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今年の累計:45(18)[9] 本 |
( )は試写会 [ ]は邦画 |
1−3月期:13(6)[2]本 、4−6月期:13(5)[3]本、7−9月期:19(7)[4]本、10−12月期:0(0)[0]本 | |
7月:6(3)[0]本、8月:7(1)[2]本、9月:6(3)[2]本、 07−09月期:19(7)[4]本 |
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一枚のハガキ 一応試写会マークを付けましたが、2012TIFFのプレイベントの上映会でした。 豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政、大杉漣、江本明、倍賞美津子。 ** 後に100歳で亡くなった進藤兼人監督の98歳時の作品で本作が最後の監督作品となった。 * 第2次大戦終盤。 100名はその後、くじ引きにより60名がフィリピンに歩兵として送られ、 60名の中に森川定造(六平直政)がいた。 定造の家は貧乏農家だった。 出征の時は村を上げて送り出してくれたが、帰ってきたのは白木の箱だけだった。 友子はもう実家にも人はいないからどこにもいかないと宣言、 一旦は平和な日々が訪れるが、やがて三平にも赤紙(召集令状)が届く。 そして、終戦。 農作業をしていた勇吉は、友子の目の前で突然死してしまう。 さらにつつましく生きる友子とチヨ。 こうして一人遺された友子。 一方、宝塚に向かった40名のうち、30名はまたもくじ引きで巡洋艦に乗り出兵。 啓太は大阪のキャバレーで働いていた妻の美江(川上麻衣子)を訪ねるが、 暫くは猟師をしていたが、日本が嫌になり、実家の家と土地を利ヱ門に売り飛ばしてブラジル行を決意する。 そしてすぐに友子を訪ねる。 翌朝、吉五郎が再び訪れ、啓太と喧嘩になって勝つものの怪我をする。 友子は一張羅を着て出かける用意をするが、家に火を放ち思い余って自分も死ぬと言いだす。 今度は啓太がブラジル行を止めて、ここで麦を作ると言いだし、友子と一緒になって暮らすこととなった。 ** うーん。 戦争に翻弄された人を悲劇の主人公として殊更過大に表現することなく、 いや、はじけることが目的ではない、その時代の流れの中で、どうしようもない中で |
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ハンガー・ゲーム
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、 * 大戦争があった後、国家統一を果たしたパネムはかつて反乱を起こした地域を12の地区に分割統治していた。 ハンガー・ゲームは年を追うごとにショー化され、競技中は各人の一挙手一投足に至るまでが生中継される。 今年も「代理人」と称される競技者を選ぶ時期がやってきた。 第12地区は炭鉱労働者のいる貧しい地区。 妹を救うため、16歳の長女カットニス(ジェニファー・ローレンス)は咄嗟に志願。 首都への移動列車の中でかつてハンガー・ゲームで勝ち残ったという 生き残るコツは観客受けをよくすること。 大スタジアムでの競技者紹介の時、カットニスとピータは燃える衣装で登場し、観客の度肝を抜く。 選手たちは4日間のトレーニングを行い、大会委員らへのプレゼンテーションでランク付けされる。 そしてついに決戦の日。 最初の数時間で半数が殺され、カットニスは戦いを避けて、競技場の端を目指す。 カットニスは傷つきながらも危機を回避、ヘイミッチからの支援による傷薬を受け取ることに成功する。 その間にも殺し合いは進行。ピータは強豪区画の競技者に加担、カットニスを売る作戦に出ていた。 強豪連中は資材を地雷で囲み、一か所に集めていた。 ゲームも終盤に近づき、ルール変更がなされ、同一地区のペアが生き残った場合は両者優勝とすることに。 大会本部は、競技を終結させるため猛犬を放ち、ピータとカットニスは犬に追われて ここでまた大会本部は、勝者は一人、と宣言するが、カットニスとピータは猛毒の木の実を食べて死のうとし、 大会終了後(仮の)恋人同士を演じる二人は、栄光に包まれて自区画に帰ることになった。 続く * 「2」の日本公開が決まったと字幕が出た。 一瞬、続編あるんだ、と思ったが、もともと小説も映画も3部作だったようだ。 設定が「バトルロワイヤル」に似ているとの批判もあったようだが、 * カットニスの妹、プリムローズ役のウィロー・シールズはアナソフィア・ロブ系のいわゆる美少女。 ルー役のアマンドラ・ステンバーグ、どこかで見たと思ったら「コロンビアーナ」で、 カットニスの故郷のボーイ・フレンド、ゲイルのリーアム・ヘムズワースは、 第12地区の競技者選出などのMCだった奇抜な化粧のエフィーは、何とエリザベス・バンクス。 他に、スタンリー・トッツイーやウッディ・ハレルソンの被り物は見事だった。 |
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アウトレイジ ビヨンド
北野武監督。 * 主役級が大勢出ている。 前作を見ていなくてもわかるとは思うが、一応見ておいたほうが分かりやすい。 前作では北村総一郎率いるやくざグループ山王会で、配下の組の覇権争いなどによって、 山王会は幹部の三浦友和の裏切りで北村総一郎が殺され、三浦が会長になり、 獄中にいた北野武は、同じ刑務所に入っていた中野英雄に刺され絶命する。 * あれから5年。 女は国交大臣と山王会の仕掛けた罠で不倫関係にあり、それを探っていた刑事ともども始末されたのだった。 加瀬亮は山王会でも若頭として金庫を預かり、古参組長らを叱り飛ばして胡散臭がられていた。 そこに小日向文世が登場、山王会が大きくなりすぎてまずいため、 中尾彬は小日向文世とつるんで大阪に行き、花菱会の会長神山繁に状況を説明。 しかし、その算段は三浦友和にばれ、山王会本部に呼び出されて射殺されてしまう。 北野武は所内で刺されたが、実際死んでいなかった。 北野武は韓国やくざに面倒を見てやると言われていたが、中野英雄の熱意にほだされて関西に行く。 神山繁は北野武を利用して山王会をつぶすよう指示を出し、高橋克典ほか数名が北野武、中野英雄とともに、 その間、北野武の出所におびえ、北野武を始末するよう指示した加瀬亮。 小日向文世は中野英雄が北野武と反目しているとして加瀬亮をそそのかし、 また、花菱会では名高達夫と光石研を利用して三浦友和をつぶす算段が進められていた。 北野武は、田中哲司を捕まえて三浦友和の北村総一郎殺しをゲロさせ、テープを花菱会に送る。 引退の名目は今回の抗争で活躍した中野英雄の組との手打ち。 引退してパチンコに興じる三浦友和だが、韓国やくざの手配で北野武が三浦友和を刺殺、恨みを晴らす。 小日向文世は三浦友和殺害の関連で新装なった中野英雄の組を捜索。 中野英雄の葬儀には、山王会、花菱会の幹部が弔問に訪れる。 ** 前作同様、血で血を洗う抗争劇が展開される。 前作はシリアスに振りすぎたため、コミカルな要素も入れたと言う監督の言葉通り、 前作では警察内部の様子はあまり取り上げられていなかったが、 韓国やくざが怖い。 まだ続きがあり得る終わり方になっているが、続編は興収次第か。 高橋克典はセリフがない。 中野英雄の✕傷はシーンによって目立ったり、ほとんど気にならなかったり。 |
