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この期間に鑑賞した映画の本数 | |
5月:6(6)本、6月:8(7)本、7月:6(4)本、8月:9(7)本、計:29(24)本 、邦画9本。 | カッコ内は試写会 |
今年の累計 | |
1−4月期:19(12)本、5−8月期:29(24)本、9−12月期:( )本、年計:48(36)本 | |
アイアンマン アメコミの実写化。 ロバート・ダウニーJr、グウィネス・パルトロー、テレンス・ハワード。 ** 冒頭はアフガニスタンの平原を走る装甲車。 トニー・スタークはアメリカの武器製造会社、スターク工業の社長。 しかし、爆破で心臓近くに爆弾の破片を残し、電磁石を胸部に埋め込んで命をつなぐ。 アメリカに戻ったスタークは、アフガンで自社の兵器がテロ組織に渡っているのを見て、 スタークは、アーク・リアクターとアーマーを改良して、新型のアーマーを開発する。 しかし、アフガンでテロ組織によって販売を中止したはずのジェリコが使用されたと聞き、 *** なかなかおもしろかったし、迫力満点。 スターク社長の有能な美人秘書に、グウィネス・パルトロウ。 ロバート・ダウニーJrは、ベン・スティラーの新作「Tropic
Thunder」で、
エンドクレジットの最後に、「Avengers」のヒントが出てくるが、「Avengers」はずっと先で、 |
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アルビン、歌うシマリス3兄弟
アメリカでは2007年12月に封切られ、2億ドルを突破したスーパーヒット映画。 ***
森に住む、シマリスの3兄弟は冬の準備中だったが、すみかのモミの木がツリーとして切られ、 一方、デーブ・セビル(ジェイソン・リー)は売れない作曲家、 その後いろいろあって、デーブはシマリスがアルビン、サイモン、セオドアの3兄弟で しかし、レコード会社社長のイアン(デビッド・クロス)には信じてもらえず、 何とかしようとシマリス3兄弟はイアン社長宅へ行き、歌を聞かせる。 *** 完全に子供向け。 デビッド・クロスは「カンフーパンダ」のマスター鶴の声。 全体にセピアっぽい感じがしたのはわざとか、映写機の「くせ」か。 |
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あぁ、結婚生活 クリス・クーパー、ピアーズ・ブロスナン、パトリシア・クラークソン、レイチェル・マクアダムス。 ** オープニング・タイトルは、1950〜1960年代を彷彿とさせる。 リチャード(ピアーズ・ブロスナン)が親友のハリー(クリス・クーパー)を語る形で物語が進行する。 ハリーは妻パット(パトリシア・クラークソン)と幸せな結婚生活をしているように見えた。 ケイは戦争未亡人、ハリーは、妻に嘘をついてケイとの逢瀬を重ねていた。 そんなある日、ケイとの密会の後に車に乗せた男の話から、
一方、リチャードはケイの美貌に魅せられ、ハリーに嫉妬し、何とかケイをものにできないかと画策する。 ある日の夜、ハリーの別荘に行ったところ、 二人は愛し合っており、パットはハリーと別れたいが、ハリーが離婚で自暴自棄になることを恐れていた。 ケイをものにしたいリチャードは離婚に反対する。 ハリーはそんなパットとリチャードの会話も知らず、着々と毒殺の準備を進める。 そして、いよいよ、毒殺を仕掛けたその後で、ケイからとんでもない話を聞かされるのだった。 ** 主要な登場人物が限られ、その相関も簡単なのでとても分かりやすい。 もう少しハラハラさせる展開でもよかったが、まああんなところでしょう。 笑いどころも多いが、馬鹿笑いではなく、クスクスとか、せいぜいアハハハぐらい。 結局は、自分が思うほど人は自分のことを大事に思っていないということか。 |
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三本木農業高校、馬術部 実話ベースの小説の映画化。 実在する青森県立三本木農業高校。 主人公であるタカラコスモスも実在するし、実際にタカラコスモスも映画に出演している。 松形弘樹、柳場敏郎、黒谷友香、原日出子、吹越満ほか。 ** 三本木農業高校、馬術部。
馬術部は顧問の古賀(柳場敏郎)、3年の帆乃夏(西原亜希)、同じ2年の陽子(森田彩華)、 毎年1年生は数名入部するが、練習のきつさからほとんどが辞めてしまう。 ある日、タカラコスモスを散歩に出し、連れて帰る途中、 それからは馬に対する接し方も変わってくる香苗だったが、 また、3年が引退(退部)した後の練習で、新キャプテンとなった賢治が無理をして、 しかし、タカラコスモスの出産を契機に、賢治は再び馬術部に戻り、
