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1−3月期:17(10)[2]本 、4−6月期:0(0)[0]本、7−9月期:0(0)[0]本、10−12月期:0(0)[0]本 |
( )は試写会 [ ]は邦画 |
1月:7(5)[1]本、2月:4(2)[0]本、3月:6(3)[1]本、1−3月期:17(12)[2]本 | |
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ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島
シリーズ第3弾。ディズニーから20世紀FOXに移って作られた。3D字幕版で鑑賞。 ナルニア国の時間で見ても、「第2章 カスピアン王子の角笛」の次に当たる。 ペベンシー4兄弟、カスピアン王子、アスラン、リーピチープの声など主要キャストは続投。 ** 現在の時間では戦時下のロンドン。 船には、カスピアン王子がいて、東の海へ出かけて行方不明になった7人の卿を探しているところだと言う。 最初は「離れ島」(Lone Island) 島の長は7卿の一人で古い剣を差出し、エドマンドがそれを受け取る。 次に一行が向かったのは「声の島」(Magician's Island) ルーシーは迫害者の家で、魔法の本を見つけ、見えないものを見る魔法を唱える。 一行は、魔法使いの示した青い星を探して荒れた海を行く。 金の水の力はただ物を金にするだけでなく、人々を強欲にし諍いを起こさせるものだった。 その頃、ユースチスは一人で崖の下の金の宝物を発見し、かき集めているうちに行方不明になる。 程なくして、島影から火を吹くドラゴンが現れ、朝びらき丸を襲う。 自らの愚かさに気付くユースチスは、リーピチープに慰められ、勇気づけられる。 次は「ラマンドゥの島」(Island of Ramandu) 道案内の美女リリアンディル(ラマンドゥの娘、星姫)に連れて行かれたのはアスランのテーブル。 リリアンディルは最後の剣が「くらやみ島」(Dark Island)にあり、急ぐように言って去る。 すぐに反転し、島を去ろうとしたが、霧の魔力でエドマンドの「恐れ」が実体化し、 朝びらき丸は劣勢になるが、ユースチスドラゴンが加勢し反撃する。 カスピアン王子は朝びらき丸でウミヘビに体当たりし、エドマンドがとどめを刺す。 島からはいけにえにされた人々が甦り、ユースチスも改心、一連の騒動は無事に解決される。 エドマンド、ルーシー、ユースチス、カスピアン、リーピチープは 戻ることのできないアスランの国に行くかどうか聞かれ、カスピアンは踏みとどまり、 一方、3人の子供たちはロンドンに戻され、何もなかったかのように生活を続ける。 ** アスランが神の権化であることは自明だが、 ペベンシー兄弟の上の二人は、回想シーン、空想シーンでのみ現れる。 もし、「第4章 銀のいす」の映画化があるとすれば、時代はカスピアン王子の晩年、 なお、原作本の「第5章 馬と少年」はナルニアの時代的には、ペベンシーの4兄弟が王として君臨していた時代で、 「第6章 魔術師のおい」は、ナルニア創世記で「ライオンと魔女」の前の時代。 「第7章 最後の戦い」は、「銀のいす」よりもずっと後の時代で、文字通り最後の戦い。 |
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塔の上のラプンツェル ディズニーアニメ。3DCG。 3D吹替え版で鑑賞。 吹替え版の声、中川翔子、畠中洋、剣幸、飯島肇。 ** 冒頭ラプンツェル(声:中川翔子)の秘密について語られ、物語の背景を理解することができる。 すなわち、不老不死の効能を持つ金色の花、それを見つけた魔女は何百年も若さを保ち続けていた。 魔女は赤ん坊の髪を切ってその効能を手に入れようとしたが、切った髪はたちまちその根元から能力を失った。 城下では毎年王女の誕生日に熱風船を揚げて、国王と王妃の悲しみを癒していた。 そして18歳の誕生日を2日後に控えた日、その灯りの正体を見に行きたいと * 一方、城下では泥棒のフリン・ライダーとスタビントン兄弟が城に忍び込み、 フリンは塔に登り、お宝を確認しようとしたその時、後からフライパンの一撃。 やがて帰ってきた母(魔女)は、ラプンツェルの話を聞かず、一生塔から出さないと言い放つ。 母(魔女)の出かけた後、ラプンツェルは、フリンが髪の秘密を知らないことに気づき、 フリンはラプンツェルを塔へ戻し、ティアラを返してもらおうとして、 穴に閉じ込められ、水で溺れそうになったとき、フリンはラプンツェルの髪の光る秘密を利用して、 魔女は偶然スタビントン兄弟の話から塔に戻ってラプンツェルがいなくなったことに気付く。 ラプンツェルとフリンは、城下に入り祭りを思い切り楽しむ。 やがて誕生日の夜、王と王妃は、悲しみの中、熱風船を空高く上げる。 船の上でフリンとその様子を見ていたラプンツェルは感動し、ティアラをフリンに渡す。 