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白雪姫と鏡の女王 ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ、アーミー・ハマー、ネーサン・レイン ** 昔々、雪のように白く黒い髪の女の子=白雪姫を生んだお妃が産後の肥立ちが悪く死亡。 一応「金があるから、結婚すれば何とかしてやるぜ」という男爵はいるんだけど、 そんな中、お供のレンボックを連れて冒険の旅をしている王子アルコット(アーミー・ハマー)は、 一方18歳の誕生日を迎えた白雪姫は、侍女たちからささやかなお祝いを受け、 半裸で女王の城に着いた王子、どうせ貧乏国の田舎者と思っていたら、 女王が王子の気を引くための舞踏会費用のため増税(名目は森の魔物退治)を布告するところに、 白雪姫は怒りを隠して舞踏会に入り込み王子と再会、たがいに惹かれはじめるが女王にばれてしまう。 女王にたてついた白雪姫は、侍従のブライトン(ネーサン・レイン)に魔物の森で殺されることに。 白雪姫は小人の家にたどり着き行き倒れるが小人に助けられる。 翌日、小人たちは税金を城に持ち帰るブライトンの馬車を襲い金を強奪する。 アルコット王子は小人を退治するため森に向かい、女王との対決に備えている白雪姫と対峙、 死んだはずの白雪姫が強盗の仲間だと思い混乱する王子に女王は(犬の)惚れ薬をかまして虜にする。 一方、白雪姫は小人が盗んだ金を町の人々に返し、追ってきた小人が金を取り返してくれたと持ち上げて、 白雪姫と小人たちは結婚式場に乗り込んで来賓の貴族たちから金品を剥ぎ取り王子をさらう。 王子は惚れ薬の魔力から覚めずも惨めな姿をさらしていたが、白雪姫のキスで魔法が解ける。 女王は森で魔物を白雪姫と王子にけしかけて城に帰る。 魔物は圧倒的な力で白雪姫に襲いかかるが、一瞬ためらいを見せる。 一方魔法が破れた女王はみるみる老婆となり、王子と白雪姫の結婚式に * 最後はリリー・コリンズのまるでボリウッドサウンドのようなエンディングテーマで歌って踊って大騒ぎ。 ** 魔法の鏡、魔物の森、7人の小人、王子とのキス、毒りんご等々、基本のアイテムや事象は押さえてあるが、 「スノーホワイト」と対比してみるのもまた一興。 ジュリア・ロバーツは鏡の魔女よりも老婆のメイクの方がずっと合っていた。 リリー・コリンズは映画のためにわざとゲジゲジ眉にしていると思っていたが、素みたいですね。 ショーン・ビーンが出てきたのにはちょっと驚いた。 衣装担当は故石岡瑛子。 |
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映画 ひみつのアッコちゃん 綾瀬はるか、岡田将生、吹石一恵、大杉漣、谷原章介、香川照之、鹿賀丈史。 ** 加賀美あつ子(吉田里琴)は小学5年生。 鏡のお墓をつくって寝たら、その夜、黒服のオジさん(香川照之)が訪ねてきた。 部屋に戻って半信半疑で魔法を試すと、あーら不思議。 翌日からは冬休み。 翌日からは学習塾の特訓だったけど、塾には嘘をついて町を散策。 彼は若手ながら赤塚化粧品の企画開発部、部長待遇の早瀬尚人。 おりしも赤塚化粧品では業績不振から第3者増資で鬼頭工業の傘下に入る計画が進められ、 あつ子=アッコちゃんは大学生の冬休み中のバイトとして商品企画部で働くことになるが、 早瀬の本音を探ろうと子会社に飛ばされた中村前社長(大杉漣)に化けて近づき、 しかし、専務に却下されてやる気を失い、さらには化粧品に有害物質が混入しているとの アッコは前首相夫人(内田春菊)に化けて化粧品の宣伝をするが、本人からクレームが入る。 挙句、鬼頭に企画開発部の工場を停止されて、万事休すと思ったがアッコが アッコと早瀬は大庭鶴子に増資案に反対するよう説得するが追い返され、 そして株主総会の日。 そこに大庭鶴子が改めて取締役解任の動議を出し、一旦は否決されそうになるが、 この結果、増資案は取り下げられて新製品の企画も進められることになる。 早瀬は冬休みが終わってもアッコに社に残るよう依頼し、履歴書の嘘もばれているので 悩むアッコは屋上に出て、偶然にも鬼頭が早瀬の技術を軍事転用するために 急いで工場に行き、爆弾は見つけたものの社員に知らせる手がなく、 そしてなんとか爆弾を工場から出すことには成功するが、爆破のショックで鏡が割れ、 家では塾に行ってないこともばれて、ママや友達が心配して待つ中、 アッコは自分に戻り、家に走って帰るのだった。 * 12年後、本物の大学生になったアッコは早瀬のいる赤塚化粧品の就職面接を受け、 ** 赤塚不二夫の漫画のコンセプトを引き継いでいるが、ストーリー自体はオリジナル。 細かい部分では笑えるシーンが多い。算数学部とかね。 ただ、そもそも鬼頭が乗っ取る目的の早瀬のアイデアは 仮に早瀬が会社を見限って辞めてしまったらどうするのか。 12年後はもう少し老けててほしかった。 化粧品会社が「アカツカ」だとはわかっていたが「赤塚」だとはわかっていなかった。 会社のロゴマークやポスターを映画オリジナルで作るのは造作もないことだが、 おそらくはシャンソン化粧品の既存製品のラベルを張り替えるなどして、 |
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プロメテウス ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース。 ** (古代の地球)大型宇宙船から降り立ったらしい人型宇宙人が薬を飲み、 2089年。 既に死んでしまっただろう高齢のピーター・ウェイランド社長(ガイ・ピアース)のビデオ挨拶に続き、 地球上の何か所かの古代遺跡で共通する星座の図案が見つかりその場所が特定された。 クルーには操縦士、保安要員、考古学者のほか、地質学者や生物学者なども含まれた。 目的の惑星の大気圏に突入し、着陸地点を探していると、平地の真ん中に 外気の酸素と窒素の濃度は地球に酷似しているものの、二酸化炭素が3%と多く、 デビッドは有している多くの古代言語の知識からの類推で、壁面の文字を解読して操作、 ホログラムで示された場所には首を切断された宇宙人の遺体。 デビッドが宇宙人がはさまれた扉を開けると、扉の向こうにはもぎ取られた首、 そのころ、二酸化ケイ素を含む大型の砂嵐が接近、調査隊は一時撤退する。 エリザベスとフォード(ケイト・デッキー)は持ち帰った宇宙人の首を調べると、 ヘルメットの下には人間そっくりの顔があり、電気ショックを与えたところ、 その後の調査でDNAが人類と一致。