思われているので(サディウス・ブラッドリーが生きているとばらしてはいたが) 発表会でCEOのオーウェン・ケイス(ベン・ラム)に催眠術で心の声(メリットの声)に従うよう仕向け、 観衆は喜ぶが、突然ビデオがすり替わり、ジャックは生きていると暴露した。 ナタリーは態度のおかしいローズを確保するも、手錠をすり抜けられて逆に手錠で固定されて逃げられる。 4人は屋根に逃げ、あらかじめ用意してあった脱出シュートで逃走用トラックの荷台に滑り込む、はずが・・・ 追い立てられるようにレストランを出たが、中国マフィア連中に捕まってどこかへ連れていかれた。 ウォルターは今回4人が襲ったIT企業の新型チップを失敗させるわけにはいかず、邪魔をすることになった。 当初嫌がっていた3人も、アトラスがやるというのでしぶしぶ賛同することになった。 すり替え時のマフィアの女と代理人のつもりで潜入。 一方、ローズはみんなが集合場所にやってこず、電話にも出ないことから業を煮やし、 はたしてブラッドリーはローズをマカオに連れていき、情報源だとして先のマジックショップに連れていく。 ローズは店で聞いた話をもとに4人を探しに行きアトラスに出会うが、アトラスはローズの助けを拒否、 ローズはアトラスからチップを奪い、やってきたウォルターの部下に捕まる。 その後、オースチンはローズの仕業に気づき、コーワンを連れてマカオに飛び、 ブラッドリーは4人(ローズを入れると5人)は向こうからやってくると言い、 大みそかのロンドン。 一方、メリットは双子のチェイス(二役、ボディ・ダブルはブリック・パトリック)に心を読まれ、 ウォルターはローズがチップを持っていないことを知り、ブーブーの店から運び出した 金庫には隙間から水が入り込み、おぼれそうになるが、ローズはブーブーの店でもらった その後なんだかんだあって、結局4人はウォルターに捕まってしまう。 祝杯を交わすウォルターとトレスラー。 いつの間にか激しい雨はやみ、外が見えてきた。 ジェット機はフロートに載せられ、巨大扇風機で豪雨を演出されていた。 影の存在であるはずのウォルターも人々の目にさらされてしまった。 事件後、5人はグリニッジのある館を訪れる。 それによれば、二人はコンビで煽り役とそれに乗るマジシャンの構図だった。 「ジ・アイ」は存在し、かつその館の階下に証拠があるという。 *** 前作を見ていないと全体の流れや人物の設定が分かりにくいと思う。 雨粒が止まるトリックは面白かった。 デビット・カッパーフィールドが監修しているようだし、キャストもかなり練習したようだ。 どうしても仕掛けが思いつかないものとか、実現が難しいものを催眠術(後催眠暗示)で * 周杰倫(ジェイ・チョウ)は、「グリーン・ホーネット」のカトー。 「スタートレック」シリーズのスールーを演じるジョン・チョウと勘違いしている人がいた。 リジー・キャプランは「127時間」や「クローバーフィールド」に出ているが記憶がない。 なお「10クローバーフィールド・レーン」のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは似ているが別人。 * チップのすり替え(偽物のはずが本物)はよくわからなかった。 ラスト付近でオクタ社のチーフらしき人(ヘンリー・ロイド・ヒュー)が、 ** 盗もうとしていたチップはそもそも何なのか。 あのサイズにCPUや制御回路を載せIOのI/F(コネクタ類)をつけた超ミニサイズコンピューターは実在する。 仮にそれらをプリント基板化したものだとすれば、あの形もあり得るかもしれないが、CPUその他のマイクロチップ、 ここは、従来の概念を大きく異なる新型の構造、実装をしている次世代の基盤と考えるべきなのか。 |
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:<影>シャドウズ ミーガン・フォックス、スティーブン・アメル、タイラー・ペリー、ウィル・アーネット。 ** 続編。
TMNTの4人(?)、エイプリル(ミーガン・フォックス)、バーノン(ウィル・アーネット)続投。 前作のシュレッダーとの戦いではTMNTは影に徹し、バーノン(バーン)がNYを作ったことになっている。 *
エイプリルは、バクスター・ストックマン博士(タイラー・ペリー)の行動を探っていた。
シュレッダーはより警備の厳しい刑務所に移送されるところだった。
エイプリルから連絡を受けたTMNTの4人、すなわち、レオナルド、ドナテロ、ラファエロ、
しかし、バクスター博士の用意した謎のマシンによって、シュレッダーは一瞬にしてどこかへワープしてしまう。
シュレッダーのワープ先は異空間。
