DVD/BD鑑賞(6)

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 ヘンゼル & グレーテル  

ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン、ファムケ・ヤンセン

お馴染み、おとぎ話の「ヘンゼルとグレーテル」
父親に森に置き去りにされた兄妹は、森の中を彷徨いお菓子の家にたどり着く。
中にいた恐ろしい魔女にとらわれ兄はお菓子ばっかりさべさせられ、妹は家事手伝い。
ある時、隙を見て逆襲。魔女は魔法で対抗するが、二人に魔法は効かず二人に焼き殺される。

やがて、成人したヘンゼル(ジェレミー・レナー)とグレーテル(ジェマ・アータートン)は
魔女ハンターとして名を馳せ、武器を手に魔女狩りで食っていくことになる。

ある町で魔女として捕らわれているミーナ(ピーラ・ビイタラ)を見つけ、魔女ではないと看破、
保安官(ピーター・ストーメア)に処刑を止めさせる。

その町では11人の子供たちが誘拐されており、町長がヘンゼルとグレーテルを呼んでいたのだ。
やがてまた魔女が襲来するが、ヘンゼルがこれを阻止して魔女を拉致。

ヘンゼルとグレーテルは調査を進めるうちに子供たちの誘拐は魔女たちが
血の満月の儀式によって火あぶりに耐える体になるためだったことを知り、
ターゲットの12番目の子供を特定する。

一方、魔女のリーダー、ムリエル(ファムケ・ヤンセン)は仲間とともに村を襲撃、
12番目の子供をさらい、捕まった魔女も奪還してしまう。

ヘンゼルとグレーテルは魔女を追って行くがズタボロに。
ヘンゼルはミーナに助けられ、彼女が白魔女であることを知る。

グレーテルは保安官に捕まるが魔女の手下のトロールに助けられる。
しかし、グレーテルはムリエルにさらわれ、魔女の集会に連れて行かれる。

ヘンゼルは途中で若者ベン(トーマス・マン)を仲間にし、ミーナを伴って集会に乗り込み、
グレーテルを助けて魔女たちと対決し倒す。
しかしその途中でミーナはやられてしまう。
ヘンゼルとグレーテルは自分の母親が白魔女で、自分たちは人間との混血で魔法が効かなかった。
迫害の危機に父親が自分たちを森に逃がしたもので捨て子ではなかったことに気づく。

ヘンゼルとグレーテルはベンとトロールも仲間にして新たな魔女狩りに進むのだった。

**

設定は面白いがもう少し深い映画だと思っていた。
はっきり言ってB級もB級、DVDスルーやむなし。
BDのパッケージはかっこいい。

**

ファムケ・ヤンセンの魔女顔ひどすぎ。よくあんなメイクOKしたな。

「オズ 始まりの戦い」のミラ・クーニスもひどかったし
「ヴァン・ヘルシング」の魔女もひどかったけど、それ以上。

元々きれいな女優やモデルだから、落差をひどく感じると言うことではなく、
あれが魔女に対する彼らの共通的なイメージなんでしょう。

ジェマ・アータートン、こんなに体格良かったか。
もう少しひょろっとしていると思っていた。

 


  

 X−MEN ファースト・ジェネレーション  

ジェームズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ケビン・ベーコン。

第2次大戦末期。
ユダヤ人収容所に入れられていた幼いエリック・レーンシャーは母親がナチに連行されることに怒り鉄柵を捻じ曲げる。
その超能力に気づいたナチのシュミット(ケビン・ベーコン)は母を殺してエリックの能力を開花させる。

一方、幼いチャールズ・エグゼビアは、変身能力を持つ少女、レイブンに出会い、自分以外にミュータントがいたことに喜び、
レイブンの劣等感を払拭させ、妹として一緒に暮らすことになる。

時は経ち、エリック(マイケル・ファスベンダー)はシュミットに復讐するため、ナチの残党を襲撃しシュミットを追っていた。

CIAはショウを中心とするテロ集団「ヘルファイア」を捜査、エージェントのモイラ・マクタガート(ローズ・バーン)は
ミュータント研究の第一人者となっていたチャールズ(ジェームズ・マカボイ)に接触、協力を取り付ける。

CIAはチャールズらの超能力に嫌悪感を示すが、黒服の男(オリバー・プラット)は超能力に感嘆し、研究所に連れて行く。
そこには、獣足のハンク・マッコイ(ニコラス・ホルト)が正体を隠して研究を進めていた。

ヘルファイアのリーダー、ショウはシュミットその人だった。
エリックとチャールズは互いにショウを追ってヘルファイアの船の上で遭遇、ショウは逃がすが協力することに。
チャールズはハンクの作ってテレパシー増幅装置を使って世界中のミュータントを探してリクルートする。
何人かは組織に入れることに成功するが、ローガン(ヒュー・ジャックマン)などには断わられる。

研究所でのミュータントらはそれぞれのニックネームをつけあう。
例えばレイブン(ジェニファー・ローレンス)はミスティークと言うように。
当初は超能力をコントロールできず、ただ遊び半分に破壊するだけだったミュータント。
チャールズはエリックらの超能力をコントロールする訓練を行う。

やがて、ショウ一味は、ソ連(当時)をそそのかして、キューバに核ミサイルを運ばせようとする。
世に知られるキューバ危機である。
チャールズはエリックと協力してこれを阻止しようとするが、ミュータントを敵視するアメリカ政府のせいで
一部のミュータントは裏切ってショウに組する。

ショウはチャールズのテレパスを阻止するヘルメットを作り、これをかぶってミュータントを混乱させる。

アメリカ軍はソ連艦隊だけでなくミュータントにも攻撃を仕掛け、エリックにあっさり反撃される。
しかし、エリックは最終的にはショウを倒し、アメリカ軍をつぶさずミスティークらとともにチャールズと袂を分かつ。

はっきり言って展開はすぐに忘却の彼方に消え去ってしまった。

チャールズとエリックの生い立ち。
なぜ互いに惹かれ、反目することになったのか。
チャールズが車いすの人となり、エリックがあのヘルメットを被るようになったいきさつ。

ミスティークやビーストや多くのミュータントがどのようにしてミュータントの仲間になり、
X−MENとブラザーフッドに分かれたのか、などが明らかにされ、
「フューチャー&バスト」につながる。

過去のX−MENシリーズで登場しなかったセバスチャン・ショウ(=クラウス・シュミット、ケビン・ベーコン)だが、
Wikiによれば、X−MEN2でTVでハンク・マッコイ(=ビースト)と議論している姿がちらっと出てるらしい。

 

 

 

 

 ピザボーイ 史上最凶のご注文  

ジェシー・アイゼンバーグ、アジズ・アンサリ、ダニー・マクブライド、ニック・スォードソン。

2組の男のコンビ。
一組はピザ店で働き、配達期限の30分を守れないニック(ジェシー・アイゼンバーグ)と
その友人で代用教員として働くインド系のチェット(アジズ・アンサリ)。

もう一組は退役軍人の元少佐(フレッド・ウォード)の息子のドウェイン(ダニー・マクブライド)と
その友人のトラビス(ニック・スォードソン)でこちらは典型的ダメ人間。

ドウェインの親父はかつて宝くじで大金を当て悠々自適に暮らしているが、息子にはきつく当たる。

ドウェインは親父の金がまだ100万ドルは残っていると踏んで、その金をせしめるため、
親父殺しを計画すると、付き合っている女が殺し屋を紹介すると言う。

しかし、その代金は10万ドル。
ドウェインは10万ドルを用意するため、誰かに銀行強盗をさせようと考え、
たまたまテレビでCMを見たピザ店に電話、ニックがピザを届ける羽目になる。

ドウェインとトラビスはゴリラのマスクをつけてニックを脅し、
爆弾ベルトをニックに巻きつけて時限装置を作動させ、銀行強盗をするように指示する。

また、リモコンで爆破させられることも示し、ニックは焦ってチェットの学校まで行き、
チェットに銀行強盗を手伝わせる。

二人は目出し帽をかぶって銀行に行き、モデルガンで行員らを脅して金を袋に入れさせる。
しかし、金にはインクが発射される仕掛けがあり、再度仕掛けの無い金を要求。
逃げようとするも非常ベルが鳴り、パトカーがやってくる。

ニックがやけくそで爆弾ベルトを見せると警官は逃げてしまう。
その後もパトカーとのカーチェイスはあるが、二人はまんまと逃げおおせる。

ニックはドウェインに銀行強盗の成功を連絡、金の受け渡し場所を指示される。

行った先に現れたのはドウェインではなく、殺し屋のチャンゴ(マイケル・ペーニャ)
殺しの代金を受け取るとそのまま行こうとし、爆弾ベルトの解除コードを知らないと言うので、
ニックは怒ってチャンゴを背後から殴り倒し、金を持って逃げる。

ニックはドウェインに再度電話。
直接会って解除コードと引き換えに金を渡すと言う。

ドウェインは最後にはニックを爆破させるつもりでいるが、
トラビスは反対し、密かにリモコンの爆破起動コードを替えてしまう。

ドウェインはチャットの妹でニックの彼女のケイトをさらい、人質にする。
その頃、チャンゴはドウェインの裏切りと思い、彼らを殺すつもりでドウェインの家に行き、
親父と揉めて、親父を撃ち殺してしまう。

ニックは金の引渡し場所に行き、金とケイトの交換に成功。
爆弾の解除もうまく行くが、チャンゴが乱入して騒然となるが、
チャンゴはトラビスの火炎放射器の餌食となり、トラビスも撃たれて死ぬ。

混乱に乗じて金を持ち逃げしたニック、チャット、ケイト。
怒りまくったドウェインが追うが、ニックがドウェインの車に放り込んでいた爆弾が爆破、
ドウェインは爆死する。

3人は喜んで金を手にしようとするが、仕掛けのインクが破裂。
チャットはインクまみれになって、金を詰めた銀行員の名前を呼んで終わる。

**

殺し屋を雇うために銀行強盗をさせるなどありえない設定で、金が欲しいなら銀行強盗をすればよい、
とみんな思うでしょう。

ところが、2003年に実際にあった銀行強盗事件では、ピザ配達人が首に爆弾を仕掛けられ、
銀行強盗をして捕まり、大勢の見る前で爆死している。

さらにこの事件の犯人と目される女性は、親父の1億円の遺産をせしめるため、
親父を殺す殺し屋を雇うために銀行強盗を計画したとされているなど、
あまりにも映画の設定と酷似している。
(但し、実際にはもう一人、黒幕と目される発明おじさん(故人)がいて、
 もっと複雑な様相を呈しているようだ)

実際にあった事件では銀行にはほとんど現金がなく100万円ほどしか盗めなかったそうだ。
その事件を知っている人にとっては、ばかばかしいお話とは思えないし、実際笑えないらしい。

事実は小説より、いや映画より奇なり、といったところか。

いずれにしても、銀行強盗が成功し、うまく警察の手を逃れたとしても、
早晩捕まることは間違いない。

映画では、銀行強盗だけでなくチャットとケイトの話を絡ませて、面白おかしく仕立てているが、
実際の事件のことを知らなくても、さほど笑えない。

 


     

 

 メン・イン・ブラック  

トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス

**

NYPD(ニューヨーク市警)の警察官、ジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)は、
逃走犯を追跡中、男が不思議な銃を使い、壁を登るのを目撃する。
ジェームズは男を屋上に追い詰めるが、男は謎の言葉を残して墜落する。