すなわち宇宙人と人類は同じ起源をもつと考えられた。 デビッドは持ち帰った筒状の物体から生命体のようなものを取りだし、 地質学者の二人は建造物に取り残され、調査隊が入っていた筒状の物体の部屋に入り 二人は筒からあふれた液の中に何かを見つけるが、飛び出した蛇様の生物に絡まれる。 翌日、再び調査隊が建造物に入り、一人の死体を発見する。 そのころ、チャーリーの体調が急激に悪化、調査隊は急いでプロメテウス号に戻る。 ショックで倒れたエリザベスだが、デビッドの検査の結果は妊娠3か月。 取り残された隊員の一人が艦の外に現れる。 艦内にはウェイランドその人も同乗していた。 艦長のジャネック(イドリス・エルバ)やビッカーズはプロメテウス号で待つ。 デビッドが睡眠装置を切り、宇宙人を蘇生させる。 デビッドはウェイランドの指示で宇宙人に古代語を駆使して語りかけようとしたが、 エリザベスは必死で脱出するが、宇宙人は操縦席に座って、宇宙船を発進しようとする。 その直前、脱出ポッドで艦を離れたビッカーズだったが墜落する宇宙船にの下敷きになって圧死。 そこにデビッドからの連絡が入り、エリザベスは宇宙船から逃れた宇宙人に襲われるが、 この戦いは、結局イカ状生命体が触手を宇宙人の口に挿しこんで終結。 外に逃げたものの万事休すのはずのエリザベスは、デビッドの提案を受け入れて そのころ、生命維持モジュールでは宇宙人の腹を食い破って小型のエイリアンが出現していた。 ** 大迫力。 設定の時代を生で体験することはできないとは思うが、これからわずか7、80年後に 元々は1979年の「エイリアン」の前日譚として計画された映画。 あの話との前後関係や関連性については語られないが、クリーチャーの造形や性質などは強い類似性がある。 設定や展開には物理化学的には多少無理があるが、それはSFの常なので特に違和感はない。 ただ、調査隊の一部が道に迷うのは、映画の設定では到底あり得ないし、 また、空気の組成が無毒だからと言って、ヘルメットを取るのはまずい。 いずれにせよ、未知の世界では無防備すぎる。 * 映画では宇宙人と人類が共通のDNA情報を持つ(宇宙人が人類の起源)と言っているだけで、 生命の起源が地球外からもたらされたと言う仮説は以前からあり、いまだに証明も否定もされていない。 * シャーリーズ・セロンはかっこいい。 ガイ・ピアースは知っていてもわからなかった。 |
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るろうに剣心 佐藤健、江口洋介、武井咲、香川照之、吉川晃司、蒼井優。 ** およそ140年前、戊辰戦争の鳥羽伏見の戦い。 幕府軍を次々と斬り倒していたが、新選組の剣客、斎藤一(江口洋介)との戦いのさなか、 その刀を拾ったのは、やはり剣客の鵜堂刃衛(吉川晃司)だった。 10年後。 剣心は突然若い女性から木刀を突きつけられる。 その頃、実業家を名乗る武田観柳(香川照之)は、子飼いの医師、高荷恵(蒼井優)に 恵はその隙を突いて警察を脱出に成功する。 刃衛が恵を追って警察を出たところ、薫と鉢合わせ。 そこに警察が乗り込んできて、全員を廃刀令違反で検挙する。 斎藤は剣心の「殺さずの誓い」を欺瞞だとして襲いかかり、逆刃刀を利用して剣心に傷を負わせる。 その頃、たまたま恵と遭遇、助ける羽目になった弥彦。 薫は剣心を牛鍋に誘うが、食事中に観柳が押し掛けてきて一悶着。 ところが観柳の部下の面の男、外印(綾野剛)が恵を見つけて道場で警告を発すると、 治療が一段落した後、恵は自ら観柳の下に戻るが、 剣心らは立ちはだかる戌亥番神(須藤元気)や外印を倒し、観柳に迫る。 剣心らは番神や外印を倒し、結局は観柳も官憲の手に落ちるが、 かなりの接戦で、全般に刃衛が有利に事を運ぶが、剣心の怒りが勝り、 そして剣心が殺さずの誓いを破り、刃衛を斬り殺そうとしたとき、 そこへ斎藤一、つまりは藤田五郎が警官とともに登場し、刃衛を逮捕、 目が覚めた薫は剣心が去ったと思い慌てるが、剣心は道場にとどまっており、 ** 尋常でない動きは、結構なワイヤーアクションの賜物だが、 セットにしろアクションにしろ、製作側の本気度はかなりの物で、 元々の設定がしっかりしており、各人物像もよく練られているので、 ** 香川照之は受け口の設定で、下の歯を入れ歯にしていたが、きれいすぎてバレバレ。 武井咲はいつまで道着のままなんだと思ったが、後半は和服になっていて違和感なかった。 弥彦の田中偉登はなかなか。 気になったのは江口洋介の煙草。 |
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THE GREY 凍える太陽 リーアム・ニーソン。 * オットウェィ(リーアム・ニーソン)は石油会社に雇われたスナイパー。 最近かみさん(アン・オープンショウ)を亡くし、人生の意味を失いかけている。 そんなある日、極寒の中、休暇で家に帰る作業員とともに飛行機に搭乗した。 眠りにつき、妻との思い出に浸る中、機は激しく揺れ、ついには墜落してしまう。 オットウェィが気づいた時には雪原に放り出されていた。 気づくと何人かは生きているようだ。手分けして助け、機体の残骸の中に移動する。 重傷だったルウェンデン(ジェームズ・バッヂ・デール)は間もなく息を引き取った。 オットウェィの銃は見つかったが、破損していた。 やがて夜になり、付近を探しているとCAと思われる女性の姿が。 オットウェィは狼を追い払おうとして逆に噛まれるが、仲間に助けられる。 このままでは危ない。
助けが来る見込みはない。 最初はすべて捨て置こうと思ったが、遺族に渡すために遺体の財布を集めて出発する。 やがて、足を怪我していたフラナリー(ジョー・アンダーソン)が遅れ始める。 残りは5人。 しかし、そこも安全ではなかった。 夜になり、オットウェイは散弾の実包を棒の先に括り付けた「棒銃」を作らせる。 全員でオオカミを丸焼きにして食べる。 黒人のバーク(ノンソ・アノジー)が体調を崩して歩けなくなり、 しかし天候が悪化、バークは凍え、二度と目を覚まさなかった。 しかし、4人目のタルゲット(ダーモット・マロニー)は、安全に渡ることに失敗、 3人は焦って木から降りてタルゲットを助けようとするが、タルゲットは連れ去られ、 3人は小屋を期待して川沿いを下って行く。 残る2人はディアスを残して進むが、並走するオオカミが襲い、 ヘンリックは流され、オットウェイが追うが、やがて川底に足が引っ掛かって水没。 オットウェイはなおも進むがやがて疲れて止まり、持ち帰っている仲間たちの財布に挟まれた オオカミのボスがオットウェイに気づき、間合いを詰めてくる。 そして、ついにオオカミとの激突が・・・・・ * リーアム・ニーソン以外のキャストはよく知りません。 エンドロール後に1カットあり、結末は観客にゆだねる形となっている。 * 見ているときは気にしなかったが、今思うとやや疑問もある。 ロープが機内にあったとは言い切れないが、後々の事を考えると、 急ぐのはわかるが、もう少し武器とか防具とかを用意しないと。 最初に狼を撃退した時のように、みんなが鈍器を持っていただけでも、まだましだった。 |