クランゲはシュレッダーに3つのパーツを見つけて組み合わせるよう指示し、
シュレッダーは地球に戻り、バクスター博士にそのことを伝える。
その様子を見ていたエイプリルはすきを見て謎の液体を奪取して逃げるが、シュレッダー軍団に追われる。
例の液体のビンは警察に押収されたが、注射器に入った少量をエイプリルが持ち込んでいた。
しかし、レオナルドはそれを隠し、ラファエロはそれに気づいて反発する。 博物館にレオナルドとドナテロがついたときにはシュレッダー軍団が、機械のパーツを取り出して盗んだ後だった。
反発するラファエロはミケランジェロと液体のビンを取りに警察本部への侵入を計画し、
液体を奪ったもののみんなは警察に囲まれて絶体絶命。
警察でビンセント署長に言い分をまったく聞いてもらえない二人だったが、すきを見てエイプリルがバーノンに連絡。
一方、例の液体を手に入れたTMNTだが、ラファエロが変身を断念して結束し直す。
しかし、シュレッダー一味はあっさりとブラジル熱帯雨林中のパーツを探し当てて、アメリカに帰る途中。
飛行機は墜落し、濁流を流れながらの戦い。
これで3つのパーツが揃い、バクスター博士が組み上げて機械を起動させると、天空に異次元への窓が開き、 それらは自力で組みあがり、次第に巨大な球形の宇宙船になっていく。 TMNTは宇宙船の完成を阻止すべく、乗り込んでいき、シュレッダーとの戦いとなる。
クランゲも異空間から侵入し、TMNTと戦う。
地上では、ケイシーとエイプリルがバクスター博士の機械を停止させるべく奮闘。 直後にバクスター博士の機械を停止させて、地球に平和が戻る。
ビンセント署長は、TMNTに市の鍵を託し、表舞台に出てくるよう依頼する。 **
副題の「シャドウ」は敵のことかと思っていた。
前作を見たのがわずか1年半ほど前(2015/2/24)だが、ストーリーは見事なまでに皆目覚えていなかった。
世界全体で5億ドル近く稼いだ前作に比べ、半分程度にとどまり、特に全米では1億ドルに満たず、 *
前作でミーガン・フォックスの上司だったウーピー・ゴールドバーグは出ていない。
シュレッダーの娘、カライは日本語の「辛い」に由来するらしい。
ビンセント署長の背後霊のような黒髪の中国美人はジェーン・ウー。
ケイシーのスティーブン・アメルは、TVシリーズではグリーン・アローという弓の名手を演じている。 *
タートルはウミガメ(海亀)で、英語ではリクガメ(陸亀)を表すトータスとは明確に異なる。 |
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ゴーストバスターズ クリステン・ウィーグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース。 ** ニューヨークのアルドリッジ家の古い洋館には長女にまつわるおぞましい物語があった。 * コロンビア大学で素粒子物理学を教えているエリン・ギルバート(クリステン・ウィーグ)は、 そこへ、老紳士が現れ、幽霊を調査してくれという。 中を調べていると鍵がかかっていたはずの扉が開き、ゴーストが登場。 エリンは、驚きのあまり「Ghost is real」と大騒ぎし、その動画がネットにアップされ、 エリンはアビーの下に行くが、アビーとジリアンもろくでもない研究をしていると思われて、 3人は中華料理屋の2階を借りて、研究を続け、幽霊の捕獲を目指すことにし、 その頃、地下鉄で回数券などを販売しているパティ・トーラン(レスリー・ジョーンズ)は、 パティはエリンらの研究所を訪ね、幽霊を見たと告げる。 メディアがこれを取り上げ、果たしてこのゴーストバスターズは本物でしょうか、の問いに ジリアンはパワーを強化し背負い型の幽霊捕獲ビームと捕獲箱を開発した。 地下鉄の不審男、ロワン・ノース(ニール・ケイシー)はパンクロック会場に現れ、 会場の支配人は「ゴーストバスターズ」に退治を依頼。 駆け付けたメディアにも取り上げられ「ゴーストバスターズ」は一気に認知される。 しかし、事実を認めないハイス博士は「ゴーストバスターズ社」を訪れ、捕獲した魔物を見せろと迫る。 博士は墜落死。警察が4人を逮捕しようとしたところへFBIが現れて4人を市長の下に連行する。 いやいやながら事務所に戻る4人が、ロワンが装置を置いた場所=幽霊が出現した場所を線で結ぶと、 4人はホテルに乗り込み、地下室で大型の装置を動かそうとしていたロワンのたくらみを追及すると、 事件はあっけなく解決。 ロワンが持っていた例の本「過去からの亡霊」をめくっていたエリンはその書き込みから、 しかし、ロワンの霊がアビーらに乗り移って事務所は大混乱。 