2003/7-12 鑑賞
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 ブルース ・オールマイティ 

ジム・キャリー、ブラピの元かみさんのジェニファー・アニストンの共演。
神様役にモーガン・フリーマンも出ている。

予告編では、最後の方まで見せちゃってるので筋がわかってしまう。

ストーリーは、自己チュー、不満たらたらで神様にまで悪態を突くのブルース。
神がじゃあ、お前が代わりをやれば、とオールマイティを与える。

ブルースは相変わらず自己チューで、そのパワーを自分勝手に振り回し、
周囲にとんでもない迷惑と混乱を巻き起こす。
結局、俺が悪かった、普通に戻りたいー。
そうか、そうだろう。それじゃあと、

ここで今までの映画なら、元に戻されてあれは夢だった、
神が夢で知らしめてくれた、で終るところが、そうじゃないところが、面白いところ。

そこから先は見てのお楽しみで。

ジム・キャリーも、1962年生まれ、もう41歳。
映画では40近い役柄だから実年齢と同じだが、
同居同棲中の恋人はいるが結婚せず、でも彼女はプロポーズを期待している。
アメリカでは現実にそんなカップルも珍しくないのかな。

コメディだが、ゲラゲラ笑うものではない。
ジム ・キャリーもやな奴なのでバチが当った感じ。

字幕:戸田奈津子。どうもお下劣台詞のとき多くないか。

 

 


 タイムライン   

マイケル・クライトン原作。ジェットコースター・ムービー。
主演、ポール・ウォーカー、フランシス・オ・コーナー、ジェラルド・バトラー。

ジェラルド・バトラーは「トゥーム・レイダー2」とは、まったく感じが違う。
こっちの方が若い感じだ。

イギリス軍とフランス軍の戦いなので、フランス語も頻出。

フランス側にマトリックスのメロビンジアンのランベール・ウィルソン、
イギリス人だが、フランス人役のアンナ・フリエルも登場する。
ランベール・ウィルソンは、英語より仏語の方がうまいね。
アンナ・フリエルは可愛い田舎娘風のキャラが人気らしい。

ストーリーは確かに面白いが、いきなり2人が殺されたり、仲間がかんたんに殺されすぎ。
「猿の惑星」風だと思った。

また、14世紀からヘルプミーを送ってきた教授の情けないこと。
こんなやつのために何人もの人が犠牲に、と思うとちょっと情けない。

タイムトリップの原理は難解で理解できないが、それはどうでも良いことかも知れない。

字幕 林完治。
スパイを間者と訳すのは時代を意識してのことだろうが、今の若者に通じるか。

なお、試写会会場のせいで音響がいまいちだったのが残念だ。

 

 


 ラストサムライ  

撮影の頃から話題になったのでご存知の方も多いと思うが、トム・クルーズ主演。
渡辺謙、真田広之、小雪らが共演。

日本の描き方はキルビルの正反対でいかにも日本的。展開も日本的スピードで進む。

ストーリーは、騎兵隊でアメリカインデアンを惨殺した過去を持つトム・クルーズが、
日本の近代軍隊を訓練し反政府武士の討伐に向かうが、捕らわれて武士道に感じ入り、
ついには鎧を身に政府軍に立ち向かっていくというもの。

最後の壮絶な戦いの果てにトム・クルーズが見たものとは。

評判どおり、渡辺謙が良い。真田広之は、引き立て役に徹していて前へ出すぎていない。
ヤング明治天皇、中村七之助、見張り役の福本清三も渋い。

日本語の台詞もなかなかのものだ。
字幕戸田奈津子、ナイスです。英語の字幕はどなたでしょう。

 

 


 

 バッドボーイス2バッド  

前作、バッドボーイス(1995)が、予想外に当ったので第2作を作ったという。

マーチン・ローレンスとウィル・スミスの2人が麻薬捜査担当警官として
麻薬マフィアに立ち向かうストーリ。
前作と大きく違うのは、マーチン ・ローレンスがすごく太ったことかな。

マーチン・ローレンスの妹の麻薬捜査官役に、
「ブラック・ダイヤモンド」のガブリエル・ユニオン、
署長に「マトリックス」「デアデビル」のジョー・パントリアーノが出ている。

