5月:5本(2本)、6月:6本、7月:2本(1本)、8月:6本(3本)、計:19本(6本) (カッコ内は試写+招待券の本数) |
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ご承知の通り、「踊る」シリーズからの派生映画。
その意味では、交渉人真下正義と同じですが、ストーリーは何の関係もありません。 *** オープニングは、海から入り、町の上空へ。東京拘置所(らしい)へつながっていく最近流行の空撮。
新宿で起きた強盗殺人事件。
警察官による強盗殺人にしてはおかしいとして、室井は捜査を続けようとするが、
警視庁警察官の不祥事が警視正の逮捕により、警察庁と警視庁の権力争いに変質していく。 室井を側面から助けるのは、前作で室井と敵対関係にあった新城(筧利夫)沖田(真矢みき)。
事件の裏には、何があるのか。 果たして真実は明らかになるのだろうか、そして室井の行く末は。 ***
まあまあかな。 真下に比べて一般受けがどうなのかも気になります。 いくつか突っ込むところはあるが、まずはどうでもいいところから。
あれだけひどく車にはねられれば、ぐちゃぐちゃ。
そして、灰島(八嶋智人)は嫌味が良く表現できているのだが、いまいちはっきりしない。
早く動きすぎたのではないか。 金髪の彼もね。行動が不可解だ。灰島の手から漏れていたとしたら手抜きじゃないのかな。
今までの「踊る」は、頭でっかちのキャリアと、現場主義の所轄とのせめぎあいだったが、 これは「真下」も含めてそうだが、脚本家はオタクに対してステレオタイプなイメージを持っているようだ。 |
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奥様は魔女(Bewitched)
原題は、「魔法にかけられた」の意味。 ニコール・キッドマンが魔女のイザベル・ビグロー、ウィル・フェレルが落ち目の俳優ジャック・ワイアット。 キッドマンの父、ナイジェル・ビグローにマイケル・ケイン。 「奥様は魔女」ですから、当然サマンサの母エンドラも出ます。
そのほか、アーサーおじさんやクララおばさんも出ますが、想像が具現化したものだったり、 *** さて、ニコール・キッドマン演じる魔女のイザベルは、人間界に普通の生活を求めてやってくる。
一方、映画がこけてTVで人気復活を目論むウィル・フェレル扮するジャック・ワイアットは、
本屋でイザベルの鼻がぴくぴくするのを偶然見かけたジャックは彼女を強引にスカウト。
ジャックに利用されているだけと気づいたイザベルはジャックを叱り飛ばし、 ついに本物の魔女だと打ち明けることにしたが、、、、 イザベルの恋の結末は、どうなるか。 *** ストーリーで特に言うことはありません。 |
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ハービー〜機械仕掛けのキューピッド〜(Herbie
FULLY LOADED)
原題は、Herbie FULLY LOADED
ファミリーコメディでラブコメではありませんので、邦題の副題はややピンボケです。 *** *** |
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釣りバカ日誌16
小学館、ビッグコミック連載の同名のコミックの映画シリーズ。 ちょっと待てよ、1988年から2005年で16?と思ったあなた。 いつものメンバーにいつものストーリー。 寅さんと決定的に違うのは、浜崎が幸せな家庭を築いているので、主人公の恋物語がないこと。 その代わり、今回は金子昇と伊藤美咲の恋愛話を絡めています。 ご当地は佐世保と長崎。 実は、釣りバカを見るのは今回が初めてなので、いつも恋愛話が絡むのかどうかは知りません。 漫画では、他人の恋愛話はほとんど出てきません。 ストーリーはそれほど重要じゃありません、と言うと語弊があるかな。 むちゃくちゃなシーンもあります。
ミサイルと思しき物を2人の海兵が手で運んでいるとか。
1ヶ月であんなにひげは伸びない、とかもね。 ボビー・オロゴンが出てます。
べたな台詞とべたな演技もありますが、おばはん連中のつぼに見事にはまってました。 |
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亡国のイージス
福井晴敏原作の「ローレライ」「戦国自衛隊1549」に続く今年3本目の映画化。
「戦国自衛隊」が陸自総出演なら、「亡国のイージス」は海自、空自の協力で撮影され、 空自はF−16改とも言えるF−2戦闘機を撮影に投入。真木蔵人がパイロット役で搭乗。 ***