兄弟がラプンツェルを襲おうとしたその時、後ろから助けたのは魔女の母。 フリンはスタビントン兄弟にティアラを渡そうとして捕まり、 フリンは投獄され、そして絞首台に引きずり出されようとしていた。 悲しみに打ちひしがれていたラプンツェルは、町で手にした王家の紋章の布を見て、 やっとの思いで塔にたどり着いたフリン。 気づくのが遅れ、フリンは後ろから魔女の刃を受けて倒れる。 魔女はそれを承諾し、ラプンツェルはフリンを治そうとするがフリンは拒絶する。 涙にくれるラプンツェル。 フリンとラプンツェルは城に行き、王女として王と王妃に迎えられる。 ** ディズニーのお姫様物語の王道。 最初にいきさつや秘密ををすべてばらしてしまうシナリオで、 その意味でもディズニーアニメの王道と言えるだろう。 映像の美しさも素晴らしく、3Dがさりげなくしかも効果的だったと思う。 * 予告を見て髪の毛が意思通りに動くのかと思っていたが、それは全くの勘違いだった。 ミュージカルだとは思わなかった。 熱風船と書いたのは、適当な言葉が思いつかなかったため。 |
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ツーリスト ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー、ポール・ベタニー、ディモシー・ダルトン。 ** 冒頭はフランス。 ロンドン、スコットランド・ヤードのアッシュソン警部(ポール・ベタニー)は、 アッシュソンは灰から文字をあぶり出し、8:22リヨン発にたどり着く。 フランクは、散々エリーゼにからかれた挙句、張り込んでいた捜査官に写真を撮られ、 ベニスに着いたフランクは、迷っていると再びエリーゼと会い、ホテルに連れ込まれる。 翌朝、すでに出発したエリーゼ。 警察はフランクの言うことを信用せず留置する。 エリーゼは、ベニスの捜査本部に入る。そこにはアッシュソンが待っていた。 次のAPからの指示は、パーティに出ること。 そして、ボーイに扮した男がエリーゼに近づき、封筒を渡す。 そこへ、なんとフランクが現れてエリーゼを阻止してしまう。 エリーゼに渡された手紙は、アジトの住所と鍵だった。 ショーはエリーゼを脅し、隠し金庫のありかをしゃべらせ、開けさせようとする。 そして、そこへフランクに似た男が現れる。 フランクはショーの目の前に現れ、自分がアレキサンダーで成形手術を受けたと言う。 「彼はただのアメリカ人ツーリストよ。」と庇うエリーゼ。 現場確保に向かうアッシュソンらに、近くでAPを確保したとの報が入る。 残されたフランクとエリーゼ。 捕まえたはずのAPはただのイギリス人ツーリストだった。 ジョーンズが金庫を爆破して開けると、そこには滞納分の税金額を記した小切手があった。 その頃、フランクことほんとのAPはエリーゼと外洋へ帆を進めるところだった。 ** 素顔の分からないAP(アレキサンダー・ピアース)。 APの正体(=キャスト)が誰なのか見えそうで見えない、いつその正体が明かされるのかわからず、 * ジョニデとアンジーの演技についてはいうことなし。 上から目線でタカビーなアンジーが最後には恋する可愛い女になってしまうところと(でもタカビーは残ってる) とはいえ、頭脳プレーはあるものの体を張った格闘シーンは乏しく、それはそれで味だが、 * キーマンの一人、ルーファス・シーウェル、どこかで見たことがあると思ったが勘違い。 |
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鬼平外伝 夜兎の角右衛門 中村梅雀、石橋蓮司、中村敦夫、平泉成、荻野目慶子、林家三平、左とん平。 * 江戸後期、1800年ころ、盗賊一味「夜兎」は角五郎(中村敦夫)が隠居し、 さて、試写時のお約束で、映画の内容には触れられないので、中身はこれだけにしておく。 CS時代劇専門チャンネルでは、この映画を3/21、27、30、4/16、28に放映を予定している。 ただし、時代劇専門チャネルの「夜兎の角右衛門」のHPには、 * CS時代劇専門チャネル初のオリジナル時代劇。 「映画」ではあるが、TV的要素も多々あった。 長回し(ロングテイク)多用で、細切れのカット割りを避けたそうだが、 中村梅雀以外では石橋蓮司がよかった。 |
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ファンタスティックMr.FOX ロアルド・ダールの同名児童文学(邦題は「すばらしき父さん狐」「父さんギツネバンザイ」)のストップモーションアニメ映画化。 声にジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ビル・マーレー、ウィレム・デフォー、 * Mr.Fox(文字通り狐、声:ジョージ・クルーニー)は、Mrs.Fox(声:メリル・ストリープ)と、 ある日いつもの通り鶏を盗んで鳥小屋を出たら、Mr.Foxは仕掛けの鎖に気を取られ、つい引いてしまった。 2年後(狐年ではその7倍) そして見つけたのは、丘の上の大木。