これによって霊界とのバリアが破壊され、幽霊亡霊が多数ニューヨークに放たれる。 徒歩で中心部に向かい、次々と幽霊を消し去っていくアビー、ジリアン、パティだが、 4人は幽霊を倒しながらロワンのホテルに向かう。 ホテル前では、警察や軍が突撃しようとしていたが、憑依されたケビンが全体を操って動けなくする。 4人はホテルに乗り込み、ロワンの霊はゴーストバスターズのロゴの巨大亡霊となって応戦、 その間にもロワン装置が作った冥界とのトンネルを通って、霊が現世に入り込んでくる。 エリンは、命綱をつけてトンネルに飛び込み、ロワンを倒してアビーを助け、 霊がすべて冥界に吸い込まれてトンネルも閉じ、動けなかった軍隊も正気に戻る。 こうして事件は解決するものの、ゴーストバスターズは相変わらず公式には詐欺師扱い。 非公式に感謝する市の計らいで、当初あきらめたデカいビルを借りることができ、 ** 結構面白かった。 クリステン・ウィーグがかなりの汚れ役(実際に汚れる) ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズともに今まで見たことがない。 オリジナルメンバーのビル・マーレーはハイス博士。 また、シガニー・ウイーバーがラスト近くにセラピストとしてちょっとだけ出ている。 予告であったクリス・ヘムズワースのシーンがかなりカットされている。 ** 字幕では「終身雇用」となっていたが、アメリカの多くの大学には教育者の雇用制度として 浅学にして知らなかったが、テニュア制自体はよく知られている制度らしい。 |
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X−MEN アポカリプス マイケル・ファスベンダー、ジェームズ・マカボイ、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザック。 **
紀元2600年頃、建設中のピラミッドの内部では、ミュータントの始祖である王、エン・サバ・ヌール(オスカー・アイザック)の * 前作の「フューチャー&バスト」の設定(1973)の10年後の1983年。 同時にアポカリプスは自身を覆っていた岩石群を吹き飛ばし、世界中に地震を引き起こす。 市中で見つけた空気を操るこそ泥のオロロ・モンロー(後のストーム、アレキサンドラ・シップ)を助け、 そして、ナイトクローラー(=カート・ワーグナー、コーディ・スミット・マクフィー)に敗れて腐っていた 一方、マグニートーであるエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)は、10年前の事件がもとで これで敵役とその仲間4人が出そろった。 * Xメン側の面々の動向。 プロフェッサーXことチャールズ・エクゼビア(ジェームズ・マカボイ)は、エグゼビア学校(恵まれしこらの学園)で
あるとき目の異変を感じ、すさまじい破壊力を持つようになったスコット・サマーズ(後のサイクロップス、タイ・シェリダン)は、 ハンク・マッコイ(=ビースト、ニコラス・ホルト)に光線を遮断するルビー・クウォーツ・レンズを使った 学園では、ジーン・グレイ(ソフィア・ターナー)に心を許す。 チャールズは、アメリカに戻ったモイラにエジプトでの状況を聞きに行く。 10年前の事件で英雄視されていたレイブン(ミスティーク、ジェニファー・ローレンス)は、 レイブンの嘆願を聞いてエリックの居場所を探すチャールズは逆にアポカリプスに存在を知られる。 ジーン、カート、スコットが街に遊びに行っている間に、アポカリプスが学園に現れてチャールズを拉致、 エリックの出現をTVで見ていたピーター・マキシモフ(後のクイック・シルバー、エバン・ピータース)は みんなが学園の崩壊に唖然としているところへ、救助ヘリが来訪した。 ストライカー将軍は、ミスティーク、ビースト、それにモイラを磁気バリアの中に閉じ込め、チャールズの居場所を教えろと迫る。 ジーン、スコット、カートは磁気バリア停止のために電源室を探す。 ジーンは脱出しようとするウェポンXに接近し、プロテクターを外すとともに、ローガン、など一部の記憶を呼び戻す。 * その少し前、アポカリプスは、世界中の全核ミサイルを発射させて宇宙空間に捨て去ってしまう。 また、ストーム、エンジェル、サイロック、マグニートーの潜在能力を開花させており、 アポカリプスはチャールズのテレパシー能力を使って世界中の人間やミュータントに服従するようメッセージを送る。 アポカリプスは、やってきたXメンと対峙するが歯が立たない。