映画の冒頭は、物語の本編につながるシーンが説明なく展開するので、 場面は変わり、 蛇足だが、この警官が佐川満男だとはまったくわからなかった。 さて、仙石の乗る「いそかぜ」は「うらかぜ」とともに訓練航海に出るが、 訓練海域に向かう途中、模擬魚雷回収中の事故で海士1名が死亡するが、訓練は続行すると言う。 怒った仙石は艦長に直談判に行くが、如月が某国の工作員で、船長は殺されたと言われる。
如月は仙石の協力で捕まるが、実は如月は防衛庁情報局(DAIS)側の要員で、 それを阻止しようとする「うらかぜ」は先制攻撃ができず、あっさりやられる。 特殊爆弾で艦を沈めようとする政治家たち 一旦は退艦しながら艦に戻り、如月とともに戦おうとする仙石。 果たしてイージス鑑は、東京は、日本はどうなるのか。 *** 某国は明らかに特定の国を指しているが、国際情勢もあってか、映画内では最後までどこかわからない。 また、傍系の物語は、はしょられているので、 チェ・ミンソ扮する工作員の女武闘家ジョンヒと、首謀者のヨンファとの関係もはっきりしない。
ところで、ハープーン・ミサイルがどれだけすごいかは知らんが、
なにせ、イージス艦は1200億円、ハープーン・ミサイル1発ごときにやられては割が合いません。
如月が持ち込んだ爆弾はどんなに性能が良くてもデイバックに入るくらいだからたかだか数キロでしょう。 いくら原作があるとはいえ、海自もよくもまあイージス艦を簡単に2隻も失うような映画に協力したな。 米軍から借りる特殊爆弾は超高性能焼夷弾だが、これがアメリカ映画なら間違いなく「戦術核」となるでしょう。
ヨンファもあれだけ覚悟ができているのに、どうして止めを刺さないんでしょうか。 |
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アイランド(THE
ISLAND) マイケル・ベイ監督。 ユアン・マクレガー(スター・ウォーズ、ビッグ・フィッシュ) マイケル・クラーク・ダンカン(隣のヒットマン、デアデビル)なども出ている。 クローンを題材にした映画です。 実際には、同じDNAの人間は赤ん坊としては造れるかも知れないが、大人は作れない。 キャッチコピーに「命がオーダーメイドされるとき」とあるので、あら筋が想像できてしまいそうだが、 チラシやホームページでは、ストーリを書きすぎの感があるが、後半の展開が結構長いのでそこそこ楽しめる。 *** さて、オープニングはかっこいいモーターボートに乗る金髪美女(ヨハンソン)に男(マクレガー)が手を伸ばす。
とたんに彼は水中に落ち、おぼれそうになる。
リンカーン・6・エコー(マクレガー)とジョーダン・2・デルタ(ヨハンソン)は2019年の世界に住んでいる。 そこには、男も女も老人も若者も妊婦もいるが、どういうわけか子供はいない。 * ここで、無線をやっている人ならあることに気がついただろう。 *
管理する側(黒い服)と管理される側(白い服)が明確に分かれており、アイランドにいけるのは管理される側のみ。 そして、修理屋のマッコード(ブシェミ)と会った帰りに蛾(バグ=虫)を見つける。 蛾はどこから来たのか、汚染されている「外の世界」はどうなっているのか。 蛾を放し、その後を追ったリンカーンは、その先で、 それは、いったいなんだったのか。アイランドの真実とは。 リンカーンは、抽選に当たったジョーダンとともに脱出を試みる。 リンカーンはどうするのか。 *** カーチェイスは、マトリックス+バッドボーイズ2バッド、です。もっとすごいかもしれません。 出てくるものは突拍子もないものではなく、ありそうなものばかりで真実味がある。 腕輪の認証は現実のほうがもっと使い勝手がいいよ。少しRFIDを勉強しておいて欲しかったな。
ところで、これを言っちゃうと何だが、散々人殺しをしておいて、
また、映画のチラシでは、クローンの管理者メリックにジャイモン・フンスー、 |
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マダガスカル(MADAGASCAR) ドリームワークスのフルCGアニメーション。1時間26分と短め。 キャラの描き方は、リアリスティックと言うより漫画チック。 試写会で吹き替え版だったので、主キャラ4人(4頭)の英語版の声を紹介しておく。 ベン・スティラーは、「スタスキー&ハッチ」「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ俳優。 日本語版は、玉木宏、柳沢信吾、岡田義徳、高島礼子。