ジェームズは犯人を突き落した容疑に問われるが、黒服の男、K(トミー・リー・ジョーンズ)に助け出される。
Kはジェームズを連れて質屋に行き、店主の首をブッ飛ばして銃の在処を白状させる。
驚くジェームズはKのペンライト=ニューラライザーで記憶を消されてしまう。

翌朝、ジェームズはKの名刺の住所を訪れると、そこはMIBの本拠地、宇宙人監視局だった。
ジェームズは個人データを全て抹消され、Jとなって、MIBのメンバーとなる。

同じ頃、NY郊外に円盤が墜落し、1体のエイリアンが地球に侵入する。
エイリアンは農夫エドガーを襲い、その皮を着てNYに向かう。

タブロイド紙で情報を得たKとJは農夫の女房を訪れ、その後を追う。
エドガー(のエイリアン=バグ)に、ローゼンバーグが殺され、
検死官ローレル(リンダ・フィオレンティーノ)は死体に内臓がないことに驚く。
検死場を訪れたJとKはローゼンバーグの頭部にいた極小エイリアン、アルキリアン帝国の王族を発見、
そこでバグの狙いは銀河系で、その所在は「オリオンのベルト」だと分かるが、それが何かわからない。
アルキリアン帝国からは銀河系を返すよう通告が来る。

捜査の結果、「オリオンのベルト」は、ローゼンバーグの飼い猫、オリオンの首輪のことだと分かるが、
ローレルが人質になり、銀河系をバグに奪われてしまう。

バグは万博のタワーに隠されたUFOで逃走する。
JとKは飛び立ったUFOを攻撃して墜落させるが、バグはもう1機のUFOで逃げようとする。
その正体は巨大なゴキブリ型エイリアン。

格闘の末、Kは武器を奪われ、バグに飲み込まれる。
Jは逃げるバグにごみ箱のゴキブリを殺して怒らせ、Kがバグの体内から銃撃してバグを破壊する。
こうして銀河系を取り戻し、アルキリアン帝国の怒りも収まる。

しかし、Kは自分自身の引退時期を悟り、ニューラライザーを自分自身に使うよう依頼する。
こうして記憶を消されたKはMIBを去る。

Jは新たなメンバーL(=ローレル)とともに監視活動に出かけるのだった。

シリーズ第1作。
1997年の公開当時、劇場で見たかどうかももう覚えていない。
DVDはトールケースではなく、CDケースタイプ。
初期のころはCDケースサイズのものが多かった。

原作コミックがあるらしい。

終盤のセリフに「1968年にも同じようなことがあった。君が生まれる前だ。」とある。
MIB3では1969/7にタイム・ジャンプするがその際に現れるジェームズは5歳くらいなので
若干つ恥じ妻が合わない。
また、このセリフが1969年のことを言っているのかどうかは定かではないが、気になった。

 

 

スーパー スーパー  

レイン・ウィルソン、リブ・タイラー、エレン・ペイジ、ケビン・ベーコン。

ファーストフード店のしがないコック、見た目も全くさえないフランク(レイン・ウィルソン)だが、
妻のサラ(リブ・タイラー)は超美人。
サラは麻薬中毒で保護観察中にフランクと知り合って結婚。
リハビリプログラムをこなし、普通の生活をするはずだったが、ある日、突然いなくなった。

麻薬の売人でサラを麻薬中毒に引きずり込んだジョック(ケビン・ベーコン)の元に走ったのだ。

フランクは迷った挙句、サラを取り返すべくジョックに立ち向かうが相手にされない。
警察に妻が誘拐されたと申し出ても誘拐ではなく、フランクが嫌で家を出たと言われてしまう。

たまたま見たTVのヒーロー番組に影響されて、ヒーローとなって悪に立ち向かうことを考える。
しかし、パワーもなく、特殊能力もないヒーローの漫画をコミックショップで買い研究する。

そして、真っ赤なマスクの全身コスチュームを縫い、物陰に隠れて悪人と戦うことにした。
しかし、さすがパワーも超能力もない冴えない中年男。
悪人に全く歯が立たず、再び漫画にヒントを得て武器を持って戦うことに。

そして手にした武器は大型のレンチ。これで悪人をぶちのめすのだ。

子供を誘拐しようとするやつ、障碍者からひったくりしようとするやつ、麻薬の売人、
手当たり次第にぶちのめしていく。

TVでは「クリムゾンボルト」を名乗る謎の男が暴力沙汰を起こしていると評判になる。
しかし、被害者の多くが犯罪者だと判って多少は世間の見る目も変わってくる。

そんなある日、コミックショップの小生意気な女店員、リビー(エレン・ペイジ)が、弟子入りを申し込んでくる。
コミックのスーパーヒーローには相棒が必ずいるので、自分がそれになると言い、自らをボルティと名乗り、
緑色のコスチュームまで作ってきた。

そして、クリムゾンボルトと一緒に物陰で悪人を待つ。
しかし、悪事が起こるのを待つのに飽き飽きし、車を傷つけた奴を懲らしめようと言って同級生をタコ殴り。
フランクに諭されなければ殺してしまったかもしれないほどの切れっぷりを見せる。

そして、懲罰を与えたことに興奮しフランクに馬乗りになる始末。

フランクはその辺の悪者には鉄槌を食らわせても、
ジョックはエイブ(マイケル・ルーカー)ら強力な助っ人に守られ手が出せない。

ジョックの家を突き止め、近くまで忍び込んでは見たがばれ、危うく殺されそうになる。

しかし、再びTVを見て啓示を受け、ジョックとの対決に腹をくくる。
レンチではなく、ピストルを手に入れ爆弾を作り、リピーと一緒にいよいよジョックの家に乗り込んでいく。

ちょうどその日、ジョックは大きな麻薬の売買を行っていた。
そこへ忍び込んだフランクとリビーが忍び込んで爆弾がさく裂し、ジョックの部下が砕け散る。

騒ぎを聞きつけた別の部下がフランクとリビーを撃ち、フランクは防弾チョッキで助かったものの、
リビーは頭をぶち抜かれて即死。
ブチ切れたフランクは爆弾を投げつけ、銃を乱射してジョックの部下を倒す。

騒ぎに巻き込まれまいと買い手のレンジが金を持って帰ろうとしたため、
ジョックは怒ってレンジとその部下を撃ち殺す。

そしてサラを助けようと乗り込んできたフランクに弾を撃ちこんで、重傷を負わせるが、
フランクは反撃し、ジョックを刺殺してしまう。

サラに傷口を縫ってもらい、フランクはしばらくサラと安寧に暮らしていた。

しかし、何か月かのち、サラはまたしてもいなくなってしまう。
今度は麻薬の売人ではなく、ちゃんとした普通の男だったのがまだ救い。
その後、サラは4人の子宝に恵まれ、再び悪の道に落ちることなく平穏に過ごした。

それがフランクにとっても救いだった。

**

好き嫌いの分かれる映画。

結局主人公のフランクにとってはいいとこなし。
自分を言い聞かせてはいるもののサラとの楽しい日々は雲散霧消。
元の木阿弥、タダの冴えないおっさんに戻ってしまう悲しいお話。

粗筋だけ見ると「キックアス」とよく似た作品に思える。
しかし、素材が同じでも味付けが違うとこうも違うかというくらい別物で、
ある意味突拍子もなく、ある意味リアリティある展開。

特にエレン・ペイジの切れっぷりは、ヒットガール(クロエ・モレッツ)と対極にあると言ってもいい。
ウルバリンの爪様の武器を装着し、悪人を切り裂いたりもするが、
単なるコミックフリークで特段の訓練を受けたわけでも能力があるわけでもなく、
あっさり結末を迎えるところも、ヒットガールとは異なる。

ケビン・ベーコンの役柄は字幕では「ジョック」となっていたが、IMDBでは Jacques.
海洋学者部有名なフランス人の故ジャック・クストーと同じ綴りだ。

 


 
 ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える  

ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ。

前作でメリッサと喧嘩別れしたスチュ(エド・ヘルムズ)がタイの富豪の娘、ローレン(ジェイミー・チャン)と結婚することになった。
結婚式場はバンコク。

当然、ダグ(ジャスティン・バーサ)やフィル(ブラッドリー・クーパー)は呼ぶとして、
内緒にしていた結婚のことがアラン(ザック・ガリフィアナキス)にばれてしまい、
トレーシー(サーシャ・バレッサ)やシド(ジェフリー・タンバー)の頼みもあって、
結局、スチュはアランも呼ぶことになった。

式にはローレンの弟で父、フォーンの自慢の息子、秀才のテディ(メイソン・リー)も呼ばれているが、
どういうわけかアランはテディに強い敵愾心を抱く。

花嫁の父はみんなそうだとしても、フォーンのスチュ嫌いは異常なほど。
親類たちとの宴席でもスチュを散々バカにし(歯医者は医者じゃないとか)
思い余ったアランのスピーチはあろうことか、ラスベガスでの結婚を持ち出したりして散々。

その夜、未成年のテディにも少しなら、と、ビールを飲ませる。
前回のこともあり、乾杯はわずかビール1本だけ、
   のはずが、
フィルが目が覚めたところは汚いホテルの一室。

アランはひげだけ残して丸坊主。
スチュは左目の横にマイク・タイソン風の入墨が。
テーブルにはテディの指輪と指が転がっていて、どこから来たのか猿がそれを咥えていた。

そして前作にも出てきたレスリー・チョウ(ケン・チョン)までもがアランに呼ばれたと言って部屋にいる。

チョウは気付けにヤクを吸うと昏倒し絶命する。

3人は停電の中、チョウを抱えて最上階に上がって行き、冷凍庫に隠す。

前作で行方不明になったダグは、トレーシーと先にホテルに帰っており全くの無事。
心配して電話をかけてきたがテディの行方は知れない。

やがて、テディが警察に保護されていると連絡があり、行ってみたら老僧侶だった。
どう見ても身分証と違うじゃないかと怒り狂う3人に警察は取り合わず、
僧侶も「無言の行」らしく、一言もしゃべらない。

しょうがないので寺院に連れて行くが僧侶を連れ去ったのは、テディを含む自分らで、そこに手がかりはなし。

今回の記憶が飛んだのはやはりアランのせいだった。
毛嫌いしていたテディに食べさせようとマシュマロにヤクを仕込んだが、
フィルが仕掛けの無いマシュマロとゴチャにしてしまい、全員が薬の餌食になったと言うわけ。

かすかな記憶を頼りにストリップバーに行き、昨日スチュとねんごろになったと言うダンサーに会うが、
オカマだったことが分かり、一同嗚咽。

そこへバイクに乗った二人組が来て猿を取り返していく。

一つ問題が処理できたと喜ぶのもつかの間、アランの腹に書かれたメモの場所に行くと、
キングスリー(ポール・ジアマッティ)という男にチョウが金を払わない、銀行口座と暗証番号を言わないとテディを殺すと脅される。

ホテルに戻り、冷凍庫を開けると、チョウが飛び出してくる。
薬のために気絶しただけで、停電のため冷凍庫が動かず助かった。

キングスリーのことを言うと、銀行口座と暗証番号はメモして猿の服に隠してあると言う。

チョウによれば猿は売人の飼い猿で麻薬売買を手伝っていると言う。
チョウを含む4人は麻薬を買うふりをして猿を捕まえて逃げ、売人らに追われながらも何とか逃げおおせる。
キングスリーの所にチョウを連れて行き、金を送金したはいいが、キングスリーはチョウを逮捕する。
実はキングスリーはインターポールの捜査官で、テディのことは嘘だった。