***

ストーリーは、マイアミ警察麻薬捜査担当の2人が追いかける相手を
DEA(Drug Enforcement Administration、麻薬取締局)の囮捜査でも追いかけており、
実はこの囮捜査官が、ガブリエル演じるシドだった。

DEAは、結果的にマイアミ警察に妨害されながらもめげずに、と言うか、
兄貴の心配をよそにどんどんと相手の懐深く入っていく、
一方のローレンスとスミスも敵の中核に近づいていく。

予告編ではハイウェイで車を運搬車からどんどん落とすなど派手なシーンが目に付くが、
家の爆破シーンまで見せてしまうのはどうだろうか。

撃ち合いもすごいし、弾丸が飛んでいくCGもすごい。それが当る瞬間も描いている。

ただ、キルビルでも同じだったが、弾丸が回っていない。
欲を言えば、弾丸が回転してライフルマーク(弾丸につく銃身内部の溝の傷)が見えると
なお迫力が増す。
死体の描き方や射殺シーンなど、「おこちゃま」にはどぎつすぎる面もある。
いくら犯人側が重装備でもあれだけ無茶をやったらまずいでしょ。

ところで、最後の15分ほどは余計。
迫力はあるし、話としては面白いのかもしれないが、
敢えて言うがストーリーを変えてでもアメリカ国内で話が終わるようにして欲しかった。
ジョルディ・モリャ演じるタピアは逃げられてもいいから、シドは国内で助けて、
アメリカでの犯罪が立件できればいい。

2時間25分は長いがダレはしなかった。最後が余計と言うのは長さではなく筋書きだ。

 

 


 キル ・ビル VOL.1 

クエンティン・タランティーノ監督の第4作目。
急遽入ったと思われる「深作欣二監督に捧げる」の文字が、氏のフリーク振りを物語る。
氏の日本びいき(日本かぶれ?)は有名で、梶芽衣子ファンであることも有名だ。

ユマ・サーマンの日本語は下手。ルーシー・リューのほうがまだまし。
日本語の早口は難しいのかなあ。ジュリー・ドレフェスがうまいだけに耳につく。

ジャンボ機のモデルのワイヤーははっきり見える、わざとやってるとしか思えん。
あら探しで言えば、何で気がついてすぐ4年って判るの、
切られて血が出ないまま死ぬ人が何人かいた。

飛行機に日本刀は持ち込めません。やくざも街中で日本刀は持ち歩きません。
しかし、この辺は十分判っていてやっている気もする。
乱闘シーンでも警察も救急も来ないしね。

いくら良い刀でもそうそう人は切れんよ。刃がなまるし、血糊で切れなくなる。
しかしながら、殺陣もワイヤーアクションはあるが、
チンタラちゃんばらでなくまじめに出来ている。
ソニー・千葉のアドバイスも効いたか。

手足が吹っ飛ぶのは、派手な銃撃シーンと同じ感覚か。
日本刀の切れ味に驚嘆するのは勝手だが、
「ボディガード」のケビン・コスナーが見せたような切れ方はせんよ。

ところで、切り合いで血が噴出すシーンと言えば、
椿三十郎で、三船敏郎と仲代達也の決闘シーンが秀逸。

さて、映画は実写とアニメ、白黒とカラー、
時系列を逆転させるなど斬新な手法で展開するスプラッター・バイオレンス・ムービーだ。
切られて死んだ人にスポットライトを当てておく、
トイレに隠れるシーンなどは1カツトがとても長くカメラワークも凝っている。
画面の2分割だけでなく、見えないはずの方向を重ねて見せたり、
透過させて見せたり、演出の仕方も目新しいと思う。

ユマ・サーマン扮するブライド=花嫁が、自分を殺そうとした5人に
逆襲すると言うもので、第1話では、最初の二人が殺られる。

派手ではあるがスカッとはしない。
話題作でもあるし、VOL.2も見るつもりなので、
VOL.1を見ておいたほうが良いとの判断だ。

 

 


 マトリックス ・リボリューションズ  

ウォシャウスキー(Wachowski)兄弟、渾身の3部作、最終章。
前2作に増してすごいが、マトリックスの中より現実の世界での展開が多い。

予告編は映画の展開と順序が違うので、予告編から本編のシーンを想像しないほうが良い。
ネオ、トリニティ、モーフィアス、スミス、ナイオビ、セラフ、メロビンジアン、
パーセフォニーなど、主要キャストは前回どおり。

ただ一人重要な役で違うのは、オラクル。
予告編の声が、前2作のグロリア・フォスターとそっくりなので騙された方もいるだろう。
しゃべり方もそっくり。(まあ、山田康夫亡き後の栗田貫一みたいなもの、違うか?)