柳沢信吾のシマウマ、マーティは、シュレックのドンキーのようなキャラなので柳沢信吾に良く合っていた。 意外だったのがペンギンのアンタッチャブルと、キツネザル(1匹はワオキツネザル)のおぎやはぎ。 *** 物語は、ニューヨークのセントラル・パーク動物園の人気者、4頭の友情物語。
都会っ子のアレックス(ライオン)大自然にあこがれるマーティ(シマウマ)病気もちのメルマン(キリン)、 何の不自由もなく暮らしてるはずの4頭だったが、マーティは自然に飢えていた。 マーティは、ペンギンの脱走に刺激され、夜の間にコネチカット州に行こうとする。 しかし、野生動物を都会で飼うのが悪い、となり、ケニヤに送られることになる。 ペンギンたちはケニヤでなく南極へ行こうと貨物船を乗っ取るが、そのドサクサで、積荷の4頭は海に落ちる。 たどり着いた先はマダガスカル。 サンディエゴと勘違いした4頭は、動物園の職員を探すため森の奥へと入っていくが、そこに待っていたのは。 *** 果たして都会育ちの4頭が大自然の中で暮らしていけるのでしょうか。 笑いどころ満載だが、子供の笑いどころと大人のそれはかなり違いますなあ。 |
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宇宙戦争(WAR OF THE WORLDS) トム・クルーズ主演。スピルバーグのSFパニック映画。 娘レイチェルにダコタ・ファニング、息子ロビーにジャスティン・チャットウィン。 ミランダ・オットー(LTORのエオウィン)が出ているからと言うわけではないが、 (実際には年が違いすぎる。ボイド1968/8生まれ、チャットウィン1982/10生まれ) ティム・ロビンスが出ているが、予告を観たときは彼をスティーヴ・ブシェーミだと思っていた。 原作はH.G.ウェルズの「宇宙戦争」(原題は "THE WAR OF THE WORLDS"と最初にも"THE"が付く) 1938年にオーソン・ウェルズがこの小説を基にラジオで火星人の襲来を放送し、 1953年にも宇宙戦争(原題は小説と同じくTHE付き)として映画化された。 *** さて、物語は、港でコンテナクレーンを操作するトム・クルーズのシーンから始まる。 仕事を終え、家にぶっ飛ばして帰るクルーズ。
どうやら、オットーとは離婚していて、子供2人がトム・クルーズの家にくることになっていたらしい。
インテリハイソ系の新旦那(ダニエル・フランゼーゼ)と違い、 ひと寝入りして起きると、近くに激しい落雷があり、停電になる。 ロビーが放置した車を探しに行く途中、落雷の跡(道路に穴)の周りに人だかりが。 そこから、道路に亀裂が入り、ついに3本脚の怪物が登場。
家に逃げ帰ったクルーズは、母親(ミランダ・オットー)のもと(ボストン)に子供たちを届けようと、 大勢の逃げ惑う人々、あるいはまったく人のいない村。攻撃に向かう軍隊。 3本脚(トライポッド)の兵器は、防御シールドでこちらの攻撃は利かない。 彼らの目的は、果たして3人はオットーのいるボストンまで行けるのか。 *** ラストは、小説と同じ。 逃げて逃げて逃げまくる、ある意味、戦場のピアニストの後半のような映画(違うけど)
予告でキングコングをやっていて、エイドリアン・ブロディが出ていたので、そう書いてしまいました。 宇宙人物で必ず突っ込ませていただくのは、何で彼らは裸なのってことです。 宇宙人の説明、宇宙人から見た地球人という構図は描かれません。 テーマは家族愛でしょう。 |
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ホステージ(HOSTAGE) ブルース・ウィルス主演。 ブルース・ウィルス自身が原作の小説を読んで気に入り、映画化したという。 キャッチコピーは、「助ける命を選べるか。」ですが、私には選んでない様に思えました。 原作はスリラーらしいです。サスペンスではあるとは思いましたが、スリラーの定義も変わったんですかね。 *** さて、物語は、ブルース・ウィルス扮するジェフ・テリーのLAPD時代から始まる。 1年後、彼は、ネゴシエーターを辞め、田舎町の警察署長になっていた。
しかし、妻ジェーン(セレーナ・スコット・トーマス)はLAに残り田舎との往復、
毎日小さいトラブルしか起こらないような静かな町。
チンピラのケリー兄弟(兄のデニスにジョナサン・タッカー、弟のケビンにマーシャル・オールマン)と 突然の乱入に警察を呼ぶ息子トミー(ジミー・ベネット) ジェフは、郡警察に処置を委ね、帰宅しようとする。 しかし、ジェニファーの親父ウォルター(ケビン・ポラック)は、裏帳簿の会計士だった。 スミス家の犯人逮捕と人質解放のためには突入、自分自身の家族の解放のためには突入阻止。