チャールズは傷つきながらも意識をアポカリプスと連動させ、意識内で戦い始めるが、圧倒的に強いアポカリプスに劣勢となる。 さらに、マグニートーもアポカリプス攻撃に加わり、ついにはジーンの攻撃でアポカリプスを倒すことができた。 学園はミュータントらのパワーで再建され、ミスティークの指導のもと、新たなXメンの訓練に入る。 ** これで新シリーズは完結するし、X−MENのシリーズとしても完結のようだ。 ストームのアレキサンドラ・シップはシンガーソングライターでもある1991年7月16日生まれ。 ナイトクローラーのコーディ・スミット・マクフィーは、1996年6月13日生まれ。 ** チラシには「紀元前3600年」とあるが、字幕では「紀元前2600年」だったような。 |
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秘密 THE TOP SECRET 生田斗真、岡田将生、大森南朋、栗山千明、松坂桃李、椎名桔平、吉川晃司、織田梨沙 * 検死された女子大生殺人事件の被害者を前に、青木一行(岡田将生)はプロファイリングを展開するが、 青木は予定より早く、警察庁配下の科学警察研究所 法医第九研究室、通称「第九」に配属される。 青木には第九への配属を希望する理由があった。 青木は第九で先ほどの被害者の脳に蓄積された映像を見せられる。 室長の薪剛警視正(生田斗真)は、28人も殺害し、獄内自殺した死刑囚、貝沼清孝(吉川晃司)の 薪は第九を正式機関に昇格させる最終試験と称し、 薬殺による死刑執行されたばかりの露口の遺体が第九に運ばれ、 記憶をたどり、事件の起きた3年前に行きつく。 露口は死体の脳から絹子の犯行がばれるのを恐れ、死体の脳をつぶしていく。 さらに記憶を遡るとある時期から良い子だった絹子の態度が一変。 この結果を幹部の前で発表し、新たな捜査を進言する薪だが、すでに執行された死刑囚の冤罪が 薪は第九の正式な捜査はできないが、第九以外の組織が証拠を見つければ良いという。 遺体から所持品をたびたびかすめ取っていたことを咎められた真鍋は、犯人探しに協力する。 何人かが見つかるが、絹子の所在には届かない。 そして、たまたま、皆既日食の日。 薪が上位部署に掛け合って、第九がこの件の捜査の専従となった。 ほぼ同時刻に、複数の飛び降り自殺が発生しており、集められた遺体からは、 貝沼が最初の殺人を犯す1年ほど前、薪は貝沼にある教会であったことがある。 その時に逮捕していれば貝沼は連続殺人鬼にならなかったかもしれないと悔やんでいた。 自殺者と貝沼の接点は分かったが、絹子との接点は分からないままだった。 現場に駆けつけ、被害者の記憶を見ようという青木に対し、被害者は全盲だったと告げる真鍋。 真鍋もまた記憶を見たことで幻影に悩まされていた。 一方、貝沼と絹子の接点を調べようと考える薪は、冷凍保存してある鈴木克洋(松坂桃李)の脳を通じ、 鈴木はかつて三好雪子の恋人であり、貝沼の記憶を見た後、貝沼の脳を破壊し、薪に射殺してくれと頼んだ。 鈴木の記憶を通じて見た貝沼の記憶。 初めて会った薪が自分を見逃し施しをしてくれたことを見下したと逆恨みし、 そして、歯から糸で胃の中にぶら下げていた折り畳みナイフを取り出し、自らの首を切って死んだ。 絹子と貝沼の接点を見つけた薪だったが、青木の番号から連絡が入り、絹子の声で青木が死んじゃうと告げる。 脚を打たれていた青木は入院、そこへ絹子が現れ、あざ笑うかのように語り去っていく。 盲導犬の記憶には、絹子に引っ張られ幼馴染とともに轢死する瞬間が残っていた。 映像から場所が特定され、薪らは絹子の所在を突き止める。 リハビリで歩けるようになった青木は薪に辞職願を提出するが、薪はUSBメモリを青木に渡す。 そこには死んだ盲導犬が見た平和で美しい世界、優しい人々の姿が写っていた。 *** 脳内映像を可視化する、脳内の記憶を再現する。 ただ、あれだけ大掛かりな装置を使って死者の脳からの情報を生者の脳内で再現するはずが、 直接、脳内で記憶を再現させられた生田斗真や松坂桃李、岡田将生が混乱するのは 吉川晃司と織田梨沙の関係性がもう少し深くあらわされるとよかった。 また、過去に犯したであろう大量殺人との関係も不明。 また、映像では死んだかどうか不明だったが、ニュースでは死亡的なことを言っていた。 いずれにしてもサイコパスの思考回路は理解不能。 * 脳は血の中に浮かんでいるようなもので、失血死した死体なら知らんが、 生田斗真31歳、岡田将生26歳、実年齢でいえば上司部下の関係であることに違和感はないが、 あのハイネックに秘密があるのかと気になっていたが特に何も無いようだった。 科警研に第九は存在しないが、科警研自体は警察庁の内部組織である。 |