ストーリーは難解で、今まで通りマトリックスの中の出来事と現実が交錯して進行するが、
現実=ザイオンのシーンが多い。
第2作では、ザイオン自体がVRの可能性も思わせるが、それはない。ザイオンは現実。

スミスとの戦いはすごいし、戦闘シーンはすごいし、
ネオとトリニティの行く末も言いたいところを我慢するが、想像を超える結末に。

しかしラストは少し違和感。オラクルってエクザイルのはずなのに何故、とだけ述べておこう。

ひとつだけいえることは、マトリックス4(ないだろうが、仮にあるとしても)では、
キアヌ・リーブスをキャスティングして欲しくないと言うことだ。
それは、もうマトリックス4ではなく、新たなマトリックスの物語になるから
そうなる必然性がある。

 

 


 

 スカイハイ     

殺された霊魂がやってくる恨みの門。門の向こうは天国地獄の分かれ道。

選択肢は3つ。
死を受け入れて再生する。霊となって現世をさまよう。殺した相手を呪い殺す。
連続殺人の被害者は心臓をえぐられていた。犯人は何故心臓を必要としたのか。

釈由美子主演、共演に谷原章介、大沢たかお。
知ってる顔は、吉田輝美、岡本綾、田口浩正くらいで、後は知らん。

北村隆平様、2時間は長いです。
15分くらいカットすればテンポがよくなるのでは、なんて勝手に思ってしまいました。

クライマックスの殺陣のシーン(釈と大沢たかおの分)は良いのですが、
その一つ前のシーンちょっと長い、というかだるい。
巫女、あるいは霊能者役がどうも。可愛すぎ。
それに、刀はあの持ち方じゃ力が入らんと思うけどなあ。
そのほかにも、一つ一つのシーンが丁寧な分、ちょっとずつ長い気がします。

申し訳ありませんが原作もテレビも見ていませんし、
設定自体が私にはいまいち感情移入できない世界なので 、
死んだものがまた死ぬことの違和感あるなとか、
門番って暇だなあとか余計なことを考えていた。
でも、漫画や深夜放送でなじみのある方は楽しいかも。

霊魂になって見えないはずの釈の表現の仕方には、納得できない部分がある。
まあ、ありきたりだが、釈の姿は水溜りには映らないし、影がない方がよかった。
また、生きている人の影が釈に映るのもよくない。
要するに霊魂なのか実体なのかが、表現で観客にも判るようにして欲しいということ。

ところで、「人は死ぬと35グラム体重が増えるの。魂の重さは、マイナスなのよ。」
ところが、「人は死ぬと21グラム重さを失う。5セント硬貨5枚、ハチドリの重さだ。」
(21grams 予告編より)どっちがほんと。

 

 


 マッチスティック ・メン 

ニコラス・ケイジ主演、共演アリソン・ローマン、サム・ロックウェル。
ケイジなのに詐欺師です=日本でしか通じません。

潔癖症の詐欺師のもとに突然現れた娘。妻は14年前に別れた時、妊娠中だった。

ヘビースモーカーの潔癖症なんて変じゃんとは思うが、
マッチ棒で火をつけていたのでマッチスティックメンとの引っ掛けか、
と思ったらマッチスティックメンが詐欺師のことなのね。

関係無いけど、つながっているシーンなのに、吸いかけのタバコが長くなってた場面あり。

コン・アーティストなんて、何とずうずうしい言い回しかと思ったら
ずばり詐欺師の意味なのですね。(con artist=詐欺師)

泥棒=詐欺を働くのに、ゲーム、ゲームと言っているから随分だなと思っていたら、
これも辞書のおかげで(con game=信用詐欺、取り込み詐欺)台詞が理解できました。

イチ、ニー、サン。カンパイ。

ニコラス・ケイジの芝居は、勿論笑える場面もあるが、
「ユーモラスなもの」のはずの症状が出たところは真に迫って笑えなかった。
ラストは、宣伝文句の「予想を超えるどんでん返し」ではないが、
細かい騙しは前半の布石がしっかりしていて、あれは出来ないはずだ、
というところはなかった。

 

 


 S.W.A.T.

