(7月:1本、8月:2本、9月:2本、10月:2本、11月:4本、12月:2本) (合計:13本) |
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ターミナル(The Terminal)
スピルバーグの製作、監督。 蛇足だが、スタンリー・トゥッチは、ハリウッド版「シャル・ウィ・ダンス?」での竹中直人役です。 ***
主人公、トム・ハンクス扮するビクター・ナボースキーは、 帰る国もなく、USAに入国も出来ない。
空港側は何とか彼を追い出して、自分の管轄外で捕まらせようとするが、
何とか小銭を稼いだり、必死で英語を覚えようとしたり、 細かなエピソードをちりばめて待ち続ける彼の(非)日常を描いて行く。
なぜ、ずっと待っているのか。ニューヨークに何があるのか。 ***
空港ビルのセット(セットらしい)はたいしたもので、だだっ広く見える。
面白いことは面白いが、見終わった後、「ああ、すっきり。」といかないのは私だけか。 |
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Mr.インクレディブル(The
incredibles) ディズニー、PIXARの作品。
主人公は人間(スーパーヒーロー)なので、髪の毛の描写に注目。
吹き替えの声は、Mr.インクレディブルに三浦友和、その妻で元エラスティガールに黒木瞳。 吹き替え版も良いです。良い俳優がやるとこうも違うか。 ***
正義のために戦うスーパーヒーロー、Mr.インクレディブル。
15年後、彼はひっそりと保険会社で働いているが、過去の栄光が忘れられず、 ユニフォームが破れ、コスチュームデザイナーの
2ヶ月後、新しいユニフォームに身を包んだインクレディブルに再びロボットを倒す依頼が来るが、 あのインクレディボーイが成長して兵器メーカーの社長となったシンドロームの罠だったのだ。 心配したMrs.インクレディブル(元エラスティガール)が居場所を突き止めて探しに行こうとするが、、 ***
なお、最初のユニフォームはブルー。 |
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ハウルの動く城
スタジオジブリ。宮崎駿の作品 主人公ソフィーの声に倍賞千恵子。ハウルは木村拓哉。荒地の魔女に美輪明宏。
火の精カルシファーは我修院達也、子供のマルクルの声の神木隆之介はほんとに子供。 *** 物語は、予告編で出ている話を少し整理して書くと、
18歳の帽子屋ソフィーは、ある日偶然魔法使いハウルと会い、
荒地の魔女は、ソフィーに呪いをかけて90歳のおばあさんにしてしまう。
暖炉の火、カルシファーとの掛け合い、子供の魔法使い、マルクルとも仲良くなり、
ハウルの城の出口がいろんなところに通じているのは予告の通り。
ハウルが頭を抱えて風呂から飛び出してくるのは、
戦争が激しくなり、ハウルは鳥の姿となって戦場を飛び回るが、王からの要請にはなぜか非協力的だ。 ***
ストーリーはいろいろな解釈が可能かも知れない。
最初の方、歩くのにBGMがワルツになっているところはさすが久石譲、 |
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キャット・ウーマン(CATWOMAN) 主演、ハル・ベリー。
恋人の刑事役にベンジャミン・ブラッド(デンジャラス・ビューティ、レッドプラネット)
敵役の化粧品会社社長にランバート・ウィルソン(マトリックス2,3、タイムライン)
このキャット・ウーマンは、バットマンと何の関係もありません。 ***
化粧品会社のデザイナー、ハル・ベリー(ペイシェンス)は、猫を助けようとして窓から落ちかけ、
社長に書き直しを指示されたハル・ベリーは、出来上がったデザインを深夜の研究所に持って行くが、
しかし、猫の魔力で生き返り、自分でも気づかないうちに猫の癖と超能力を発揮して 昼はペイシェンスとしてトムと付き合い、夜はキャット・ウーマンとして自分を殺した相手を探して回る。 ところが、研究員が殺され、その濡れ衣がキャット・ウーマンに掛けられる。 次第にランバート・ウィルソンに近づいて行くハル・ベリーだが、そこには罠が仕掛けられていた。 *** CGの動きにやや難があり、星1つ。 |
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80デイズ (Around the World in 80days) 80日間世界一周。主演ジャッキー・チェンがパスパルトゥー役。