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あなたへ
高倉健、田中裕子、長塚京三、原田美枝子、ビートたけし、草g剛、佐藤浩市、 * 倉島英二(高倉健)は、富山刑務所の元刑務官で、現在は嘱託の作業技官。 倉島は療養中だった妻洋子(田中裕子)をつい最近がんで亡くした。 1通は倉島に直接手渡し、もう1通は長崎県平戸市の郵便局局留め。 受け取った封筒の中には自筆の絵ハガキに「故郷の海に散骨してください」とあった。 倉島は、ミニバンの車内を改造し、キャンピングカーにして、洋子と旅行する予定だった。 洋子は童謡歌手として長い間刑務所に慰問に来てくれていたが、突然ぷっつりと来なくなっていた。 その後、倉島と洋子は何度か出会い、洋子は歌手を辞め倉島と結婚、 倉島はけじめをつける、として刑務所には退職届けを出すが、 最初の日、スタンドで出会った大型のキャンピングカーの杉野(ビートたけし)に、 翌日、ショッピングモールの駐車場でバッテリーが上がったと言う田宮(草g剛)と出会い、 田宮は駅弁のいかめしの業者。駅売りではなくイベントや物産展を回る部門の主任。 田宮と別れ、ここからは瀬戸内を長崎へ向かう。 途中再び、キャンピングカーの杉野に出会う。 倉島は門司で再び田宮から声をかけられる。 平戸に着き、郵便を受け取るとそこには「さようなら」とだけあった。 散骨のための漁船を手配しようとするが、漁協、釣り船などことごとく断られる。 倉島は卓也とともに頼みに行くが、吾郎(大滝秀治)にはそっけなく断られる。 遺骨を海に撒いてくれと言う洋子にとって自分はなんだったのかと問う倉島。 多恵子は夫の話をする。 翌日、台風一過。 大浦も散骨を承諾、船はその翌日出ることになる。 前夜、多恵子は倉島に一枚の写真を託す。 翌朝、穏やかな海。 そして、九州の物産展に来ている南原を訪ね、奈緒子と卓也の写真を渡す。 倉島はそれ以上聞かず、田宮の姿を遠くに見ながら去って行くのだった。 ** 全般に暗い。 典型的なロードムービーだが、回想シーンをうまく挟んで、 佐藤浩市の設定は気付かなかったし、どうして高倉健が気付いたのかは謎。 元刑務官の観察眼のなせる業かもしれないが、結果として犯罪行為を見逃したのはまずくないか。 * 橋フェチにはたまらないかもしれない。 最後の赤い橋は平戸大橋。 回想の大阪のシーンで岡村隆史が出演。 * 撮影時、高倉健80歳。足の運びは年齢を感じさせた。 |
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アベンジャーズ
ロバート・ダウニーJr、クリス・エバンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、 * 「マイティ・ソー」でソーの弟だったロキ(トム・ヒドルトン)が敵役(かたきやく)。 同映画で登場したセルビグ博士(ステラン・スカルスゴード)は、シールドのもと、 セルビグ教授を見守るスーパー・ヒーローの一人にクリント・バートン(ジェレミー・レナー) そこにロキが現れて博士やバートンを杖で洗脳し、コズミック・キューブを奪って逃げる。 ニック・ヒューリー(サミュエル・L・ジャクソン)はスティーブ・ロジャーズ(クリス・エバンス)、 ロキはセルビグ博士に研究を続けさせ、必要とされるイリジウムをバートンを使って盗むことに成功するが、 ロキの暴走に怒り狂ったソー(クリス・ヘムズワース)も登場するが、 やがて仲違いが起こり、ロキは脱走、ソーとバートンが変身したハルクは飛行空母から脱落する。 スタークはロキの狙いがアベンジャーズの結成阻止にあるとみて、ロジャーズと結束する。 バートンは洗脳されたまま飛行空母に侵入するが、ロマノフに倒されて洗脳が解け、協力する。 一方洗脳されたままのセルビグ博士は、スタークのビルの自家発エネルギーを利用して、 コールソンの死をきっかけに結束が深まったアベンジャーズだったが、いかんせん多勢に無勢。 アイアンマンは最後の力を振り絞ってミサイルを宇宙空間に運び込み、敵を爆破殲滅。 最後に軽い冗談を言ってその場は収まる。 やがてソーはロキを連れて星に帰り、アベンジャーズの面々は世界各地に散らばって行った。 * エンドロール後に1カット。 * トニー・スターク=アイアンマン、スティーブ・ロジャーズ=キャプテン・アメリカ、 * とにかく大迫力。 あの蛇のようなムカデのようなトランスフォーマーの敵みたいなのは既視感ありありだった。 また最後の敵のつぶやきの意味はよくわからんかった。あのシーン、要るか? それぞれのスーパー・ヒーローはそれぞれの世界、それぞれの世界観で存在しているわけだが、 もし一緒に戦えばもっとすごいことが起こるはず、というのが元々の発想であるだろうし、 ただ、「キャプテン・アメリカ」で出てきたコズミック・キューブを * ニック・ヒューリーの直属の部下、マリア・ヒル(コビー・スマルダース)かっこよかったね。 ブラック・ウィドウはナターシャ・ロマノフでロマノフのつづりはRomanoff。 * これで、一連のマーベル・コミック・スーパーヒーロー・シリーズ完結、かと思いきや、 |
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トータル・リコール コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ビル・ナイ。 * アーノルド・シュワルツェネガー主演の「トータル・リコール」(1990)のリメイク。 * 近未来。 コロニーは雑然としていて、労働者階層が住み、UFBまでフォールを使って通勤している。 ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)も労働者の一人、毎日あくせくと働いている。 クエイドには悩みがあった。それは頻繁に見る悪夢。 毎日の仕事に辟易し、息抜きにリコール社の記憶埋め込みを試してみたいと思っているが、 仕事中、リコール社の経験があると言う新入りにおかしくならないと聞き、 支配人のマクレーン(ジョン・チョウ)は、既に持っている記憶は埋め込めないと言い、 いよいよ、記憶埋め込みを開始すると思ったその時、マクレーンが突然うろたえて、 クエイドも逮捕されそうになるが、とっさに反撃し、あっという間に10名ほどの警官を倒す。 家のTVでは、武装警官20名がテロリストに殺害されたとのニュースをやっていた。 クエイドはローリーから逃れ、家を脱出。 ハモンドに示された銀行の貸金庫にはパスポートや現金、それにビデオメッセージが。 クエイドは他人に成りすましてUFBへ移動。 