3年となった香苗は、タカラコスモスの子別れ(仔馬を獣医畜産大に預ける)などの経験を経て、 *** 多少の誇張はあっても、話の展開にウソはないだろうし、感動的な展開も本当でしょう。 映画中では、2年ほどの出来事ですが、撮影はほぼ1年かけて行われ、 その意味ではスタッフ、キャストとも大変な努力をして、感動的な作品を撮ろうとしたことは認めます。 が、 なにせ全体にトロイ。セリフもまどろっこしいし、タメがいちいち長すぎる。 全体に一本調子でメリハリがない。 ここは泣くところですよ、とみえみえなのが嫌だし、お父さんもステレオタイプすぎる。 途中に挟まれるショートエピソードもそれっきりで、たいしたフォローがないのに、 2時間を切ったの(1時間57分)は評価しますが、もう少し編集に工夫すればもっと良かった。 最後にキャッチコピーでは、盲目の馬とあるので、完全に目が見えないのかと思った。 |
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レス・ポールの伝説
1940年から50年代に一世を風靡し、数々のヒット曲を生み出した伝説のギタリスト。
超有名なエレキギター「ギブソン・レス・ポール」の生みの親で、
綴りは Les Paul だが、Les はフランス語ではなく、本名の Lester から来ている。 ** いきなり、どこかのライブハウス(ニューヨークの「イリジウム」というジャズクラブ)で、 彼に呼ばれて、観客の中からキース・リチャーズが出てくる。 本人の語りと昔の映像も使って、レス・ポールの歩みをドキュメントとして展開。 ** 良いんだけど、万人受けする映画ではなく、マニアックの極みと言った感じだ。 とするともっと多くの人に見てもらう方法は、DVDか、ペイ・パー・ビュー。 |
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ダークナイト
レイチェルは、ケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールに交代。 ** ストーリーは結構煩雑で大勢の人物が出てくるので、時系列を追って記述することは難しい。 冒頭のジョーカー登場のシーンだけを綴っておく。 ピエロのマスクをつけた5人の男が銀行に乗り込んでいく。 異常、狂気、常軌を逸したとしか言いようのないジョーカーの言動。 捕まっても、いたぶられるのを楽しんでいるかのようだ。
ホワイトナイト(白騎士)と呼ばれる熱血検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)ですら、 ** 予告のあのバイクがああして登場するとは思わなかった。 多くの悪役が出てくるのだが、何と言ってもジョーカーにとどめをさす。 なお、ハービー・デントは後の「トゥー・フェイス」であるが、
しかし、あまり敵キャラ総出演にこだわると、旧シリーズの「フォーエバー」や「Mr.フリーズの逆襲」など、
今作は、ビギンズと同じクリストファー・ノーランの脚本監督によるものだが(脚本は他の人物も参加) |
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イントゥ・ザ・ワイルド ショーン・ペン脚本・監督、エミール・ハーシュ、ウィリアム・ハート、ビンス・ボーン。 ** クリス(クリストファー・マッキャンドレス、エミール・ハーシュ)は、大学を卒業すると間もなく、 両親(ウィリアム・ハート、マルシア・ゲイ・ハーデン)はクリスの計略にはまって、 その間、クリスは必ずしも一直線でアラスカに向かったわけではないが、 働くのは金に執着があるからではなく、日々の食べ物とアラスカで暮らす物資を買うため。 クリスは2年の放浪の末、ついにアラスカの荒野に着く。 ここでまさに、ワイルドな生活をするクリスだったが、何週間かして手持ちの食料も尽き、 クリスは植物図鑑を頼りに食用草で飢えをしのぐ。 やせ細っていくクリス。 そしてついに最後の時を迎える。 ** 実話を元に作られている。 ジプシーの奥さん(キャスリーン・キーナー)はどこかで見たと思ったら |
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おくりびと 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、吉行和子、笹野高史 ** 冒頭は、地吹雪の中、車で移動する本木雅弘と山崎努。 2人は納棺師、この日も死者に死に装束を着せ、死に化粧をする。 話は何カ月か遡る。 大切なチェロも売り払い、妻でウェブデザイナーの美香(広末涼子)とともに、空き家だった実家で暮らす。 とりあえずの職探し「旅のお手伝い」とのうたい文句にNKエージェンシーを訪ねるが、 採用にはなるものの、美香には冠婚葬祭業と言葉を濁し、納棺師のアシスタントになる。 孤独死で腐乱状態にある死体の処理をしたり、「納棺の儀」のモデルをしたり、 しかし、妻は大悟の気持ちを理解せず、実家に帰ってしまう。 死者の尊厳を守り、遺族にも安らぎを与え、死出の旅路を演出する納棺師。 人の死で食っている、もっとましな仕事をしろなどと罵る人々も、 そんな日、美香が帰ってくる。 そこへかかってくる電話、銭湯を切り盛りしている幼馴染の友達の母(吉行和子)が死んだのだ。 そして、ある日、漁村からの電話。 ** 真面目に「死」と向き合った良作。 さまざまな死があり、さまざまな別れがある。 もちろん笑いもあるのだが、受け狙いでなく、好感が持てる。 本木雅弘の演技は秀逸、山崎努との掛け合いもとてもいい。