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ターザン:REBORN アレキサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・バルツ。 * 19世紀末。コンゴはベルギー、レオポルド2世の属国だった。 ロムはコンゴの奥地に分け入り、ターザンに反目する種族長のムボンガ(ジャイモン・フンスー)と取引をし、 イギリス。 ベルギー王、レオポルド2世から英国にジョン・クレイトンを名指しでにコンゴの式典への招待状が届く。 ジョンは妻ジェーン(マーゴット・ロビー)は置いていくつもりだったが、元々コンゴ育ちで、 コンゴに入ったジョンとジェーン、ジョージは、ルートを外れ、旧知の部族の村に行く。 ロム将軍は3人を追って部族の村に行く。 ジョンは村の仲間とともに船で上流を目指すロム将軍を追う。 また、鉄道に乗っていたベルギー兵を倒し、ロムが鉄道を敷設するとともに50の要塞を作り、 ジョンは鉄道にとらわれていた黒人を解放し、ジョージと二人でジャングルを抜けてロムを追う。 その頃、船のロムはジェーンを使ってジョンをおびき寄せようと考えていた。 ロムはゴリラの群れを射殺、ジェーンの叫び声を聞いたジョンは、特急で現場に急行するが、 一足遅く現場に着いたジョンはムボンガと対決、勝負には勝つがムボンガを解放する。 つまり、育ての親を殺されたジョンと、息子を殺されたムボンガ。対立は自明。 こうして、奴隷にされかけた黒人たちも解放される。 * 途中まではよかったのに、終盤ドタバタであれよあれよという間に事態が展開。 動物を集めて一気呵成に敵を襲う部分にしてもそれまでの丁寧な展開とは打って変わり、 脚本が雑なのか編集が荒いのか。 * 当時、コンゴはベルギー国王レオポルド2世の私有地(私領)で、国王は鉄道敷設などの整備はしたが、 * ゴリラは平地の動物で、地上での生活が基本。
大きさは人間と大差ないが、体重は倍ぐらいで、腕の力が強いようだからおそらく握力や腕力はもっと差があると思われる。 またドラミングはグーパンチではなくパーで行う。 現役時代の小錦や曙以上の体重と力を持った者が突進してくれば、普通の人はよくて大けが。
* 若い女性が意外と多く、かなりの観客はアレキサンダー・スカルスガルドが目的だったようだ。 その、アレキサンダー・スカルスガルドはステラン・スカルスガルドの息子。 マーゴット・ロビーは「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のナオミで人気を博したらしい。 |
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シン・ゴジラ 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、柄本明、余貴美子、大杉漣、平泉成 ** 東京湾で漂流中のモーターボートが見つかり、水上署が駆けつけるも乗員は行方不明。 直後、湾内で謎の水蒸気爆発が起こり、アクアライントンネルで崩落事故が起こる。 事故を受け、官邸で関係閣僚会議が実施される。 政府の対応をよそに熱源域は移動をはじめ、大田区に近づく。 直ちに緊急対策本部が組織され、関係省庁から官僚が集められ、対策が練られる。 専門家会議は前例のない事態に分析もままならず、原因も対策も立てられない。 大田区吞川を大波を起こしながら遡上する巨大生物はあっさりと上陸、鰻の化け物のような姿を露呈する。 政府は住民の避難を指示、消防や警察による避難誘導が行われる。 水生生物のため活動できなくなったのかと思うと、暫くすると動き始め、形状が大きく変化していく。 それまでは道路に沿って這いずっていた巨大生物は、周りの建物を圧倒的力で破壊して歩き始める。 対策会議では、花森防衛大臣(余貴美子)、財前統合幕僚長(國村隼)、東官房長官(柄本明)らの進言を受け、 まさに攻撃を開始しようとする寸前、現場付近に避難中の人影を発見。 巨大生物は、その後、進路を海へと変え、東京湾に戻っていく。 矢口らは各省庁や研究所のはみ出し者で構成するチームを率い、巨大生物の謎を解明しようと努力する。 ここで、アメリカ大統領の特使としてパターソン(石原さとみ)が矢口を指名して面会。 巨大生物は深海に投棄された核廃棄物を食料として変異したものであること。 森博士の残した謎の図面も見つかるが誰も解析できない。 ゴジラは所在不明のままだが、おそらくは相模湾近辺の深海に潜伏しているとみられた。 政府は都内への侵入を阻止すべく、多摩川を絶対阻止ラインとして10式戦車、16式機動戦闘車などを配備。 