高速道路に入り込んで右往左往していると1台の車が止まり、乗れと言ってくる。 クエイドは無理やり高速から外れ、ローリーを撒くが、メリーナが怪我をしてしまい、 そこで弾けないはずのピアノを弾いていて、自分のメッセージを見つける。 しかし、アパートは武装警察に包囲され、クエイドとメリーナは逃げられない。 ハリーによれば、これはリコール社での記憶埋め込み中の妄想で、 果たして今までのことはすべて作られた記憶なのか、メリーナも妄想なのか。 追うローリーと武装警官と警官ロボット。 メリーナはクエイドをマサイアスのアジトに案内する。 マサイアスはクエイド=ハウザーの記憶から、キル・コードを取り出そうと、 そこへコーヘイゲン(ブライアン・クランストン)と、武装警官らが乗り込んできて、 その頃、UFBでは武装ロボットらをフォールに乗せてコロニー攻撃の準備を進めていた。 コーヘイゲンは倒したものの、クエイドを助けに来たメリーナのヘリは壊れ、 移動中はロボットは作動していなかったので、その間にフォールに時限爆弾を仕掛け、 フォールはコロニーに着いてしまうが、直後に爆破して崩壊。 * オリジナルはクエイドにアーノルド・シュワルツェネガー、妻のローリーにシャロン・ストーン、 舞台はオリジナルと違い、火星とミュータントは基本登場しないものの、 オリジナルはすべて夢(偽の記憶)だった(かもしれない)と思わせる終わり方だが、 * 紙幣の肖像の一部にバラク・オバマが使われていた。 ジョン・チョウは、「スタートレック」のヒカル・スールー(Mr.カトー) * 「フォール」は地球貫通トンネルである。 地球貫通トンネルは、原理的にはただまっすぐ掘り進んでいけばよい。 地面から見れば徐々に深くなり、中間地点で最も深く、また徐々に浅くなるが、 仮にこんなトンネルが作れて、摩擦と空気抵抗がないとしたら、 映画では到達時間を17分としていたが、計算は物理の試験に出るくらい有名な問題で、 高速鉄道の電車乗車時間が42分であれば、通勤圏内にできる人も結構いるだろう。 実際には、地下は温度と圧力がべらぼうにが高く、到底それに耐えられないし、 なお、映画ではコア通過前後の重力反転時に無重力となっていたが、 斜めに地球を貫通するトンネルなら無重力にはならず、角度にもよるが、 |
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マダガスカル
3 シリーズ第3弾。ドリームワークスのアニメ。
吹き替えの、玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳、おぎやはぎは前回、前々回と同じ。 * 第1作は、ニューヨーク・セントラル・パークの動物園にいたライオンのアレックス、 第2作は、マダガスカルから飛行機で脱出するが着いたのはアフリカ大陸で、 そしていよいよ第3作。 * ペンギンズは、飛行機を(オスプレイのように)直し、とっととアフリカを出て行ってしまう。 今作は脱出の経緯がメインではないので、4頭はシュノーケルを身に付けて、 そこでは、ペンギンズの指示のもと、金持ちに化けたチンパンジーがカジノで大儲け。 アレックス以下4頭はカジノの屋上に忍び込み、チンパンジーたちを拉致して 動物フリークのシャンテル・デュボア警部(フランシス・マクドーマンド)が呼ばれる。 4頭とチンパンジー、それにペンギンズはホテルの屋上に追い詰められるが、 結局ヘリ飛行機は墜落してバラバラになり、あきらめないデュボアが追ってくる。 たまたまサーカス団の列車が止まっていて、アレックスはそれに乗せてもらおうとするが、 中ではアシカのステファノが舞い上がっていろいろ聞いてきたため、 一行はこの後のロンドン公演でアメリカのプロモーターに気に入られれば、 ペンギンズはカジノで稼いだ金をつぎ込んでサーカスを買ってしまう。 ところが次の公演は散々。 アレックスは従来の出し物を一新するアイデアでみんなを説得し、 サーカスの最初の出し物はビターリの輪くぐり。 その後も出し物は大成功で、アメリカのプロモーターは一行と契約する。 しかし、そこへデュボアが現れ、アレックスらは動物園から逃げ出した動物であり、 裏切られた思いの一行。4頭はなんとかデュボアから逃れて一行の後についてアメリカに行く。 やっとの思いでたどりついたセントラル・パーク動物園。 動物園のすぐそばでサーカスが開催される。 こうして4頭は動物園ではなく、サーカスと行動を共にするのだった。 ** 主要キャストの吹替えは続投。 アシカのステファノの吹替えは山寺宏一かと思ったが、そうではなく堀内 賢雄。 * 脱出の経緯は重要ではないとはいえ、ヨーロッパへの移動はあまりにもあっさり。 セントラル・パーク動物園ではアレックスらが帰ってきて喜んでいたが、 とはいえ、一旦は檻の中に戻ったアレックスたち。 |
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ダークナイト・ライジング
クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ゲーリー・オールドマン、アン・ハザウェイ、 ** エージェントがソ連の科学者パベル博士とその仲間3人をCIAに引き渡す。 あれから8年。 ハービー・デントは伝説の男となり、デント・デーの祝日が設けられるほどになった。 ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は体を壊し、すっかり引きこもりとなっていた。 執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)はウエイトレス(アン・ハザウェィ)に 一方、バットマンとハービー・デントの秘密を胸に秘め、思いにふけるゴードン本部長。 セリーナは、場末のレストランでストライバー(バーン・ゴーマン)にウェインの指紋を渡す。 セリーナはさっさと逃げおおせ、後を追ったSWATの大半は倒され、 一味はゴードン本部長を地下のベインの隠れ家に連れて行くが、 ゴードンが負傷したことを知り、ブルースは自身の検査のためだとして病院に行き、 骨、筋肉、内臓に損傷を抱えているブルースだが、治具などを利用して体を直し、 ウェイン社では、フォックス(モーガン・フリーマン)が関連会社で ベインの一味は証券取引所を襲い、システムに侵入、何らかのプログラムをインストール。 そこにバットポッドに乗ったバットマンが登場し犯人を追う。 バットマンは次々とバイクを倒し、最後の1台も倒すが、インストールは完了。 そこから現れたのは、バットウイング(新型)で、バットマンは去って行く。 ベインが証券取引所を襲った目的はブルースの資産を投げ売りすること。 ウェイン社の資産の大半を失ったブルースは完成間近の核融合炉を ブルースは直後の取締役会で解任される。 