NKエージェンシーの事務員に余貴美子、同級生の母で銭湯をやっている吉行和子、息子に杉本哲太、 実際に身内が死んだ人であれば、この納棺師的な仕事があることは知っていようが、 当初、原作者との行き違いがあったそうだが、 第32回日本アカデミー賞作品賞等10部門を受賞、 |
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崖の上のポニョ
宮崎駿脚本・監督、スタジオ・ジブリ作品。 ** 不思議な潜水艇に住むフジモト(所ジョージ)、多くの魚の中から、一匹の人魚の子が逃げ出す。 崖の上の一軒家に住む宗介(土井洋輝)は、人魚を見つけガラス瓶から出し、 ポニョは実は「ブリュンヒルデ」というフジモトのこどもで、魔法の力を持っていた。 ところが、逃げる時に破った潜水艇の防護膜から海水が入り込み、 荒れた海の上を宗介のもとへ向かうポニョ。 ** うーん。 少なくとも、全編をもう一度見たいとは思わなかった。 無線や船、古代魚などの無駄に詳しい部分はファンタジー性を損なっている気がします。 ストーリーは単純で、深読みすればできないこともありませんが、 長嶋一茂の声にはいろいろ批判があるようですが、すべてカットしても大して変わらない気もします。 多くの子供たちが来ていましたが、子どもたちの歓声は聞こえず、みんないい子で見ていました。 |
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パコと魔法の絵本
役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、劇団ひとり、山内圭哉、 ** 物語は阿部サダヲ扮する老人が、加瀬亮扮する若者の屋敷を訪ねてくるところから始まる。 あれは何年前のことだったか、とある病院での出来事。 そこには、芝居好きの医者、浅野(上川達也)の元、 患者もみんなから嫌われているわがままなクソジジイ大貫(役所広司)、 大貫は立身出世伝の人、体調を崩して入院してはいるが引退する気はさらさらなく、 ある日、大貫はいつものいじわる心から、パコの絵本を読んでやる。 あれは7歳の誕生日、パコは両親とドライブに出て事故に遭い、車ごと水に落ち両親は死亡、 次の日、大貫は再びパコに会う。 かわいそうなパコに何かしてやれることはないか。
ほとんどが反対する中、最後の夏をパコのために、パコの記憶の中に生きていたいと熱弁する大貫。 楽しい夏の夜も過ぎ去り、命の尽きる時がやってきた。 ** 後藤ひろひと原作の舞台「MIDSUMMER
CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」の映画化。 役所広司もすごいが、小池栄子と妻夫木聡は知ってないと本人かどうかの識別が不可能なくらい。 このほか、木村カエラも出るし、彦摩呂がちらっと出てたり、とにかくやりたい放題の映画。 |
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カンフー・ダンク ジェイ・チョウ(周杰倫)、チェン・ボーリン(陳柏霖)、バロン・チェン(陳楚河)、シャーリン・チョイ(蔡卓妍) その他、香港映画でよく見る方々が出演。 ** 捨て子でカンフー学校に預けられたファン・シージエ(周杰倫)。
公園で抜群のコントロールを見染めたリー(エリック・ツァン=曾志偉)に金もうけをしようと持ちかけられ、 それがばれて、学校を退学になり、リーのお膳立てで親を探す天才バスケット少年の触れ込みで、第一大学に編入。 チームワークを重んじる先輩と技術を鼻にかける天才プレーヤーの軋轢があって、 チームのマネジャーでキャプテンの妹のリリー(蔡卓妍)にもちょっかいを出しながら。
大学選手権でチームは順当に勝ち進み、ついに決勝は昨年と同じ組合せ、相手は「火球隊」と言う乱暴者集団。 第一大学は序盤から劣勢、火球隊の見えないところでの反則技にケガ人続出。 実は、第一大学に賭けていたビーのライバルのバーのオーナーのやくざが停電を仕組んだのだ。 ** ストーリーはいまいちだけど、面白いかった。 笑うところはいっぱいありましたが、これも吹き替えの効果でしょうか、せりふで十分笑えます。 周杰倫、もっと小さいと思ってたし、「王妃の紋章」のときは、全くかっこいいと思えなかったけどな。 |