いよいよダメだとフィルがダグとトレーシーに打ち明けるが、スチュの機転で冷凍庫が怪しいとにらみ、
行ってみたら、テディが冷凍庫に入っていた。

停電のせいで勿論無事だったが、指はやっぱりなくなっていた。
式まであと3時間。
現れない花婿に業を煮やしたフォーンが式中止を叫ぶ中、チャウのモーターボートをブッ飛ばして式場に乗りつける一行。
何とかぎりぎり間に合って無事に式は行われたのだった。

そして余興。ダンサーとともに現れたのはなんと、マイク・タイソン(本物)
歌い終わったタイソンはスチュに刺青は消すようきつく言う。これにはだれも逆らえないし、元々入墨は消す気だった。

そこにテディがデジカメがあったと持ってくる。
そこにはまた例のごとく惨状が記録されていた。

**

意外さが減ったと言う評価もなくはないが、二度目はどうしてもインパクトが薄れるのはやむを得ない。
とはいえ、続編としての面白さに新しいでたらめぶりを加えて、前作同様のハチャメチャ振りを発揮している。

ただし、探し回った挙句、最初の場所にいた落ちは前作と同じ。

外観の変化は、前作は「歯」くらいだったが、今回は入墨、坊主、指と盛りだくさん。
何があったのか僧侶の件も含め、すべてデジカメが明らかにしてくれる。

バンコクの夜は本当にあんな感じでしょうか。気になる。

 

 

 

      

 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 

ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ。

バチェラー・パーティ。
結婚を目前に控えた男性が、独身最後に親友と羽目を外すパーティ。

ダグ・ビリングス(ジャスティン・バーサ)は結婚を二日後に控え、ラスベガスにバチェラー・パーティに出かけることとなった。

同行するのは婚約者のトレーシー・ガーナー(サーシャ・バレッサ)の弟で変わり者のアラン(ザック・ガリフィアナキス)、
妻子のある教師でお調子者のフィル・ウィネック(ブラッドリー・クーパー)、
歯医者で同棲中のメリッサ(レイチェル・ハリス)に頭が上がらないスチュアート・プライス(エド・ヘルムズ)。

ダグは、トレーシーの父、シド(ジェフリー・タンバー)から大事な大事なベンツを貸してもらい、
誰にも運転させないと約束する。

スチュアート(スチュ)は、メリッサにバチェラー・パーティのことを言えずワインの試飲会だと嘘をついている。
スチュはメリッサには頭が上がらないが、彼女が浮気したことをいつまでも根に持っている。

ラスベガス、シーザーズ・ホテル。
12階のスイートルームに陣取った4人は屋上に行き
「今日これから起こることは一切覚えていない(忘れよう)」と誓い、乾杯する。

そして、翌朝、ホテルの部屋で目覚めた一行は本当に何も覚えていなかった。

部屋はガチャガチャで、ソファーはくすぶっている。
目覚めたスチュの横には鶏がいるし、前歯が一本抜けている。
目ボケ眼でトイレに行ったアランは虎に遭遇。

ダグは見当たらず、押入れには正体不明の赤ン坊。
何もないと思われたフィルの手首には病院の入院患者が付けるタグ。

ダグを探そうと、車を回してもらうと預けていたのはベンツのはずが、なんとパトカーに。
最上階のモニュメントには部屋のものと思われるベッドのマットレスが突き刺さっていた。
赤ん坊を連れた3人はかすかな記憶を頼りにダグの手がかりを探す。

スチュはどこかの誰かと結婚したことになっており、その時点ではダグはいたことが分かる。
教会に行って結婚した相手を探すと、ストリッパーで売春婦のジェイド(ヘザー・グラハム)、
赤ん坊の母親でもあった。

3人は、パトカーを盗んだことがばれて逮捕され、うまく持ちかけて釈放してもらうが、
その代償はスタンガンの餌食。

ベンツが見つかって喜んだのも束の間、トランクに閉じ込められていた謎の裸の男(ケン・チョン)に、
ボコボコにされてしまう。

全く記憶が無くなったのは、アランがエクスタシーだと思ってルーフィーという麻薬を酒に仕込んだから。
ハイになって羽目を外そうとした結果がこれだ。

ホテルに戻ると、マイク・タイソン(本物)がいて、俺のトラを盗んだと言ってアランをぶちのめす。
マイク・タイソンは虎を連れて来いと言って去り、3人はルーフィーを仕込んだ肉を虎に食わせ、
失神したところを車に乗せていくが、途中で虎が気を取り戻し、虎を乗せたまま車を押す羽目に。

マイク・タイソンの邸宅の防犯ビデオには、ダグを含む4人が虎を盗むシーンが写っていたが、
マイク・タイソンは太っ腹で4人を許す。

虎に内装をボロボロにされたベンツの横っ腹に大型のSUVをぶつけられる。
出てきたのは裸だった男、レスリー・チョウ、カジノでバッグから8万ドルのチップを盗んだと責め、
金を返さなければダグを殺すと言われる。

全く身に覚えがない3人だが、ダグの命と引き換えとあれば仕方がない。
ホテルに戻りカジノで一世一代の大博打、ジェイドも仲間に引き込んで、
アランがブラックジャックで派手に稼ぎ何とか8万ドルを工面する。

そして約束の場所に車を飛ばし、何とか金と引き換えにダグを取り返すが、ダグの正体は、
アランにルーフィーを売った黒人の売人だった。(名前は本当にダグ)

もうどうしようもない、フィルがトレーシーにダグが行方不明と告げている時、
スチュは黒人の方のダグとルーフィーの話をしていてマットレスのことを思い出し、
ルーフにダグが取り残されていると感じる。

果たして、ダグは屋根に取り残されて日焼けしており、怒り狂ってはいたものの無事だった。
ズタボロベンツでLAに帰ることに。

スチュはジェイドに別れを告げて指輪を返してもらい、一行はLAまで車をブッ飛ばす。
ダグのポケットには8万ドル分のチップが入っており、4人は何とかギリギリで式に間に合う。
スチュは、メリッサにラスベガスに行ったことがばれて責められるが、
逆切れしてメリッサの浮気をなじり、二人は決別することになってしまう。

ダグは義父のシドに車のことを謝ろうとするが、あれは結婚祝いだったと明かされ
ズタボロにしたことがばれずに済む。
こうしてハチャメチャバチェラーパーティは何とか丸く収まったのだった。
スチュには災難だったけどね。

**

ダグのバチェラー・パーティだけどダグの出番はほとんどない。
主役はスチュかも。
エンドロール中に、その夜何が起こったかが、デジカメのスライドショーとして明かされる。

あまりにもでたらめな展開で予想を超えるハチャメチャぶり。
実際にあったらただでは済まない=命がないようなことばかりだが、ハチャメチャなところが受けて大ヒット。
二番煎じも大ヒットで、三番煎じが公開予定となっている。

バチェラー・パーティそのものは日本ではあまりなじみがないが、
「シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム」でも出てきた。

今作ではもっと早くやるべきだったと言っていたが、シャドウ・ゲームも今作も結婚二日前。
二日前はやはり鬼門かな。

 

 

      

 キックアス 

アーロン・ジョンソン、クロエ・モレッツ、ニコラス・ケイジ、アーム・ストロング

デイブ・リゼウスキ(アーロン・ジョンソン)は母を病気で亡くし、父親と二人暮らし。
親友のトッドとマーティともどもさえない高校生で、
学校では憧れのケイティ(リンジー・フォンセカ)にもバカにされているし、
街のチンピラにケータイや現金を脅し取られても何もできない。

しかし、その現場を見ていながら警察に通報するでもなく見て見ないふりの大人に腹を立て、
自分自身がヒーローになることを夢見て、ネットでコスチュームを注文する。

そして夜回りの途中、見かけた自動車ドロを倒そうとするが、逆襲されて腹を刺され、
挙句自動車にはねられて救急車で病院に運ばれる。
コスチュームがばれると父親に叱られると思い、何も着ていなかったことにしたため、ゲイと思われる。

体中にボルトが入り、痛感も半分麻痺したような状態で、長い療養の末学校には戻れたが、
ゲイの噂は絶えず、逆にゲイ好きのケイティとお近づきになれる。

警棒を2本に増やし、相変わらず夜回り。
家出猫の捜索をしていて、偶然3人組に追われた男を発見、男を助けるため3人組に立ち向かう。
ボコボコにされながらも警棒を振り回して抵抗、3人組はあきらめて去る。
居合わせて一部始終を見ていた人たちが撮った動画がネットにアップされると、
「キックアス」は一躍有名人になる。

そのニュースを見ていた一組の親子は「キックアス(ぶっとばす)でなく、アスキック(尻キック)だ」とけなす。
その親子とは、デーモン(ニコラス・ケイジ)とミンディ(クロエ・モレッツ)。
デーモンは防弾チョッキを着たミンディに銃をぶっぱなし、対衝撃訓練をするような親。
ミンディも誕生日プレゼントにバタフライナイフをねだるような11歳。

デーモンは、元警官。
マフィアのボス、フランコ・ダミーコ(マーク・ストロング)に嵌められて、
麻薬の売人に仕立て上げられ、有罪判決を受けてしまう。
意気消沈した妻は、ミンディを産んですぐに死んでしまい、5年の刑期を終えて出所したデーモンは、
ミンディを鍛え、ダミーコへの復讐を計画している。

そのダミーコは、麻薬の横流しをした部下を拷問した後、殺害するが、
殺したはずのその部下の名で再び横流しが行われてロシアンマフィアと抗争中。

さて、一躍人気者になったキックアス。
ケイティはラズールというヤク中に脅されているとデイブに相談、デイブはキックアスにメールするようアドバイス。
それを受けてキックアスの扮装でラズールのアジトに乗り込んでいく。
そして、ラズールはテイザーガン(針式スタンガン)で倒すが、仲間にやられそうになる。
するとそこへ、紫のウィグ、マスクにマントのコスチュームで現れた謎の女の子があっという間に全員を刺殺してしまう。
残った一人もバットマン風の謎の男が外部から狙撃して銃殺。

驚くキックアスに女の子はヒットガールと名乗り、男はビッグダディだと言って去って行く。

後日、ラズールら配下の売人がやられたことに腹を立てたダミーコは、最後に残っていた写メから、
キックアスの仕業だと思い込み、キックアスを殺そうと考える。

しかし、町にはキックアスのコスチュームを着た無関係の人間がうろうろしており、本当の正体は知れない。

フランコ・ダミーコの息子、クリス(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、
スーパーヒーローに化けてキックアスを騙す作戦を父に進言、自らをレッドミストと称して、
麻薬売人摘発をしくみ、キックアスをおびき出す。

まんまと作戦に乗ったキックアス。
レッドミストはダミーコの部下が待ち受ける倉庫へキックアスを連れて行こうとするが、
倉庫は火の海で部下は全滅、レッドミストはテディベアを持ち出して逃げる。

テディベアは監視カメラ、そこには謎の男、ビッグダディがダミーコの部下を皆殺しにするシーンが写っていた。

デイブ=キックアスはあまりの惨劇にヒーローを止めることを決意、ケイティに正体を明かす。
デイブをゲイと思っていたケイティは怒るが、デイブを許し、体も許す。

一方、元同僚の刑事から捜査の手が伸びていると聞かされたデーモンは、ダミーコへの最後の攻撃を準備する。

ヒーローを止めて一週間ぶりにSNSを見たデイブはレッドミストが会いたがっていると知り、
これで最後だとキックアスとなって、レッドミストをビッグダディの隠れ家に連れて行く。