ベインはかつて最悪の監獄に閉じ込められていて、ただ一人脱走に成功、 アルフレッドはブルース・ウェインがベインと戦うことを阻止しようとして セリーナはキャット・ウーマンとなってウェインの指紋の引き替えに約束していた ぎりぎりでバットマンが現れて彼女を助け、ベインと会わせるよう頼む。 ベインはウェイン社に乗り込んで、地下の研究所に入り、 その頃、ブレイクはダゲットの関連会社が下水道、トンネル、地下鉄などの その一方で関連会社を調べて、プラスチック爆弾を作っていることを発見。 ベインはフィールドが崩落したスタジアムの大観衆に核融合炉を見せ、唯一爆破を止められる博士を殺害。 誰もゴッサム・シティから出られず、ゴードンやブレイクなど一部残った警官、 また、ベインは金持ちや従来の市幹部らをクレイン(キリアン・マーフィー)に裁かせ、 ブルースは監獄の中で死なされず、生かされゴッサム・シティの末路を見続けることとされた。 監獄には伝説的な話が伝わっていた。 ボスの娘は兵士の子を身ごもっており、やがて子供を産み監獄の中で育てた。 やがて子供は大きくなり、外界へ通じる通気棟をよじ登って脱出していったと言うのだ。 ブルースは体を鍛え直し、脱出を試みるも成功しない。 既に何か月かが過ぎ、核融合炉は不安定さを増していた。 ベインらは、ダミーも用意した大型のトラックに核融合炉を隠し、 ゴードンらはトラックにGPSをつけ、行動を把握、 バットマンは町に戻り、記録抹消プログラムをセリーナに渡して協力を依頼する。 バットマンは処刑されそうになったゴードンを助け、バットマークをビルに写しだす。 バットマンも参加、ベインとのタイマンの末、ベインの弱点であるマスクを突いて打ち倒す。 監獄から脱出したのは実はミランダ。 ベインはミランダを逃がした囚人。 その頃、バットマンに助けられたゴードンはフォックスからEMP(電磁パルス)発生装置を受け取り、 ミランダは核融合炉を爆破するため、トラックに乗り込み移動する。 ベインはバットマンを殺そうとするが、キャットウーマンがバットポッドで攻撃しベインを殺す。 バットマンとキャットウーマンがトラックを追う。 追跡の末、ついにトラックは停止するが、ミランダは核融合炉制御装置のプログラムを壊し、 爆破まで時間がない。 やがて陸から遠く離れた海上で核爆発が起こり、ゴッサム・シティは救われた。 ブルース・ウェインのほとんどの財産は消失していたが、残余の資産はアルフレッドに遺され、 ブレイクは、ファーストネームのロビン宛てのバッグを受け取り、その中に記された場所に行き、 アルフレッドは、自身の夢であった南欧のカフェで食前酒を飲んでいると、 ** クリストファー・ノーランの「バットマン3部作」の最終章。 「ビギンズ」では自分の弱さを「恐れ」とし、それを克服するために鍛錬を行っていたが、 前作でジョーカー役のヒース・レジャーの死もあってか、 * ロビンと聞いた時にはピンと来ず、バットケイブに入って行ったジョセフ・ゴードン・レビットが、 字幕では「本名」となっていたはずだが、設定ではファースト・ネーム。 * ラストはアルフレッドの妄想シーンのように、ブルース・ウェインは後ろ向きの方がよかった。 さらに言うながら、本編はロビンの登場で幕を閉じ、 * トム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン・レビット、マリオン・コティヤール、 ティム・バートン作品にヘレナ・ボナム・カーター、クリストファー・リーが出るようなものか。 ** 元々のセリフがどういう説明になっていたのかはよくわからないが、 「核融合炉」があのサイズで作れるはずはないが、まあそれは良いとして、 条件によっては核融合が爆発的に起こることがないわけではないし、 核融合によって放射性物質(=死の灰)が大量に作られることはない。 ただし、核融合による中性子線は原爆に依らずとも発生し、水=水分に吸収されやすいため、 物理的な原理はともかく、安全、クリーンと思われるエネルギー源が あくまで設定です。 |
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メリダとおそろしの森
メリダ(吹替:大島優子)はとある王国の王女。 そんな父はメリダに甘く、母エリノア王妃(吹替:塩田朋子)は躾に厳しい。 メリダは幼いころに父から弓を貰い、今では相当の腕前となっている。 そんなある日、隣接する三か国から王がメリダの花婿候補を連れて城を訪れる。 母は例によって小言を垂れ、かつて4人兄弟が支配していた王国の話を持ち出してくる。 この国もファーガス王と3人の王の協力によって成り立っており、 メリダは反発し、家族が描かれた母の刺繍の壁掛けを切り裂いてしまう。 意外な展開に動揺したメリダは城を離れて森に行き、再び鬼火を見て後を追う。 老婆を魔女と見たメリダは母の考えを変え、自分の運命を変えたいと申し出、 メリダは宴会で盛り上がる城に戻り、母にお詫びにとケーキを差し出す。 メリダは熊となった母を父たちから隠しながら、城を抜け出して再び森へ向かう。 再び魔女の家にたどり着いたがそこはもぬけの殻。 熊となった母は相変わらず口うるさく(熊語なので何言ってるか分からないが) 母の魔法固定まで2日しかないと言うのに意外とのんびり過ごす母子は、 モルデューから逃れたメリダは、「プライドに裂かれし絆」とはメリダ自身が切り裂いた 母は時々我を忘れ、身も心も熊に染まっていく。 城では父と3か国の王たちが争いを始め、混乱状態にあった。 その裏で熊となった母とメリダは何とか部屋に戻り、メリダは刺繍の壁掛けを取り外す。 メリダはこれまた小熊に変身した弟たちを使って部屋を脱出、 母の熊はついに追いつめられ、ロープに捕えられる。 母の熊は意を決してモルデューに立ち向かい、岩にモルデューを押しつけて 母に刺繍の壁掛けをかけるメリダだが2回目の夜明けとなり、朝日が母を照らし出す。 こうして国には平和が戻り、王たちもそれぞれの領地へと戻って行った。 * うーん。どうなんでしょう。 * そなたは森に試されるのだ。 私は逃げない−。 こういったコピーに惑わされ、「森」をもっと特別なものに想像していた。 大体が、"森の魔法"にかけられた母を救うため、って、かけたのはお前だ。 切迫感、緊迫感がないし、物語が単純すぎて深みがない。 かといって純粋にお子ちゃま向けかと言うとそうとも言えない。 映像はきれいだし、質感も見事。 |