新居に越したFox一家に甥っ子のクリストファーソン・シルバーフォックス(エリック・アンダーソン)がやってきた。 スポーツ万能、色白で背も高いクリストファーソンにアッシュは焼きもちを焼いて意地悪をする。 学校でもクリストファーソンは成績優秀。 さて、大木に住んで暫く、Mr.Foxはオポッサム(フクロネズミ)のカイリーと一緒に取材に行くと言って、 次は、バンスの農場、番犬は眠り薬で倒し、ガチョウとソーセージなどを盗みだす。 最後はビーンの倉庫。 盗まれた農場主たち、すなわち、ボギス、バンス、ビーンは狐退治を計画する。 3人は、今度はトラクターでMr.Fox一家の住む大木を倒しにかかった。 農場主たちの怒りは増幅し、次々と大きな重機を使って狐の巣をつぶしにかかる。 一方、父に認められたいアッシュはクリストファーソンと一緒に父の尻尾奪還を狙う。 ビーンはついに狐の巣穴を見つけ、リンゴ酒を流し込む。 Mr.Foxはビーンの投降要求に応じるふりをして反撃、松ぼっくり爆弾で町を火だるまにする。 農場主らは相変わらずMr.Foxが現れるのをマンホールの前で待っていた。 その間にMr.Foxらは新しい穴を掘って、スーパーマーケットに入り込み、やりたい放題。 *** ストップモーションアニメであるが、「コープスブライド」や「コラライン」のような滑らかな動きではなく、 狐なので、人間にはできそうもない、飛んだり跳ねたりもあるが、それもまた一興。 * ジョージ・クルーニーとメリル・ストリープは知っていたけど、良かったですね。 |
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唐山大地震 中国映画。吹替え版もあるが、字幕版で鑑賞。 ** 1976年7月、北京の東150kmに位置する河北省唐山市。 そこに住むファン一家、父ダーチヤン、母ユェンニー、そして双子の姉妹、ドンとダー。 そして、28日夜、(実際の地震が起きたのは未明の4時前)遠くで地面から不思議な光が漏れたかと思うと、 崩れ落ちるビル。 そして次の瞬間、建物は崩れ落ち、父と子供たちは瓦礫の中に。 明けて、がれきの中から次々と遺体が運び出される。 ダーチヤンは圧死したが、ドンとダーは重い壁の下敷きになっていた。 果たして弟は助かり、姉は息がなかった。 その後、人民解放軍が救援活動に参加、死傷者が運び出されていた。 ヤヤと呼ばれ、ワン夫妻の地元の小学校への入学手続きの際、突然ファン・ドンと名乗り、 母と弟は唐山市に残っていた。 やがて10年の年月が流れ、母と弟は相変わらず唐山に住んでいた。 一方の姉は医療現場で働きたいと考え、医大への道を目指していた。 ドンが大学3年の頃、義母は病に倒れ、養父を頼むと言い残して亡くなってしまう。 やがて、ダーは会社を興してビジネスでも成功、シャオハーと結婚する。 そして正月にシャオハーの実家に帰省する際、シャオハーとダーの子、つまりユェンニーの孫だが、 数年後、娘を連れて養父ワンを訪ねるドン。 唐山大地震から32年の2008年、カナダに移り住み、16も年上の旦那と暮らすドン。 一方のダーも自身の報に救援物資を運んで現地入りする。 ドンは医療関連の救援に参加していた。 わずかな休憩時間の合間、たまたま近くに座ったドンとダー。 そして二人で唐山の母ユェンニーを訪ねる。 こうして一家のわだかまりは氷解し、家族のきずなが戻ったのだった。 唐山は現在は復興し、市内300万の大都市となっている。 ** 1976年、和暦でいえば昭和51年。 倒壊に続く、火災の発生、瓦礫に挟まれての圧死、足を切断しての救出。 * 2時間15分はやや長い。 32年間にわたる親子の物語なので、どなたにもどこか重なる時代、思いがあるはず。 思想と言うほどのものではないが、若干、考え方というか、倫理観というか違和感を感じた部分がある。 もう一つは、娘ダンに一旦は謝りながら、どうして連絡しなかったかと怒る場面。 娘の方は母の苦悩を理解するシーンがあっただけに残念だ。 |
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英国王のスピーチ
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー。 ** ヨーク公アルバート(コリン・ファース)は1925年、大英帝国博覧会の閉会宣言を、 ヨーク公の妻、エリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)は、何とか治療できないか奔走した。 時は流れて1934年、吃音は改善せず、二人の娘(エリザベスとマーガレット)にせがまれても、