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インクレディブル・ハルク アメコミ「超人ハルク」の映画化。2003年の「ハルク」の続編と言うよりは、リメイク。 エドワード・ノートン、リブ・タイラー、ウィリアム・ハート。 ***
ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、自分が被験体として実験の最中に異常な放射能を受けて、 しばらくして後、身分を隠して南米、リオの清涼飲料水工場で働いていたバナーは、 バナーを麻酔で眠らせて確保するための部隊がリオに急行。 麻酔銃は勿論、弾丸さえもはじき返す硬い皮膚。
バナーは自身の変質、変貌、変化を直すため、ひそかに生物学者のブルー(仮名)と連絡していた。 ベティとも再会を果たすが、彼女には新しい恋人がいた。 はたして、ハルクへの変身は直すことができるのだろうか。 *** 全体にストーリーよりはアクション重視。 バナーが怒りを抑える術を習うインストラクターにグレーシー柔術のヒクソン・グレーシーが出ている。 心拍数が上がるとハルク化するので、走ったり、怒ったりも制御する必要があるが、
ハルクのパワーで超人兵士を作ろうとしていたロス将軍は、プロジェクトの中止で失意の中にいた。 |
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スピードレーサー *** ウォシャウスキー兄弟が「マッハGoGoGo」を(そのままではないにしても)驚異の映像技術で実写化。 ***
スピード・レーサーは主人公の名前、スピードが名でレーサーが姓、演じるはエミール・ハーシュ。 *** 子供の頃のスピード(ニコラス・エリア)は、自動車レースで頭が一杯。 しかし、ある日レックスは家を出て、ヒール・レーサーとなり、挙句、山岳ラリーで事故死してしまう。
大きくなったスピードはサーキットレースで優勝し、自動車メーカーのロイヤルトンがスポンサー契約を申し出る。
ロイヤルトンは、どうせレースは全部八百長だ、とうそぶき、スピードをつぶそうとする。
テジョーは八百長組織から抜けるため、警察に協力してロイヤルトンの悪事を暴くことになった。 ロイヤルトンの一味もスピードをつぶそうと汚い手を仕掛けてくる。 ***
このあともまだ展開があって、2時間15分、目まぐるしくカラフルなシーンが繰り広げられる。 ロイヤルトンの工場は「東京」なのかな。 |
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*** 第1作(1997年、日本公開は1998年)から11年。 キャスパー・バン・ディーン、スティーブン・ホーガン、ボリス・コドジョー、ジョリーン・ブラロック。 ** 連邦軍とバグ(昆虫型宇宙人)の戦いは、第1作からずっと続いていてもう11年になる。 連邦政府は軍隊への入隊を勧める宣伝放送を流している。
さて、植民惑星の一つ、ロク・サンでも激しい戦闘が続いていた。 そこへ、アノーキ総司令官(セリフでは、Sky
Marshal = 空軍元帥、スティーブン・ホーガン)が視察にやってくる。 主要な登場人物が揃ったところで、トラブルが巻き起こる。
バグが高電圧バリアを破って基地に侵入、連合軍は劣勢を強いられる。 連合軍はロク・サンの戦いに敗れ、リコ大佐はハウザー将軍に反抗したため、反逆罪で逮捕される。 一方で、OM−1からの救助信号は無視される。 ハウザー将軍は、リコ大佐を助け、わずか7人で総司令救出に向かわせる。 ローラは6名をリードしてOM−1からの脱出を目論みながらも、総司令の行動に違和感を覚える。
果たして、ローラと総司令らは、バグの攻撃を回避して無事に脱出できるだろうか。 ***
アメリカ映画としては、滅多にない、日本公開が全米公開より早い映画。
「スターシップ・トゥルーパーズ2」は全米公開はされなかったらしい。
従って、この映画が「スターシップ・トゥルーパーズ」のストーリー上の続編になる。
何度も挿入される連邦政府の宣伝放送は軍隊万歳ではなく、明らかに皮肉をこめているし、 |
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インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 *** インディ・ジョーンズ最新作。 もし、前作を復習するのであれば、第1作「レイダース/失われたアーク」をお勧めする。 ** 1957年、ネバダ州の軍施設。 スパルコ大佐は「そのある物」を持ち去り、インディも危うく難を逃れるが、KGBのスパイを疑われる。 当時は「赤狩り」まっただ中、大学を追われたインディは、 インディはハロルドからの暗号メモを解いて、ナスカへ向かう。 その後も息をつかせない展開が続く、、、。 ***
マリオン・レーベンウッド(カレン・アレン)は「レイダース/失われたアーク」に出ていたマリオンと同一人物。