サミュエル・L・ジャクソン、コリン・ファレル他の、アクション映画。

SWATは、その昔、言葉が入ってきたときは、
Special Weapon Armed Team か、Special Weapon Attack Team だったと思ったが、
最近は、Special Weapons And Tactics になったんですね。
略は同じで、意味が変っていく。
CALSを思い出すよ。
知らない方のために書いておくが、CALSは、当初
Computer Aided Logistics Support だったんですよ。
いろいろと変って最近は、Commerce At Light Speed になっているようだ。

敵の極悪非道なやつに扮するオリビエ・マルチネスが、
お間抜けな理由で捕まって逃げるわけだが、落ち着き振りがリアリティを増している、
はずなんだけど。周りの悪党の派手さが嘘っぽ過ぎてなんとなく影が薄い。

SWATはランボーやコマンドーとは違って壊し屋ではない。
それを補うためか、派手さを敵に求めるのも筋書き上、判らないでもないが、
枝葉の悪役が派手すぎて浮いている。

もともと、テレビシリーズでやってたやつらしいので、
すごいどんでん返しとかはなし。話はきれいに進む。
この種の映画でストーリーに意外性を求めるのは間違っているのかも。

一言で言うと、勧善懲悪。正義の味方に暇はなし。

まあ、コリン・ファレルは、アクションが似合うのか、そういう役しか来ないのか。
フォーン ・ブースがどうなるか楽しみだ。役回りはピンの方が生きるね、きっと。
チームではだめよ。強い個性が死ぬ。

サミュエル・L・ジャクソンは、今回は教官の立場でよく似合ってはいるが、
最近ではチェインジング・レーンのような役の方が良いね。

スターウォーズが最も似合わん。

 

 


 陰陽師U  

2001年に大ヒットした陰陽師の続編。
前作では、野村萬斎と真田広之の対決が良かった。

そこにオトボケの伊藤英明と今井絵里子の絡みがあり、
小泉今日子と萩原聖人(登場場面では観客から大きな笑い声が)が、
キーパーソンとして登場すると言う図式だった。

今回は、野村萬斎の敵役に中井貴一。伊藤英明と今井絵里子の脇役は同じ。

深田恭子と市原隼人が、前回のペアの役回り。
キョンキョンがフカキョンになって、聖人が隼人になっている。
駄洒落か。

CGは、ハリウッド映画に引けを取らなくなってきたか、と思わせるが、
特殊メイクはいまいち。
前作の鬼は恐ろしさが微塵もなくただ「変」だったが、
今度の鬼、大蛇も全くいけてないと言うか、らしくない。

 「変」だ。

盛り上がりが少なく、中井貴一との対決シーンも物足りない。
クライマックスへ持っていくのに時間が掛かり、見ている途中で長いなあ、
と思ってしまった。
ストーリー展開になんとなく必然性がなくテンポもかったるい。
時々、このシーンはカットだな、とか思ってしまった。

伊藤英明は相変わらず下手だが、今回は下手がたくさんいるので、逆に目立たなかった。
市原隼人はT.R.Yにも出てたが、この映画では役回りにしてはいまいち迫力がない。
可愛すぎる。ソニンの弟かと思ってしまった。
小手川祐子もなんかもうひとつって感じだしなあ。

前回も思ったが、台詞回しに統一感がない。
平安の世は百鬼夜行の時代だが、貴族とホームレスだけが
世の中を構成しているわけではないだろう。
もう少し普通の人もいるのでは。
出雲族ってどこに住んでんだ。
原作を読んでないから判らないが、もし出雲なら、京都からだと相当掛かるぞ。
そんなちょいちょいと行ける距離ではない。ここは逆に説明不足。

といろいろ書いたが、野村萬斎が好きなら見れば、と言うところか。

 

 


 シモーヌ(S1M0NE) 

シモーヌ、SIMONEですが、タイトルバックではS1M0NEです。
よく使われる表現方法です。0=O、1=I、5=S、などなど。

リアルをバーチャルで表現する、つまりCGですが、最近の映画はCG抜きで作れない、
これを逆手にとって、バーチャルをリアルで表現している。
逆の意味で、どこまでがリアルでどこからがバーチャルなのか、面白い発想。