吹き替えでの鑑賞。 中川兄弟も声優役で出てる。
世界各地でロケを行ったそうで、出演者も大勢。セットもド派手。 確かに金は掛かるんだろうけど、はっきり言って、何でそんなところに金を掛けるのか判らん。 満漢全席みたいな感じ?2時間ほどの中に詰め込みすぎでごった煮になってしまった。 ジャッキーのカンフー・シーンも入れなきゃいけないし、追っかけシーンも要るしねぇ。 機微とか心の綾を描く時間が足りない。なんか上滑りしている。
家で、カウチポテトで見るにはいいけど。わざわざ映画館まで行ってみるほどのことは、、、
見た後の感覚はリーグ・オブ・レジェンドを見たときのような気もした。 *
はっきり言ってひどかった。 杉本彩はこの二人よりはましだし、ファン将軍のキャラとはあっていたが、レベルはかなり低い。 |
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コラテラル (COLLATERAL) トム・クルーズ主演。異色の殺し屋。
タクシー運転手にジェイミー・フォックス。
冒頭、ちょい役でジェイソン・ステイサムが出てる。 *** 物語は、
ロサンゼルス空港に降り立ったトム・クルーズが、 タクシードライバーをしながらリムジン・サービスの経営を夢見るマックス(ジェイミー・フォックス) ところが最初に訪ねた先で、窓から男がマックスの車の上に降ってくる。 ビンセントはおびえるマックスを脅し、残り4人の殺しにつき合わせるのだが。 標的の5人は、ある裁判に関係する証人や弁護士などだった。
殺された男をタレこみ役に使っていたLAPD(ロサンゼルス市警)と *** よくしゃべる殺し屋も異色。 クライマックスは、三船と平幹次郎の「椿三十郎」かアラン・ドロンの「サムライ」。 |
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シークレット・ウィンドウ (SECRET
WINDOW) ジョニー・デップ、主演。本編96分と比較的短い。 離婚協議中の元妻エイミーにマリア・ベロ、その新しい夫テッドにティモシー・ハットン。 *** 物語は、ジョニー・デップが女房の浮気現場に乗り込むところから始まる。 それから半年。デップは一人で湖畔の別荘で暮らしていた。 You stole my story(俺の小説を盗んだな) 男がそれを書いたのは1997年。デップは1995年に雑誌に載ったと言った。 いまさらエイミーに電話してその雑誌を送ってもらうのもな。 ためらっているとその夜、最初の警告が行われた。 ショーターの攻撃は執拗で、大胆になって行く。 *** ジョニー・デップはうまい。毎回違うキャラになりきっている。 予告に出ている "The most important part of the story
is ending" は、 |
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マイ・ボディガード (Man on Fire)
原題は「MAN ON FIRE」直訳すれば、熱中する男、燃える男、熱いやつ、の意味だが、
この「マイ」の主体は、ダコタ・ファニングのことだが、 なお、ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストンの「ボディガード」とは何の関係もない。 ***
さて、物語は、テロ対策の精神的後遺症でアルコール依存になり、自閉気味のデンゼル・ワシントン(クリーシー)が、
経歴を生かして紹介された仕事は、誘拐がビジネスとなっている
メキシコ・シティでの実業家の娘のボディガードだった。
犯人との交渉の結果、身代金を支払うことになったが、
その際に警察との銃撃戦になり、 ここから、デンゼル・ワシントンの復讐が始まる。 *** A.J.クィネルの小説「燃える男」の映画化
。 後半、残酷な場面はあっても、特に泣くような場面はない。
古い言葉で言えば冒険活劇だが、へんてこりんな邦題と |
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アイ,ロボット(i,ROBOT) ロボット3原則と言えば、ご存知アイザック・アシモフの考えたルールである。 しかし、その原則に矛盾は無いのか。 ウィル・スミス主演。相手役の女性にブリジット・モイナハン。 *** 2035年、シカゴ。