インディの父、ヘンリー(ショーン・コネリー)とマーカス・ブロディ(デンホルム・エリオット)は、死んだことに。
インディアナ・ジョーンズが、ヘンリー・ジョーンズJrであることは、3「最後の聖戦」で明かされるが、
「5」があるのか、ないのか、インディアナ、つまりヘンリーは、ハリソン・フォードがやるのか。 ***
ここで出てくる「クリスタルスカル」は伝説のオーパーツたる水晶どくろと整合性を取っている部分もあるが、 むしろ「エリア51」「ロズウェル事件」と言ったほうがぴったりくるか。 |
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近距離恋愛 *** 原題は「Made of
Honor」(直訳すれば、名誉でできている)だが、 パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン。 ** 1998年、ある大学の寮祭。
ビル・クリントンのマスクをかぶった男(パトリック・デンプシー)が、女子学生の部屋に忍び込む。
ベッドで寝ていたのは、件のモニカではなく、ルームメイトのハンナ(ミシェル・モナハン)で、 10年後、トムは何をやっている人物かははっきりしない。 一方のハンナはメトロポリタン美術館の絵画修復師で、二人はあっけらかんに何でも話し合う中になっている。
ある日、ハンナは美術館の仕事でスコットランドに6週間の出張に出ることになり、
電話も通じなかったり行き違いが多く、トムの中でハンナの存在が日に日に大きくなり、
やがて、ハンナは帰国するが、なんと婚約者コリン(ケビン・マクウッド、本当にスコットランド人)を連れ帰り、
彼のほかのブライド・メイドは、トムの友達でもあるステファニー(ホイットニー・カミングス)、
コリンの弱点を探ろうとするトムだが、スポーツ万能、「なに」はでかいし、
結婚式はスコットランドで行われるが、ハンナはそのままスコットランドに住むと言う。 *** 観終わった直後は、普通のラブコメ。 イギリス(スコットランド)とアメリカの風習や文化の違いをうまく表現してますしね。 しかし改めて、トムと言う人物を考えてみると実はとんでもない男です。 学生時代には毎年新入女子学生の半分を「食っちゃう」とか、 そして、それを自慢げにハンナに報告するんですよ。
挙句、ハンナの妹まで食っちゃって振っちゃうんですから大した玉です。
トムの親父も6回も7回も結婚して、結婚前契約で週何回セックスするとか決めたりしてるし、
行ってみれば根っからのスケベで、女をセックス相手としか見てないんですよ。
良いのは遊んで暮らしてもちっとも困らない金持ちだ、くらいかな。 ハンナもハンナですね。 * (注)メイド・オブ・オナー(Maid of Honor、名誉の侍女、女官)
アメリカの結婚式では(いろいろ由来があるようだが)花嫁の介添え人=プライドメイド=Bridesmaid を、 |
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カンフー・パンダ
***
声優は、ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、 **
山深い「平和の谷」、ウーグウェイ老亀仙人(ほんとの亀、声:ランドール・ダック・キム)が、
誰もがシーフー老師(アライグマ?、声:ダスティン・ホフマン)の弟子でカンフーの達人たち、
大会を一目見ようと巨体を引きずるように階段を上ってきたラーメン屋のポー(パンダ、声:ジャック・ブラック)は、 大食いで(料理はうまい)しまりのないパンダに「竜の戦士」などなれっこないと引き気味のシーフー老子。
かつて老師の弟子で、暴れて追放になったタイ・ラン(豹?、声:イアン・マクシェーン)が監獄を破った。 シーフー老師もウーグウェイ仙人の指名は覆せず、タイ・ランに立ち向かうべくポーを鍛えることになる。
果たして、ポーは期待に応えてカンフーの達人になれるだろうか、 *** 冒頭は2Dの粗いシーンが続き、あれ?と思わせるが、夢落ちだった。 亀仙人のセリフはなかなか深い。 最も気に入ったセリフを一つだけ紹介してこう。 「Yesterday is history, tomorrow is a mystery, but today is a gift. That is why it is called the present.」 |
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庭から昇った
ロケット雲 *** 原題は、「The Astronaut
Farmer」ファーマーは農夫だが、主人公の名前でもある。 ** チャールズ・ファーマーは、かつて空軍で宇宙飛行士を目指していたが、 彼が作ろうとしているのは、マーキュリーと呼ばれたアメリカ最初の有人ロケットのシリーズ。