大河内総理による自衛隊の出動とゴジラへの攻撃命令。 アパッチヘリによる攻撃、10式戦車、16は気機動戦闘車による攻撃は「全弾命中」となるが、 ゴジラは丸子橋を破壊し、あっさりと多摩川を越え、都内に侵入する。 政府は米軍に支援を要請し、米軍は貫通爆弾をB2爆撃機に搭載して出撃させる。 やがて、B2爆撃機が貫通爆弾を投下し、ゴジラの固い外皮を貫通して炸裂する。 第2波のB2爆撃機が爆弾を投下するが、ゴジラのビームは爆弾ごと爆撃機を破壊、 日本政府はベテランの里見農水大臣(平泉成)が臨時総理代行として任命され、政府機能は存続する。 一方、矢口のチームは、森博士の残した暗号の解読に成功。 そして、血液を凝固させることでエネルギー源を絶てると考え、20数種類の血液凝固剤を試す。 しかし、国連軍(実質アメリカ)による核攻撃までには必要量を生産する時間が丸1日不足。 ゴジラは休眠中に体内の微生物活動でエネルギーを蓄えて再び大暴走する可能性があったので、 ゴジラは覚醒し、攻撃を開始、近づくものを反射的に攻撃し始める。 在来線の電車爆弾も炸裂、ゴジラは応戦し、やがてエネルギーを使い果たす。 ゴジラはビームで車両を破壊するが、次の一群の車両が再びゴジラの口から血液凝固剤を注入する。 ところがゴジラは立ち上がってしまう。しかし、血液凝固剤の効果が表れ、ゴジラはその場で固まってしまう。 フランスの説得で攻撃開始のカウントダウンが停止されたのは、0マイナス52分だったことが後に分かる。 里見臨時総理以下、内閣は総辞職し、赤阪は矢口に対し、日本再建のため立ち上がると宣言するのだった。 *** 最初に上陸したゴジラ第2形態は別の巨大生物かと思った。 総勢300名近いキャストにそれぞれ役割が振られている。 ただ、野村萬斎のクレジットが表示されたときには「どこにいた?」と思った。 石原さとみは小さい。 ** さて、これを言ってしまうと実も蓋もないし、この映画だけのことではないが、 つまるところ、ゴジラは怪獣ではなく、未曽有の大災害の象徴であり、 どこまで計算されて設計されているのかはわからないが、ゴジラのしっぽはバランス的に長すぎる。 |
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インディペンデンス・デイ リサージェンス ジェフ・ゴールドブルム、ビル・プルマン、リーアム・ヘムズワース、マイカ・モンロー。 * 1996年のエイリアンの襲撃に勝利した人類はエイリアンの技術を利用して そんな中、エリア51に監禁され、休眠状態にあったエイリアンたちが突然異常な動きを始めた。 前作で活躍したヒラー大佐(ウィル・スミス=写真のみ)の息子のディラン(ジェシー・アッシャー)と その頃、土星の輪が重力異常を起こして乱れ、基地からの情報も途絶えた。 あちらこちらに、円に横棒を引いた不思議な落書きが発見され、アフリカに墜落した宇宙船にも そしてついに月面基地の近くに突然正体不明の宇宙船が出現し、デビッドの制止にもかかわらず、 その頃、ウィットモア元大統領は違う種族だ、奴らが帰ってくるなどとつぶやく。 破壊した宇宙船を調べたいと申し出たデビッドにジェイクは規則を無視して月面からアフリカに飛び、 ジェイクは破壊した宇宙船の中の白い球体を確保するが、超大型宇宙船が現れ引かれる。 20周年記念式典で演説していたランフォード大統領の下にも危険が迫る。 地球上空の攻撃衛星群は超大型宇宙船にあっさり破壊されてしまう。 超大型宇宙船は地球に近づき、大気圏に入り、ロンドンなどの大都市のあらゆるものを引き上げてから 超大型宇宙船は大西洋に着水し、静止する。 ウィットモアは暴れるエイリアンと対峙、自身の体を使ってエイリアンとの対話を行う。 超大型宇宙船の生命反応によれば、その中心に大型のエイリアンがおり、 人類は攻撃部隊を編成し、宇宙船内部で核融合弾を破裂させる計画を実行する。 超大型宇宙船はプラズマドリルを使って大西洋の地下に穴を掘っていた。 エリア51で指揮を執っていたアダムス将軍(ウィリアム・フィットナー)に大統領継承権が回ってきて 一方、オークン博士らは謎の球体を調べていたが、それは突然起動し、それが仮想生命体であること、 オークン博士は球体が発する電波を模したデコイを作り、核融合弾とともに攻撃機に乗せる。 超大型宇宙船内のジェイクやディラン、レオらは生き残っており、エイリアンの小型攻撃機を奪って脱出する。 ウィットモアはエイリアン・クイーン船に侵入し自爆、エイリアンクイーン戦は墜落する。 パトリシアらが攻撃し何とかシールドは破壊するがそれ以上の攻撃はエイリアンの攻撃機に阻まれる。 