しかし、レッドミストはヒットガールに銃撃を食らわせ、仲間が突入してビッグダディとキックアスを捕える。

キックアスはただのヘタレと言うクリス=レッドミストに対し、誰にもヒーローの真似をさせないためだとして、
ダミーコはキックアスの処刑をネットで生中継する。

当初はキックアスが正体を明かすものと取り上げていたマスメディアも、拷問シーンにびっくりする。
そしてキックアスとビッグダディが焼き殺されようとしたその時、
ヒットガールが闇をついて攻撃を開始、ダミーコの部下は全滅させるが、ビッグダディは焼け死ぬ。

傷つき制止するキックアスに対し、ヒットガールは最後までやるのがパパの意思として聞き入れない。
そして、数日前に30万ドルで買った新兵器をキックアスに使わせることに。

ダミーコのビル。
素顔でキャリーバッグを引いて、両親にはぐれたと言って乗り込んできたミンディ。
ロビーの部下を全滅させ、最上階に上がっていき、ヒットガールとなって
大勢の部下を次々と倒すが、弾切れとなり、残り3人に追い詰められる。
そこへ、ジェットパックにガトリングガンのキックアスが外から乗り込んできて、部下を皆殺しに。

そして、キックアス対レッドミストはダブルノックアウト。
ヒットガール対ダミーコの戦いはダミーコ断然有利の中、
気が付いたキックアスがダミーコをバズーカでぶっとばして、ジェットパックで逃げる。

しかし、残されたクリスは組織を引き継いで復讐を誓う。

キックアスはデイブに戻り、ミンディはデーモンの元同僚に引き取られて新たな生活に入っていく。

タイトルはキックアスだが、なんといってもクロエ・モレッツ。
ドクタースランプの実質主人公が千兵衛さんではなく、アラレちゃんのようなものか。

彼女はこの時11歳、末恐ろしく、今のところその通りとなっている。

ニコラス・ケイジのフリークぶりもなかなか効いている。
ここ、ニコニコするところじゃないでしょ、みたいな。
「だから、無駄遣いは止めなさいと、オーマイガー、買い物かごに入れなさい。」なんてね。

アーロン・ジョンソンは「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」(2009)でジョン・レノンを演じ、
23歳上で同映画の監督のサム・テイラーと3年後の2012年に結婚している。

レッドミストの立ち位置は勘違いしていた。
レビューサイトでも「キックアスにあこがれて」なんて書いている人がいるけど、
映画を見てないんじゃないか。

「キックアス2」にも登場するらしいし、言ってみれば
「スパイダーマン」のハリー(ジェームズ・フランコ)と同じ役回りか。

 

 

     

 

 フランケンウィニー(1984)

バレット・オリバー、シェリー・デュバル、ダニエル・スターン、ソフィア・コッポラ。

ビクター・フランケンシュタイン(バレット・オリバー)の愛犬のブルテリアのスパーキー。
いつもビクターと楽しく遊んでいたが、ボールを追いかけて道路に飛び出し、車にはねられてしまう。
動物たちが眠る墓地にスパーキーも埋葬される。

ビクターは失意でやる気をなくし、授業にも身が入らない。
そんなある日、授業で先生が取り出したのは「元カエル」
死んでしまっている「元カエル」に電気を加えることで、筋肉が反応を示した。

ビクターは、家に帰ると家電品を集め、隣のおじさんに怪訝な顔をされながらも
ガレージから機材を屋根裏部屋に運び、屋根に支柱を立て実験装置を組み立てる。

両親が寝た後、そっと家を抜け出して、墓を掘りスパーキーの死体を取り出して家に帰る。
そして、屋根の外に吊り上げて雷の電気を受けさせる。

やがて機械が止まり、ゆっくりと降ろされたスパーキーの体から鼓動は、・・・聞こえない。
がっかりするビクターだが、次の瞬間、尻尾がゆっくり動き、蘇ったスパーキーがビクターの手を舐める。

次の日、学校に行くふりをして隠れていたビクターは、スパーキーの世話をしていて眠ってしまう。
その隙に勝手に外に出たスパーキーは走り回って、近所の人を脅かしてしまう。

やがて両親が帰宅。
近所の人に「新しい犬」が迷惑をかけていると言われた両親は、スパーキーの復活を見てびっくり。
近所の人はごまかし、その場は取り繕う。
しかし、翌日近所の人々が、一家をそれとなく見張っているのに気づき、
隠し通せないとして発表することにした。

そして夜、近所の人を呼んで、いよいよスパーキーの登場。
スパーキーを見た近所のおばさんがわめきちらし、それに驚いたスパーキーが逃げてしまう。

ビクターはスパーキーを追って、両親がその後を、そして近所の人々が大挙してその後を追う。
スパーキーは閉鎖されたゴルフ場の風車に入り、ビクターもそれを追う。

ビクターとスパーキーがいる風車を覗き込む近所の人のライターが風車に引火。
ビクターは逃げる際に落下して気絶。
人々が見守る中、スパーキーがビクターを引きずって外に出すが、
次の瞬間、風車は焼け落ちてスパーキーは火災に巻き込まれる。

スパーキーがモンスターではなくビクターを助けるところを見た近所の人々は、
何台もの車を用意し、バッテリーを連結してスパーキーに電撃を与え、
再び甦らせることに成功した。

**

1984年の作品。日本公開は10年後の1994年。
ティム・バートンの監督作品で、30分のモノクロ映画。
2012年の同名ストップモーションアニメのオリジナル作品になる。

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」デジタル・リマスター版ブルーレイの特典映像として収蔵されている。

ラストは生き返らない方が感動的で教訓的だと思うので、多少不満だがそれ以外はとてもいい。

バレット・オリバーは、「ダリル」のダリル、「ネバー・エンディング・ストーリー」のバスチアン。
父親のダニエル・スターンは「ホーム・アローン」の間抜けなひげ面の泥棒。
「スリー・デイズ」では再審請求は無理だとラッセル・クロウを諭す弁護士役。

隣の娘のアンナはソフィア・コッポラ(このころはドミノと名乗っていたらしい)
この映画が女優志向をあきらめるきっかけになったとも。

 

 

     

 ジュリー&ジュリア  

メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トッツィー、クリス・メッシーナ

ジュリア・チャイルド、ジュリー・パウエル、実在の二人の女性の物語。

1949年、ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)は
旦那、ポール(スタンリー・トッツィー)に伴い、パリに引っ越しする。
ポールは外交官でパリのアメリカ大使館勤務。

大柄で明るいジュリアは、すぐ街に溶け込みフランスが好きになる。

豪奢な邸宅に住み、何不自由ない生活だが、他の夫人と同じくやることがなく退屈な毎日。
手作り帽子の教室に通ったり、ブリッジ教室に通ったりするがどうもしっくりこない。

そこで、大好きな料理の教室に通うことに決めて、入った教室はあまりにも初心者向け。
校長にもっと上級なクラスに入れてもらうよう直談判したところ、嫌がらせか、
プロ養成教室、ル・コルドン・ブルーを紹介される。

ジュリアはこれこそ自分の求めていたものだとして、プロを目指す男性の中に飛び込んでいく。
最初は単に食べることが好きな料理の知識のない女性。
しかし生来の努力家と負けん気で練習を重ねる。

ジュリアは、段々と料理学校の中でも認められて男性諸氏と一緒に腕を上げていくが、
なかなか卒業させてもらえない。

そうこうするうち、シモーヌ・ベック、ルイゼット・ベルトレと知り合い、
3人でアメリカ人向けの料理教室を開くことに。

そして、「お手伝いのいないアメリカ人向けのフランス料理」をコンセプトに料理本を書くことになった。
当時の有名料理本の著者から話を聞くと、出版が一筋縄ではいかないことが分かるが3人はへこたれない。

ジュリアの原稿が出版社に渡り、出版しようとの話になるが、あまりにも膨大でページ数の削減を要請される。
3人はレシピの削減は受け入れられないとして話は、いったん話は没になる。

また、3人の間でも仲違いが起こり、旦那がパリから南仏、ドイツなど転勤になり、
またスパイ容疑をかけられたりして混乱するが、マサチューセッツに移転。

そしてついに、1961年、「Mastering the Art of French Cooking 」が出版される。

2002年、ニューヨーク。
ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は、ジャ−ナリストの旦那エリック(クリス・メッシーナ)と
ピザ屋の2階のアパートに引っ越してきた。

仕事は911関連の電話相談。
辛い話だけでなく、わけもわからず罵られたり怒鳴られたりでストレスがたまる。
学生時代の女友達は不動産などのキャリアウーマン、ジャーナリストなどで気が休まらない。

ジャーナリストの友達からインタビュー依頼を受けるが、掲載された記事は
学生時代小説家として将来を嘱望されながら夢破れてつまらない毎日を送っている女性と扱われていた。

いろいろ旦那とも相談したうえ、ジュリーは中途半端な性格に向かい合い、
自分を奮い立たせるため、母がホームパーティで作ったジュリア・チャイルドの料理を思い出し、
好きな料理を題材にブログを書くことにした。

タイトルは「THE JULIE/JULIA PROJECT」。
ジュリア・チャイルドの料理本「Mastering the Art of French Cooking 」に書かれた
524のレシピを1年で全部作ることが目的だ。

単に「料理を作った」というだけでなく、その日あった出来事や感じたことを交えてブログを書いていく。
最初は誰が読んでいるかもわからず、母からは止めなさいと余計な電話。
コメントが付いたと思ったら、私しか読んでないわよ、との母からのコメントだった。

そのうち徐々にコメントが付くようになり、人気ブログになっていく。
雑誌のインタビューも受けたりして、ジュリーは徐々に気分が盛り上がっていく。

料理に失敗し床にぶちまけて切れたり、会社をさぼって準備したのにゲストが雨で来なかったり、
ジュリア本人がジュリーのブログを嫌っていると聞かされてへこんだり、
難しい料理がうまく行かず、旦那に八つ当たりして、ついには旦那が家を出てしまう。

そんな時、母に最期までやりなさいと励まされ、旦那も帰って来てまたやる気をだし、
ついに最後の大物、鳥の骨抜き(骨抜きローストチキン)に挑戦。
これを見事完成し、ホームパーティを開いてレシピ完成を祝う。

その後、ブログ本を出す話が舞い込んで、ジュリーは念願の作家としてのデビューも果たす。

ジュリア・チャイルド。
アメリカの料理番組の先駆けで、超有名料理人。
言ってみればアメリカの江上トミ(仕事っぷりは江上トミの方が丁寧だが)
ジュリーと直接会うことはなかったようで、92歳の誕生日目前(2日前)、
2004年8月に腎不全で亡くなっている。

ジュリー・パウエルも実在。
映画の通り、ブログ「THE JULIE/JULIA PROJECT」を書き綴り、
それが本「Julie & Julia: 365 Days, 524 Recipes, 1 Tiny Apartment Kitchen 」となった。

1950年代、2000年代、50年の時を挟んで、料理によって紡がれたジュリアとジュリーの人生。
ここではそれぞれの展開を別に書いたが、物語は同時進行で描かれる。

実在のジュリア・チャイルドは、劇中でも紹介されたが、その後TVの料理番組の先駆けとなり、
特徴的な動きや語りがパロディーにもなっている。
料理番組はYouTubeでも見ることができ、メリル・ストリープとの対比を編集したものまである。
語り口やテキトーさ加減がとてもそっくり。

妹のドロシーともども背が高い(185cm)役柄で、168cmのメリル・ストリープを大きく見せる工夫がされている。
また、メリル・ストリープの演技も背が高い女性の特徴をよく表している。