監督アンドリュー・ニコル、主演アル・パチーノ、共演ウノナ・ライダー、キャサリン・キーナー。
そして、シモーヌにレイチェル・ロバーツ。

レイチェル・ロバーツのことは全く知らなかったが、カナダ出身のスーパーモデルで、
今は監督のニコルの妻。

***

デビッド・タランスキー(アル・パチーノ)は映画監督。
わがままな俳優に手を焼いている。

ニコラ(ウノナ・ライダー)にも、無理難題で最新作の主演を降りられてしまう。

代役で映画を完成させるというタランスキーに製作会社はOKを出さない。
制作会社の重役で元妻のエレイン(キャサリン・キーナー)についに首を切られる。

そこへハンク・アリーノ(エリアス・コティース)というプログラマが近づいてくる。
完璧なCG女優を作り上げたというのだが、タランスキーは本気にしない。

自費ででも映画を完成させるつもりのタランスキーだが、次々とオファーを断られる。

困り果てたタランスキーのもとへ、ハンクの遺言でハードディスクが届く。

そこには、理想の女性、シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)の姿があった。

監督の意のままに動くシモーヌ。
すでに撮ったシーンと合成して映画は完成。

前評判は芳しくなく、ガラガラの試写会だが、映画は大好評。
一躍、人気が出て、シモーヌは大スターになる。

もう1作だけ、と思う監督。
共演者とは別に撮影する、として作った2作目も大ヒット。

人々は熱狂し、シモーヌに会いたがる。

タランスキーはシモーヌを対人恐怖症、PC中毒と偽り、直接人前には出さない。
中継でのTV出演、人形やダミーで人々の目をくらまし、シモーヌの存在を見せかける。

スタジアムでのバーチャルライブ。
人々はシモーヌの存在を疑わず、監督の行動を疑う。

やがてシモーヌ人気は監督の手を離れ、制御できないところまでくる。

タランスキーは、シモーヌ人気を落とそうと、汚れ役や問題発言をさせるが、
逆に人気が過熱していく。

ついにタランスキーはウィルスを感染させ、シモーヌのデータを海に捨てる。

そしてシモーヌは死んだことにするが、逆に殺人と死体遺棄の嫌疑をかけられる。

すべての証拠が監督のクロを示していた。
もはや、有罪、死刑は免れないのか。

そんなとき、すべては娘レイニー(エバン・レイチェル・ウッズ)の知るところとなり、
シモーヌが当日の新聞を読んでいる姿が公開される。

シモーヌの生存が証明されたことになり、監督は放免される。

シモーヌは女優引退、失踪は妊娠出産のためだとして、物語は丸く収まる。

***

エンドロールでシモーヌのところは、"as herself"となっていた。
つまり、本当にCGですよ、というわけ。 
チラシを見ても判るとおり、日本では女性をターゲットに仕掛けたらしいが、
業界筋によると、公開が早まって十分な宣伝もできないままになってしまったらしい。
アメリカでの興行成績はいまいちだったらしいが面白いと思った。
もう少し宣伝がうまければもっと入っただろう。

「いくらなんでも、そこまでは」という面もあるが、ストーリー自体は面白い。
登場人物ではやはり、アル・パチーノが光る。
ちなみに、役名のタランスキーは、タランティーノとタルコフスキーの合成。

娘もレイニー役のエバン・レイチェル・ウッド、このとき15歳、の演技もいい。

シモーヌは魅力的。実際にレイチェルに手を加えてシモーヌを作り出しているとのことだ。
シモーヌとタランスキーがシンクロして台詞や身振りをするシーンは、
とてもよくできているし、ここでもアル・パチーノの演技が光る。
コメディとして、アナログな人にも十分楽しめるが、
業界人のほうが考えさせられる映画じゃないか。

この映画の関係者はそんなことは無いと言っているが、
近い将来、デジタル(=CG)俳優が主役のすばらしい映画が出てくると思う。

 

 


 トゥーム・レイダー2 (TOMB RAIDER2) 

トゥーム・レイダー2。前作は、学生1000円だったが、今回はそのような特典はなし。

監督ヤン・デ・ボン、主演ララ・クロフトにアンジェリーナ・ジョリー、
執事のヒラリーにクリストファー・バリー、
技術担当プライスにノア・テイラーとキャストは1作目と同じ。

