(1月:0本、2月:1本、3月:2本、4月:2本、5月:2本、6月:3本) (合計:10本) |
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (Harry Potter and The Prisoner of Azkaban)
シリーズ第3弾。 ハリー・ポッターにダニエル・ラドクリフ、ロンにルパート・グリント、 校長がマイケル・ガンボンに交替。
新任教師ルーピンにディビッド・シューリス。
物語は、アズカバンの囚人シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が
トレローニー先生の不吉な予言もあり、ハリー・ポッターの両親の話題が絡んで
予告でも出ていた部屋を掃除に来て「グワーッ」とやられて「後でまた」と言うシーンは意味不明。
ネタばれするのはまずいが、散々じらされたシリウス・ブラックの登場が、
やっぱりそうだったのか、とか、エーッそうだったなんて、
シリウス・ブラック登場シーンを謎解きにして、もう少し長くして、 両親への想いを布石にしていたのにここで盛り上がらなくちゃ。
エマ・ワトソン(13歳)はまだ子供子供しているが、 多分、CGで大人との身長差を誇張して描いているとは思うが、そんなに小さくはないんじゃないかな。 まあ、次回作に期待。 |
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(The
Day After Tomorrow)
主演の気象学者にデニス・クエイド、その息子にジェイク・ギレンホール。 映画の出だしは海の上を延々と飛び、その上をタイトルが浮かび上がる。最近の流行の作りだ。 物語は、南極で観測中に巨大な棚氷が割れるところから始まる。 (このときにスクリーンに表示される表層海流と深層海流の図は最近の観測を反映していて正しい。) ホールの「今手を打たないと数百年のうちに大変なことになる」との警告もむなしく
一方、息子と学友たちは高校対抗のクイズ大会でNYへ。 超巨大低気圧が成層圏の零下100度の空気を一気に押し下げ、北半球の地表を凍りつかせる。
上層の大気が一気に下降して地表を凍らせるのは面白いアイデアだが、やや疑問。 ダウンバーストと言うこともありえるが、もう少し局地的で、回転せずどかっと落ちてくるはず。
それと、これを書いてしまうとネタばれでまずいのだが、 前半の大スペクタクルがとても際立つが、後半は危機感がいまいち伝わってこない。 一つだけ編集ミスを指摘しておく。
デニス・クエイドが「この線から南にいる人たちを避難させてください。」と地図上に書いた線。 なお、当初DVDを買う予定は無かったのだが、廉価版が出て買ってしまった。 |
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レディ・キラーズ (The Ladykillers)
コーエン兄弟が描く、 当時の「教授」はなんと「スターウォーズ」のオビワンケノービ、アレック・ギネスだったそうです。 前作との比較で言えば、場所はロンドンのキング・クロス駅近く、がミシシッピーの川の近く。 いわゆるレディキラーとはまったく関係なく、文字通り「女性殺し」を狙う人たちの物語。 トム・ハンクス扮する教授が、 しかし、集まったのは、教授の「新聞広告」に応募した まんまと金をせしめたものの手違いで婦人に大量の現金を見られてしまう。 前作と設定は違うがストーリーはほぼ同じなので、まずは前作を知らないで見た方がいいでしょう。 旦那の絵に注目。 最後に邦題は「レディ・キラーズ」だが、原題は「Ladykillers」とシングル・ワードになっている。 そのほかの出演は、マーロン・ウェイアンズ(White
Chicks)、 |
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トロイ(TROY)
ホメロスの叙事詩イリアスを題材にして作られた超大作。 イリアスとは、時間軸の長さが違うとともに生死の順序や場所も変えられている。
キャストはアキレス(ブラッド・ピット)、ヘクトル(エリック・バナ)、 ブラッド・ピットのかっこよさが大変目立つ作品。 オーランド・ブルームは、レゴラス「ロード・オブ・ザ・リング」の時に漂っていた気品が 物語は、トロイの王子(弟)パリス(オーランド・ブルーム)が、 アキレスは戦いでプリセウス(ローズ・バーン)をさらい、殺さずにそばに置くが、 アガメムノンはアキレス抜きでトロイを攻撃するが敗退する。
怒ったアキレスは、一騎打ちでヘクトルを倒す。
ヘクトルの喪が明けた後、トロイの兵士たちは しかし、トロイの木馬はオデッセウスの陰謀だった。 (以下、受け売り) 「神話」では、トロイ陥落よりも前にアキレスはパリスに踵を射られたことが元で死ぬ。 ピロクテテスはアキレスの子ネオプトレモスやオデッセウスとともに木馬に入ってトロイに攻め入る。
アガメムノンは、トロイ陥落後、ヘクトルとパリスの妹、カッサンドラをミケーネに連れて帰るが、 映画ではヘレナは「スパルタに連れてこられた」との台詞があるが、 ずいぶん違うじゃん。 |
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フォーチュン・クッキー (Freaky Friday)
ディズニー映画。コメディ。
実は、1976年のバーバラ・ハリスとジョディ・フォスターが演じた「フリーキー・フライデイ」のリメイク。