独特の語り口や調理の失敗に動じない(よく失敗する)動きがあちこちでもの真似されているようで、
セサミ・ストリート系の子ども番組に「エレクトリック・カンパニー」というのがあったらしいが、
料理番組のパロディがあり、ジュリア・チャイルド(Child=子供)をもじった、
ジュリア・グローンアップ(大人のジュリア)というキャラが出てくる。

ジュリーのアパートはピザ屋の2階。
狭い、と文句を垂れていたが(本のタイトルにも「小さい台所で」とある。)
部屋の面積は900平方フィート(84平米)で、優に10人が座れるテーブルのおけるルーフバルコニーがある。
二人と猫1匹で狭いとはうらやましいですなぁ。

 


     

 

 風の谷のナウシカ  

宮崎駿監督。

**

最終戦争からかなり経った未来。
瘴気を吐く腐海が広がり、人々の住む地域をどんどん狭めていた。

そんな中、風の谷は数少ない人々が安心して暮らせる地域だった。

腐海に住む虫たち、特に王蟲(おうむ)は怒り狂うと手が付けられないが、
ナウシカはそんな王蟲をなた攻める不思議な力を持っていた。

ある日、トルメキアの輸送機が風の谷に墜落。
中にはペジテの王女でトルメキアの捕虜になっていたラステルがいたが、
墜落で瀕死となり「積み荷を燃やして」と言い残して死んでしまう。

翌日、トルメキアの飛行艇軍団が風の谷に飛来する。
指揮するのはトルメキアの皇女、クシャナ。
輸送機が積んでいた巨神兵の卵を取り返すためだが、あまりに重いため、持ち帰りを断念、
風の谷で巨神兵を孵そうとする。

クシャナと参謀長のクロトワはナウシカの父で風の谷の長、ジルを殺害し、谷を支配する。

ナウシカはクシャナによって飛行艇でトルメキアに連行される。
果たしてナウシカの運命は。

**

1984年の公開。
今はスタジオジブリ作品とされているが、実は公開時はまだスタジオジブリはなかったらしい。
スタジオジブリは、この映画の成功の後「天空の城ラピュタ」製作の際に設立された。

この映画に関しては多くの評論、評価があり、漫画版との違いを詳しく考察したものや、
当時の世界情勢が映画および漫画に与えた影響などを考察した論評も多い。

ストーリーや物語の設定、世界観については言及しないが、手書きアニメとしては丁寧に作られていると思う。
宮崎駿得意の空や雲がふんだんに出てくるが、雲に突入する際の「水面に跳ね返るような」表現はとられていない。

1984年当時、ヒットするアニメと言えばドラえもんくらいだろう。
(ドラえもんはいまだに年間上位に位置している)

そんな時期に2時間近い(116分)アニメを作るのは、製作会社の徳間書店にとっても
かなりの決断であったと考えられるが、配収で約8億円、興収にすれば約16億円と大成功を収め、
スタジオジブリの名声の礎となった。

アメリカでは現在は完全版が発売されているようだが、公開当時は95分にカットされ、
でたらめなパッケージと相まって多くのファンの不評をかこっている。

主題歌(シンボルテーマソング)は細野晴臣作曲、歌は安田成美だが、あまりにもあれなので、映画では使われていない。

 


     

 ムーンウォーカー  

マイケル・ジャクソン。

**

ミュージック・ビデオ。

前半はジャクソン・ファイブ時代も含めてマイケル・ジャクソンのTV出演や
PVやコンサートの模様が流れる。

数々の賞を取り、雑誌の表紙を飾った様子なども。

BADのPVシーンではマイケル役とバックダンサーを子供が演じ(BAD子供バージョン)
その収録が終わり、スタジオを出るとマイケルになる設定。
その後、スタジオ見学のファンに追いかけられる。
ウサギの被り物をしてバイクで逃げ、砂漠の入り口でウサギマンとダンス対決をする。

後半。
マイケルは子供3人と草原を走っていて、何やら立ち入り禁止の洞穴の入り口を発見。
恐る恐る中に入ってみると、麻薬の密造工場で、親玉が子供たちを薬漬けにすると息巻いている。

マイケルと子供たちは見つかって逃げるが、悪人の武装兵がマイケルの家を発見して包囲し、
マイケルが出てきたところを一斉掃射。

しかし、マイケルはそれをかいくぐって逃げる。

子供たちはマイケルと落ち合う場所、Club 30’sに行くが、そこは何年も前に閉鎖された場所。
子供たちはクラブの外で隠れている。

マイケルは、悪人から逃げて逃げて逃げるがついには行き止まりの場所に追い詰められる。
しかし、マイケルは突然スポーツカーに変身し、猛スピードで悪人たちを飛び越えて脱出。
追いかける悪人たちを振り切って、Club 30’sに行く。

何もないはずのクラブは、マイケルが入ると大勢の客でにぎわっていて、ダンス天国の様相。
そこへ悪人どもがやってきてマイケルは逃げるが、子供の一人、ケイティがさらわれる。

マイケルは一人で悪人のアジトに乗り込んでいくが発見され、武装兵に包囲される。
悪人の親玉がケイティに乱暴したため、マイケルは怒り、ロボットと化して武装兵に反撃する。

この間にケイティは逃げて他の子供と合流して隠れる。

マイケルロボットは敵を蹴散らす。
マイケルロボットはさらに戦闘機に変身するが、親玉にレーザー砲で撃たれてしまう。
しかし、戦闘機は壊れず反撃して敵親玉を撃破して、空の彼方へ飛んでいく。

後日、マイケルを懐かしむ子供たちの前に再びマイケルが現れるのだった。
めでたしめでたし。

**

一応ストーリーはあるが、PV集っぽい。
あの「スリラー」はよくできたPVだったが、10分ほどの短編。
この映画は本編が93分あるので、何本かのPVをつなぎ合わせた感じ。
前半はダイジェスト映像をつないだだけ、なかなかストーリーが展開しないのでやきもきした。

「THIS IS IT」をライブではなく実写映画(CG込み)で表現したものにも思えた。

 


    

 ハンナ  

シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット。

**

フィンランドの森の奥。
一人の少女が弓でヘラジカを射る。
ヘラジカは逃げるがやがて倒れ、少女は「ごめん、心臓を外した」と言ってとどめを刺す。
突然男が少女を襲う。
格闘の末、男は鹿は自分で持って帰れと言って立ち去る。
男はエリック・ヘラー(エリック・バナ)、少女ハンナ(シアーシャ・ローナン)の父だ。
エリックはハンナに百科事典を読み聞かせ、英語、ドイツ語なども教えていた。

ハンナはしきりにもう準備ができたと父に懇願する。
やがて、エリックは隠していた発信機を取りだし、
これを押せばメリッサに連絡が行くが後戻りはできないと言う。
そしてエリックが狩りに出ている間にハンナは発信機のスイッチを押す。

とあるCIAの基地。
発信機の情報は、メリッサ・ウィーグラー(ケイト・ブランシェット)に届けられる。
メリッサは直ちにエリックの確保を命令する。

エリックは、髪を切り、髭を剃り、スーツに着替えて小屋を離れる。
ほどなくしてCIAの部隊が小屋に到着、先に小屋に入った2名はあっさりやられるが、
残りの部隊がハンナを確保する。

ハンナはCIAのアフリカの地下基地に送られる。
そこで尋問を受けるが、メリッサ・ウィーグラーに会いたいと申し出る。
メリッサは自分が会いに行こうとしたが、替わりのエージェントがメリッサに化けてハンナに会う。
ハンナはメリッサに父のことを聞くと泣いて、偽のメリッサにしがみつく。

他のエージェントがハンナに鎮静剤を打とうと部屋に入った瞬間、
ハンナはメリッサと部屋に入ったエージェントを殺害して逃亡を図る。

逃げる途中、検査室で自身の検査結果を見つけたハンナはそれを持って逃げる。
そして、追うエージェントたちを撒いて外に出て、警戒のジープの底に隠れて脱出する。

そこは砂漠の真ん中だった。
たまたま車で旅行に来ていたソフィー(ジェシカ・バーデン)とその弟や家族と会うが、
別れて歩きモロッコの安宿にタダで泊めてもらう。
そこで初めて電気製品やTVを見てカルチャー・ショックを受ける。

メリッサはかつて、ハンナを連れて逃げるエリックと妻(ハンナの母)を襲撃、
ハンナの母を撃ち殺していた。

メリッサは、アイザック(トム・ホランダー)にハンナ探しを依頼、
自身はエリックを探して殺すつもりだった。

メリッサは東ベルリンのハンナの祖母の家に行き、エリックやハンナの消息を聞くが、
祖母は口を割らず、メリッサに射殺される。

アイザックはハンナの後を追い、モロッコの安宿を突き止めるが、ハンナは出た後だった。
ハンナは、ソフィーの両親のキャンピング・カーに忍び込み、そのままスペインに移動する。

一方、エリックは、海を泳いで渡り、ハンナと落ち合う予定のドイツに入る。
海から上がったところを警官に見つかったエリックは二人を殺して逃亡する。
ハンナから連絡場所に届いた絵ハガキには「魔女は死んだ」と記されていた。

アイザックから連絡を受けたスペインのエージェントはハンナの車を発見し後をつける。
ハンナは結局ソフィーに見つかって友達になり、ソフィーの両親にも所在がばれて、
フランスまで乗せてもらうことになった。

しかし、アイザックらに後を追われていることを知り、車が止まった時に逃げ出す。
追うアイザックら。
ハンナはエージェント2人を殺害して海に飛び込んで逃げる。

エリックはベルリンに着き、ハンナと落ち合う場所へ向かおうとするが、
途中で追ってと遭遇、4人を倒して逃走。
その時、メリッサが生きていることを知り、ホテルにいた彼女を襲うが、
エージェントを殺しただけで逃亡される。

アイザックはソフィーの家族を捕え、合流したメリッサが尋問、
ハンナとエリックの落ち合う場所を聞き出すことに成功する。

ハンナはその場所、ベルリンの廃遊園地のグリムの家に着く。
そこでは、管理人に手厚く歓迎されるが、すぐにアイザックやメリッサがやってくる。
ハンナはメリッサが生きていることと、エリックが実の父ではないことを知りショックを受ける。

そして、そこから脱出、ネットカフェで胎児のDNA操作のことを知って疑いを深めるとともに、
祖母の存在を知り会いに行く。
しかし、すでに祖母は殺された後だと知ることに。

その頃、グリムの家に着いたエリックはメリッサらの存在に気づき、
ハンナが祖母の家に行ったらしいことを知る。

そして祖母の家でハンナに会うがハンナは自分の素性を聞き出そうとする。
それは、胎児を遺伝子操作により、スーパー・ソルジャーにするプロジェクトだった。
しかし、プロジェクトはメリッサにより中断され、処分されそうになり、
エリックは母とともにハンナを連れて逃げたのだった。