ある日、エリザベスは、つてを使って調べた言語障害の専門家、ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)を訪ねる。 ヨーク公はローグの診療所を訪れるが、ローグの言う信頼と対等な関係には難色を示す。 ローグは、この場でヨーク公が淀みなく本を読める事に1シリング賭けるといって、 父のジョージ5世(マイケル・ガンボン)は演説がうまかった。 恒例のクリスマスのメッセージの放送のあと、慣れるためだとして、 アルバートは失意の中で、自分の声を録音したレコードを聴くことになるが、 アルバートはローグを信用し、いろいろと訓練に励むことにした。 また、ローグとは次第に親密になり、吃音の原因が左利きの矯正、X脚の矯正、 兄デビットは、社交界の花形で独身、お盛んな生活を送っていた。 1936年1月、やや認知症気味となったジョージ5世に対し王位継承の準備が行われることになった。 しかし、エドワード8世は国王になっても自由な生活を満喫し、ウォリスとの結婚を熱望し、 エドワード8世は、その後もボールドウィン首相(アンソニー・アンドリュー)と対立、 これにより、ヨーク公がジョージ6世として王位に就くこととなった。 ジョージ6世は再びローグを訪れ、治療を再開することとした。 翌1937年5月、戴冠式においてローグの付き添いを要求するジョージ6世に対し、 一旦はローグを遠ざけることも考えたジョージ6世だが、大司教を制し、ローグを傍に置くことにした。 ヨーロッパにおけるナチスドイツの台頭を受けて当初イギリスはドイツと融和政策をとっていた。 ジョージ6世は、英国と英国連邦の国民に対し、断固たる決意を表明し、 別室でチェンバレン首相、チャーチル海軍相(ティモシー・スポール)らが見守る中、 全ての関係者が賛辞を贈る中、バルコニーに立ったジョージ6世とその家族に ** ジョージ6世はこの後もローグを伴って演説に臨み、 ジョージ6世は、その生真面目な性格から「善良王」と呼ばれ、 ジョージ6世の物語は何度も映画化、舞台化の企画があったらしいが、 尚、ローグの手記は2010年に出版されたそうだ。 ** 年月の字幕がちらっと出るが予備知識がないと経過がわかりにくく、 さらに、チェンバレンとボールドウィン、チャーチル(ティモシー・スポール)と続く 2度目の鑑賞でこれらを確認でき、勘違いをただすことができた。 * ジョージ5世のマイケル・ガンボンは、ハリポタシリーズ(アズカバン以降)のダンブルドア校長。 |
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ヒアアフター クリント・イーストウッド監督、マットデーモン、セシル・デ・フランス、フランキー/ジョージ・マクラーレン * 2004年12月、インドネシアで休暇を楽しんでいたニュースキャスターのマリー(セシル・デ・フランス)と、 サンフランシスコ。 ロンドン。 母は更生のため病院に入ることになり、マーカスは里親に引き取られるが、ジェイソンの死から立ち直れない。 パリ。 ついつい、自分の臨死体験から死後の世界について調べてしまうのだった。 しかし、出版社はイギリスとアメリカの出版社に話しを持ちかけていた。 ロンドン。 サンフランシスコ。 そして、嫌がるジョージに無理やり霊能をやらせたメラニーは、触れられたくない過去を ロンドン。 マリーの著作はイギリスの出版社に採用されて出版の運びとなり、マリーもブックフェアに出ることになった。 ジョージは工場を希望退職させられ、ビリーはジョージに霊能者の仕事をさせようとするが、 時に2006年3月。運命は3人を一か所に引き合わせた。 ジョージはデレク・ジャコビの朗読を聞き、たまたま目にしたマリーの著書に惹かれて朗読を聞く。 家に帰ったマーカスは、ジョージがマリーを気にかけていたことに気づいていて、 ジョージは翌日、マリーの泊まるホテルに伝言を残し、カフェで再会を果たす。 * オープニングの音楽が鳴った途端、ああこれは(最近の)イーストウッド映画だなと思うものがあった。 hereafterとは、この後、今後(転じて)あの世、彼岸。 3つのまったく重なり合わないように思えた運命の糸が、いつしか一本に交わる。 * ジョージがずっとテレコで聞いていた朗読は、はっきりしないがデレク・ジャコビのものだろう。 セシル・デ・フランスが「80デイズ」のモニークだとは全く思いませんでした。 * ラストは幾つかのパターンを作ったんじゃないかと想像。 |
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グリーン・ホーネット セス・ローガン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ヴァルツ、トム・ウィルキンソン * ジェームス・リード(トム・ウィルキンソン)はLAの新聞のオーナー社長。 その頃、LAではチャドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)というボスが町を仕切っていた。 ブリットはある日も父に叱られながら女を連れ込み遊び回って帰る時、リムジンの車内のTVが父の死を告げる。 降ってわいたような新聞社社長のイス。 翌朝、カプチーノがただのコーヒーに代わっていたのを怒りまくったブリットは、 カトーはただのコーヒーマンではなかった。 