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空飛ぶペンギン ジム・キャリー、カーラ・グギーノ、アンジェラ・ランズベリー。 ** トム・ポッパーの父は冒険家で家を不在がちだったが、その間は やがて父の帰りは間隔があき、無線も滞りがちになり、時間が経っていった。 30年後、トム(ジム・キャリー)は不動産会社のやり手営業マン。 しかし、私生活では別れたアマンダ(カーラ・グギーノ)との間に、娘ジャニーと息子ビリーがいる。 そんなある日、父の死が伝えられ、弁護士に呼び出されたトムは、遺言で何かが送られると聞く。 送られてきたのは冷凍保管されたジェンツーペンギンのはく製。 トムは重役連中に社名に自分の名を刻むよう進言するが、 レストランの経営者はバン・ガンディ女史(アンジェラ・ランズベリー)。 トムはペンギンを送りつけた父の友人の冒険家に電話し、ペンギンを送り返すためのコンテナを要求。 市内のいろいろな部署に連絡するも引き取ってもらえない。 一方、引取りを頼まれた動物園長(クラーク・グレッグ)はトムの心変わりに当惑しながらも トムはその後もバン・ガンディ女史と交渉を続けるがペンギンのせいもあってことごとく失敗する。 そのうちペンギンが3個の卵を産み、2個は孵るが1個は孵らない。 この奇行がもとで会社を首にされる。 トムは、再び不動産業に精を出し、バン・ガンディ女史の親戚に札束攻勢を仕掛け、 一旦は妻や子供たちの総スカンを食らったトムだが、 ところがそこにいたのはフンボルトペンギン。 結局、バン・ガンディ女史はトムに店を売ることを決意するが、 トムは店を不動産会社に売ることはせず、レストランの共同オーナーとしてやっていくことになった。 ** せっかくのポッパー父子の物語とか、元妻との復縁とか子供たちとの関係など、 思春期の娘の悩み事とそれに応えられない父親というステレオタイプな設定もなんかいまいちだし、 * カーラ・グギーノは「ナイト・ミュージアム」「エンジェル・ウォーズ」などで主要な脇役。 * ペンギンと言えば南極だが、実際に南極に住んでいるのは皇帝ペンギンとアデレーペンギンだけ。 またペンギンの雛はもこもこの産毛で覆われており、かなり早く大きくなる。 うぶ毛は親鳥とは色も模様も異なっており、知らないと別の種かと思うほどで、 |
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崖っぷちの男 サム・ワーシントン、ジェイミー・ベル、エリザベス・バンクス、エド・ハリス。 * ニューヨーク。 男はルームサービスで朝食をとった後、食器類の指紋を丁寧にふき取り、書置きをすると、 男の行動はすぐ下を行く人の目につき、人だかりができる。 * 1月ほど前。 ニックの父、フランク・キャシディの具合が悪く、長くないと言う。 ほどなくして父は死に、葬儀が行われる。 葬儀は何事もなく終わるが、父の死についてジョーイとニックが喧嘩となり、 ニックは車で逃げ、ギリギリのところでパトカーをかわして逃走に成功。 * ニックを説得する刑事、ジャック・ドハティ(エドワード・バーンズ)に対し、 やがて、マーサが到着、直ちに説得に係る。 その頃、ジョーイとアンジーが向かいのビルに到着。 向かいのビルには、オーナーで不動産会社社長のデビッド・イングランダー(エド・ハリス)の事務所があり、 ジョーイとアンジーは隣のビルから向かいのビルの屋上に侵入し、爆弾を仕掛ける。 ジョーイとアンジーはエレベーターを動かし、エレベーターシャフトを伝って25階に入る。 しかし、マーカスがイングランダーのビルに向かうところをニックは上から見てジョーイに指示。 ジョーイとアンジーはギリギリのところでマーカスらを交わし、 やがて、男の正体がニック・キャシディであることが分かり、 マーカスはSWATを用意。ホテル屋上から突撃させる準備を進める。 ニックはマーサに自分ははめられた、無実の罪を証明するために来たと逆説得、 ジョーイとアンジーは再び空調ダクトから金庫室への侵入を試みて成功、 ニックは次の作戦を指示。 しかし、そこにはジョーイとアンジーが待っており、イングランダーからダイヤを奪う。 その頃、SWATチームはビル屋上からの突撃を開始。 マーカスはホテルを封鎖して追撃を開始。 悠々と去るイングランダー。 マーカスは追ってきたマーサに撃たれて倒れる。 ニックはビルから飛び降り、救護クッションの上に落ちてイングランダーを追い、 結局、ニックの無実は晴れて釈放となり、マーサとともにバーで祝杯を挙げる。 ** ニックの本当に目的を当初伏せておき、少しずつちら見せしながら、 ぎりぎりで警察を交わすとかそういう話ではなく、 金庫室の横の壁を破ってダクトに入ったのに、金庫室の天井裏にどうやって回ったのかとか、 これを言っちゃうとなんだけど、1年前から準備したにしても、 マーサがニックのことを全く知らないってのも疑問ではある。 それからこれは余計だけど、液体窒素は普通の魔法瓶程度では危なくて運べません。 * ジェネシス・ロドリゲスは初見だと思ったら、TVで活躍している女優さん。 |
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アメイジング・スパイダーマン スパイダーマン・リブート。 ピーター・パーカーにはアンドリュー・ガーフィールド、 幼馴染みのMJは登場せず、彼女はグウェン・ステーシーでキャストはエマ・ストーン。 ** ピーター・パーカーはリチャード、メアリー夫妻の一人息子。 危機を感じた両親は荷物をまとめ、わけも説明しないまま、 10何年か後、ミッドタウン・ハイスクールに通うピーターは、勉強はできるが、 同級生(聴講生?)のグウェン(エマ・ストーン)を遠くから眺めて写真に撮っているような日々。 ある日、ベン叔父さんが地下室を水浸しにしてしまい、荷物を片付けている時に、 中には父と共同研究者、コナーズ博士の写真があった。 ピーターは、コナーズ博士の勤めるオズボーン社を訪ねる。 ピーターは見学者の一行から離れて片腕のコナーズ博士を追い、 そこでは蜘蛛によるバイオファイバーの実験がされており、装置に触れたピーターは蜘蛛に咬まれる。 ピーターは蜘蛛に咬まれたことによるDNA異種交配が原因だと思い、コナーズ博士を訪ねる。 その日、ベン叔父さんは急に夜勤になり、メイ叔母さんの迎えをピーターに頼む。 コナーズ博士の目指す再生遺伝子交配はシミュレーション上で成功し、 ピーターが家に帰った時、約束を守らなかったピーターをベン叔父さんがなじり、 ピーターはコンビニでジュースを買おうとして店員と揉め、 店員が男を追うがピーターは知らんふりをしてやり過ごす。 叔父さんの死で学校ではフラッシュ他、ピーターにつらく当たっていた生徒もやさしくなる。 ピーターは犯人の顔を見ていたのと、警察から左手首内側に星の入墨があることを聞き、 自分でマスクを作り、チェーンで振り子の練習などをして鍛え、 さらに動きをよくするため全身スーツを作って蜘蛛のマークをあしらい、 ある日、車上荒らしを捕まえるが、やってきた白バイ、パトカーに逮捕されそうになり、 ピーターはグウェンに誘われて彼女の家に夕食に行き、スパイダーマンのことで ピーターはグウェンに自分がスパイダーマンだとばらしてしまう。 