ご承知のように、マーキュリーは大陸間弾道弾の核弾頭の代わりに一人乗りの宇宙船をつけたようなもので、
彼を支えるのは、妻のオーディ(バージニア・マドセン)、息子のシェパード(マックス・シエリオット)、
みんながお互いに知っているような田舎町で、彼はちょっと変わっているとは思われているものの、 いよいよロケットも完成間近で、ファーマーはロケット燃料を大量に買い入れることにした。
しかし、そのための資金がない、銀行からは追加融資どころか、借入金の返済を求められる始末。 ファーマーは、FAA(連邦航空局)にも申請しており、違法ではないと引き下がらない。 マスコミも大挙してやってきて、軍もFBIも強硬手段には出られないが、マスコミの扱いは冷ややかだ。 そんな中、借金返済期日が迫っていることを知ったオーディは怒り狂い、 ** もう少し違う映画を想像していましたが、まともな映画でした。
息子のマックス・シエリオットは「ジャンパー」でヘイデン・クリステンセンの子ども時代、 |
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ザ・マジックアワー ***
ありそうでないヨーロッパ調の小さな街を舞台に繰り広げられるヤクザの抗争と、 こんなところに、こんな人が、と言うキャスティングと、小ネタでも笑わせてくれる。 ** 街角のホテル(ミナトホテル)の玄関前。
ホテルの2階では、下着姿の女(役名:高千穂マリ、深津絵里)がたたずむ。 男のひとり黒川(寺島進)は、備後に銃をぶっぱなす。
備後は、咄嗟にさっき聞いた名前を使って「デラ富樫がいればなあ」とつぶやく。
口から出まかせで言い逃れた備後は5日以内にデラ富樫を連れてくる約束をするが、 果たして、備後の作戦はうまくいくのだろうか。 **
劇中劇、撮影シーンなどで、中井喜一、天海祐希、唐沢寿明、鈴木京香、谷原章介、寺脇博文、堀部圭亮などが出演。 おもしろかった。 ただ一点だけ難を言わせてもらえば、このところの邦画はそういう傾向が強いのだが、 長い。 最後は、あれはあれで、成功しているとは思うが、 |
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ホット・ファズ −俺たちスーパー・ポリスメン!− *** 本家イギリスでは2007/2公開。 キャッチコピーは、究極のおバカ映画だが、そんなおバカな映画ではない。 「FUZZ」は警官の俗語 **
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のショーン役で脚本家のサイモン・ペグと、
サイモン・ペグとコンビを組むのは、これまた「ショーン・オブ・ザ・デッド」のニック・フロスト、
ニック・フロストの父で、サンドフォード警察署長役のジム・ブロードベントは スーパーの店長、サイモン・スキナーを演じるのは4代目ジェームス・ボンドのティモシー・ダルトン。 ロンドン市警の幹部を演じるマーチン・フリーマンは「銀河ヒッチハイクガイド」の主人公、アーサー・デント。 さらに、その上司を演じるビル・ナイは、「パイレーツ・オブ・カリビアン2」「同3」のディビー・ジョーンズで、
サンドフォード警察署でいやな同僚を演じる、パディ・コンシダインは、
何を言っているかよく分からない武器を山ほど持っている農夫のデビッド・ブラッドリーは、 などなど、主役、準主役級、あるいはキーパーソンとなる役をこなす俳優がわんさか出ている。 **
のどかなはずの田舎町、サンドフォードでは、パブに未成年が入り浸り、
しかし、驚いたことに飲酒運転で逮捕したはずの男、ダニー(ニック・フロスト)は、
事件なんかないさ、とのんびりした署員を尻目に、違反摘発に余念のないニコラス。 果たして真相は、、、、。 ** コメディだが、終始大笑いと言うわけでもなく適度にシリアス。 テンポの切り替えがとても面白いし、最後は怪獣映画に対するオマージュシーンも登場する。 |
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花はどこへいった ベトナム戦争当時、大量にまかれた枯葉剤のその後を追ったドキュメンタリー。 2008年6月14日(土)〜7月4日(金)岩波ホールにて3週間限定特別上映/全国順次公開
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ミラクル7号 チャウ・シンチーのビンボーSFコメディ。 ** ティー(チャウ・シンチー)はかみさんに先立たれ、建設現場で働く。
しかし、2人は食べるのに精いっぱいで必要なものはゴミ捨て場から拾ってくるような超ビンボー。