エイリアン・クイーンはついに球体の場所を発見し、建屋を破壊し始める。 エイリアン・クイーンは無数の攻撃機を自分の周りに旋回させて防護とする。 超大型宇宙船は、ドリリングを止めて、地球を去っていく。 パトリシアとジェイクは感激の再会。 ** 大規模、大迫力、3Dで見たかった。 ただ中身は以前にもまして非科学的、物理法則無視。 重力コントロールや波動砲っぽい攻撃兵器、シールドなどのことではない。 エイリアンの技術を利用しているので38万km離れた月まで簡単に行き来できるのも 問題は母船である超大型宇宙船。 超巨大宇宙船は直径が4800kmの設定だが、月(直径3500km)よりも大きい。 宇宙船自体の重さは重力制御によって実質ゼロだと考えてもいいとしても、 映画でも大気との接触による高熱の発生、雲等の発生が見られたが、 また大西洋のど真ん中で地球に穴をあけていたが、コアに到達するずっと以前に地下からの熱で、 宇宙船が大西洋=海洋底を選んだのは、地殻が薄いからとも考えられるが、 低い場所/深い場所(コアから近い場所)を選んだといってもコアまでの何千kmに対して また、直径13000km程度の球体(=地球)に直径4800kmの円形の物体が取り付くわけだから、 まあ、空想物語だからそんな細かいことは無視して楽しめばいい、と思える人には超楽しい。 * エイリアン・クイーンは「エイリアン2」かよ、と思った。 * 予告の「重力を操るのか」ってもともと知ってるだろ。 「上げて落とす気だ」は「What goes up must come down. 」 |
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アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハザウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、サーシャ・バロン・コーエン。 * 前作のラストで、アリスは父の残した帆船ワンダー号で中国への貿易の旅に出る。 そして帰国。 母(リンゼイ・ダンカン)と再会するも、前作でアリスが中国貿易を提言したアスコット卿は亡くなっており、 アリスは中国女帝からもらった派手な服でハーミッシュの結婚パーティに行くが、 アリスは頭にきて部屋を出、青い蝶(前作の最後で羽化したアブソレム、声:アラン・リックマン)を アブソレムは部屋の鏡の中に入っていき、アリスもそれを追う。 アリスが扉を開けるとそこは空中で、落下したアリスは、茶会をしているみんなと再会する。 白の女王、ミラーナ(アン・ハザウェイ)は、マッドハッターはおかしくなったと言い、 最初はアリスを疑っていたマッドハッター(ジョニー・デップ)だが、異変の理由を語り始める。 あの火事の中、帽子が助かったのなら家族も助かっているかもしれない、と 落胆してアリスを追い返すマッドハッター。 時間(タイム)の持つクロノスフィアがあれば時間を行き来できるが、タイムのところに行けるのは 大きな振り子時計の中に入ったアリスは、タイムの支配する世界に着く。 アリスが隠れていると、タイムの下に赤の女王、イラスべス(ヘレナ・ボナム・カーター)が来て、 アリスは世界の時刻を司どる大時計のエネルギー源とされるクロノスフィアを盗み出すことに成功。 アリスは時間の海を遡って、マッドハッター、タラント・ハイトップの子供時代に着く。 しかし、その後、ザニックはその小さい帽子をゴミ箱から取り出し大事にしまう。 アリスは再びクロノスフィアに乗り、戴冠式の日にたどり着く。 イラスべスは激怒するが、父王はあきれ返り、王位は妹のミラーナに譲ると言ったため、 アリスはイラスべスの頭が膨張した原因を探ろうと、再び時間を遡っていく。 ある日、仲良しの姉妹だったイラスべスとミラーナは母妃の作ったタルトを夢中で食べていた。 ミラーナはその1つを取って自室に戻り隠れて食べ、食べかすはイラスべスのベッドの下に押しやった。 食べかすを見つけた母妃がイラスべスを叱るとイラスべスは部屋を飛び出す。 アリスはマッドハッターの家族の死の真相を知るため「何とかの日」に移動する。 現在に戻ったアリスは再びマッドハッターのもとを訪れる。 直感で家族の場所を探り当てたマッドハッターだが家族は見当たらない。 赤の女王が現れ、ついにアリスからクロノスフィアを奪い取り、タイムマシンに乗っていく。 その頃、世界の時間の大時計はクロノスフィアがなくなったため崩壊し始めており、 アリスを追っていたタイムはアリスとともにイラスべスを追う。 