そこにアイザックらがやってきた。
エリックはハンナを逃がし、アイザックらと対峙する。
そしてアイザックやその部下を倒すが、メリッサに射殺される。

ハンナは再びグリムの家に向かうが、管理人は惨殺された後で、ハンナはまたも逃げる。
追うメリッサ、逃げるハンナ。

やがて二人は対峙し、一瞬のすきをついて隠し持った矢を放つハンナ。
メリッサも腹を射抜かれながら撃ちかえし、ハンナに傷を負わせる。

今度はハンナが追う。
そして、メリッサが転んで倒れ、銃を落としたその時、
銃をつかんで立ちはだかったハンナがこう言った。
「ごめん、心臓を外した。」

***

映画の出来は、脚本>演出>演技とよく言われることですが、
こういうジャンルの映画にしてはやはり脚本が甘いと言わざるを得ない。

演出もどうなんでしょう、何かこじんまりとまとまっている感じ。

せっかく雪のフィンランドから灼熱のモロッコ、スペイン、ドイツと股にかけての
大逃走劇なのにそういう感じが全くしない。

ハンナやエリック、メリッサの凄さは良いとして、ソフィーらの驚愕振りはうまく表現できてない。
アイザックもすぐ人を殺す冷血な役柄なんだろうけど、いかれたオカマにしか見えなかった。

こういう物語を見るとよく思うんですが、何年も信じていたことを、
敵だと思っていた誰かのたった一言で嘘だと思うもんなんでしょうか。

ましてや、赤ん坊の時から10数年育ててくれた親のこと、母の仇敵のたった一言で
本当は親じゃなかったんだ、ずっと騙されていたんだなんて思えるもんでしょうか。

途中叱られはしてましたが、段々とケイト・ブランシェットの私怨みたいになってる。
もっとCIAの組織を挙げた捜査にはならんもんなんでしょうか。

母の仇を取るためにわざと捕まってその仇をおびき出す作戦は良いとして、
なんで父とすぐに落ち合おうとしていたのかはよくわからないし、
父も逃げるだけでもっと陽動作戦をとるとかしないのはなぜなんでしょう。

 


   

 

 トゥルー・グリット 

ジェフ・ブリッジス、マット・デーモン、ジョシュ・ブローリン、ヘイリー・スタインフェルト。

旅先で雇い人のトム・チェイニーに父親を射殺された14歳のマティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルト)は、
父の遺体の引取りにやってきた。

しかし、思ったより遺体の処理や運搬に金がかかり、同行した黒人を帰して一人で後始末をする。
彼女の目的は、トム・チェイニーを探し出して逮捕し、裁判で縛り首にすること。

町は縛り首見物の人でにぎわっていたが、マティは父の取引先を言い負かして大金の返金を約束させる。
遺体とともに葬儀屋で寝たマティは翌日、町で行われていた裁判で
噂の隻眼の連邦保安官、ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)を見て、
50ドルでトム・チェイニー探しを依頼するが、コグバーンは、少女の戯言だとして取り合わない。

翌日、ホテルにはテキサス・レンジャーを名乗るラビーフ(マット・デーモン)が現れ、
トム・チェイニーは偽名で、テキサスで議員を殺した罪で何か月も自分が追っているという。

マティはラビーフを追い帰し、金を持ってコグバーンに会いに行く。
コグバーンは明日朝出発だと言ってマティを帰すが、翌朝マティが来る前に出発してしまう。

マティは取り返した金で買った馬に乗って後を追い、馬で渡河してコグバーンに文句を垂れる。
同行していたラブーフはマティを追い帰そうとするが、コグバーンはほだされて連れて行くことになった。

チェイニーはインディアン居住地に逃げ込んでおり、ならず者のネッド一味とつるんでいた。
コグバーンはネッド一味の動静からチェイニーを探すことにした。

飲んだくれのコグバーン、口先男のラブーフは言い争いとなって別行動をとることになった。
コグバーンとマティは途中で会った医者から狩猟小屋のことを聞き、
一晩泊まることにしたがそこには先客がいた。

二人連れはネッドの仲間だったが、口論の末、二人とも死んでしまう。
コグバーンはネッド一味を外で待ち伏せしようとしたが、ラブーフが現れ、その後にネッド一味が来た。

ラブーフが引きずり回されて大けが。
コグバーンは一味を撃って一人は殺すが後は逃す。

翌日、コグバーンはネッド一味のアジトである廃鉱山に向かうが、もぬけの殻。
手がかりが全くなくなってコグバーンはやけになり、ラブーフも諦めて去って行く。

翌朝、水を汲みに川原に来たマティは偶然にもトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に遭遇。
持っていた父のコルトでチェイニーに傷を負わせるが、あっさり捕まってネッド一味に連れ去られる。

ネッド(バリー・ペッパー)は、マティの命と引き換えにコグバーンに去るように言い、
崖の上から見ていると、コグバーンは去って行く。

ネッドは傷を負っているチェイニーを残してアジトに戻ろうとするが、
残されたチェイニーは追手を恐れてマティを殺そうとする。

その時、ラブーフがチェイニーを殴り倒し、去ったのはコグバーンの作戦だったことが分かる。
コグバーンはネッド一味と1対4の戦いを挑み、3人は倒すが馬がやられて下敷きになる。

しかし、崖の上からラブーフがカービン銃で狙い撃ってネッドを倒す。
喜ぶマティとラブーフ。

しかし、チェイニーが再びラブーフを殴り倒し、マティを襲う。
マティはラブーフの銃でチェイニーを撃ち倒すが、勢い余って転倒し、穴に落ち引っかかる。

コグバーンが助けに来るが、その直前マティは穴の中にいたガラガラヘビに手を噛まれる。

コグバーンは、毒を吸出し、マティを乗せて馬を飛ばし、馬が息絶えた後は自らマティを抱いて走り、
昼夜を問わず激走してついに医者の家にたどり着いた。

35年後、左腕の肘から先を亡くしたマティは、久々にコグバーンからの手紙を受けて探しにやってきた。
コグバーンは保安官引退後、射撃ショーをやっていたが、マティが訪れる数日前に死んでしまっていた。
マティは、コグバーンの遺体を自分の牧場の丘に移し、毎日祈りを続けた。

ラブーフの消息は全く知れなかった。

***

とにかく、ヘイリー・シュタインフェルトがすごい。
ジェフ・ブリッジスと互角に渡り合っている。

マット・デーモンの口先ばかりのへなちょこレンジャーも最後の最後は見せ場を作り、
面目躍如といったところか。

ラストはちょっと異論のあるところかもしれない。
物語は突然ぶった切ったように終わってしまい、後日談はあれはあれでいいとして、
やや中途半端な感じは否めない。

 

 

    

 レイヤー・ケーキ  

ダニエル・クレイグ、トム・ハーディ、ジョージ・ハリス、コルム・ミーニー。

**

ロンドンで不動産業を営む裏で麻薬の密売に手を染めている主人公(ダニエル・クレイグ)
映画の中で名前を直接呼ばれることがないため仮に、Xとしておく。

本編では訳が分からなくなるほどではないが、
少し人物の相関がややこしいので、記述では混乱があるかもしれない。

Xは表向きの商売ではきちんと会計士も雇って税金も納めているが、その実は麻薬ディーラー。
金も貯まったことだし、そろそろ引退をしようと考えている。

ある日、ジーン(コルム・ミーニー)経由で大量の麻薬エクスタシーの話が舞い込んだ。
取引を持ちかけてきたのはデューク(ジェイミー・フォアマン)
しかし、その薬はデュークがセルビアの麻薬密造組織から強奪したものだった。
あまりにも大量かつ盗品とあって安く値踏みするXとの取引はなかなか決まらない。

そんな中、組織のボスのジミー(ケネス・クラナム)から呼び出しを食らい、
今度のヤク取引を成立させることと、ジャンキーになったジミーの知人の娘を探すよう指示される。

Xは、北部の組織との取引を画策するがやはり条件が折り合わない。

知人の娘探しは配下のクラーキー(トム・ハーディ)らに任せるがなかなか進展しない。
ジミーからはお前が自分で探せ、と怒りの電話が入ったりもする。

Xは焦るが、デュークの居場所自体が見つからない。
デュークの弟、シドニー(ベン・ウィショー)と偶然出会い、
彼の女、タミー(シエナ・ミラー)に興味を持つ。

セルビア人グループからはデュークと一緒にヤクを返せとの脅しが入る。
Xはデュークとは関係ないと言うが、セルビア人は言うことを聞かない。

やがて、シドニーのアジトはわかるが、警戒が厳しく入り込めない。
ヤクを持ち出さないかの監視が続く。

Xはタミーを引っ張り出して、関係を持とうとするが、ルームサービスを装った一味に拉致される。
一味のボスはエディ・テンプル(マイケル・ガンポン)、ジミーに探せと言われた娘の父親だった。
テンプルは、ジミーが娘探しを口実にXを排除し、金を奪おうとしていることをバラし
証拠のCD−Rを渡す。
ヤク取引を持ちかけ、北の組織の250万ポンドを超える300万ポンドを提示する。

Xはジミーが自分を排除しようとしていることに腹を立て、
ジミーの家に忍び込み、ジーンの拳銃を使ってジミーを射殺する。

セルビア人はドラガンと言う男を通じてXに更なる脅迫をかける。
Xは北の売人に頼んでスナイパー、ラッキーを雇い、ドラガンを射殺しようとたくらむ。
しかし、ドラガンと思われる男を射殺しようとした瞬間、逆にラッキーが射殺され、
Xの動向はすべて読まれていることが分かる。

ジーンは警察内部の仲間を通じてジミー射殺の拳銃が自分者であることを知り、
激怒してXをぶちのめす。

Xはボコボコにされながらもジミーの裏切りを暴露、デュークのせいでセルビア人に狙われていることも喋る。
実は、デュークは情婦のスラッシャーと一緒にジーンに直接取引を持ちかけるが、
スラッシャーが切れて警察にチクると言いだし、シーンの部下に射殺されてしまっていた。
ジーンはデュークの死体を冷凍保存して隠していた。

ここでXは一計を案じ、シドニーに取引を持ちかける。
Xがシドニーのアジトに乗り込んで何とか取引をまとめようとしていた時、
内偵していた警察の機動部隊が乗り込んできて、シドニーとXらは這う這うの体で逃げる。
ぎりぎりで警察をかわし何とか逃げおおせたが、ヤクは警察に没収されてしまう。

Xはドラガンに文字通りデュークの首を差し出す。
ドラガンは警察の一部始終を見ていたと言い、デュークの首を持ち帰る。

セルビア人のボスは、デュークの首に満足し、ヤクはあっさりあきらめる。

しかし、実は警察内部とジーン、Xは通じており、没収したヤクは賄賂と引き換えにXの手に入る。
Xは喜んでエディ・テンプルとの取引に向かうが、娘を痛めつけた代償だとして、
ヤクをタダで取り上げてしまい、残されたXらはそれを呆然と見送る。

しかし、さらにその先で、北の組織がテンプルの車を襲い、ヤクを強奪する。

こうして一件は収束、Xは空席となったジミーの席に座ることもできたが、
やはり引退すると言って一味を残したままタミーと去ろうとする。

その時、Xは待ち伏せしていたシドニーの凶弾に倒れ、絶命する。

**

2時間弱の中で多くの組織が登場し、人物の相関もややこしいので、若干分かりにくい。
特に名前は覚えきれない。

見た顔がそこここに出てくるが、敵味方がよくわからず、かえって混乱。

それらが整理つけば、裏切り/騙しの構図はなかなか面白い。

騙し、騙され、全員が悪い奴、生きたまま足を洗うなんてできやしない。
まるでアウトレイジ・ロンドン版。

何でもやるのではなく、おれたちはギャングじゃない、と言うセリフも出て来る。
人殺しはギャングのやることだ、とXをタコ殴りにするジーンだって、
デュークを殺させているから、五十歩百歩。

ラストは異論があるかもしれない。
未見だが、もう一つのラストがあるらしい。確認しておきたい。

 

 

   