時々刻々変わる条件をチンピラと組織の両方にネゴしながら、どうすれば事態の解決を図れるのか。 *** まあまあ面白かった。
ダイ・ハードやアルマゲドンで動じず、つぶれずと思われているブルースが、メンタル的に弱い面を見せる。 チンピラ3人はよく演じた。 あれだけ、ワンサカきていたTV局はどこへ行った。 組織側も甘い。 まあ、でも細かいことは抜きにしてそこそこ面白かったです、はい。 字幕:石田泰子 |
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バットマン・ビギンズ(BATMAN BEGINS)
バットマン映画第5作であるこの映画は、ブルース・ウェインが、バットマンに変貌していく物語。 大金持ちのブルース・ウェインは幼い頃、両親を強盗に殺されるが、長じてバットマンとなり、 では、子供だったブルースは、どうやってバットマンになっていったのか。 ブルース・ウェイン=バットマンに「マシニスト」でげっそり痩せて本当に死にかけたクリスチャン・ベール。 執事のアルフレッドは、マイケル・ケイン、 ブルース・ウェインの父で、医者であり実業家でウェイン財閥のトップ、 ブルースの両親が殺されたときの担当警官、後にバットマンと対峙する刑事には、 影の軍団、総帥ラーズ・アル・グールは渡辺謙、 *** 物語は、ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)が中国の監獄で騒動を起こすところから始まる。 幼い頃、レイチェル(ケイティ・ホームズ)と遊んでいて涸れ井戸に落ち、こうもりに襲われた恐怖、 そして冒頭につながる。 ブルースは、デュカードに鍛えられ、力をつけていく。
ラーズ・アル・グールからは、ゴッサム・シティを破壊するため、軍団を率いて町に行くように言われる。 *** バット・モービルはかっこいい。 字幕:石田泰子、ナイスでした。 バットマンは人間です。 バットマンは、人殺しをすれば悪と同じになってしまうと言っています。 ここで、ちょっと薀蓄。 予告でご承知のように忍者が出てきます。 しかし、鞘(さや)は違っています。 なお、通常の太刀(打刀拵=うちがたなこしらえ、江戸時代の侍の挿す刀の拵え方)では |
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(STAR WARS EPISODE V REVENGE OF THE SITH)
長い長いシリーズの最終作。
あらすじはすでにご承知のことと思うが、 なぜアナキンはフォースのダークサイドに落ちていったか、なぜダース・ベイダーになってしまったのか。 ルーク・スカイウォーカーとレイヤ姫はどうなってエピソード4につながって行くのか。 悪の親玉、シスの暗黒卿、ダース・シディアスはどうやって誕生したのか。 ジェダイは共和国の救国の戦士だったのに、なぜ滅ぼされたのか。 共和国はなぜ帝国へと変貌を遂げたのか。 これらが語られていく。 パドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)はどうなってしまうの。 ヨーダやオビワン・ケノービ(イアン・マグレガー)はどうなって、どうエピソード4につながるのか。 これも判る。
チューバッカは出てくるが、ハン・ソロは出ません。ハン・ソロとオビワンの関係は語られません。
その他の異星人たちは出るが数が少ない。エピソード4〜6の方が多かった気がする。 ***
物語はクローン戦争も終焉に近づきつつある頃、 アナキンはオビワンに逆らいながらも協力して、敵の戦艦に乗り込む。
敵の司令官は、グリーバス将軍(サイボーグドロイド)と
オビワンはやられ(気絶)グリーパスは逃げる。 これを機にアナキンはパルパティーンに接近するが、ジェダイの評議会から冷遇され、仲が険悪化する。
アナキンは、パドメとの結婚を秘密にしている。
パルパティーン、ジェダイの評議会、オビワン、アナキン、それぞれの思惑が交錯し、 そしてついにオビワンとアナキンが剣(ライトセーバーですけど)を交えることに。 *** 戦闘シーンはすごい。音も大迫力。 あまりにも激しすぎてアメリカでは子供向きでないとの評判も出てるらしい。 徐々に「ワル」になっていくヘイゼン・クリステンセンの演技も見もの。 映像はものすごく美しい。特にロングショットの遠景がはっきりしている。(さすが、デジタル) 場所の説明が建物のロングショットで行われるので、この四角いのは何、丸いのは何と記憶するように。
本筋には関係ないと思いますけど、ひとつだけ。 ともかく、見ないことにはスター・ウォーズが完結しません。 |