ある日、ディッキーは、嫌味な金持ち同級生が自慢するロボット犬、ミラクル1号(長江1号)が欲しくなり、 その夜、新しい運動靴を拾いにゴミ捨て場に行ったティーは、 ディッキーは、それで遊ぶうち、スイッチを入れてしまったらしく、 ドラえもんの道具を持ったスーパーロボットと勝手に思い込んだディッキーは、 少なくともミラクルを起こす道具を出すわけではないミラクル7号に、 しかし、ミラクル7号はとてつもないパワーを秘めていた。 ** 笑いあり、涙あり、ちょっと無理あり。 ミラクル7号がかわいい。 残念なことに中国語が全く分からないので、字幕を追うしかなく、 |
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Juno/ジュノ
エレン・ペイジがその演技を大絶賛され、アカデミー主演女優賞最年少ノミネートとなり、 *** ジュノ(エレン・ペイジ)は、16歳、ちょっと変わった女子高生。
ブリーカーに告白(暗い感じでなく「どうしてくれんのさ」みたいな感じで)、きみの望むようにと言われ、
父マック(J.K.シモンズ)継母ブレン(アリソン・ジャニー)は、妊娠に驚くが怒りもせず、
相手は高級住宅街に住むブレンダ(ジェニファー・ガーナー)とマーク(ジェイソン・ベイトマン)。 やがて季節が過ぎ、ジュノの出産まであと2か月となったある日、予想もしなかった事態が起こる。 果たしてジュノとその子の運命は、、、。 ***
こういったテーマの場合、じめじめしがちな日本と違って、軽いわけではないがドロドロではない。 おじさんにはもちろん、大人の女性向けの映画ではありませんし、恋に恋する女性向けでもない。 たぶんターゲットはジュノと同じ年ごろ。 彼女らの年代にとっては深刻で真面目な映画なのかもしれません。 でも、結局、最後は「There is nowhere like home」 おやじのJ.K.シモンズは「スパイダーマン」の編集長。 ジェニファー・ガーナーの異常なまでに子供をほしがる演技が見事。 |
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クライマーズ・ハイ
堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努、遠藤憲一、田口トモロヲ。 2時間20分と長い映画ながら、ダレは感じなかった。
ただし、冒頭の川遊びと空港のシーンは冗長。
それに方言のせいなのか、川の流れの音のせいなのか、
途中もセリフが理解できないシーンが多々あり、困った。 |
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フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石 マシュー・マコノヒー、ケイト・ハドソン、ドナルド・サザーランド。 ***
トレジャー・ハンターのベンジャミン・フィネガン(=フィン、マシュー・マコノヒー)は、
しかし、船を沈めてしまい、探査のために地元のボス、ビッグ・バニーから借りた6万ドルを返せなくなり、
一方、フィンの妻で学者肌のテス(ケイト・ハドソン)は、フィンと一緒に宝探しをしていたが、 危うく難を逃れたフィンは離婚で一文無しになり、ハニーカットに取り入って宝探しを続けようとする。
ハニーカットは、テスとフィンの過去の文献からの推論に興味を持ち、 急いで目的の場所にいくが、そこには同じトレジャー・ハンターのモー(レイ・ウィンストーン)が来ていた。 フィンは、沈船の残骸は見つけたものの宝には程遠い。 探していたところには宝はないと考えたテスとフィンは、新たな手掛かりを求めて、島を探すのだった。 果たして、ヒントは見つかるか、そしてその謎解きは、そして果たして宝は見つかるのだろうか。 ***
非常にざっくり言うと「海洋版ナショナル・トレジャー」 もう少し、シリアスな映画と思っていましたが、アクション・アドベンチャー・コメディ。 |
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ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛 C.S.ルイス原作の「ナルニア国物語」全7巻の第2章。 前作「第1章 ライオンと魔女」からこっちの世界では1年後、ナルニア国では1300年後の物語。 主役の4人は同じ、アスランの声、リーアム・ニーソン、白い魔女、ティルダ・スウィントン。
カスピアン王子(カスピアン10世)には、ペン・バーンズ。 テルマール王国では、カスピアン9世の亡きあと、空位が続いていた。
カスピアン王子の叔父であるラミースに男児が生まれると、ラミースは王位を狙って、
ラミースの悪だくみを知ったコルネリウス博士は、王子を森へ逃がす。 *
舞台は変わって戦時下(?)のロンドン、もう疎開から帰ったのだろうか、 電車が入ってくるとともに周りが一変して、4人はナルニア国の海岸にワープする。
でっかい岩のある桂浜の様な海岸で、4人は崖の上に廃墟を発見する。
4人は様子を探るうち、追手に捕まった小人のトランプキン(ピーター・ディンクレージ)を助け、