ブリットはカトーと父の墓に出かけ、本当はあまりいい人ではなかった父の銅像の首を切り取る。 ブリットは自分が監視カメラに映っていたのを知ると、社員の反対を押し切り、 そして、その悪党の名を「グリーン・ホーネット」と呼ばせる。 その夜、町の南部に出かけ、薬の売人に難癖をつけて叩きのめす。 チャドノフスキーは怒り、グリーン・ホーネットをつぶそうと考える。 ブリットはさらに新聞で煽るよう指示するが、アックスフォードジェームスはそういう記事は載せなかったと反対する。 焼きもちを焼いたブリットは、チャドノフスキーの呼び出しに応じてまんまと罠にはまり、 レノアに助けを求めるブリットは何とかレノアの機嫌を取り戻し、 一方、ブリットが気になっていたカトーはツゥイッターで、グリーン・ホーネットへのブリット殺害依頼を受け、 スカンロンはブリットに保身のため、新聞に書いていい記事かどうかを判断させろと言う。 カトーはチャドノフスキー(この時は赤に身を包んだブラッドノフスキー)等を足止めして店に入り、 チャドノフスキーはスカンロンとブリット、カトーを追う。 翌日、ブリットは記者会見で悪事に立ち向かうと宣言。 ** キャストやスタッフにいろいろ変更紆余曲折がありましたが、 周杰倫(ジェイ・チョウ)はなかなかでした。 キャメロン・ディアスはちょっとミスキャストっぽかったです。 * 3Dは後付けらしいですが、それなりに工夫(例の車がズズズズズーとなるやつとか)されていたので面白かった。 |
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RED/レッド ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン * オハイオ州、クリーブランド。 ある日の深夜、目覚めたフランクは、キッチンに下りていくが、それを付け狙う3人の武装兵。 男を首つり自殺に見せかけて殺すCIAエージェント、ウィリアム・クーパー(カール・アーバン)は、 サラの仕事先はミズリー州カンザスシティ。 一方、ベッドを壊して脱出したサラは警察を呼ぶが、サラとフランクの関係を知ったクーパーがサラ確保に向かう。 フランクは、殺されたチャンの実家をNYのチャイナタウンに訪ねる。 フランクとサラはリストにあったマービン・ボックス(ジョン・マルコビッチ)を訪ねフロリダ州ペンサコラに行く。 ガブリエルと3人が相談しているときに飛んできたヘリは、さっきマービンが見つけたのと同じヘリだった、 彼の手引きでCIA本部に潜入したフランクとサラ。 救急車で待っていたのは、マービンとジョー。 ダニングはあっさりと現副大統領のスタントン(ジュリアン・マクマホン)が惨殺事件の首謀者だとばらす。 屋敷はCIAに囲まれ、ジョーが囮で外に出るが、クーパーの指令が無視されて射殺される。 フランクはクーパーの家に潜入、サラの安全を約束させ、副大統領を殺すと語る。 副大統領はついに代わりのリムジンで脱出、と思ったら運転手はフランクだった。 そしてその取引の場に、サラを連れてきたのはシンシアとダニング。 とはいえ、多勢に無勢と思われたが、物陰からビクトリアとマービンが加勢して敵を殲滅。 逃亡の車中、イワンはフランクに貸しがあるとして、次のミッションを依頼。 * 文句なし、おもしろい。全員、無茶ぶりが冴える。 モーガン・フリーマンは老いた。 *
途中で、マルコビッチがヘリのナンバーを「ノーベンバー、4、8、7・・・(数字あやふや)」と呼ぶところがある。 |
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幸せの始まりは * リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソン * リサ(リース・ウィザースプーン)は小さいころからソフトボール一筋。 人気者のメジャーリーガー、マティ(オーウェン・ウィルソン)とお近づきになり、一夜を共にする。 なかなか来季のメンバーが発表されないことでイライラしていたところに、 ジョージは電話の直後、裁判所から詐欺の疑いで召喚され、落ち込んで逆にリサを誘うことにする。 数日後、心配通り来季メンバーから外され、首になってしまったリサ。 一方、マティと同じマンションに父チャールズ(ジャック・ニコルソン)が住むジョージ。 チャンスと見たジョージは引っ越したばかりのアパートへリサを誘う。 その後いろいろあって、ジョージはチャールズの不正行為で濡れ衣だったことを知るが、 リサはマティの遠征中にジョージが気になり、一旦は彼のもとに行き、すぐ気が変わるが、 翌日、マティはリサの誕生日パーティを開催、婚約のしるしと言って高級腕時計を贈る。 リサは迷った挙句、マティに時計を返し、ジョージを選ぶ。 ** なんだかなぁ、って感じでした。 キャッチコピーの「人生最悪の日が幸せの始まりだったとしたら」は違うんじゃないかって気がします。 男二人が女性一人を取り合うってのは定番のストーリーなんでしょうし、 また、ジョージにとっては最初で最後の決断に思えますが、リサにとってそうなのかは不明。 |