世界はどんどん錆びついていき、アリスがクロノスフィアをセットし直す寸前で全部が錆びつくが、 ミラーナはイラスべスに嘘を謝り、マッドハッターの家族も元に戻る。 アリスはワンダーランド(アンダーランド?)に別れを告げ、元の世界に戻る。 アリスはサインしても良い、母のためなら事務員でもやる、というと、 船長に戻ったアリス、母も正装してワンダー号に乗り込むのだった。 * 前作は6年前の公開。 あまりにも主要キャストのキャラが強烈でストーリーの記憶が薄れた。 赤の女王と白の女王の確執、あの頭の原因などが描かれるが、もともとそういう想定だったのか、 「何とかの日」は完全に失念。 男性を「ガイ」(Guy)と呼ぶ語源の人物でもある。 「不思議の国のアリス」の続編の「鏡の国のアリス」と同じタイトルだが、 ミラーナ(アン・ハザウェイ)の子供のころは、アメリア・クローチ。 イラスべス(ヘレナ・ボナム・カーター)の子供のころはレイラ・デ・メザ。 ジョニデの父親役の、リース・エバンスはIfansとつづる。 |
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マネーモンスター ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコネル、ドミニク・ウェスト ** リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、TVの人気経済番組「マネーモンスター」のMC。 生放送直前のスタッフらの緊迫した動きが描かれる。 番組では今週、ウォルト・キャンビーを呼び、リーが直接、追及する予定だった。
しかし、出演は突然キャンセルされ、代わりにCCO(広報担当役員)のダイアン・レスター(カトリーナ・バルフ)が、 そして、生放送開始。 その頃、一人の男が2つの大きな箱を持って通用口から局に入ってくる。 男は「マネーモンスター」のスタジオに入り、セットの後ろでうろうろしている。 驚いて放送を切るパティだが、男は放送を継続しなければ、リーを撃つと脅し、パティはやむなく放送を再開する。 2つの爆弾の一つはアイビス社のウォルトに着せるつもりだったという。 男の正体がカイル・バドウェル(ジャック・オコネル)であることはすぐにわかった。 パティは落ち着いてイヤホンでリーに指示を出し、カイルにアイビスのダイアンと話をさせるが、 カイルは怒ってモニターを撃ち、パティも真相を明らかにするようダイアンに迫るが、 パティはプロデューサーの一人のロン・スプレッチャー(クリストファー・デーナム)をアイビス社に走らせ、 その間にもリーとカイルとのやり取りは続く。 リーは価格は需要と供給のバランスで決まるから、視聴者にアイビス社株を買うよう勧める。 ダイアンは投資プログラムのプログラマーを探し、バグの原因を探そうと考えるが、 警察はネゴシエーターに話をさせるが失敗。 その間、警察はダクトからスタジオに入り、スタッフを次々と脱出させる。 警察の作戦は、カイルの持つ起爆装置を撃てば爆弾が爆発してしまうため、 それをそばで聞いていたTV局のガードウーマンは、パティの会話に割って入り、 一方、ダイアンはアルゴリズムを組んだ韓国人と接触。 SECで情報を得たロンは、暴落の日アイビス社の自動取引がいつもの90%減だったことを知る。 その頃、やっとウォルトが帰国。 その情報を得たパティはウォルトが南アフリカの鉱山に出資、ストを扇動して株価を操作するつもりが、 ウォルトの帰国を知ったリーはカイルを盾に、カメラマンのレニーを連れて徒歩でシティホールに向かう。 その様子をTVで見てしまったウォルトはシティホールから逃げようとするが、 カイルはリーの爆弾ベストをウォルトに装着させるが、この時点でカイルはリーに爆弾ではなく パティはイヤホンでリーに指示を出し、ウォルトの株価操作、投資失敗を暴いていく。 リーは局に戻ってパティと仲直りする。 * 物語の主題でないことは重々承知の上で敢えて指摘すると、株価の暴落と投資の失敗はリンクしない。 アイビス社が南アでの鉱山投資ファンドを販売し、散々金を集めたところでストになり、 いずれにせよ、映画ではウォルトもアイビス社も投資家も大損こいたわけで、 これはあとから気づいたことだが、2つの爆弾ベストを用意し、一つはリーに装着させたものの、 とすれば、リーとカイルがウォルトのところまで歩いていく前にカイルは狙撃されてしまうので、 * ともあれ、リーとカイル、パティのやり取りはなかなか面白く徐々に感情が変わっていくところも面白かった。 |
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