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最後の恋のはじめ方 (HITCH)
またへんちくりんな邦題をつけましたね。
出演者は少ないけど、それなりに金はかかってますね。
ウィル・スミス主演。ヒッチ、アレックス・ヒッチェンスは、デート・ドクター、デート・コンサルタント。
クライアントの一人アルバート・ブレナマン(ケヴィン・ジェームス、TVのコメディアン)は、 ドジで失恋ばかりしているが、何とかアレグラ・コールに思いを打ち明けたい。
タブロイド紙のゴシップ記者、サラ・ミラス(エヴァ・メンデス、「レジェンド・オブ・メキシコ」
親友のケイシー(ジュリー・アン・メリー)と違ってお堅いサラは、男の誘いを寄せ付けないが、
一方、アルバートはヒッチのアドバイスでアレグラと何とかうまくいきそうになるが、サ ヒッチの正体がばれたらどうなっちゃうの、、、、。あとは映画館で。 *** ラブ・コメですからどきどきはするかもしれませんが、大どんでん返しはありません。 面白かったです。笑いましたし、当初の目的は達成しました。 ところで、“Don't
do that again”は慣用句なんでしょうか。 今回はneverがついてましたけど。 |
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フォーガットン(The
Forgotten) ジュリアン・ムーア主演。予告編を見て相当期待してたんですが、完全にやられました。 いったい、キャッチコピーはどなたが考えるんでしょうか。 ***
子供(サム)を飛行機事故で亡くしたテリー(ジュリアン・ムーア)はいつまでも子供のことが忘れられない。 頭に来て家を飛び出す。 公園友達で同じ飛行機事故で死んだ少女の父アッシュを尋ねるが、娘はいないと言う。 ここで、2人を捕まえようとするNSA(安全保障局)の職員が登場。 *** 旦那にも「サム」と言わせると記憶が戻るかもしれない。 テリーは記憶をたどりながら、アッシュと協力して事の真相に近づいていく。 しかし、スリラーですかね。 カメラワークは良いなあと思いました、でも肝心の筋立てに無理がある。 そうそう、一箇所ゲイリー・シニーズの台詞で字幕が変なところがあった。 ちらしに「※注意!ストーリーは絶対に話さないでください!」とあるので、これ以上は書きませんが、 「話さないで、話すと見にこなくなっちゃうから」だったりして。 狂気か真実か、自分が変なのか、みんながおかしいのか、の設定で言えば、ジャンルは違いますが、 |
お勧めできません
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ザ・インタープリター(The
Interpreter)
邦題は「インタープリター」で十分だったな、「ザ」は余計。 ニコール・キッドマン、ショーン・ペンのサスペンス。初めて本当に国連内部を使って撮影が行われた。
ニコール・キッドマンは、国連の通訳(インタープリター)アフリカの「クー語」ができる。 ***
物語は、反対派への虐殺が行われているという西アフリカのある国(マトボ)で、 このシーンの登場人物の顔はよく覚えておくように。(子供の顔は忘れていいです)
舞台は変わって国連本部。
ところが、ゲートの金属探知機が作動していないことがわかり、いったん本部全体を閉鎖、
ニコール・キッドマンも退避するが、夜に忘れ物を取りに戻り、
次の日、アメリカ国連大使とマトボ国の国連大使の非公式会見で、
シークレット・サービスのショーン・ペンは、
暗殺を計画する最も疑わしい人物は、「ゾーラ」と「クワンクワン」という2人の政治活動家。 ***
少し書いてしまうと、「ゾーラ」は冒頭で殺された2人のうちの1人。 シークレット・サービスの一人にキャサリン・キーナー。 シークレット・サービスの親分は監督、製作のシドニー・ポラックその人ではありませんか。
結構面白かったな。
通訳という設定上、言い回しの問題なんかもあって、台詞がしつこかったのも雰囲気がよく伝わってよかった。 あ、そうそう、クー語は実在しません、マトボって国も。でもジンバブエをモデルにしてるそうです。 "Gone." "Gone? " "I mean, dead." 最初にgoneという言い回しを使ったのは、ニコール・キッドマンだけど。 |
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(Miss Congeniality 2 - Armed and Fabulous)
2001年の前作では、エリック(ベンジャミン・ブラット、キャット・ウーマンの刑事役)と組んで、 今回はエリックは、姿も声も出ません。 *** 彼女はミスコンでの活躍ですっかり有名になってしまい、潜入捜査ができなくなってしまう。