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ザ・タウン ベン・アフレック、ジェレミー・レナー、ピート・ポステルスウェイト。 ** アメリカ東海岸、ボストン市、チャールズタウン。 ここは、全米でも現金強奪事件の多い街である。 一味の一人が支店長を呼ぶ。 その時、警察への通報に気付いた男たちはクレアを人質にして、あたりに漂白剤を撒いて逃げる。 事件をプロ集団による犯行と見たFBIはアダム・フローリー(ジョン・ハム)を捜査の指揮をとらせる。 一味は、犯行計画を練るダグ・マクレイ(ベン・アフレック)、 情報は花屋のファーガス・コーム:ファギー(ピート・ポステルスウェイト)からもたらされていた。 ジェームズはクレアの動向が気になり、ダグが身辺を探ることになった。 実はクレアはジェームズの首のタトゥーを見ていたが、まだ警察には黙っていた。 フローリー捜査官は強盗犯にアタリをつけるが「俺たちは現金輸送車しか襲わねえ」とうそぶかれる。 4人の次の仕事はその現金輸送車だった。 4人はカーチェイスの末、銃で反撃しながら車を乗り継ぎ、車を燃やして逃げおおせる。 フローリー捜査官はその後の捜査で、この4人が犯人だと目星を付けるが証拠がない。 ダグはクレアに惚れてしまい、足を洗って街を出ようと考えるが、仲間はそれを許さない。 ファーガスが大きいヤマを持ち込んできた。 フローリー捜査官は、ダグたちを捕まえるため荒療治に出た。 さらに、クリスタに麻薬密売を臭わせ、ダグが町を出ようとしている事も告げる。 ダグがフェンウェイ・パークの近くで下調べをしているときにクリスタが乗り込んできて揉め、 犯行当日、ジェームズとダグは警官の扮装でフェンウェイ・パークに乗り込む。 ついに犯行決行。 救急士に変装して逃げる直前、ダグが異変に気付く。 そして、銃撃戦。 しかし、その間に再び警官に扮した二人は、突入してきた警官とFBIが揉めているどさくさに紛れて脱出する。 一人残ったダグは、パトカーに乗って逃げおおせ、花屋に行って、ファギーを射殺、復讐を果たす。 やがて、ダグはクレアに電話する。 一杯食わされたフローリーは全米を探すと言い残して現場を去る。 暫くして、ダグの残した現金を発見したクレアは、その金でアイススケート場を再開、 そして、フロリダのどこかの湖畔では粗末な小屋住まいのダグが佇んでいた。 ** なかなか面白かった。 ジェレミー・レナーが良かった。 クライム・サスペンスの場合、犯人と捜査側のどちらに視点を置くかが肝だが、 ラストはどうするのかな、と思ったがこれはこれでよかったように思う。 * ダグはアイスホッケーのプロリーグにドラフトされながら、結局選手としては大成できなかった、と言う設定。 「いい天気だから」は途中で、クレアの弟が晴れの日に死んだ話と絡んでいる。 * |
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毎日かあさん 小泉今日子、永瀬正敏、正司照枝、田畑智子、矢部光祐、小西舞優(まう) * 漫画家の西原理恵子(小泉今日子)は、文治(矢部光祐)とフミ(小西舞優)、 飲んだくれの穣は酒で体を壊して入退院を繰り返して母に嫌われている。 二人の出会いのきっかけは、編集者のゴンゾ(古田新太)と一緒に行った ゴンゾは昔のよしみで穣に小説を書くことを勧めるが、結局筆は進まない。 理恵子は二人の子供にも手を焼きながら暮らしていたが、ついに穣に愛想が尽き、 その後も穣は理恵子に迷惑をかけ続けるが、一念発起してアル中のリハビリセンターに入所、 しかし、その時点で穣は既に末期がんに侵されており、まっとうな生活の期間も短く命を落とす。 * ご存知(かどうか知らないけど)西原理恵子の毎日新聞連載漫画の映画化、 つまり、映画の方がより現実に近い、ノンフィクションと言うより伝記映画に近いのかもしれない。 * 鴨志田譲は元戦場カメラマン。 |
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ウォール・ストリート マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン。 * 1987年の「ウォール街」(Wall Street)の続編。 ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)は投資会社の幹部。 * ゴードンはその後、裁判で8年の刑を言い渡されて服役、2001年に出所する。 そんな2008年が物語の舞台である。 * 証券マンのジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は、核融合の研究をする会社に入れあげていた。 ある日、ジェイコブは社長のルイス・ゼイベル(フランク・ランジェラ)から145万ドルのボーナスを受け取る。 しかし、ゼイベル社は住宅ローンやデリバティブの破綻でつぶれかけているとの噂でもちきりだった。 