 ゾディアック  

ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr。

**

1960年代に始まったゾディアックによる連続殺人事件の物語。

1968年12月、アベックが何者かに襲われ銃弾を浴びせられる。
翌69年7月、アベックを撃ち殺したと言う匿名の電話が警察に入る。
被害者は女性死亡、男性重傷、前年の犯行の自供も合わせて通報された。

8月、新聞各社に犯行声明と暗号を記した手紙が届く。

その頃、ロバート(ジェイク・ギレンホール)は、新聞の挿絵を描く仕事。
同じ新聞の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)には煙たがられながらも事件に首を突っ込む。

9月、今度は湖畔でデートしていた男女が襲われる。
犯人は頭巾をかぶり、二人を背後から何度も刺した。女は死に、男は生き残った。

10月、男はタクシーに乗り、背後から運転手を射殺、現金を奪った。

このころから犯行声明、脅迫文が次々と舞い込むようになる。
警察に弁護士と相談したいとの電話をかけたり、モーニングショーに電話出演したりした。

警察やメディアには犯人を示唆する電話、通告する電話も多く寄せられた。
しかしそのほとんどはでたらめであり、警察は翻弄された。

1970年3月には一人の女性が車に細工をされ、男の車で連れ去られる。
赤ん坊を殺すと言われた女性は、隙を見て車から逃げ保護される。
そして、タクシー強盗犯のモンタージュを犯人と名指しするのだった。

担当刑事のデビッド・トスキ(マーク・ラファロ)とウィリアム・アームストロングは
精力的に事件を追ったが、がせねたに振り回され、一向に捜査は進展しない。

この間にロバートは事件が縁でメラニーと結婚、子供もいたが、
ゾディアックのスクールバスを襲うとの脅迫に恐れることもあったが、犯行はおなわれなかった。

犯人の手紙も新聞記事をなぞっただけの疑念が生じた。
どれが本物でどれが偽物かもわからない。

有力な容疑者にアーサー・リー・アレンが浮上する。
ゾディアックブランドの腕時計をし、目撃証言とも酷似、状況証拠はクロを示すばかり。
しかし、筆跡鑑定の結果はシロ。
他に決定的な手がかりもなく事件は忘れられていく。

やがて、アームストロングは事件を離れ、担当刑事はトスキ、一人になる。
ポールも編集長と意見が対立、新聞社を辞めて地方紙に移るものの、
半ば干されて自堕落な生活に浸る。

一方のトスキはゾディアックの脅迫状を捏造したとのでっち上げにはまり、事件を外される。

ロバートは妻の心配をよそに新聞社も辞めて事件についての著述に没頭する。

ロバートはトスキ刑事にヒントをもらい、地元の警察を訪れて独自に調べを進めるが、
それまで解けていなかった暗号を解いたことでTVに出る。
ロバートがゾディアックの標的になることを心配した妻は子供を連れて実家に戻ってしまう。

ポールはついに、アーサー・リー・アレンを犯人と決め付け、トスキに進言するが無下に扱われる。
ポールの本「ZODIAC」は完成し、店頭に並ぶ。

トスキはポールが揃えた証拠をもとに目撃者に再び写真による面通しを行い、
アーサー・リー・アレンを犯人と特定する。

しかし、アーサー・リー・アレンは逮捕直前に突然死。
事件は迷宮入りとなる。

**

実際に起こって迷宮入りとなっている「ゾディアック事件」を扱った映画。
状況証拠では犯人を決めつけられないもどかしさが、後に「ダーティ・ハリー」を生んだと言われる。

実際に起こった事件をなぞっているからではあるが、とにかく長い。

映画では犯人をほぼ特定し名指しするものの、結局は真実が明らかにされないまま、幕が引かれる。
サスペンスとしては犯人が犯人として裁かれないまま終わる。

裁かれないのはしょうがとしても、決定打のないまま、限りなく黒いで終わってしまい、
フラストレーションのたまる作品だった。

 


   

 バーレスク  

クリスティーナ・アギレラ、シェール、スタンリー・トゥッツィー、キャム・ギガンデット。

アイオワ州の小さい食堂で働くアリス(アリ、クリスティーナ・アギレラ)は、店を辞めて
ロサンゼルスに向かう。

そこで、プロダクションや劇場を訪ねるが、うまく行かない。
夜になり、眺望のいい高層マンションの目の前にある小さいショーパブ「バーレスク」に入り、
テス(シェール)のショウを見て虜になり、雇ってもらうよう交渉するが当然ダメ。
バーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)に取り入ってウェートレスとしてもぐりこむ。

バーレスクはテスが元夫と一緒に開いた店で、人気はあるものの経営は苦しく、借金返済に困っていた。

元夫のビンス(ビター・ギャラガー)は、借金返済には店を売るしかないと考え、
実業家のマーカス(エリック・デイン)の買収に応じるようテスを説得していた。

しかし、テスは頑として受け付けず、ショーン(スタンリー・トゥッツィー)とともに店を切り盛りする。

アパートで独り暮らしをしていたアリは、ある日空き巣に入られたことから不安となり、
ジャックの家に転がり込む。
ゲイだと思っていたジャックがフィアンセもいる普通の男だと分かってもアリは居候を続ける。

ウェートレスとしては評判のいいアリだったが、夢は捨てきれず、
ダンサーのオーディションに無理やりねじ込んで、テスにOKを貰い、舞台に立つことになる。

アリはダンサーとしても頭角を現し、徐々に良い役を貰えるようになる。
ショーではテス以外はみんなCDに合わせた口パクで、アリは不満だったがテスは聞き入れない。

センターなのに遅刻、飲酒でたびたび舞台に穴をあけそうになるニッキー(クリステン・ベル)は、
テスの度重なる命令に従わず開演前に酒を飲み、ついにアリとの交代を命じられる。

ニッキーはアリを困らそうと、音楽室に入り込み、開演して間もなくCDを止めてしまう。
一瞬、ざわつく会場。
アリはとっさにアカペラで歌いだし、その迫力に観客は感動、総立ちとなる。

舞台は盛り上がり、テスは急遽アリの歌を中心として舞台構成に変えていく。
バーレスクは人気を呼び、連日満員盛況の日が続く。

しかし、それは焼け石に水。借金返済の期日は迫る。
テスは連日のように銀行回りをするが融資を取り付けることはできない。

マーカスはアリにも手をだし、富豪ぶりを見せつける。
連日連夜遊びまわりアパートにも帰らないアリはジャックとの間もぎくしゃくする。

ダンサー仲間の結婚式の日、NYから戻らない婚約者と喧嘩になったジャックは、
婚約を解消したと言い、ついにアリと一線を超える。

その後しばらくはうまく行っていたアリとジャック。
突然恋人がジャックを訪ねてきて喧嘩となり、アリは放り出される。

アリは、いろいろ回った挙句、結局マーカスのマンションを訪ね、
バーレスクが買収された後、壊されて高層ビルが建てられることを知る。

アリはバーレスクに取って返し、借金返済のめどが立たないテスを説得、
隣接する眺望を売りにする高層マンションのオーナーに
バーレスクの「空中権」を高値で売り、借金を返済して店の買収阻止に成功。

ジャックとの間の誤解も解け、アリとテスはバーレスクを続けることができたのだった。

***

クリスティーナ・アギレラのファンのための映画。
ミュージカル、ミュージカル・ドラマとしている解説もあるが、セリフが歌になるわけでもなく、
歌と踊りが芝居の一環として展開されるわけではない。
それらはいわゆる劇中歌の類であり、その意味でこの映画をミュージカルとは言い難い。

展開も結末も想定の範囲内。
眺望と空中権に関しては早い段階で伏線が張られているので、唐突感や違和感はない。

もう少し早い段階でアギレラの歌声が聞けるかと思った。

口パクを非難、自身の生歌で危機を脱したアリ(アギレラ)だが、
以降のショーではやっぱり口パクだったのはいかがなものか。

 


  

 

 アンストッパブル  

デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン。

**

ペンシルバニア州、ミンゴ操車場。
何やら家庭に問題を抱えた新米車掌のウィル・コルソン(クリス・パイン)、
今日の搭乗は1202便。運転士はフランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)。

空の機関車に20両の貨車をつなぎ、移送することだが、ウィルは兄との電話が気になって、
貨車を数両多く間違えて連結してしまう。

一方、フラー操車場。
運転士のデューイは、貨物列車777を移動させる際、ブレーキホースを貨車につながずに動かす。
しかし、スピードを出し過ぎて途中のポイントで曲がりきれないとみたデューイは
ブレーキをかけて飛び降り、自身の手でポイントを切り替えようとした。

しかし、操作を間違い、ポイントに向かう途中でブレーキが外れて列車が加速を始め、
あわてて乗ろうとするも失敗。

777は無人のまま操車場を出てしまう。
デューイらは、運転指令のコニー・フーバー(ロザリオ・ドーソン)に連絡。
コニーは列車を側線に入れるべく、出勤途中のネッド・オルダム(リュー・テンプル)に連絡して、
ポイントを切り替える指示を出す。

当初は惰性で走行していると考えられたが、実際にはフルスロットルで力行(りっこう)しており、
列車はどんどん加速していた。

ネッドは指定されたポイントを切り替えたが、時すでに遅く、ネッドが見たものは
777を追う仲間の車両だった。

この時点でコニーも列車が力行していることに気づき、また積み荷が大量の燃料や化学物質だと知って、
直ちに付近の踏切を封鎖、ネッドに(車で)列車を追うよう指示をする。

コニーは本社の運転部長に連絡するとともに、街中での災害を避けるため脱線させることを提案、
しかし、ガルビン部長(ケビン・ダン)は即座に却下、本社で対策会議を開く。

777の進む先には、社会見学の子供たちの乗った列車、その後ろには1206便が
777に向かって走っていた。

運転指令室からいずれの列車にも側線待機の指示が出る。
子供たちを乗せた列車は、側線に入りギリギリで777をかわす。
何も知らない子供たちは777の迫力に大喜びだ。

一方、1206便はウィルが間違えて貨車を余分につないだことで、直近の側線には
収まりきれないと見たフランクは、側線に入らず次の待避所まで進む決断をする。

本社では777を止める方策を次々と打ってくる。
まずは、戦地から戻ったばかりの元軍人機関士をヘリから吊って列車に乗り移らせる作戦。
タイミングが合わず、機関誌は機関車に激突して負傷、作戦は失敗。

先頭に機関車を接続し、側線へ引きずり込む作戦。
制御する機関車を先行させ、777に接続させ、ブレーキを掛けて速度を落としつつ、
側線へ引きずり込もうとしたが、速度が落ちず失敗。
機関車は側線に入ったが脱線炎上、運転士が死亡してしまう。

やむなく運転部長は脱線器を使って列車を脱線させる作戦に出たが、これも失敗。
フランクの予想通り列車は脱線器を粉砕して爆走を続けてしまう。

間もなく、1206便と777が遭遇する時間となった。
そのままでもぎりぎりな上に、側線に入るためには減速が必要で1206は絶体絶命。
しかし、フランクの見事な運転技術で側線に入り、正面衝突は回避、
最後尾の何両かを失っただけで済んだ。

列車の進む先にはスタントンの大曲りカーブがあり、低速で通過しないと脱線する。
しかもそのカーブのすぐ近くには燃料タンクがあり、脱線は即大惨事。
スタントンの住民には強制避難の指示が出る。