ロボットに偏見を持っている刑事スプーナーに、 博士とスプーナーには特別の関係があった。 博士の家、博士の通信記録、調査の中でスプーナーを抹殺しようとする動きが。 それともスプーナーの偏執的な妄想なのか。 ついに、ロボットの総攻撃が始まる。 *** むちゃくちゃのどんでん返しと言うほどではないが、謎解きが進んで行く。 面白いよ。 |
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ヴァン・ヘルシング
(VAN HELSING) ユニバーサルが総力を挙げて作った、モンスター・ムービー。 バンパイア、狼男、ジキルとハイド、フランケンシュタイン(の怪物と博士の両方)などが登場。 最近の同類の映画としては、ショーン・コネリーの「リーグ・オブ・レジェンド」(お笑い)や、 ヴァン・ヘルシングに、ヒュー・ジャックマン。 同行する相棒カールに、デヴィッド・ウェンハム。彼は「ロード・オブ・ザ・リング」のファラミア。 トランシルバニアの王女アナにケイト・ベッキンセール、「パール・ハーバー」「アンダーワールド」。 敵役のドラキュラに、リチャード・ロクスバーグ。「ムーラン・ルージュ」「M:I−2」。 CG、スタント満載の激闘、新兵器も数多く出る。 ***
物語は、過去の記憶のないヴァン・ヘルシングが、
彼をモンスター・ハンターとして利用している教会の依頼で、 バンパイアの3人の花嫁や、狼男と戦いながらドラキュラに近づいて行く。 銀の杭も十字架も効かないドラキュラを倒すには、どうすればいいのか。 ドラキュラがなぜフランケンシュタイン博士に生命を蘇らせる実験をさせたのか。 最後は、「海は見たことがない。」と寂しげに語るケイト・ベッキンセールに捧ぐシーンで終わる。 *** エンドクレジットの最初に「in memories of my dad」と
プロデューサー連中の名前の中に「マツモト」の字が。 |
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キング・アーサー (KING
ARTHUR)
アルマゲドン、パイレーツ・オプ・カリビアンのジェリー・ブラックマイヤー製作ということで 主演のキング・アーサーに、クライブ・オーウェン「BEYOND
BORDERS(邦題:すべては愛のために)」
宣伝のチラシが何種類も出ていて、公式ガイドブックなるチラシまであって、
アーサー王の物語はいろいろな説があるそうで、
オーウェンがナイトレイと村人を連れて逃げるところは、 そのほかにも、見たようなシーンが。しかも前の方が迫力があったりして。 クライブ・オーウェンはうまいのか下手なのかよく判らん。
イギリスは日本と同じ島国ではあるが、
例えば今回のサクソン人は野蛮人の風体だが(ケルト人はもっとひどいけど)、 |
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シュレック2(SHREK2)
シリーズ第2弾。 新キャラの「長靴を履いた猫」=Puss in the
boots(アントニオ・バンデラス、竹中直人) フィオナってあんな顔だっけ。マルシアに見えてしょうがなかった。 *** ストーリーは、予告編の通り。 *** ミッション・インポッシブル、フラッシュ・ダンスはすぐわかるが、そのほかにもパロディ満載。 まあ、ひねくれたおとぎ話だから、突飛な展開はないが楽しめる。
吹き替えも声と画像はぴったりだが、 |
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スパイダーマン2 (SPIDERMAN2)
シリーズ第2弾。 今回の敵役、オクタビアス博士(ドクター・オクトパス)にアルフレッド・モリーナ。 *** 筋は、結構ややこしい。
ピーターは友人のハリーの紹介で核融合の実験をしているオクタビアス博士と知り合いになる。
ピーターは事件に出くわし、MJの芝居に遅れる。 叔母さんは叔父さんの死後経済的に苦しくなり、ピーターも金がなく電話代にも事欠く。
一方、父をスパイダーマンに殺されたと思っているハリーは、
ドク・オックとの死闘で力尽きたスパイダーマンは捕らえられ、ハリーのところへ連れて行かれる。 *** 地下鉄(高架だけど)の上でのバトル、ビルの外壁でのバトル等、迫力はある。 バットマン、デアデビル、そしてスパイダーマン、アメコミヒーローはみな暗いのか。 |
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