ルイスは失意の中で翌日、地下鉄に飛び込んで自殺してしまう。 ジェイコブはブレトンのせいだと決めつけて、嘘のうわさを流してブレトンに損害を与えるが、 ジェイコブは結局ライバルのブレトン・ジェームスの会社に入るが、 ウィリーはゴードンの娘で告発サイトなどを運営していたが、父の裁判以来家族は崩壊、父を憎んでいた。 ジェイコブは、ウィリーに内緒でゴードンに近づき、ゼイベル社をはめた張本人を探すのを手伝わる。 ゴードンはブレトンがうわさを流した張本人で、かつ個人口座での株取引と言う違法行為も突き止める。 ジェイコブは、ブレトンの会社から核融合研究所に投資をさせるつもりでいたが、 ジェイコブは、ブレトンを罵りルイスの仇を討つと言ってブレトンの元を去る。 ゴードンは、ジェイコブがウィリーの金目当てに結婚すると思い込んでいた。 ウィリーは当初渋るが、結果として自分も共犯(インサイダー取引の利益隠し)になってしまったこともあって、 ウィリーとジェイコブはスイスへ行って預金を引き出し、いったんゴードンの口座に振り込む。 騙されたと悟ったジェイコブは、ウィリーに内緒でゴードンに遭っていたことも白状し、ウィリーからも愛想を尽かされる。 ゴードンはロンドンに拠点を構えて、資金の運用をしていた。 全てを失ったジェイコブは、ブレトンがルイスを陥れ、自身は隠し口座で大儲けしている告発文を書き、 時、まさにリーマンショックの時期。 ウィリーとジェイコブは仲直りをしたがっていたが、そのきっかけを失っていた。 これがきっかけとなって、ウィリーとジェイコブのよりは戻る。 * 1年と少しのち、ウィリーとジェイコブの子供の1歳の誕生日。 * 最後、ゴードンがいい人になっちゃったなぁ、って感じでした。 前作では、オリバー・ストーン監督はゴードンを金の亡者、悪として描きたかったらしいが、 本編で前作のバド(チャーリー・シーン)が出てきて、ブルースター航空で一儲けした話が出るが、 アメリカは、2011初頭に株価がリーマンショック以前まで戻りましたが、 |
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デュー・デート 「〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜」と、まるでTVのサスペンス・ドラマのような長ったらしい副題。 ロバート・ダウニーJr.、ザック・ガリフィアナキス、ミシェル・モナハン、ジェイミー・フォックス。 ダニー・マクブライド、チャーリー・シーンなども出る。 ** ピーター・ハイマン(ロバート・ダウニーJr.)は、妻サラ(ミシェル・モナハン)の出産予定まで5に迫った日。 その日の朝、ピーターは妻の出産に間に合わず、クマが子供のへその緒を噛み切る夢を見ていた。 妻と電話を交わし、空港に着いてドアを開けた途端、後ろから車が突っ込んできて、リムジンのドアをはぎ取った。 まず引っかかったのは、ゲートでの荷物検査。 ピーターがさらに搭乗をメールしようとしたら、男が話しかけてきて、言い争いになり、 事務所で疑いは晴れたものの、搭乗拒否リストに載ってしまった上に荷物は飛行機の中。 レンタカーも借りることができず、駐車場でうろうろしていると、 渋っていたピーターだが、5日以内にLAに戻るため、結局は同乗することに。 フレンチブルを連れたイーサンは親父の遺灰をコーヒーの缶に入れるなど奇行も見られた。 途中、ピーターはマリワナを買うため、ハイジ(ジュリエット・ルイス)の家に立ち寄るが、 ピーターはサラにイーサン宛に送金させる手を思いつき、銀行でそれを降ろそうとしたが、 結局、ピーターは銀行窓口のダニー・マクブライドにボコボコにされてしまう。 しかし、不眠不休はやはり無理。 頭に来たピーターはイーサンを罵り、親友のダリル(ジェイミー・フォックス)を呼んで助けてもらうが、 ダリルは車を貸すと言うが、その言動をイーサンは訝しがってダリルとサラの浮気を疑う。 途中、マリワナでハイになったイーサンは、間違えてメキシコ国境ゲートに入ってしまう。 しかし、イーサンはピーターのいるプレハブ(移送車になっている)ごと、パトカーで牽引して検問突破。 ピーターは結局イーサンを信頼し、彼の希望通り、父の遺骨を撒きにグランド・キャニオンに立ち寄る。 しんみりとしたピーターは、実はアトランタで置き去りにしようとしたと告白する。 二人は再び、車でLAに向かうが、サラから破水したとの連絡が入り、時間の余裕がなくなる。 病院へ行くより病院だ(結局病院へは行くんだから)イーサンの運転で、 病室から聞こえるサラの声を頼りに部屋を開けると、そこには黒人の赤ん坊が。 やがて、治療を終え、車いすで赤ん坊の顔を見るピーターとイーサン。 悪びれないイーサンはボロボロのピーターを残してオーディション会場へ向かうのだった。 * 暫くして、コメディで笑いを取るイーサンの姿がTVに。 万々歳で、物語は終結する。 ** ハチャメチャ珍道中となるが、いつも痛い目に遭うのは、ピーター(ロバート・ダウニーJr.)だけ。 マリワナで捕まるのはセルフ・パロディか。 痛い目に遭うしっかり者の相方はちょっとずれていて何となく憎めないと言うのが通例のキャラ設定だろうが、 最後にイーサンが家庭教師役でTVに出ているシーンとなるが、生徒役のチャーリーはチャーリー・シーン。 |