一方のカスピアン王子は、森の民に助けられ、ナルニアの復活を約束しテルマール王国と戦うことを決意する。 そして、ペペンシー4兄弟と遭遇し、かつての王、女王である4兄弟とともにテルマールに立ち向かうのだった。
しかし、話はそううまくいかず、紆余曲折があって、 どうするカスピアン、どうするピーター、どうするスーザン、そしてエドマンド、ルーシー、、、、、
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物語上は1年だが、実際には2年経っているので、下の2人はずいぶんと感じが変わった。 次回作は、2010年の公開が予定されているが、それ以降は興行成績次第と言うことらしい。
ちなみに原作の邦題とその年代は次の通り。 |
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ぐるりのこと
リリー・フランキー、木村多江、江本明、倍賞美津子、寺島進、寺田農、八嶋智人、木村祐一、温水洋一、斎藤洋介。
1993年から2001年にわたる、リリ・フランキーと木村多江夫妻とその周辺のヒューマンドラマ。
ある日、カナオは先輩(木村祐一)に、自分の代わりに法廷画家にならないかと誘われる。 |
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時任三郎、工藤夕貴、西島英俊、犬塚弘、宇崎竜童、小清水一輝。 *** 昭和55年、佐賀県唐津市呼子町、のどかな漁師町。 それから4年、人々は殺人事件を忘れかけていた。 ツヨシの担任、洋子(吹石一恵)は新聞記者の兄、利夫(西島英俊)にツヨシを心配していることを告げる。
俊夫は、ツヨシが父の指名手配写真が交番に貼られるのを待っていたことを知り、記事にする。
そんなころ、佐賀で日雇いをしながらその暮していた修治はひょんなことから看護婦の聡美(高橋ひとみ)と出会う。 利夫の動きを怪しいと睨んだ定年間近の刑事、安藤(宇崎竜童)は、そこから修治への手掛かりを探ろうとする。 果たして、この不幸な一家に春はやってくるのでしょうか。 *** 結論、何もかも中途半端。
だれが物語の中心なのかはっきりしないし、それぞれの葛藤もよくも見えない。 子供もよく描ききれてない。
先生ももったいないと言うか中途半端だし、利夫と洋子の関係も(兄妹だけど)中途半端。 最も気になったのは新聞記者。 結局人々の心根が交錯することもなく、ぶつかり合うこともなく淡々と進んでいく。 これなら、2時間ドラマで良いんじゃないの。 演出は細かいけど、それ以外の部分に凝るべきところがあるでしょって感じでした。 |
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マンデラの名もなき看守
ネルソン・マンデラが収監されていた27年間の大半をほぼ専属の看守として過ごした *** アパルトヘイト(人種隔離政策)が当然のように行われていた頃の南アフリカ。 わずか4百万人ほどの白人が、2千数100万人の黒人を差別し、基本的人権を与えないなどの差別を行っていた。
ANC(アフリカ民族会議)の副議長、ネルソン・マンデラは、1962年に逮捕され、1964年終身刑となり、 1968年、刑務所の看守としてロベン島に配属されたジェームズ・グレゴリー軍曹(ジョセフ・ファインズ)一家。
ネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)を共産主義テロリストと信じて疑わないジェームズ・グレゴリーだったが、 会話や手紙の内容を情報機関に密告するジェームス。 マンデラの行動には反発しながらも、彼との会話から、 ある時、ジェームズはマンデラに便宜を図ったことがばれ、刑務所長が首になり、 辞職覚悟の申し出により、ケープタウンの刑務所に移ることになるが、
国際社会からの非難により徐々に南アフリカ政府のマンデラに対する扱いもマシなものとなっていくが、 ここまで、20年以上もマンデラとともに生きたと言っても過言ではないジェームズ・グレゴリーは、 *** 淡々と事実を描いた作品。 ジェームズ・グレゴリーは、幼少のころ近くに住む黒人の子供と遊び、コサ語を覚え、棒術に興じた。
引っ越しで別れる際、その少年からもらった(たぶん兎の)尾のお守りを、大人になるまで大事に持っていて、 妻、グロリア(ダイアン・クルーガー)はアパルトヘイト政策の(教育宣伝)に晒され、 *** ネルソン・マンデラはご承知の通り、南アフリカ最初の黒人大統領であり、ノーベル平和賞受賞者でもある。 釈放されて後、政治的にも活躍するわけだが、この映画はその華々しい時代ではなく、
物語はジェームズ・グレゴリーの目を通したマンデラを描くと言うよりはグレゴリー自身を描いている。 物語は深いですが、映画の出来としては絶賛するほどのものではなかったです。 |
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