一方、コナーズ博士の実験は成功し、ハツカネズミの片腕が再生するが、 結果、コナーズ博士の右腕は再生するが、トカゲの遺伝子に支配され、 犯罪者への人体実験を阻止するため、ラーサを止めようとして橋の上で車を破壊、 コナーズ博士はリザードの皮が脱落して再び人間に戻り、一旦は正気を取り戻すが、 ピーターはコナーズ博士の様子を見にオズボーン社へ行き、 リザード/コナーズ博士は、下水道の中に実験施設を作り、 ピーターはコナーズ博士の計画を阻止するため、スパイダーマンになって邪魔をするが、 ピーターはリザードに立ち向かうが傷つき、グウェンに諭される。 警察はリザードとスパイダーマンの双方を追い、オズボーン社に向かう。 ピーターは、グウェンをオズボーン社に向かわせ、DNAを元に戻す薬を作らせる。 しかし、スパイダーマンに子供を助けられた建設作業員が協力してクレーンを操作し、 ギリギリのところで薬は完成するが、リザードはDNA改造薬を仕込んだ爆破物をビルの屋上に仕掛ける。 スパイダーマンはギリギリのところで薬とDNA改造薬を入れ替えて、リザードはコナーズ博士に戻る。 ピーターは、ステーシー署長の死にぎわにもうグウェンに近づかないと約束させられ、 ** リブート物の場合、どうしても前のシリーズと比較されるのはやむを得ない。 どちらがいいかは好みの問題もあって何とも言えないが、前シリーズの方がヘタレ度は高かったように思う。 隣に住んでいる幼馴染みのメリー・ジェーン(MJ)は登場しない。 その時はこんな美人がいるのかと思うくらいきれいだったけど「T4」ではちょっとがっかりだった。 スパイダーマンの敵役は数多いが、リザードは前シリーズでは登場していない。 前シリーズと最も大きく違うのはウェブ・シューター。 尚、あの蜘蛛糸は時間がたつと分解してしまうらしい。 |
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スターシップ・トゥルーパーズ インベイション
「アップルシード」「エクスマキナ」の荒牧伸志監督が送るフルCGによる ** 世界観や昆虫型生物(バグ=bug=虫)の形状などは従来の物と酷似。 ジョニー・リコ、カルメン・イバネス、カール・ジェンキンスなど第1作に登場した人物が出てくる。 物語は、そのカールがカルメン率いるJAW(ジョン・A・ウォーデン)号を略奪、 小惑星にはアレジア号が救援に向かい、カルメンほか残存兵を救出して脱出、小惑星の基地を爆破するが、 アレジア号は地球への帰路中にジョニー・リコの命を受け転進、JAW号探索に向かう。 逃亡中に痕跡を消していたJAW号だが、司令部によって位置が推定されており、割と簡単に発見。
アレジア号はJAW号にドッキングして兵隊が乗り込む。
アレジア号の兵員によって機関の再起動が試みられる。
兵士たちはバグを攻撃するが多勢に無勢、一人また一人とやられていく。
JAW号はバグの親玉、女王アリのような女王バグによってコントロールされていた。
JAW号はウォーム・ホールを使って地球に向かい、ジョニー・リコのいる宇宙ステーションをかすめて、 直前でカルメンがコントロールを回復、市街地への激突は回避してJAW号は山中に墜落する。
ジョニー・リコらが救出に向かい、カルメンほかの残存兵を確保するが、救出艇はJAW号に破壊される。 JAW号はヒーローらが機関に仕掛けた最後の爆弾で大爆発、女王バグともども灰燼に帰して地球は救われる。 * エンドロール後、全滅したと思われたバグの生き残りが、地下道を逃げる姿が目撃された。 **
リアリティを追求しすぎて、かえってリアリティが失われた感があった。 肝心の兵士の区別がつきにくい。
パワード・スーツは皆同じなので戦闘中は区別がつかない。
動きはモーション・キャプチャーだろうがとても自然で、映像はものすごくリアル。
しかし、ストーリー性は薄く、ゲームソフトのムービーシーンをつなぎ合わせたようだ。 *
このシリーズは第1作がそこそこ売れたものの1億ドル超の製作費で興行的には失敗。 3作とも日本では劇場公開されているが、今作も劇場公開は日本だけかもしれない。 |
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リンカーン弁護士 マシュー・マコノヒー、ウィリアム・H・メイシー、ライアン・フィリップ、ジョシュ・ルーカス ** ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は、バツイチの辣腕弁護士。 今日も友人で保釈金保証業のバレンズエラ(ジョン・レギザモ)から金持ちの弁護を持ちかけられる。 顧問弁護士のドブス(ボブ・ガントン)もいるが、不動産専門で障害事件は苦手らしい。 ミックの元妻は検事のマギー・マクファーソン(マリッサ・トメイ)。 ルイスの話によれば、被害者とされるレジー・ガンポ(マルガリータ・レビエバ)は、 レジーの家に行ったルイスは家に入った途端、何者かに殴られて昏倒。 ミックの案件を調査する元警部の私立探偵、フランク・レビン(ウィリアム・H・メイシー)の フランクの調べたところ、レジーの証言によれば、ルイスはドアをけ破って家に侵入、 レジーは必死で棚にあったウィスキーの瓶を取ってルイスを殴りつけ、 ミックの見立てでは、ナンパバーでルイスの前にレジーと話をした男が怪しく、 ミックはレジーがプロの娼婦であることなどから、自分の筋書きを盾に 一方のルイスも無実を譲らず、裁判を早く始めたがり、ミックはさらに作戦を練る。 ミックはその強引な弁護手法などで刑事や検事から毛嫌いされていた。 ミントン検事がミックに見せた資料は囮だった。 ミックはさらに調べを進め、あることに気づく。 果たして受刑中のヘススはミックの示したルイスの写真に激しい怒りをぶつけるのだった。 ルイスは自分がマルチネスの事件の真犯人だとゲロするが、 翌日、ルイスが娘のサッカーを観戦している間にフランクが射殺される事件が起こる。 逆にフランク射殺の犯行に使われた銃はミックの所持している銃だったため、 ミックは裁判ではレジーがルイスをはめて多額の賠償金をせしめようとしていたとの展開で、 そして極めつけはルイスの母。 ミントン検事はすっかりミックの作戦にはまり、じわじわと追い詰められていく。 裁判でミックはコーリスを初めて見たふりをし、ルイスの過去の殺人事件の話をさせた上で、 偽証罪の当事者を承認にしたことは検察側の大失態、ルイスの裁判は嫌疑不十分で打ち切られる。 ルイスはすぐに釈放され、マギーの家に向かう。 ミックが自宅に戻るとそこにはルイスの母が来ていた。 ミックは軽傷で済み退院、ルイスは殺人罪でヘスス・マルチネスと入れ替わって入獄。 ** 原作者は実際にリンカーンを事務所代わりに使う弁護士に会って、設定を思いついたらしい。 保釈金保証(立替)業はアメリカ映画では良く出てくる設定だが、日本ではなじみがなく、 また、司法取引による刑の軽減や、懲罰的賠償金によって訴えた者に実害以上の大金が入る仕組みなど この映画はそんな司法制度の中で犯罪人と検察と弁護人との駆け引きを見せている。 この映画ではないが「我々には事件の真相はどうでもいい。 |
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