リンゼイ・ローハンは、この後も学園もので活躍。 実は今まで知らなかったが、ジェイミー・リー・カーティスは、トニー・カーチスの娘だ。 さて、物語は40過ぎの精神科医の母親と高校生の娘が、互いを理解できず喧嘩ばかりしている。
母親の再婚のリハーサルと娘のバンドのオーディション、
互いに隠して相手を演じることにし、娘は母親の仕事に行くが、 ストーリーにひねりはないけど、泣かせる台詞回しで良いファミリー映画に仕上げた。
心と体が入れ替わってしまう手は、よくあるストーリーだと思うが、 日本では1982年の大林宣彦監督、小林聡美と尾美としのりの「転校生」が有名。 |
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キル・ビル Vol.2
クェンティン・タランティーノ監督。キル・ビルの続編。第2幕。後編。 車をドライブしている場面などでは若干安っぽさが目に付くが、これも演出か。 ストーリー的にはVol.1のハチャメチャスプラッターと大違いで、台詞が多く長い。 ユマ・サーマンが5人に復讐する。Vol.1で2人殺ったので、残りの3人をやっつける。
台詞で、「お前は、ナチュラル・ボーン・キラーだ。」ときては、
Vol.1のときから何でユマ・サーマンをキャスティングしたのかよく分からなかったが、
予告編にも出ている白髪のカンフーはゴードン・リューで、 |
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ホーンテッドマンション(Haunted Mansion) パイレーツ・オブ・カリビアンに続く、ディズニーの実写版アトラクション・ムービー。 主演、エディ・マーフィー。その妻にマーシャ・トマソン。 上映時間の都合で吹き替え版を見る。 TDLのホーンテッドマンションに行ったことのある人なら、 ***
さて、ストーリーは、不動産屋のジム・エバース(エディ・マーフィー)は、
埋め合わせに二人の子供と四人で週末旅行に行くことにしたが、
不気味な屋敷の周りを見ていると突然の雨に追い立てられて屋敷に入るが、 冒頭、ホーンテッドマンションの呪いの訳が説明され、幽霊屋敷になってしまったいきさつが判る。 *** 吹き替えの声優については、扱いがぞんざいすぎやしないか。 |
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ペイ・チェック/消された記憶
ベン・アフレック、ユマ・サーマンの共演。
ベン・アフレック扮するリバース・エンジニア、マイケル・ジェニングスの同級生?で 歳が離れすぎてないか。 FBI捜査官に「T2」で爆弾を抱えて死ぬ、ジョー・モートンが出ている。 ***
物語は、リバース・エンジニアのアフレックは、 そんな彼に、友人のジミーから大仕事の依頼が入る。 そして、3年。 早速、法律事務所へ行って着任時に預けた私物を受け取る。 「じゃ、株の一部を現金化したいんだけど。」 電話をかけたが、ジミーは不在。 一体誰が何のために自分を罠にはめたんだ。一体自分は何をしていたんだ。 そこから、謎解きが始まる。 *** 途中で、ボーンアイデンティティとの相関性を考えていた。
字幕、林完治。「遠くの何とかより近くの何とか」の「近く」はbelowなのだが、 |
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レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
アントニオ・バンデラス、ジョニー・デップ、サルマ・ハエックらの共演。 原題は、"Once upon a time in
Mexico"なのにカタカナにすると長くなってしまうからか、 ジョニー・デップのまともな顔は初めて見た。 ***
さて、物語は、ジョニー・デップ扮するCIAのエージェント、サンズが、
バンデラスは、かつて妻(サルマ・ハエック)と子供を将軍(マルコスだっけかな)に殺されており、 途中、裏切りや寝返りなどもあり、誰がだまされているのかだましているのか、
派手な爆破シーンや銃撃シーンがあり、バンデラスが、ギターの名手で、 エンドクレジットを見ていたら、スペシャルサンクスの先頭が、
実は、この映画、「デスペラード」の続編で、 |
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
ご承知のとおり、旅の仲間、二つの塔、に続く3部作、最終章。
フロド(イライジャ・ウッド)、サム(ショーン・アスティン)、
第2作目から続いては、ゴラム(アンディ・サーキス)、ファラミア(デヴィッド・ウェンハム)、 そのほかにも前作からの出演者が大勢出ている。ボロミア(ショーン・ビーン)でさえ
さて、冒頭アンディ・サーキスが本人の姿でホビットとして登場。
物語は、フロドチームと、アラゴルンチームの平行で進んでいたのが、
もちろん、主題はフロドがサムとゴラムと一緒に困難を乗り越えながら 今まで以上にサムとゴラムが重要な役回りで、 フロドを支援するアラルゴンには、エルロンドから刀をもらう理由があった。
題の王の帰還の「王」とは、ゴンドールの王、アラルゴンのことだが、 もう一度、アラルゴン、ボロミア、ファラミアの関係を第1作から見直したほうが良いかも 。 |
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