敵役ライスにシアラン・ハインズ、相棒のテリーにジェラルド・バトラー。
タッパもあり、精悍な顔つきでなかなかかっこいい。

前作が東南アジアから北極への展開だったのに、
今回は、ギリシャから中国、アフリカと展開する。

アクションは派手。タンクトップやウェットスーツで、
ジェットスキーやバイクなど顔が丸出しなのでスタントは大変だったと思う。
奇抜なアイテムも登場はするが、全編新兵器ばかりと言うわけではない。
物よりも体を張ったアクションが見せ場となっている。

ストーリーはまさにRPG。今回も当れば第3作もあるかも。

字幕の方の名前は忘れたが、Orb(オーブ)を珠(たま)にするところはナイスだが、

That's the Sunday school version=表向きはね。
Now, that I have her majesty's permission=それはお断りできないわね。
It's your destiny to see what's inside=運命はお前が握っている。
(せりふ=字幕)

後の2つの文は、決め台詞だけに、うーん。どうかな。

 

 


 

 踊る大捜査線 THE MOVIE2  

織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、水野美紀、ユースケ・サンタマリア、
いかりや長介、筧利夫、その他、3アミーゴスも含め、主要配役は1と同じ。

憎まれ役に真矢みき。小泉孝太郎も出ている。
岡村 隆史、その他有名な顔が一杯見れる。

カーアクションや、爆破、銃撃戦といった派手な場面はないが、
道路封鎖や屋外撮影の場面などでは、よくやれたなと思う。

お台場だからこそできたと思われるが、
今後東京での撮影で、アクションシーンはどんどん増えると思われる。

ところで、湾岸署はどこのビルか。茨城のほうだとの噂があるがよく知らない。

2時間18分。やや間延びかな、のカットが多少あるが全体としては無駄なく筋書きが運ぶ。

ただ、若干、走りすぎ、本当ならそこでは走らんだろ。
テレンコ歩いているのもなんだが、走ると目立つよ。
それから、血は時間が経つと黒くなるのよ、赤いままは固まりませんので。

 

 


 ターミネーター3  

シュワちゃんの主演、シリーズ第3弾。

敵役のT−Xにモデル出身のクリスタナ・ローケン、
ジョン・コナーにニック・スタール、ケイトにクレア・ディーンズ。
後は端役。

全編アクションシーンの連続、そんなに壊していいのかよ、と思わず突っ込む。
エンドクレジットにもあるようにスタントマンの数はすごい。

また、T1、T2のパロディがそこここに入っている。笑えるシーンもある。
T−Xは、T−2000より構造に機械らしさがある。

シナリオではスーパーマシンだが、身のこなしは軽やかではないのか、
走る姿はそれ程速くは感じなかった。
かっこよさならララ ・クラフトの方が上だ。

ラストは、どんでん返しだが、静かな幕引きで インパクトは小さい。

一瞬、Dr. Strange Loveのラストシーンがよぎった。

 

 


 

 チャーリーズ ・エンジェル フルスロットル  

お笑い映画といえば失礼だが、パロディシーンたっぷりの娯楽超大作といえばいいか。

主演の三人は、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、
敵役にデミ・ムーア、「T2」のロバート・パトリック (老けた)など。
ブルース・ウィルスも出ている。

1作目にも出たやせ男(thin man)にクリスピン・グローバー。
クイズ:彼がマーティ・マクフライの父親、
 ジョージ・マクフライの役で出ていた映画と言えば何でしょう。

他にも「あちらでは有名人」と思われる方々がちょい役で出ているが、よく知らん。

パロディで判ったのは、机に座ったまま ズリズリと前に進む(ブルース・ブラザーズ)、
炎の中から悪役が出てくる(T2)、
パーティでのディスコダンス(サタディ・ナイト・フィーバー)

他にもこりゃ絶対パロディだと思うシーンもあったが、元の映画をよく知らない。
他の映画の挿入歌もふんだんに使っている。

筋は最初から最後までハチャメチャだが、アクションやVFXを楽しめばいい。
それにしてもキャメロン ・ディアスは脚が長い。

字幕は、どなたでしたっけ。
忘れてしまったが、お下劣駄洒落多く、ご苦労お察しします。

 

 


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