エリックにも振られ意気消沈。 前作ではマイケル・ケインが指南役だったが、今回はディードリック・ベーダー(TVで活躍、声優もやる)。
コンビを組むのは、はねっかえりであちこちの部署から手に負えないといわれ後がない、サム・フーラー捜査官。
前作で見事ミス・アメリカになったシェリル(ヘザー・バーンズ)と
ラスベガスに広報のために来ていたハートは、地元FBI支局と対立しニューヨークに送り返されそうになるが、 結構せりふが面白いよ。自分で受けて「ブヒブヒ。」もあるしね。 ***
口癖の、I have two (three) things to say, First of all,何とかかんとか. Second of
all,
コメディですから、筋に多少無理があったりするのは許してね。 「そんなやつおらんやろ。」(こだまひびきの突っ込みネタ)はご無用ということで。 |
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ミリオン・ダラー・ベイビ
ー (MILLION
DOLLAR BABY)
ご承知のとおり、第77回アカデミー、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を獲得。 * 今でも「なんでアカデミー作品賞なの?」と思っています。 |
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
原作は、「世にも不幸なできごと」シリーズで、8巻まで翻訳本が出ている。 予告を見ると、吹き替えは避けたくなる映画。 "Hallo, hallo, hallo. I'm your beloved
Count Olaf." *** *** あとは、クラウスの身長(顔つきも)に注目。ちょっとした秘密があります。 |
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交渉人真下正義(NEGOTIATOR
MASHITA MASAYOSHI)
「踊る」から派生した物語。 *** さて、物語は「踊る2」の事件解決後、マスコミの注目を受ける真下正義のシーンから始まり、
警視庁のホームページが改ざんされ、真下正義出て来い、一緒に地下鉄を走らせようと書き込まれる。
地下鉄のフリーゲージ(軌道幅を変化でき、どの路線にも乗り入れられる電車)の 犯人からの挑戦と見られ、真下警視が地下鉄の指令室に乗り込んでいく。 一方、クモE4−600(通称クモ)は、電車を追いかけたり、とまったり。 (このあたり急ブレーキや接触など、福知山線の電車事故とのタイミングが悪いが、映画では人は死なない。) クモは、なぜか司令室の監視モニターから消えてしまう。 犯人はまだ爆弾を仕掛けているようで、真下警視に謎解きを仕掛けてくる。 *** 水野美紀、小泉孝太郎、柳葉敏郎、高杉亘など「踊る」のメンバーが多く出演する。
地下鉄の指令長に國村隼、その母に八千草薫、臨時ダイヤを組む職人肌に金田隆之介、広報にアリキリの石井。 エンドロールの後に何カットかあり、例の3人組(3アミーゴズ)も出ますので見逃しの無いように。 まずまず面白い。 いくつかの緊迫シーンが同時進行するが判りやすく、こんがらがったりはしません。
「踊る2」ではユースケの(真下警視の)のほほんとしたサブキャラが良い味を出していたが、 エンドロール時のスライドは、事件解決後の想定だろうが、それだと若干矛盾する絵もある。 また、ここに(私には)意外なシーンもあったので付け加えとく。 |
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マスク2(Son
of The Mask)
マスクをかぶって暴れるティムにジェイミー・ケネディ、その妻トーニャにトレイラー・ハワード、 ***
ティムの妻はアパレルメーカーの重役、自分はアニメプロダクションでぬいぐるみ役。 飼い犬のオーティスが緑のマスクを拾ってくる。 そのマスクを会社のハロウィーン・パーティに持って行き、途中で着けてしまったからさあ大変。 パーティで大暴れし大受けする。その勢いで作った子供が、マスクの超能力を受け継いだアルビー。
一方、子供が出来て、すっかりないがしろにされてしまったオーティスがアルビーに復讐をしようとするし、 ***
あのグルグルは相変わらずだし、CGは前よりすごいし、車も衣装もおもしろい。 |
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