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シュレック フォーエバー
3D吹替え版で鑑賞。 ** 「遠い遠い国」では一人娘のお姫様が呪いのせいで、夜な夜な醜いオーガに変身。 すべてはシュレック(声:浜田雅功)のせい、ランプルスティルスキンはシュレックを逆恨みする。 時は過ぎ、シュレックは愛するフィオナと3人の子供、ねこ、ドンキーとドラゴンとその子供たちに囲まれ、 そして3人の子供の誕生祝いで、周りの身勝手な行動についにブチ切れて、 そんな様子を物陰から見ていたランプルスティルスキンは、馬車の事故に見せかけてシュレックに近づく。 シュレックがフィオナを助け出すよりもずっと前の1日を条件に怪物に戻ったシュレックは怪物生活を堪能する。 シュレックは魔女に捕えられ、ドンキーの引く馬車に閉じ込められてランプルスティルスキンの城に行く。 シュレックは暴れ、ドンキーを連れて城から脱出に成功する。 シュレックはかつてフィオナを助けた城に向かってみたものの既にもぬけの殻。 しかし当然ながら、そこはシュレックの生まれなかった世界、フィオナはシュレックのことを知る由もなく、 一方、城ではシュレックとフィオナのキスを阻止しようとシュレックを探すランプルスティルスキンが、 そこで、シュレック逮捕に(ハーメルンの)笛吹き男を雇い、おとりの馬車を仕掛けて見回りに出す。 シュレックとフィオナはドンキーに引きずられて難を逃れる。 そこにクッキーマンがやってきてシュレックを逮捕すれば、ランプルスティルスキンが シュレックは、単身城に乗り込んで自分の願いをかなえさせる。 しかし、捕えられたシュレックの目の前に現れたのは、同じく鎖につながれたフィオナ。 そこへドラゴンが現れるなどいろいろあって、二人は何とか鎖からは逃れるが、 体が輝き始め、徐々に消えゆくシュレック。 朝日に当たるフィオナだが、人間の姿には戻らない。 こうして再び平和で平凡な毎日が戻ってきた。 ** シリーズ最終作。 夢落ちは最初から分かりきった設定なのでしょうがないとして、どこまで戻るのかな、と言うのが関心事だった。 それで焦って帰って謝ってめでたしめでたしでもよかったけど。 いまさらこういうことを言うとなんだけど、フィオナって元は人間(人間と蛙の子?)じゃなかったの? * 劇団ひとりは知ってたからすぐわかったけど、鶴瓶と違って声の感じが変わっていたから、 |
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トロン:レガシー ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、ブルース・ボックスライトナー、オリビア・ワイルド。 ** 前作「トロン」から28年。 * 前作では、エンコム社で画期的なゲームソフトを開発したものの、当時の社長に裏切られて失脚し、 * 今作はその続きから。 さらに20年後。 アラン(ブルース・ボックスライトナー)は、サムがまだエンコムや父ケビンに未練があると見ていた。 昔、フリンがやっていたゲーセン。 そこでは、はぐれプログラムが確保され、「修正」か「ゲーム」かを識別されていた。 そこでは、ユニフォームに取り付けられたディスクを利用してお互いをつぶしあうゲームが行われていた。 リーダーは若き日のケビンそっくりだった。 サムは、さらに前作と同様のバイクゲームに引き込まれる。 ケビンはサムに事のいきさつを語る。 あるとき自然発生的にISOと言うプログラム生命体が出現、ケビンはこれを歓迎したが、 サムはコンピュータの外からクルーを倒すことにし、外へ出るため、ISOの味方と言われるズースを探す。 その途中、クルーがケビンのディスクを利用してコンピューターの外へ出ようとしていること、 3人は何とかゲートのすぐ近くまで来たがクルーに追いつかれてしまう。 外の世界=ゲーセンに戻ったサムは、ケビンの遺志を継ぐべくアランを会長にし、 ** はっきり言ってストーリー的にはありきたりでオーソドックス、それほど目新しいものはないが、 コンピューター内に入り込んで活動することやプログラムが一つの人格として行動することなど、 人間のアバターとしてプログラムが活動する「サマーウォーズ」のほうがしっくりするが、 * オリジナル「トロン」の主人公がジェフ・ブリッジスだとは知らなかった。 なにせ、ジェフ・ブリッジスと言えば「アイアンマン」「クレージー・ハート」(未見)のイメージだし、 オリビア・ワイルドは、初見。 ギャレット・ヘドランドは初見かと思ったが「トロイ」のパトロクロス。
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