フランクは、貨車を切り離し、機関車単独で777を追うことを決意する。

このころには各メディアは事件を生中継。
1206便の行動も明らかにされる。

その頃スタントンに住むウィルのかみさんダーシーは、避難指示の中、
TVを見てウィルの状況を初めて知る。

また、娘の誕生日を忘れて総スカンだったフランクは、最後の電話(のつもり)を娘にかけ、
娘もまたTVで父の行動を知るのだった。

1206便は徐々に777に近づき、ついに連結、と思ったが失敗、
連結装置を直接操作するため、ウィルは機関車から出て連結部に移動する。
そしてなんとか連結には成功するがウイルは足を挟まれてけがをする。

1206便は思い切り逆方向に力をかけ、777は徐々に減速していった。
しかし、まだ不十分。
今度はフランクが外に出て、貨車の手動ブレーキをかけていく。
そして外からウィルにブレーキ操作を指示、おかげて速度は下がり、
777は傾斜しながらもぎりぎり脱線せずに大曲りを通過することができた。

その後も1206はブレーキをかけ続けるが777の威力には適わず、ブレーキが破損してしまう。

再び列車は加速をはじめ、フランクは貨車を伝って機関車までの移動を敢行する。
しかし、途中貨車間の開きが大きいところがあって立ち往生してしまう。

その頃、警察に先導されたネッドは、鉄道と道路が並走する地点で、
車を列車に接近させウィルを飛び移らせる。

ネッドは車を加速して、ウィルを先頭の機関車に飛び移らせることに成功。
ウィルは無事に機関室に入り、ついに安全に止まることができた。

この快挙に、ウィルと仲違いしていたダーシーも息子とともにやってきて仲直り、
フランクの娘たちも父の快挙をほめたたえた。

こうして大惨事は免れ、予定されていたフランクの解雇も取りやめとなった。

**

2001年にオハイオで発生した実話をもとに作られている。

そもそも暴走し始めた時の機械の動きがなぜそうなのかはよく理解できないが、
操作ミスで、言って見れば半ロック状態が外れてしまったようなものか。

列車の暴走は迫力はあるが、所詮線路の上、行動範囲が限られる。
いろいろ試した結果の最後の手段という感じはしなくはないが、
各方式をなぜ1回しかトライしないのか。
特にヘリからの突入を一回で諦めるのは、非常にもったいない気がした。

二人の主人公を取り巻く設定が何となく不十分というか、不満というか。
それでもデンゼル・ワシントンの方はまだ理解できる範囲だが、
クリス・パインの方はそもそもが痴話げんかなのに接近禁止になるなんてどうよ。
もし接近禁止が十分妥当な措置だとすれば、途中までのかみさんの態度は理解できるが、
旦那がちょっと活躍したら全部チャラというのは理解できない。

すべて万々歳の大団円に仕上げた点にちょっと無理を感じた。

 


  

 サボテン・ブラザーズ  

スティーブ・マーティン、シェビー・チェイス、マーティン・ショート。

1910年代のメキシコの田舎町。
町の酒場に用心棒を探しにやってきたカルメン(パリトス・マルチネス)
しかし、荒くれ者たちに軽くあしらわれて酒場を出る。

目に留まったのは街の映画館。
何とはなしに入るとそこで上映されていたのは無声映画の「スリー・アミーゴス」シリーズ。
リーダーのラッキー・デー(スティーブ・マーティン)、
ナイフ使いのダスティ・ボトムス(シェビー・チェイス)、
早撃ち、ネッド・ネーデルランダー(マーティン・ショート)

悪人たちを次から次へとやっつけて町に平和をもたらし、お礼の金は受け取らずに去って行く。
これだ! 映画をドキュメンタリーだと思ったカルメンは、
早速スリー・アミーゴスに電報を打つことにした。

どうせ受け取らないからと謝礼を10万ペソとして、
自分の集落を荒らす悪人エル・ガポをやっつけてほしいと書くが、
金がなく、文字数を減らされてしまう。

一方のハリウッド、スリー・アミーゴスの前作「マンハッタンへ行く」が興行的に大失敗。
それなのにギャラアップを要求する3人、切れたスタジオは3人を首にしてしまう。

追い出された3人に届いた電報は「悪名高い」エル・ガポを倒してほしいというものだったが、
「評判の悪い」(=芝居下手)と勘違いした3人はギャラに目がくらんで引き受ける。

スタジオに入り込んでスリー・アミーゴスの衣装を拝借し、メキシコに向かう。

件の酒場では、謎のドイツ人が来て荒くれどもと揉め、何人かを射殺、
後から来る見たらすぐわかる男どもにも手を出すなと言い残して去る。

丁度そのあとにスリー・アミーゴスが映画の紛争で現れたものだから、
全員があのドイツ人より凶悪な仲間だと勘違い、全く受けないで酒場を出る。
実はそのあと入れ違いに酒場に来たスーツ姿の二人連れこそがドイツ人の連れだった。

酒場を出たスリー・アミーゴスはカルメンと出会い、その集落に行く。
ホテル住まいを期待していた3人にあたら獲れたのは一つのベッドと侘しい。

その頃、エル・ガポの一味の見張り役がテキーラ欲しさに見張りをさぼって
カルメンの集落までやってくる。

早速撃退してもらおうとするカルメン、
リハーサルもなくいきなり芝居が始まったと思うスリー・アミーゴスは馬に乗り、
いつもの決め台詞、決めアクション、拳銃をぶっぱなしながら見張り役の周りを回る。

あっけにとられて引き返す見張り役。
撃退に成功したと大喜びの人々。
これで10万ペソはいい仕事だと喜ぶスリー・アミーゴス。

しかし、そうはうまく行かなかった。
アジトに帰った見張り役から話を聞いて激怒したエル・ガポ(アルフォンソ・アラウ)は、
翌日50人の部下を連れて集落を襲う。

また芝居かと思いつつ、同じように決め台詞、決めアクションで暴漢の周りを回る。
しかし、暴漢の一人が撃った実弾がラッキーの肩をかすめる。
ラッキーはまだ芝居の続きだと思って突っかかるが、本物の暴漢だと分かって
一転平謝り、スリー・アミーゴスは逃げるように去って行く。

エル・ガポは人たちの反抗に激怒して村を焼打ち、カルメンを浚ってしまう。

スリー・アミーゴスは荷物を取りに集落に行って、カルメンが浚われたことを知り、
反省して集落を救おうと考える。

そのためにエル・ガポのアジトに向かう。
ここでいろいろあるが、ともかくアジトには無事に着く。

アジトでは例のドイツ人と仲間がライフルを大量にエル・ガポに提供していた。
エル・ガポの誕生日も近く、エル・ガポは誕生日を機にカルメンを愛人にしようと考える。

そしてその誕生日。
宴会のさなかにスリー・アミーゴスは映画の扮装でカルメンを助けようとするが失敗。
ラッキーは捕まり、ネッドは宙吊り、ダスティはうまく紛れ込んだものの発見される。

あわや、というときネッドが宙吊りから落ちてきてドイツ人に俳優だとばれる。
ネッドの早撃ちはドイツ人の憧れだったが、撮影のインチキでがっかりしたと罵られ、
ネッドとドイツ人の対決となる。

ところがネッドの早撃ちは実際に目にも止まらず、ドイツ人を撃ち倒し、
逃げ出したラッキーがエル・ガポに銃を突きつけてその場をしのぎ、カルメンを連れて逃げる。

スリー・アミーゴスがカルメンを連れ帰ったことで人々は彼らを見直すが、
エル・ガポに対抗する気力はない。

そこでラッキーが映画の作戦からヒントを得て、みんなに何かを縫わせる。

やがて、エル・ガポが襲ってくるが、スリー・アミーゴスが立ちはだかる。
3人はここと思えばまたあそこ、あちらと思えばこちらの神出鬼没。

徐々に数を減らすエル・ガポ一味。
ついにはエル・ガポもスリー・アミーゴスに倒されてしまう。

実は全員がスリー・アミーゴスの扮装をして敵を惑わす作戦だったのだ。

村人に感謝されながら村を去ることになったスリー・アミーゴス。
お礼の金は受け取らず「正義だけが報酬さ」と言い残して去って行くのだった。

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「悪名高い」はinfamous(インフォマス)で、「不評の」「出来の悪い」の意味もあり、
芝居下手と勘違いしてしまう。

DVDでの鑑賞。BD未発売。1986年の映画。
サボテンは映画に関係なく、スリー・アミーゴス。
言わずと知れた「踊る大捜査線」の3人組の名でもあるが、もともとこの映画からきているらしい。

王道の展開でそれほど大笑いすることもなく展開。
最後の方で別れ際に「また来るよ」に「何で?」で吹いたくらいか。

アクションも映画だけかと思ったら実際に実力もあったという設定も
今となってはそれほど意外でもなく、ある意味落ち着いて見られる。

村人を悪漢から守る展開が「七人の侍」に似ているとの評価もあるが、
芝居と現実を勘違いしたままの展開は「ギャラクシー・クエスト」や
「ザ・マジックアワー」にもみられるもので、
むしろ「ギャラクシー・クエスト」にコンセプトが酷似していると言ってもいい。
DVDを買った理由もそこにある。

3人とも健在で今も活躍しているが、スティーブ・マーティン以外は
TVが多いようで、あまり見ない。

 


 

 デート&ナイト  

スティーブ・カレル、ティナ・フェイ、タラジ・P・ハンセン。

フィル・フォスター(スティーブ・カレル)とクレア(ティナ・フェイ)は仕事、家事、育児でへとへと。

それでも、時々は夫婦だけの時間を作って外食に行ったり、友人らの読書会に出たりしている。
そこでクレアはママ友から離婚話を聞かされ、次のデートナイトにはおめかしし、
これがフィルを刺激、映画ではなく、有名店のクローに行こうという話に。

クローは超有名店。予約なしでは当然入れない。
キャンセル待ちをしていると「お二人のトリプルホーン様」との呼び出しが。

誰も応えないのをいいことにフィルはトリプルホーンを騙ってしまう。

ところがフィルとクレアが食事をしていたところ、二人の頑強な男がトリプルホーンを呼び出す。
店の裏に連れ出された二人は、自分たちはトリプルホーンじゃないというが、
男たちはさっさとフラッシュデバイス(字幕ではUSBメモリ)出せと迫る。

心当たりのないフィルは苦し紛れに隠したと言い、そこまで連れて行かれるが、
何とか逃げて警察に駆け込み、アロヨ刑事(タラジ・P・ハンセン)に事情を説明するが、
そこへあの二人(実は刑事だった)が戻ってきてしまう。

果たしてフィルとクレアの運命は。

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一晩の出来事だったんですね。
盛りだくさんで、とても一晩のこととは思えませんでした。

下ネタ満載というか、隠語でなく直接の猥褻用語連発でした。
面白いんだけどゲラゲラ腹を抱えてって感じではなかった。

一風変わったカーチェイスは面白かった。

ウィル・アイ・アムは本人。
ティナ・フェイは、前回の米大統領選時、サラ・ペイリンの物まねがあまりにも似ていたことが有名。
マーク・ラファロの妻役のクリスティン・ウィーグは「宇宙人ポール」で逃走に巻き込まれるラス。
そのほかにもマーク・ウォルバーグ、ジェームズ・フランコ、ミラ・クーニスなどが出ていてびっくり。

エンドクレジット中にNG集。

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劇場未公開。
今のところBDはなくDVDのみ。

原題は「Date Night」
「ナイト&デイ」の方が全米公開は後だが、本作はDVDスルーのため、
「ナイト&デイ」からヒントを得て「&」を入れたと思われる。
原題とは程遠い意味不明の言葉になってしまった。

 


  

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